2012年      


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  9月の2

 28日【皿ヶ嶺】
 昨日、昼から登った皿ヶ嶺でツキヨタケがいっぱい出来ている木を見つけた。一週間前にはまだ生えてなかったのだ。これは撮影しないとと、夕方から夜にかけて行く事にした。

15:25 出発 15:39 急登コース分岐 のっこし 15:52
 風穴を15時25分に出発。直登コースから下りて来る数人の声が聞こえる。通常コースをゆっくり登り、15分ほどの所にある分岐から直登コースに入る。のっこしの斜光線が夕暮れが近い事を感じさせる。

引地山分岐 びっしり生えたツキヨタケ 17:37
 そして、昨日見つけておいたツキヨタケが生えているブナの枯木の所に着く。暗くなったら三脚やバルブ撮影の用意が出来ないので位置を決めてセットする。ただ心配なのは、二日後が満月で明るいと言う事だ。昨夜も家の外に出て、明るさを確認した。おっちゃんは、山の影に隠れるから大丈夫と言うが・・・。

 日没までのドラマは素晴らしい。木の葉越しに見える瀬戸内海が夕焼けで赤く染まるのを写そうとおっちゃんは待っている。手持ちのコンデジだから写らないんだけどね。説明書は読まない、三脚は使わない、いつも同じ写し方で写らない写らないと言っている。それならこうすればとかの研究が足りない。

夕陽が射しこんできた  バルタン星人
 太陽が沈む少し前に、森に射しこんできた光が一瞬赤くなりブナの木を照らす。鳥達も帰って来た。ザワザワザワと木々が揺れ、その後は刻々と暗くなり、夕焼け小焼けの刻が終わると松山市、東温市の街の灯りが点々と輝き出す。西の空が暗くなってきたのでバルブ撮影を始める。少しして、いちだんと暗くなったので今までのは明るすぎたかもと、バルブ撮影を止める。それから、もう一度セットするも月が上がって来た。カメラを二機持ってきていたので、一機は切り、もう一機はもう少し長くと思っていたのに警告の赤ランプが点滅し切れている。大分前から点滅していたのが おっちゃんの場所からは見えていたらしいのだが、そういう機種かと思ったそうだ。(*_*;

 もう一ヶ所に場所を変える。そこは昇った月の光が、ブナの木に当たっているので、駄目だろう。月が雲から出ると黒袋を被せたりしながら見ていると、何かが落ちてきて、小動物がツキヨタケを食べているのが見えた。毒キノコでも食べるのね。リスか、夜行性だからモモンガなのか。暗くても写せるカメラならいいのにな〜。

 おっちゃんが、ベンチの所で月を写してくるとベンチの所へ行く。そして、枯木と月を写したらしい写真だが、怪しさは出てるか。

  23:0 車に戻る
 こんな事が出来るのも、熊はいないし、足繁く通っている皿ヶ嶺ならでは。23時に風穴の車に戻り帰路についた。思った通りの写真を撮るのは対象物を見つけ、天気、太陽、月 どれをとってもぴったりと来ないと難しいな〜、だから面白いと言えるかもしれない。


 27日【皿ヶ嶺】
 今日もおっちゃんは朝から忙しい。夕方の用事はないと言う事なので、お昼を食べてから皿ヶ嶺に行く事になった。

我が家のきのこ 13:58 風穴出発 オオバショウマ? ツルニンジン
 山でなくても家の裏にもキノコが生えている。平日だが、水の元にも風穴にもたくさん車が停まっている。今から出掛ける人はいない。13時58分に出発。直登コースから登り始める。

トリカブト 14:17 分岐 14:25 のっこし
 オオバショウマ(おいわさんのhpで名前を知る)、ツルニンジン、トリカブト等の秋の花が咲いている。のっこしで少し休む。

尾根道 14:51 頂上への分岐 15:6 竜神平 リンドウ
 目的のキノコを探しながら尾根道を行く。頂上への分岐を頂上方面に行くつもりだったが、竜神平への登山道脇のブナも見ておこうと止めて竜神平方面に向かう。15時6分に竜神平に到着。ベンチでコーヒーを沸かしていると、単独男性が空荷で登ってきて「2ヶ月前に来た時黄色い花がたくさん咲いていましたが」と言うので、「ハンカイソウですね。もう終わっていますがこの道を行くと秋の花は咲いていますよ」と答える。そのうちに帰ってきて「リンドウやヤマラッキョウは咲いていました。黄色いのは何ですか?」と聞かれてので「アキノキリンソウです」と答える。ありがとうございましたと帰っていかれた。

 歌うような声が聞こえてきて、ご夫婦が登ってきて、竜神平周回コースを行かれた。

ヤマラッキョウ ブナについたキノコ いつもの枯木
 コーヒーを飲んだ後、waiwai隊も周回コースを行く。ご夫婦はベンチで休んでいた。ブナ林のキノコを写そうとして、またカメラがエラーになってしまった。せっかくの被写体だったんだけどね。帰って説明書を見たら“フイルムが正しく送られていません”とのエラーだったので、まだ半分しか使ってなかったが巻き戻したら治った。長い間使ってなかったからか・・・。機械物は長い間使わなかったらすぐ壊れる。この間もビデオが壊れた。人間の身体もそうかもしれない。16時46分に風穴に下山した。



 20日〜21日【皿ヶ嶺】
 京都からひよこさん夫妻が久し振りにやってきた。19日(水)の午後に到着し、陣が森までロケハンに出掛けた。登りは登山道、下りは無線中継所の取り付け道路を下りた。途中のススキが綺麗だったので2人は撮影に余念がない。熱心に写され、夕景まで写す事になった。

20日(木)
 2人の目的は去年10月31日〜11月1日に竜神平の愛大小屋に泊った時に写した朝の靄とススキの露を再度撮りたいとの事で、今回も一泊撮影行を計画した。

上林・河之内線林道 開設記念広場  10:38 畑野川登山口 10:56 スギヒラタケ
 明日はどのコースで下りてくるか未定なので、上林・河之内林道記念広場に車を停める。皿ヶ嶺にも沢があるのよと、畑野川コースから登る。

  
 早速、苔の沢で三脚を出す。40分の撮影タイムだ。おっちゃんは退屈しのぎにドングリや木の実を写している。

竜神平到着 12:25 アキノキリンソウ 水場 ヤマラッキョウ
 12時25分に竜神平到着。ベンチで休んでいる人としばし歓談。「今夜、愛大小屋に一泊させていただきます」と言うと、「寒くないかい」とか、「今はヘビは入らないよ」とか声をかけて頂く。ひよこさん達曰く、「皿ヶ嶺で会う人はみんな暖かいね」。

 クモ 夕焼け 18:14
 荷物を置いてから、周回コースを歩いて少し写す。鳥を見ている人やいろいろな人が行き交う。空はどんよりとしているので夕景は望めないだろうと、愛大小屋で夕食をとっていて、ふと西の窓を見ると良い色に焼けている。カメラを出す前に褪めてしまうだろうと見ているだけにした。朝だと、宿泊費を入れ忘れるといけないので4人分2000円を入れる。焼酎のお湯割りを飲み、あとは眠るだけだ。

21日(金)
 家と違って、やはりなかなか寝付かれないものだ。外で何かコツ、コツ、コツ・・・と音がして、その音がだんだん遠ざかり、また近づいてきて何も音がしなくなった。朝、おっちゃんに聞くと、おっちゃんも聞いたとの事。何かタヌキかなにか動物だったのかな? ひよこさん夫婦は聞かなかったそうなので眠っていたのだろう。

6:8 竜神  
 4時30分頃に起きて外を見るが霧に覆われてスッキリしない。あと30分寝ようとするがもう眠れないので起きて朝ごはんとする。食事をおえてそれぞれの撮影場所に行く事にする。私は愛大小屋から頂上方面のブナを撮ろうと決め、三脚を立てたとたんに霧が晴れてしまった。(*_*; 何枚か写し竜神平に下りると、太陽が出ているじゃ〜ないの〜。

6:21 6:35 おっちゃんだけ下山 
 それから準備をしても時既に遅し、雲に遮られ、次に太陽が出た時にはもう眩しい太陽だった。おっちゃんが、昨日から何かそわそわしていると思ったら、用事を忘れていたみたいで・・・。昨日も着いたとたんに一旦下りて用事を済ませて上がってくると言うので、「明日ではダメなの?」と聞くと、「明日でもいいのはいいけど」と言うので、「だったら明日朝下りて、私達は風穴に下りるからそこに時間を決めて来てくれたらいいよ」ということになり、「14時に風穴ね」と決まった。

 畑野川コースをおっちゃんが下りている間に、朝日が射しこんできて良い写真を撮っている! っとカメラの液晶で見た時は思っていたのだが、帰ってパソコンに取り込んでみると、全部ブレているのよねこれが。

 6:53 畑野川登山口に下山 
 おっちゃん用の三脚も持っていたのに、何故使わないんだろう、不思議だ。

 おっちゃんが下りて行った後、愛大小屋の掃除をして、三人でブナ林の撮影をした。霧が湧いたり消えたり、もう少し長く霧が続いたらいいのに上手くいかないものだ。竜神平に戻ると、草刈りをしてくれていた。お昼をベンチで食べ、2時の約束の時間に間に合うように写しながら通常コースを下山。おっちゃんと落ちあい、さくらの湯に入湯して帰った。

 翌日(土)は、私が奈良の写真クラブの講評会に出席のため、京都まで乗せて貰い、二泊させて貰った。