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 以前は,インスリンは膵臓だけで作られ,中枢神経系には無関係だと考えられていた。だが1980年代半ば,複数の研究グループが脳にもインスリンとその受容体が存在することを突き止めた。インスリンは血液脳関門を通り抜けるだけでなく,少量だが脳でも作られているようだ。
 その後間もなく,インスリンが学習と記憶に重要な役割を果たしていることがわかった。注射や経鼻スプレーでインスリンを投与された人はすぐに,物語の回想や記憶テストの成績が上がる。また,学習によってもインスリン値が上がる。空間記憶テストの課題を学習したラットは,あまり動かなかったラットと比べて,脳のインスリン値が高まった。
 こうした観察をきっかけに,ブラウン大学の神経病理学者デラモンテ(Suzanne de la Monte)らは,重度の記憶喪失を特徴とするアルツハイマー病にインスリンが関係しているのではないかと考えた。健康な人とアルツハイマー病患者について,死後解剖を行って脳内のインスリン濃度とインスリン受容体数を比べたところ,学習と記憶に関連する脳領域のインスリン濃度平均値は健康な脳のほうが4 倍も高く,受容体の数も10倍多かった。
 デラモンテは「脳にも通常の糖尿病とまったく同じ問題が生じることがわかった」といい,アルツハイマー病を“3型糖尿病”と表現する。脳のインスリンは血液脳関門を介して身体の他の部分にあるインスリンと関連しているので,糖尿病患者はアルツハイマー病にもなりやすい。2002年のある研究によると,発症リスクは2倍近くになる。記憶障害と学習障害を患う率も,一般人に比べて高い。
 デラモンテはカハール研究所(マドリード)の神経内分泌学者トレス=アレマン(Ignacio Torres Alema´n)らとともに,アルツハイマー病と脳内のインスリン様成長因子1(IGF-1)およびその受容体の少なさとの間にも関連を発見した。IGF -1はインスリンに,IGF-1受容体はインスリン受容体によく似た構造のタンパク質なので,ときどきインスリンがIGF-1受容体に結合したりする。
 「IGF-1が失われて脳細胞を支援できなくなるのがアルツハイマー病の原因ではないか」とトレス=アレマンはいう。

受容体と相互作用する怪しいタンパク質

 最近のいくつかの研究では,インスリンおよびIGF-1がパーキンソン病とハンチントン病にも関連しているようだ。ハンチントン病患者では糖尿病の罹患率が平均より7倍も高く,パーキンソン病患者の過半数は糖代謝に問題を抱えている。
 ブラウン大学の神経内分泌学者スミス(Robert Smith)は最近,インスリン受容体やIGF-1受容体と相互作用する「GIGYF2」というタンパク質を発見した。その働きを詳しく調べようと,スミスはこのタンパク質を作る遺伝子がゲノムのどこに位置するかをマッピングし,「PARK11の位置とぴたりと一致した」とAmerican Journal of Human Genetics誌4月11日号に報告した。PARK11は2番染色体にあり,パーキンソン病に関連する領域だ。ただし,GIGYF2の遺伝子がパーキンソン病にどんな役割を果たしているのかはわかっていない。
 実際,残る最大の疑問は,インスリンとIGF-1のシグナル伝達欠損が脳をどのように傷つけているのかという点だ。「まさに重大問題であり,私たちも全力を挙げて解明に取り組んでいる」とデラモンテはいう。
 アルツハイマー病やパーキンソン病の患者の脳には大きなタンパク質斑が見られるが,その形成にインスリンが関係していると考える研究者もいる。
 スミスがニューロンに正常値を超えるGIGYF2を加える実験をしたところ,大きなGIGYF2塊ができて神経細胞が死んだ。別の研究では,アルツハイマー病患者の脳に見られる斑を作っているアミロイドβというタンパク質の生成・分解をインスリンが調節していることが明らかになった。
 詳細まですべてわかっているわけではないが,インスリンとIGF-1が神経変性疾患に深く関係していることを疑う研究者はほとんどいない。神経変性疾患の緩和や予防を目指して,インスリン機能を正常に戻す方法の開発に多くの研究者が取り組んでいる。例えば脳と身体のインスリン応答を高める化合物が,初期のアルツハイマー病患者の認知機能低下を遅らせることがわかっている。「とてもエキサイティングだ」とデラモンテはいう。
 


上記レポートにホルモンか取り上げられていますが,いろいろな難病と言われるもの

の多くは、頚椎の歪みが脳下垂体にも影響を及ぼす事を考慮すると,ホルモンの代謝

も影響しているものと推測されます。現に難病の中には、副腎皮質ホルモンを多用され

る病気があります


脳下垂体の機能

 脳下垂体前葉
視床下部からのホルモン(脳ホルモン)による指令を受けると、前葉の中にあるホルモン分泌細胞により種々のホルモンを血中に放出する。成長ホルモン、生殖腺刺激ホルモン、甲状腺刺激ホルモン、副腎皮質刺激ホルモン、黄体形成ホルモンなどがある。成長、性的成熟、ストレスに対する反応、全身の代謝などの過程をコントロールする。

 脳下垂体後葉
視床下部の神経分泌細胞で作られたホルモンの前駆物質(前の物質)である数種の。成熟ホルモンは抗利尿ホルモン、子宮筋収縮ホルモンなどがある。必要に応じて血中に放出される。抗利尿ホルモンは体内の水分バランスの維持を助ける。



 寝たきりは二つのコース、

 Aコース

腰椎を歪めて腰痛、我慢をしている内に椎間板ヘルニア、時間の経過と共に坐骨神経

痛、股関節通、膝通(この辺でビッコを引いたり杖をついたり)、まもなく車椅子を利用、

そう時間を経ないうちに訪問ヘルパーさんが見え、最後は介護施設のお世話になります

この時間の経過は高齢になるほど短縮されます、悪くなる一方で5年10年すぐです

まず良くなることはありません、でも口だけは達者

 Bコース

椎を歪めると肩こりが出ます、頚椎を歪めると、脳、心臓、が障害を起こしてきます、

脳の場合は大抵は頭痛、めまい、耳鳴。心臓の場合は動悸、息切れ、胸が痛い、

不整脈、等とイエローカードは出ています、ここで矯正治療をしない人は脳卒中(脳血管



疾患)の、脳梗塞、、脳出血、くも膜下出
血で倒れて寝たきりになります、最後は植物

人間(この言葉は使ってはいけないのかな?)となり本人も家族も悲惨となります

注 心原性脳塞栓症は不整脈などが誘因で起こる脳梗塞です




子宮がんと乳がん



女性が腰椎を歪めると子宮、卵巣に障害

腰痛(腰痛の出ない場合も)、
       V
生理痛(薬を飲んでも効かない人も)生理不順になる場合もあります
       V 
結婚して子供を望んだ場合、不妊。妊娠した時は流産、難産、ダウン症児等の出産
       V

子宮内膜症、子宮筋腫が併発している場合もあります
       V
食事バランスが悪いと子宮癌

乳がん

厚生省、日本医師会が発表している乳がんの原因)

・未婚(出産未経験)

・初産年齢が30歳以上である

・初潮年齢が11歳以下である

・閉経年齢が55歳以上である

肥満

家族に乳がんになった人がいる

片側が乳がんになった

多量の飲酒

長期間ホルモンの補充治療を受けている

以上の項目が挙げられていますが赤く色変えした項目は注意事項ですが一番重要な

項目が欠落しています、乳がんの最大の原因は人工中絶です

人工中絶をした人で、肩こりのある人は要注意ですし、これに加え食事バランスが

悪かったり,タバコを吸う人は確率的に高くなります



        

 

活性酸素を撃退するビタミン類


追記、ビタミンEのところで、一般的で美味しいピーナッツが含まれます

   


活性酸素にピリッと効くニューフェイス

活性酸素を撃退するニューフェイスのスカベンジャーとして、最近注目されているのが下の食品たち。嗜好飲料やスパイスに微量に含まれるだけと思いがちだが、最近の研究で、大きな効果があることが分かってきたのだ。食卓やリラックスタイムに、積極的に取り入れてみてはいかが。

スカベンジャー成分特徴など多く含む食品アントシアニン類いわゆる「赤ワインポリフェノール」と言われるもの。赤ワインの渋味成分にあたる。血液中の悪玉コレステロール(LDL)にくっついて、活性酸素によって極悪化(酸化)されるのを防ぐ。赤ワイン、ココアカテキン類緑茶に含まれるポリフェノール。緑茶ロズマリン酸ハーブに含まれるポリフェノールの代表的なもの。ローズマリーゴマリグナン類LDLの酸化を防ぐ他、肝臓での活性酸素の発生をおさえるはたらきもあると言われている。セサミノールやセサミンなどが含まれる。ごま、ごま油アスタキサンチン魚介類の赤い色素に含まれる。カロチンの仲間で、同じように強いスカベンジャー作用があることがわかってきた。ビタミンCを含む食品といっしょに食べるのがポイント。さけ、いくら、たい、すじこリコペン野菜類の赤い色素に含まれる。カロチンの仲間。トマト、スイカ
 
食事バランスが悪いと死ぬこともあります (壊血病の歴史)  

歴史

16世紀から18世紀の大航海時代には、この病気の原因が分からなかったため、海賊以上に恐れられた。ヴァスコ・ダ・ガマのインド航路発見の航海においては、180人の船員のうち100人がこの病気にかかって死亡している。

1753年にイギリス海軍省のジェームズ・リンドは、食事環境が比較的良好な高級船員の発症者が少ないことに着目し、新鮮な野菜や果物、特にミカンやレモンを取ることによってこの病気の予防が出来ることを見出した。その成果を受けて、キャプテン・クックの南太平洋探検の第一回航海(1768年 - 1771年)で、ザワークラウトや果物の摂取に努めたことにより、史上初めて壊血病による死者を出さずに世界周航が成し遂げられた逸話は有名である。

しかし、当時の航海では新鮮な柑橘類を常に入手することが困難だったことから、イギリス海軍省の傷病委員会は、抗壊血病薬として麦汁、ポータブルスープ、濃縮オレンジジュースなどをクックに支給していた。これらのほとんどは、今日ではまったく効果がないことが明らかになっている(濃縮オレンジジュースは加熱されていて、ビタミンCは失われていた)。結局、おもにザワークラウトのおかげだったことは当時は不明で、あげく帰還後にクックは麦汁を推薦したりしたもので、長期航海における壊血病の根絶はその後もなかなか進まなかった。

ビタミンCと壊血病の関係が明らかになったのは、1932年のことである。

イギリス人のことを "ライム野郎 (limey) " と呼ぶアメリカのスラングは、イギリス海軍が壊血病予防としてライム果汁(ジュース)を服用していたことに由来する。第二次世界大戦でドイツ兵のことを "キャベツ野郎(kraut)" と言ったのも、イギリス海軍がライムジュースに切り替えた後も、ドイツ海軍がキャベツの漬物であるザワークラウトを採用していたことから同様に生じたスラングである。




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