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 1日【白猪峠】

 先週(8月27日)、石墨山に登った時に法師山から下りようと提案したが、いきあたりばったりの山登りだったので、今回は無理となった。今日も、義母を病院に連れて行った後なので、時間的に考えて私は皿ヶ嶺かな〜と思っていた。おっちゃんが鉈を用意したりしているので、ウッとなったが、私の感じでは藪ではないだろうと思っていた。まさかほんとうに使う事になるとは・・・。

10:45 白猪の滝駐車場出発 11:5 登山口 植林帯の登り
 10:45に白猪の滝駐車場を出発。コンクリートの林道を登山靴で歩くのは疲れる。おっちゃんがすたすたと歩くのについて行くだけでバテそうになる。白猪の滝の有料駐車場がある手前(遊歩道入口の手前)に登山口がありテープがぶら下がっている。杉の植林帯になり、土の道になると足にやさしい。

自然林のもみじ へつりの道 植林帯に道は続く 11:50 白猪の滝上流の川に出た
 今年の猛暑もさすがに林の中に入ると吹きわたる風が涼しい。少し休憩してモミジ等の大木を見ながら乗っ越すと、右側が切れ落ちた道になる。滋賀県・比良山系のコメカイ道に似てるね、人が歩かなくなるとすぐに歩きにくくなるよね、などと話しながら慎重に通過する。下草も何も生えてない植林帯を過ぎると谷に出た。


アメンボとメダカがいたんだけど・・ 12:15 鉈の登場 藪に踏み込む
 谷が陰になっていて涼しいので昼休憩とした。谷にはメダカ(?)が泳いでアメンボが浮かんでいる。12:15に出発。すぐに道が不明瞭な場所に突入! おっちゃんの鉈が登場だ。私が後ろから、「それはヤマウルシだから切っちゃダメ!」と声をかける。


12:20 白猪峠への標識  12:40 向こうが見える場所にきた 13:0 大岩
 白猪峠への標識も、よ〜く探さないと藪に隠れている。やっとの事で山が見える場所に辿りついたが、ここから先も登山道は藪の中だ。大岩を通ってもまだ藪の中。

13:5 法師山が見えてきた 13:25 切り株に付けられた標識 矢印
 やがて、法師山が見えてきた。ずっと猪がぐちゃぐちゃに掘った後があり、微かな踏み跡が真っすぐ登るのか、左かと迷うが左に少し行ってみると木株に標識が打ちつけてあった。“白猪峠 ○○”と判然としない。13:25だった。なおも進むと矢印があって間違ってなかったと分かった。


13:40 ここまで 対岸の伐採地 下山
 最近、伐採した後にヒノキの苗が植えてあり、その下草が伸び放題になってこんなになっているのか・・・。あの杉林まで行ければと思うが、ここで気力が折れた。

谷まで戻り、休憩。

14:15 休憩 13:0 登山口に到着
 登山口に戻ったのは15:00だった。おっちゃんは又リベンジをはかりたいみたいだが・・・、今の季節はヤマウルシは葉っぱを見ればわかるので避ける事が出来るが、葉を落とした頃はわからないので私には恐怖だ。


 4日【とろめき】
 釣り初心者のOさんから、渓流釣りに連れて行ってほしいと頼まれたので、おっちゃんが計画した渓流が
今年の3月24日にも行った“とろめき”だ。
晴天の釣り 初釣果 私は寝てました
 朝6時にOさんに迎えに来てもらって出発。いつもの空き地に駐車、集落の用水路沿いに少し歩き谷に下りて、まず竿に仕掛けを取り付ける方法、餌の付け方等を伝授してそこで練習。8時釣り上がり開始だ。私も竿を持たせてもらい、小さいアマゴを一番先に釣った。その後、糸を木の枝に引っ掛けて仕掛けが切れたので、釣るのを止めた。(^^ゞ

 Oさんは、蜘蛛の糸がハリスについて絡んだのをほぐしたりして、「釣ってる時よりなぜか、糸をほぐせた方が嬉しいですねぇ」と言っている。9時50分にOさんが釣りあげる。

涼しい水辺 ゲンノショウコ 釣果
 車を置いた場所まで釣り上がり、又用水路を今度は上流に歩いて行き取水する場所から釣り始めた。私は、日陰で岩に寄りかかって寝たりして過ごしていたのだが、虫もいないし水辺は涼しくて気持ちよかった。

そして、釣果は・・・、左から、おっちゃん・Oさん・おっちゃん・私 と4匹だった。アマゴは雨の魚(アメノウオ)と言われる位だから、こんなピーカンの天気で、全員が釣れた事だし、よしとしょう。(^_^;)

 11日〜12日【一の森】

一の森ヒュッテ
山に恋する  ’10 一の森 へ 

 18日【白猪峠】
 ちまたでは三連休の初日、いつものように山行の予定はたってない。それなら白猪峠のリベンジでしょ! と朝起きてから決定。と言う訳で登山口を10:15出発となった。
10:15 唐岬の滝休憩所 白猪峠への標識から山側に行く ヒヨドリバナにアサギマダラ
 今度は、1日の白猪の滝からとは違い、唐岬の滝休憩所からのコースだ。滝へ行く道の方に下りて行き、白猪峠への標識を山側に辿る。途中でアサギマダラを写す。

作業林道が枝分かれしているが、とにかく道なりに登る 尾根で踏み跡があったので行ってみる くもの巣に阻まれ引き返す
 作業林道は所々で枝分かれしてガタガタの新しい道もあるが、とにかく道なりに行く。22分程で尾根に出る。右手に踏み跡があるので、この間の敗退場所を見てみようと行ってみるが、蜘蛛の巣がたくさん掛かっているし、植林の木が高くなっており展望が利かないので引き返す。

はるか遠くに白猪谷分岐が見えた 岩の上部に白く見えるのが分岐の標識
 元の作業林道に戻り、道なりに下りていく。この林道は、間伐材を横に渡した上に土をかけて作られている。下り切る途中で、白猪谷分岐の白い標識が遠くに見えた。標識の下にはめだつ岩がある。

谷を渡るゴーロ帯になっている 少し流れている谷を渡る 萩が咲いている 鉈を出す 11:20 白猪谷分岐に着く
 小さな谷を渡り、植林帯に入ったり、縁を歩いたりしながら白猪谷分岐まで所々不明瞭ながらも登山道はある。おっちゃんが鉈を出す場所もあった。

法師山と杉林沿いに歩いてきた方を望む 前回歩いた方面を望む
 歩いてきた方面と、1日に敗退した方面を写して、ひとまず目的の白猪峠を目指す。

今までと違ってはっきりとした道 立派な石垣がある ふうふう登る
 白猪谷分岐からは、明瞭な登山道が続く。杉林の涼しい場所で休憩、自然林の中を歩くようになる。途中に石垣を積んだ場所があり、昔をしのばせる。峠までは良く踏みこまれた道だが、メタボの身にはこたえる。

12:5 白猪峠 12:30 お地蔵さん
 やっと、白猪峠に到着しお昼にする。waiwai隊は2004年11月21日に白猪峠(直瀬口)〜井内峠をピストンしているが、この時になべちゃんに会ったよねと言うと、おっちゃんは会った事は覚えているが、直瀬から来た事はすっかり忘れている。(*_*; 

 法師山へ登って下りるか、石墨の分かれから下りるか、それとも1日の敗退の場所を特定するかと、お地蔵さんの所まで行って相談して1日の敗退の場所まで下りる事にした。

大きなキノコ 慎重に 13:0 鉈を持ち敗退場所へ向かう
 白猪谷分岐まで戻る途中で、単独男性が下りてきて「白猪の滝へ下りるのはこちらですね」と聞かれ、「そうですよ」と答えるおっちゃん。この登山者はそれだけ聞いて走って下りて行った。「白猪谷分岐から白猪の滝までどうやって下りるつもりなんだろうね」と言いながら下りる。そして、その登山者は分岐の所で「石墨山に登り、法師山から下りてきましたが、あちらも草が伸びていました」と言って、唐岬の滝に下りる道を聞かれたのでこっちですよと答える。おっちゃんが鉈である程度切りはらっているから迷う事はないと思うけど、あの方だけだったら困るだろうな〜と思った。waiwai隊は1日の場所まで、さあ〜! いざっ! っと、鉈を持って下りる。所々に赤テープもあるのだが・・・、小さいヤマウルシがたくさん生えている。後ろから絶対切らないでねと釘をさす。

対岸の見覚えのある伐採地 振り返ればススキが光る
 谷の向こうの伐採地は、敗退した時写したのと同じだ。振り返るとススキが逆光に光っている。

木に赤テープ 振り返る
 見覚えのある大きな木に赤テープがありリベンジを果たしたものの、白猪谷の分かれへ戻る今下りてきた道(?)も見失う程のススキやヤマウルシの波だった。

ヤマアジサイ ミョウガの花 14:45 下山
 作業林道の尾根まで戻り、コーヒータイムとした。ヤマアジサイ、ミョウガの花が咲いていた。帰る途中で作業林道の分岐にあった「白猪峠へ」の標識が道の端に裏返って倒れていたので立てなおして帰った。


 29日【石鎚山】
 愛媛に帰っても奈良の写真クラブ“修羅”には所属している。6月の写真展以来、例会に出席していない。ひよこさん夫婦が我が家に来る日程を話していて、修羅の例会の日にひよこさん宅に泊まって、翌日私を送りがてら来るという案はど〜お? という訳で、26日早朝の高速バスで大阪〜奈良へ、例会終了後奈良〜京都へ、翌朝27日6時に間に合うように高速に乗って愛媛に来県。
 早速、北谷の彼岸花の撮影に行く。翌28日は、おっちゃんがハローワークなので、ひよこさんちの車で皿ヶ嶺へ。夜中のどしゃぶりのお陰で靄と光芒の中で撮影は押しに押して・・・、森のフラダンサーまででおっちゃんとの約束時間が迫ってきた。おっちゃんと風穴でおちあい、遅越の滝へ。その後、重信川の河口で夕景の撮影をした。

 29日は石鎚山に登頂、翌朝の天気によっては宿泊もと思っていたが、天気予報はくもり。

8:50 登山口 山ガール ならぬ 山ボーイ ゆっくり行こう!
 登山口を8時50分に出発。今はやりの山ガールかと見まごう‘山ボーイ’がやってきた。と云うのも、髪を編み上げ後ろでポニーテールにしているのだ。話してみると、爽やかな青年で、屋久島でガイドをしているそうな。9月に屋久島で翁杉が倒れた話し等をする。

 真昼間に石鎚山に登っても、撮れないと思うけど・・・、せっかく来たのだからと軽い方の三脚をザックにつけている。ひよこさん達もフル装備だ。少ししんどかったので、私もそろそろダブルストック持つかな〜。

リンドウ いつもの休憩所 9:36 二の鎖元までもう少し
 いつもの休憩所の岩の所までの木の階段の道は、リンドウが咲いていて気持ちを和ませる。休憩所で、お二人は、白夜月と石鎚山の撮影に余念がない。

 信者さんのお年寄りのグループと前後して登る。どう見ても75歳〜80歳だが、とてもお元気だ。まだまだ現役、畑等で身体を動かしているのだろう。

瓶ヶ森と下方に御塔石が見える 10:45 頂上到着 11:30
 二の鎖もとで休憩。休憩所(避難場所?)の毛布が湿っていたので、帰りに取り込めばいいかと干す。余計なお世話よねぇ〜、取り込むのを忘れたら・・・。(^_^;)

撮影中 さあ〜 お昼 食堂に飾られていた私の写真
 11時30分に頂上到着。天狗岳は少し色づいている。お二人は休む間もなく撮影に熱中している。45分は撮影していたな〜。私は手持ちで一枚撮ったのみだ。例の山ボーイが南尖峰へも行ってきたと言って休んでいた。信者さん達も到着した。

 私の関心事は、この前持ってきた写真がどこに飾られているかなのだ。頂上社に入って、宿泊者の食堂のいい場所に飾ってくれているのを見つける。この前の方に挨拶すると、食堂でゆっくり食べて下さいとの事。ひよこさんが味噌汁を買って下さって、おにぎり等を食べる。そろそろ帰ろうとしていると、飴湯かコーヒーをお接待しますと言って下さったので、有り難くコーヒーを頂いた。(*^。^*)

咲き残っていたシコクフウロ やっとピントがあった ハガクレツリフネ アキノキリンソウ センブリ
 二の鎖元に干した毛布を忘れずに取り込んでと! 帰り道で、名残りのシコクフウロやハガクレツリフネ、アキノキリンソウ、センブリ等をおっちゃんが写すのだが、いつものようにコンデジではピントが合っているのは少ない。

マスタケ? キノコ
 今出て来たばっかりのような、ピッカピカのきのこをしばし撮影。少し下がってブナ等も撮影したのだが、おっちゃんがスカイラインが閉まるのを気にしている。そのうち、靄も出てきたのだがタイムリミット。

ブナ トウモロコシ
 スカイラインを無事に下りて、朝見つけておいた軒先にトウモロコシが干してあるお家で撮影させて貰う。いや〜、お二人の熱心な撮影ぶりには頭が下がった。これに懲りずに又お出でませ! いい所に案内しますよ〜♪