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CD Release

第113回 Through the Year in Mayumi's Songs

はじめに

 備忘録のほうを見た方は分かると思いますが、最近は私は声優さんのオムニバスCDを作るときに、大雑把なテーマを決めてることが多いです。それは、別にここにきて始まったわけじゃなくて、前にも時々やっていたことで、渡辺美里さんの曲を四季のそれぞれに当ててみたり、まーちゃんの曲を一日の時間の経過とともに並べてみたりしていました。そんな中のひとつに、まーちゃんの曲を12ヶ月それぞれに当ててみたってのもありました。「berry best」が出た頃に作ったので、「BESTrawberry」が発売された今、同じことをまた考えてみるのもいいかもな、と思います。
 では、お付き合いくださいませ。

リストアップ

 まぁ、まずはいつものようにリストアップしておいて、後から色々と見てみましょうか。で、今回はまーちゃんに倣って、前回分との重複はなしでいきましょう。


1月:ゆびきり、M
2月:バレンタイン大作戦、真冬のセレナーデ
3月:君だけを‥、23degrees
4月:My best friend、チョコレートコスモス
5月:とびたつ季節、Strawberry Fantasy
6月:くもりのちはれ、願い
7月:さんきゅっ、remember
8月:ひまわり、月と帰り道、虹の咲く場所
9月:ごめんね、さよならの意味
10月:そよ風とカフェオレ、SWEETEST
11月:あなたがいれば、聴かせてよ君の声、ぎゅっと。、moonless
12月:2004年のdiary、Shooting Star


 こんなところかな、と。それぞれの月については下に書きますが、全体としては…意外と苦労ですね。前回に比べて曲の数が増えてるし、ミニアルバムで冬のほうもカバーしてるから、楽になるかな…と踏んでたんですが(苦笑)。まぁ、それほど厳密に考えてるわけでもないんですけどね。けっこう気分で決めてるところもありますし。

それぞれについて

 では、今度はそれぞれの月について見ていきたいと思います。


1月:1年の始まりに、何らかの誓いを立てるっていう感じになったかな、と。「M」は実際にはどこでもいいんだろうけど、私の中に冬の夜のイメージがありますから。多分、最初にミニアルバムを聞いたときの時間的・状況的イメージが残ってるんですよね。
2月:「バレンタイン大作戦」はまぁ、風物詩。「真冬のセレナーデ」が1月じゃなくてこっちに来てるのは、私の季節感の現れです。2月に入ってから、バレンタインぐらいまでが一番の真冬だろう、と。
3月:「君だけを‥」を別れ直前として持ってきてるけど、この辺はその時の立場で変わりますからね。高校〜大学だと3月の頭に卒業式がある一方で、それ以外は3月末だったりしますから。ちょっとどうしようかな、と考えたりもしました。あと、「23degrees」はフィーリングです(笑)。
4月:「チョコレートコスモス」の開花時期ってこんなもんじゃなかったでしょうか? 地域による違いはあるでしょうけれど。「My best friend」は……ここだとちょっと早いかも、って気はしないでもないですけどね。まぁ、でも時間が経ってなくても懐かしく感じることはありますしね。
5月:「青い空」とか「そよぐ風」って聞いて、真っ先に思い浮かぶのはこの月。やっぱ、1年で一番気持ちのいい時でしょうね。だから、「とびたつ季節」とか「Strawberry Fantasy」とかをぽんと置いちゃうんだと思います。
6月:で、梅雨入りするから「くもりのちはれ」は必須。「願い」は、まーちゃんの当初のイメージに従ってここに入れたんだけど、結構いつでもいいような感じはするかな、と。別に、結婚式に限定されない歌詞ではあると思いますし。
7月:「さんきゅっ」にせよ、「remember」にせよ、実は雰囲気で決めてます。って言うか、7月ってどっちつかずの月だって思ってるのは私だけ? 梅雨のときもありますし、さっさと明けてるときもありますし。まぁ、ここでは夏空のイメージで曲を決めましたけど。
8月:まーちゃんって、夏にアルバムを出してる割にストレートな暑さの曲ってないんですよね。「恋の色」とか「Pure♥」は心の熱さでしょうし。で、「ひまわり」は季語みたいなもんですから(笑)。後の二つは、歌詞の中で「夏」って言ってるものが入ってます。
9月:まーちゃんの場合、ここが意外とないように思います。だから、夏が終わった後にそのころの事を思い返すような2曲を持ってきたんですけど。ただ、こうした追憶の曲はどの時期に当てはめても納得はできるから、「強引だな」って言われたら「はい、そうですね」としか返せないんですけどね。
10月:「SWEETEST」を持ってきたのは、単純に夕焼けがきれいな季節って言ったらここだろうから。「そよ風とカフェオレ」も結構感覚的に決めてるよなぁ(苦笑)。10月って、取り立てていうような風物詩もあまりないから、寒さに向かってく中での暖かさ、爽やかさで考えてました。
11月:「秋の日はつるべ落とし」、「秋の夜長」って言葉はこの月のためにあるんでしょう。だから、夜に関係する曲を見るとついここに入れたくなってきます。「あなたがいれば」は、寒くなって、手が冷えるのが早くなってきそうだよなってところでもって来ました。
12月:やってて気がついたけど、この期間、クリスマスソングがないんですね(苦笑)。まぁ、次のアルバムには一つぐらい入ってくるんでしょうけれど。それはともかく、「2004年のdiary」を年のまとめという感じで持ってきました。あと、「Shooting Star」は夜空が一番きれいに見える頃がここからですから。

最後に

 とまぁ、以上が第2回目での曲目です。今回は強引にはならないんじゃないか…と思ってたんですが、結構そういうところも出てきてますね(苦笑)。ちなみに、前回のが見たい方はこちらでどうぞ。
 ただ、季節感は住んでる地域によって当然違いが出てきますから、北海道の人が考えるものと沖縄の人のそれではぜんぜん違うんでしょう。私自身は山梨の人間なんで、それらの中間的な意識で作っているんじゃないだろうか、とは思います。


 次回は、「大人の歌う歌」を捜してみようかな、と思ってます。ま、いろんな形があるんでしょうけど、ね。

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