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『徳兵衛養鯉場』 きまぐれメモ
そろそろ苦労は報われても良いはず


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2011年12月31日(土)   今年の子取りはまずまずの80点
良いものが出来たかはまだ定かではないが病気も事故もなくまずまず上出来でした。 

2011年11月12日(土)   畑池 全数収容
外での越冬はやはり可哀想・・・・で乾して全数捕獲、ビニールハウス水槽に収容。 これでほぼ 今年の子取り作業は ほぼ終了です。 

2011年11月3日(木)   稚魚提供
松戸の矢嶋さん川口の鈴木さんが紅白稚魚引き取りに来られて 15匹ほど提供。 3人で網を入れて追い回したがなかなか捕まらず一苦労、 もっと捕まえられたら自分好みが選べたのに・・・・・・・  
 鯉友が喜んで持ち帰って元気に育ち愛鯉になってくれれば『苦労は報われた』と思うのだ。  時々成長過程を掲示板に投稿してください ね。

2011年10月18日(火)   現状 飼育状態
今年の稚魚
 ビニールハウスの南側稚魚育成池には銀鱗昭和が3次選別後も時々餌場に集まっているところを大網ですくって部分選別をして数を減らしているが150匹。
 
ビニールハウス 北池には 紅白稚魚 110匹
 
ビニールハウス 2tステンレス水槽に 紅白の2軍、銀鱗昭和の2軍 合わせて100匹
 
畑池 南側には雑羽とは云え 廃棄するにはもったいないし、水を張っておかないとシートが痛むし、水を張って魚がいないと水が腐るしで 約100匹
 
畑池 南側にも同じく 約100匹
 
その他 ほしい人がいればすぐに提供できるように ビニールハウスの1トン水槽と畑池の隔離網の中にも雑羽が ・ ・ ・ ・ ・ ・  
 
水温もまだ結構高いので給餌しているが 餌代もバカに出来ずとりあえず残しすぎなのである。 
 
 
 
 

2011年10月2日(日)   紅白110/6000
紅白 畑池からビニールハウスの北池に水ごと移動、鯉屋立会いで最終選別をしたのだが、捨てる鯉がいない、 結局全量110匹取り合えず春まで飼育する。 今年の越冬は加温せずハウスでの保温飼育とした。毛子放流数は正確ではないが6000匹として110匹残ったから3選の歩留まりは1.8% 良、良である。
 昨年産は半数を加温飼育、半数をビニールハウスでの飼育として、春には大きく差がついたが、秋にはハウス飼育組が追いついて 結局ほぼ同じ大きさになってしまった。 苦労の加温飼育は何だったの???・・・・・・である。

2011年9月17日(土)   紅白3次選別
紅白稚魚池 完全排水し、全量選別実施 2選で350匹残して今回の選別は厳しく、迷ったら捨てると思いつつも、110匹も残してしまた。 丸天の3段はいなかった。 2選でいないのだから3選でいる訳が無い。  110匹だけだから 2池まとめて北池に放流 南は空ぽ。


2011年9月3日(土)   紅白3次選別
外の育成池 紅白稚魚 2次選別で秋まで置こうと思っていたが 何でこんなのが残っているのだ・・・・・ の無駄餌食いが目立ちだしたので餌場に集まったのをガバッとすくい上げて部分選別実施してみた。 6〜7割はハネだ。 全量選別が良いのだが・・・・・。

2011年8月20日(土)   ハウス内の稚魚池 少し不調ぎみ
ビニールハウス内の稚魚池の銀鱗昭和 少し食いが落ちている。 水温の高すぎもあるが、池底のヘドロ 嫌気性バクテリアによるメタンガスの影響かも・・・・
 選別排水時 歩き回って底泥の攪拌をしたけど・・・・ ハウス内で池の周囲を歩き回れないのでブロックの引き回し攪拌は困難、 水中ポンプを使っての水流による攪拌をせねば。
  小さな小さな養鯉場だけど それなりにやらねばならない事 いろいろある。 
 小さいからこそ やらねばならないのかも・・・・ プロの稚魚池なら浅めで広いが  当方は狭い分深さで水量を確保して育成数を増やそうとしているのも原因があるのだ。

2011年8月15日(月)   外池 底泥攪拌
ブロックとレンガを網袋に入れて 外の稚魚池の縦横引き回して底泥かき混ぜ、餌場の付近はヘドロが溜まっているようで泡が多い。
 湖沼での野鯉釣りでオモリだけを投げて底を探ると泡が出るところはやはりヘドロがありエビなどの餌になるものが少なく釣れない。
 底泥の活性化は稚魚飼育でも大切な作業である。

2011年8月7日(日)   孵化から66日 紅白選別
外池2面 排水全量選別 暑くなる前に終わらすため朝4時排水ポンプ運転開始、
  迷ったら捨てる、迷ったら捨てると唱えながら選んだのだが少し甘かったかな
2面同じように飼育しているのだが南池は少々出来が悪く甘く約150匹、北池は
チョット厳しく選んで約200匹。
 これで秋の池上げまで選別は無し。
   紅白の2次選別が一番楽しいのだが腰が痛い。 生産者は毎日この作業が続くのだろう。 とても我輩はプロにはなれない。
 

2011年8月6日(土)   銀鱗昭和選別
孵化から81日、遅れていた3回目の選別実施。 伸びは70点、出来は50点 ? かな 銀の吹きは良いが まだまだ採点不可 3選で残ったのが白写り的なものを含めて約200匹。 この数では、秋まで選別は不要だろう。


2011年7月30日(土)   選別屑の一部と金魚提供
銀鱗昭和と紅白の選別屑約300匹 屑とは云え一つ足らない、一つ多い程度の上物屑を選んで金魚屋さんに提供、 鯉の稚魚だけでは申し訳ないので、自家産ランチュウも200匹ほどお供に提供。 ランチュウは選別して屑を・・・とも思ったが面倒なので無選別。
  お礼にと月刊『錦鯉8月号』もらっちゃった。 ありがとうございます です。

2011年7月23日(土)   消石灰散布
稚魚育成池それぞれに消石灰500g水に溶いて散布、 外池2面はブロック、レンガを入れた網袋にロープを結んで縦横引き回して池底の泥をかき混ぜて土を活性化。
 

2011年7月16日(土)   紅白1次選別終了
朝4時から北池を排水して全量捕獲選別、選別中に南池の水を北池に移して南を空にして捕獲選別。 成長に多少のばらつきは有るが トビもチビもいなくまずまず、小さなお猪口半分を2池に分けてスタートしたが 数的にはほぼもくろみ通り1面3000〜4000弱で正解だった。 南池捕獲後再び北池から半分水を戻して、選別後の稚魚をそれぞれに再放流、後は1日程度かけて注水するから 半分水を入替えることになる。 
 紅白の1次選別のテーマは 『紅白になりそうでないものを除く』 白棒、赤棒、片模様、他どんどん除いていくだけ、 今年は奇形はほぼ無し、赤棒も少なめ。
  2次選別は3週間後かな 次の選別が一番楽しみなのです。
 

2011年7月6日(水)   紅白試し選別
南池、北池とも生育は順調 それぞれ一網ずつすくって試し選別実施 1次選別だから 白棒、赤無地を中心に排除 本格的な選別までに時々すくって数を減らしておき 選別当日の作業時間を短縮させたい

2011年7月2日(土)   銀鱗昭和2次選別
昭和は黒子選別があるから2次選別となる、夜が明けたら池水を抜いての全量選別。今日は幸い曇り予報なので少しは稚魚への負担が小さいが 段取りよく手早くだが わずか3000尾 少し遅い朝飯前には終わる予定。
 
 
《加筆》4時30分から作業開始 終了が9時30分 ステンレス池とシート池合わせて370匹残り。   ステンレス池で370匹は多すぎるので シート池に戻すことにした。
 

2011年6月27日(月)   銀鱗昭和試し選別
孵化後40日 一網すくって試し選別 甘く選んで1割残り程度 屑280匹除く、 時々部分選別を繰り返して数を減らしてから水抜き選別を行う事で 選別作業の時間を短縮して稚魚の負担軽減を図る、 本格選別は孵化50日目に目標設定

2011年6月16日(木)   ミジンコ暗明
紅白放流から10日が過ぎて南側育成池のミジンコはほぼ消滅、それに比べ北側池はまだ順調にミジンコが残っている。 南北なぜ違うのかまったく不明。 水作りも鶏糞量もビール粕もまったく同じ条件なのに・・・・・。
 隣のおやじ 今日から業界の親睦旅行??との事で、稚魚の給餌を頼まれた。 もともとが当養鯉場より提供の毛子だから快諾。

2011年6月5日(日)   紅白 毛子放流
毛子のいる孵化水槽、外の育成池供22.5℃ 孵化から3日目 
 猪口半分 これを育成池2面に分けて1面約3000匹???ほどだろう。たぶん

2011年6月2日(木)   紅白 孵化開始
予定通り紅白は孵化開始、無精卵も多く孵化率50%弱、 たぶん大きいほうの3段♂親の働きが悪かったと思われる。 どちらにせよ 隣のおやじに提供しても15000匹も有れば十分。  夕方には産網を引き上げる。
 
 今日も冷たい雨 明日からは日差しも戻り気温が上がる予報、ミジンコ増殖に期待する。
 
長男の嫁、今日予定日 昨日産院へ入ったがまだ出産の連絡が無い。 まさが鯉の孵化以上にヤキモキするなぁ〜。

2011年5月30日(月)   紅白無事産卵
予定通り紅白無事産卵、卵はマラカイトG 0.3ppmで15分消毒、22℃温度調整の孵化水槽へ、孵化水槽は少量の新水補給 
 親♀♂供クールダウン水槽で明日まで塩漬 
 次は 孫の誕生待ち 予定日は6月2日とか 少し遅れそう・・・ 


2011年5月27日(金)   梅雨入り
毎年この時期 梅雨の走りで雨、水温も下がるがすぐに回復し梅雨までの間少し晴れが続くのだが 気象庁は台風2号に惑わされたのか梅雨入りの発表をしてしまった。
 今から2腹目である紅白の産卵が控えているのに・・早々の梅雨入り宣言・・・・・。 育成池は水を張って準備完了。 台風が過ぎたら晴が戻ると信じて・・・・  産卵池水張り 
  後記  台風が過ぎても晴が戻らず北風吹いて水温上がらず。 外育成池ミジンコ不調

2011年5月20日(金)   黒子選別
黒子率は3割弱 平均的だろう。 2tステンレス水槽に1000匹 育成池に3500匹放流 ミジンコの発生状況もまずまずの80点。

2011年5月17日(火)   孵化開始
昨日の夕方から孵化に備えて エアーストーンの空気量を絞り水流を減らしておいた。 今朝予定通り 孵化確認 夕方まで産網は上げずに全量の孵化を待つ、オス親2匹掛けで孵化率は高いが育てられるのは5000匹 10%にも満たない。 黒子選別は土曜日を予定 

2011年5月15日(日)   外池 排水
外の育成池 陽晒し消毒のため排水、冬の寒さを耐え忍んだ雑羽20匹 大きくもなっていないが痩せもせず 無事揚がって来た。
 

2011年5月14日(土)   無事産卵
1回目期待の昭和三色が産卵しなかったので 銀鱗昭和メスに替え オスも1匹追加して2匹掛け、 無事産卵して一安心。 
 


2011年5月7日(土)   メス親セット
メスは自家産の4歳 オスと同じ60cm 初めての産卵になるので少々心配なのだが・・・・。  昨年の紅白の産卵失敗よりは卵は熟成していそうだが・・・・・   どちらにせよ結果は明日朝
《5月9日後記》
 2日待ったが 残念ながら産卵しなかった。 原因については不明、親鯉のせいにしたくは無いが 手抜かりは無かったはずだ・・・・・ 親を変えて週末産卵に向けて再チャレンジです。


2011年5月6日(金)   昭和三色 オス親産卵水槽に
今年の産卵水槽はメイン池横の3連FRP水槽を使用。 ボイラーも近いし水温管理がしやすい。 朝一番にオス親移動。 昨年に続き伊佐産昭和三色 1年で2cmしか伸びず60cm。 2回目の親なので少々安心。
 

2011年5月4日(水)   ハウス育成池水張り開始
いよいよ育成池水張り開始、稚魚放流まで10日間、この間にグリーンウオーター作り、1ヶ月の陽晒しでミジンコの卵が残っていれば勝手に湧いてくるだろうし、ミジンコ発生が無ければ稚魚放流4〜5日前に種ミジンコを入れる。

2011年5月1日(日)   子取り準備体制
5月7日産卵、14日黒子選別を稚魚放流を一応の予定として準備中。いよいよ悩み苦労の始まり、始まり デス。 まず昭和三色

2011年4月17日(日)   ハウス稚魚池用ブルーシート入手
大震災後品不足、入手困難だった ブルーシートが手に入った。 4間×4間で十分なのに 4間×5間サイズ。 大きい分には差し支えない。 切断端材は ハウスの通路に敷くことにした。  これで一安心。

2011年4月13日(水)   ハウス稚魚池 土追加
ビニールハウスの稚魚池 陽晒し10日 まだ完全乾燥に至っていない、 シートを少し剥いで土を掘って溝を深くした。 排水して稚魚を池上げする時 溝があれば集めてすくい上げやすい。 溝を掘った土はシート内に戻して底土量を増やした。 
  ブルーシートもそろそろ寿命だが 第震災で入手困難なら 今年は何とかこのまま使う事になる。 来年は交換せねば・・・・ 
 

2011年4月3日(日)   ハウス稚魚池 陽晒し開始
ビニールハウスの稚魚飼育池 秋の選別での昭和三色 見極めが付かない中羽10匹ほどと大震災の停電回避で移した当歳を全部2才魚飼育池に移して乾し上げ、消石灰を散布して陽晒し 20日間ほど日光消毒。
 
 いよいよ 2011年子取り作業スタートです。  このハウス池は親鯉を替えて今年も昭和三色。

2011年4月1日(金)   今年の子取りは
錦鯉の子取りはさほど電力を必要としないのだが、気が晴れず子取りに気合が入らない。  でも もちろん取るよ。 まずはビニールハウスで昭和三色 5月連休に黒子選別で準備計画中 

2011年3月12日(土)   当歳移動
朝、酸欠で少しパクパク状態 幸い水温が15度まで下がっていたので ビニールハウスの稚魚飼育池に半数移動。 ハウス池水温14℃。 

2011年3月11日(金)   3.11 大災害
停電 酸欠心配だが加温していたので大池に移せず、水温低下を待つ
 

2011年3月1日(火)   3月です
当歳飼育は順調。 加温飼育はしているがさほど積極的給餌でもないから伸びはそこそこです。 
  さて、この当歳
 メイン池、職場池の崩れ鯉、期待はずれを放出して20匹、このまま3連FRP水槽に残すのが15〜20匹 残りは鯉屋に引取ってもらうしかない。 
 ・ ・ ・ 2才立ての野池が欲しい ・ ・ ・ と思わないようにせねばきりがない。

2011年1月19日(水)   カラムナリスは終結したか??
カラムナリスに気づいてから10日過ぎた。
気がついてすぐに 注水と強制濾過を停止して 塩水+テラマイシンで薬浴、
  水が汚れて3日目から強制濾過機運転再開。 
     テラマイシンは薬害、副作用が無いらしいが水が汚れるのが難点
   5日目から薬浴とテラマイシンの経口投与併用。
    7日目から少量の新水注入開始。
      10日が過ぎて普通餌に戻したが終結宣言が出せるかまだ不明。
  まだまだ観察が続く。
今回はテラマイシンを使ったがエルバージュとどちらが効果が有るのかこれもまた不明。 

2011年1月9日(日)   カラムナリス
加温水槽の当歳魚 餌食いが少し落ちて鰓蓋が左右同じように動いていないのが数匹発見。 『あれ〜??』とすくい上げてみると、鰓腐れが・・・・・・ カナムナリス病だろう。 全部が発病してはいないがこのまま放置は出来ないので 塩とテラマイシンを投入。 
 新年最初の鯉経費が薬代とは情けない。
カナムナリス菌は河川では常在菌だそうだがどこから進入したのかは不明。長いあいだ潜んでいたのが動き出したのだろう。
 塩 0.6% テラマイシン50ppm 新水を止めて 1週間 
 水温は20℃〜25℃保持 餌切り、
 強制濾過機のろ材に活性炭も入っているので吸着されないよう停止。
鰓以外、口、皮膚、ヒレなどには症状は見慣れないし、池底への擦り、浮遊、群れ離脱など特別の行動も無い。
 


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