2.6 演習問題 目次(第2章)へ
演習問題 2.3.3 田植作業について,固定時間増分法による動的モデルのフローチャートを書け.
演習問題 2.4.1 牛Aは80万円,牛Bは60万円の価値がある(売れる)ときに,これをそれぞれ100万円の資金を持つX,Yの両氏が入札(せり)によって買う場合に,X氏はどのように入札すればよいか.ただし,両氏ともに資金を二分してA,Bに入札するものとし,かつ,その他の情報はまったく得られない.X氏のA,Bへの入札額を示せ.
演習問題 2.4.2 農家が作物X,Yを栽培するのは単純マルコフ連鎖現象であり,作物Xの連作率XXは0.7,作物Yの連作率YYは0.4であるとする.1年目には作物Xを40%,作物Yを60%の農家が栽培していた.
1) 3年目には何%の農家が作物Xを栽培するか.
2) 100年後には作物Xの栽培農家は何%と予想されるか.
演習問題 2.4.3.1 ∫01e-x2dx をモンテカルロ法で求めよ.
演習問題 2.4.3.2 天候モデルシミュレーションの図(次頁)において,晴晴率0.83,雨晴率0.67とし,365日間の天候を求め,晴天率,雨天率,連続雨天の回数などを算出・討論せよ.(ただし,第0日は,晴天とする).サイコロ
演習問題 2.4.3.3 晴晴率,晴曇率,曇晴率,曇曇率,雨晴率,雨曇率を下表のようにA〜Fとし,次の日の天候(晴・曇・雨)を推定するモンテカルロ・シミュレーションモデルのフローチャートを書け.
次日 |
晴 |
曇 |
雨 |
その日 晴(x=1) 曇(x=2) 雨(x=3) |
A C E |
B D F |
1−A−B 1−C−D 1−E−F |
図2.47 天候モデル
演習問題 2.4.4 あるライスセンタへの生籾荷口の平均到着時間間隔は20分,1回の平均処理時間は12分である.このシステムが平衡状態のとき,待たされる確率q,待たずに処理される確率p 0,実質待ち行列の長さLq,平均実質待ち時間Wqを求めよ.
演習問題 2.5.2.2 3x + 2y≦6,x≧0,y≧0の制約領域のもとで,目的関数 z = 100 + 4x−x2 + 6y−y2の最大値を,原点を出発とする大ステップ傾斜法およびラグランジュ微分傾斜法で求めよ.
演習問題 2.5.2.1 z = 36−9(x−6)2−4(y−5)2の最大値を,x = 8,y = 7を出発点にして直・接微分傾斜法を用いて求めよ.
演習問題 2.5.2.3 前問について,点a(0,0),点b ( 0, 2/√3),点c ( 1, 1/√3)のつくる正三角形a b cを出発点として,zの最大値を山登りシンプレックス法で求めよ.
演習問題 2.5.3 ハウスでA,B2種の野菜を栽培するとき,1kg生産するために,Aには重油0 L,電力3kWh,労力7人日,Bには重油15 L,電力5kWh,労力3人日が必要である.供給可能量は重油5,000 L,電力1,000kWh,労力800人日である.生産物1kg当り純利益はAが1,200円,Bが700円であるとき,純利益を最大にする生産計画をたてよ.
1) 線形計画法の数式で題意を表現せよ.
2) 図式解法で求めよ.
3) シンプレックス法も試みよ.
演習問題 2.5.4 図2.48の作業日程のクリティカル・パスを示せ.
図2.48 作業日程
演習問題 2.5.5.1 図2.49のように,AからPまでの各作業の所要時間がわかっている.AからPまでの最小所要時間の経路と時間を動的計画法で求めよ.
図2.49 農作業シリーズ
演習問題 2.5.5.2 前問の作業シリーズの問題を後退法で解いてみよ.
演習問題 2.6.2.1 10個直列結合しているシステムの信頼性を0.9以上にするには,1個の信頼性をいくらにすればよいか.
演習問題 2.6.2.2 大規模専業農家で,農作業能力に冗長性をもたせるために,トラクタ等の農業機械の予備のものを保有しているかどうか調査してみよ.
演習問題 2.6.3.1 吸収律の定理で示された式を前述の定理を用いて証明せよ.
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演習問題 2.6.3.2 Y
= A・B・C・D + A・B・C・D + A・B・C・D + A・B・C・D + A・B・C・D を簡単にせよ.
演習問題 2.6.3.3 NAND素子を用いて,半加算器の回路を作成せよ.
演習問題 2.6.3.4 X,Y,Zの3カ所から自由に点滅できるランプ回路をつくれ.
演習問題 2.6.3.5 タイマーIC:NE555を使用して,ディレー信号を発生する回路を作成せよ.