2012年      


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 30日【吉野川源流】
源流のモニュメント藪日記(四国編)へ


 26日【皿ヶ嶺】
 天狗の庭でリスを見た事がある。リスを撮影できたらと出掛ける事にした。

トンネル北口 8:22 上林峠への分岐 
 8時22分に上林トンネル北口に車を停めて出発。上林峠への階段を横目に神の庭へ下りる。天狗の庭は北側になるのでなかなか陽が射さず暗い。ジッと耳をすまし、目をこらしていると、登山道の上の方からカサコソと音がする。リスにしては大きい音なので猪がいるのか。おっちゃんが岩のほうからリスが走ったと言うので、見ると木からスルスルとリスが下りるのが見えた。それ一回きりでもう見る事は出来なかった。

仕方ないな〜と諦めて、紅茶とサンドイッチを食べていると、水の元から男性二人、女性一人のグループが登って来て、「あ〜! ビックリした 車がなかったのに、どこから来た?」と聞かれたので、「トンネルの横に停めて来ました」と答える。

 上林峠 10:31 
3人が上林峠方面に登って行って少々で、waiwai隊もリスは諦めて出発する。8時40分頃から10時20分までだから1時間40分位天狗の庭にいた事になる。上林峠に着くと、さっきの3人が休んでいた。リスの事などをすこしお話して3人は登って行った。上林峠の階段の岩の辺りの紅葉が綺麗だ。

ブナの黄葉 クリタケ? 12:8 竜神平
 尾根のブナ林の黄葉もすすんできている。ブナの枯れた所のキノコがなんだか食用になるんじゃないかと思えるが、しろうとには判断できないな〜。気持ちのいいブナ林でブラブラしてベンチで弁当を食べる。12時8分、竜神平に到着。
リンドウ  12:40 分岐
 リンドウはまだ咲いている。20日に拾って愛大小屋に置いておいたメガネは、棚のガスコンロの横に置かれていた。持ち主の元には帰ってない・・・。確認だけして引地山方面への登山道を歩き、急登コースののっこしでコーヒーを飲みゆっくりする。
13:23 通常コースと合流  オタカラコウ 13:37 林道に出る
 急登コースの途中から通常コースに出て、上林林道に直接出る遊歩道から下りる。オタカラコウがたくさん咲いていた。上林林道を歩き、13時50分にトンネル横の車に戻った。


 24日【寒風山】

 2010年11月2日に裏寒風を登った時に見たマユミがそろそろ良い頃と、このコースは二度と行くまいと思っていたのに行く事にした。

寒風茶屋前 駐車場 6:22 旧トンネルを歩く 通行止め 6:45 登山口出発
 夕方にはおっちゃんが用事があるとの事なので、waiwai隊にしては早い出発だ。6時22分には寒風茶屋に到着、旧寒風トンネルは通行止めの標識が立ててあったのでトンネルを歩く。トンネル内は真っ暗で、風が吹き抜けているので寒かった。ブルブル〜(;_:)

立入禁止の標識 6:49 暗い! 二つ目の通行止め 7:10
 6時45分に登山口を出発。すぐに立入禁止のテープと札があるが、自己責任で行ってみて駄目なら引き返そうとくぐって登る。天気予報は寒くなり、晴れるとの事だったのに濃いガスで覆われている。7時10分に二ヶ所目の立入禁止のテープがかけられている。

 一回目のロープ 真新しい 木を切ったあと
 所々に付けられていた赤テープが無くなっているのか、暗くて見えないのか・・・、とにかく慎重に進む。7時30分、私にとっては第一の難関のロープが垂らされた場所につく。ここ以外に楽な所はないかと横にも行ってみるが、やっぱりここしか無理だ。まず、カメラ機材の入っているザックをロープにむすんで上げて貰う。決心がつくまでが大変なのよね、意を決してよじ登る。案外大丈夫だった。今年切られたような真新しい切り後がある。

鹿が皮を剥いだのか・・・ 8:6 
 ここまで鹿がきているのか皮が剥がれている。8時過ぎに紅葉の綺麗な(ガスであまり見えないんだけど)場所に到着しカメラを出すには出したが、写せず。

 いくら紅葉していても、このガスじゃ〜ね  岩に頂上への標識
 少し行った所で、一枚撮る。写真には靄が良いと言ってもこれではね。9時18分に岩の標識の所を通過する。

トラバース  沢を横切る所に落石注意の標識 
 夏にはお花畑になるらしい場所をトラバース。沢を渡る所の落石注意の札を見て、4ヶ所位水のない小さな沢を通過する。見た事のない枯れかけた花が一輪あった。

石の標識 まゆみ  
 特長のある三角の岩に書かれた案内を過ぎると、マユミの大木が生えている。ガスが濃すぎるが仕方ない、カメラを出して撮っていると、女性の話声がした。ざらざらのガレ場なので後から登山者が来てるのなら石を落とさないように気を付けないと・・・。写真を撮っているので長くここにいたが誰も登って来なかったので登山道からの声が聞こえたのだろう。

 ガスが上がる気配 
 笹原に着く頃には、ガスが上がり、あっと言う間に青空になってきた。

 ガスが明けた ベストショット
 慌ててカメラを出すが、コンデジのようには上手くいかない。撮影後、弁当を食べゆっくりする。展望所までのロープがつけられた所を登っていると単独の男性が下りて来た。一度、こちらから登ったそうで、今回は下るそうだが下りに使うのは大変だな。

頂上に登山者がいるのが見える   
 12時32分に展望所に着き、寒風山の頂上を見ると数人登っているのが見えた。新居浜の単独女性が「あら〜、トンネルの所から登ったけど、ここには上がってこなかった。三角の岩に標識があって、沢を4、5ケ所渡るところでしょ、私は笹ヶ峰と寒風山の間に出たんよ」と話しかけてきた。「普通はここに出るけどね、それは大変だったですね」と言うと頷いていた。

 展望所でおやつを食べ、寒風山頂上には行っただけで、桑瀬峠でのコーヒータイムを楽しみに下りる。

 桑瀬峠 13:36 下山 14:25 行きに写し忘れた通行止めの標識
 桑瀬峠でコーヒーを飲んで14時25分に旧寒風トンネル横に下山。駐車場は、平日にも関わらず瓶が森方面の紅葉を求めてか車が多かった。


 20日【皿ヶ嶺】
 10月12日に落としたパンハンドル、“2009年の時に取り寄せたのが帰ればあるので良いんだけれど”と思っていた。昨日、大川嶺に行くので取り付けてみたら・・・、長さが違う・・・、止まるべきなのに止まらない。(*_*; 落としたのは、サイドティルトハンドルと言って短い方だった。それで、落とした時にもよ〜く捜したんだけど、もう一度捜す事にした。

バックしてくる大型バス 9:20 風穴 9:20 ハガクレツリフネ
 9時20分に風穴に着く。上の駐車場に行こうとしたが、大型バスがバックで降りてくる。大型バスが降りてから上の駐車場に向かう。タイヤ痕があり急なカーブの途中まで走った所でバックしたみたいだ。あの上林林道を良くここまで来たものだ。登山道脇にハガクレツリフネがまだ咲いていた。

 11:13 竜神平 ブナ
 サイドティルトハンドルを捜していると、さっきのバスの団体さん40人が通り過ぎた。おっちゃんは落し物を見つけるのが得意なのだが、一生懸命捜したのに結局見つからなかった。諦めて11時13分に竜神平で弁当を食べる事にした。途中の森のフラダンサーの向こう側のブナが色づいてきている。

40人の団体さん リンドウとミツバチ 上林峠 13:5
 竜神平のベンチで弁当を食べていると、周回路から40人の団体さんがきた。おっちゃんが持っていた“東温アルプスガイド”を渡して、頂上は40人は無理ですよと言っている。弁当を食べ終わり頂上は止めて周回路に向かう。リンドウが咲いている所でおっちゃんがメガネを拾った。リンドウを写そうとメガネを外したのだろう、リンドウの傍の草の上に落ちていた。休んでいる人のかもと持って行くが誰のでもなかったので、愛大小屋の机の上に置いておいたのだが落とし主の手元に戻ればいいな〜。上林峠へのベンチで単独男性とゆったりと話したりして、13時5分に上林峠のベンチを通過。

ジンジソウ 13:33 トリカブト
 ジンジソウが所々に咲いている。トンネル横の道で風穴の車を取りに行くおっちゃんと別れ、天狗の庭に下りる。神の庭は少し色づいている程度で静まり返り鳥の鳴き声だけが聞こえる。トリカブトは他の所より薄い色だ。

ベンチに座った人の足みたい  ケヤキ 
 おっちゃんが車を取ってきて、天狗の庭に下りてきたのでコーヒーをわかして和む。目の前の木の根が、貴公子の白タイツのように見える。今の時期、時間、ケヤキ等の大木が存在感を醸し出している。

  クモ
 見上げれば、移ろいゆく季節を感じる事が出来る。そしておっちゃんが足の長い蜘蛛の撮影に余念がない。いつまでもこの森に浸っていたいが、帰る時間が来たので帰路に着く。