All round fishing team

キービジュアル2

林釣具店画像

社長画像

■継承の経緯

竹下 努相談役の生前より後継者として竹下ウキ工房でアドバイスを受けていた梅澤会員が、竹下相談役のご家族の全面的な承認とご支持をいただき、昨年末より本格的に竹下ウキ制作を開始。
2022年2月竹下ウキ取扱店(有)林釣具店の規格テストをクリア。
正式に後継者として竹下・梅澤の頭文字をとったTU工房として制作を開始しました。

■ウキのスペックについて

全工程を手作りに拘り、塗装・コーティングもウキ専用の高規格塗料を使用。工程を増やし耐久性を向上させています。また現在高比重の楓材、ビーチ材で遠投性と安定性を高めたウキも制作中で、多くの竹下ウキファンの皆様のご支持を頂いています。
※アルファベットのカラー表記は廃止し、「マズメカラー」「バーミリオンカラー」を主体とし〈Type1〉〈type2〉といった分かり易い名称にしました。

ウキの長さと径

【形状】
長さは10㎝~16㎝。
竹下ウキの基本型は16㎝ー3Bですが、現在は10㎝~12㎝で浮力は0以下00が多い。

径は最大で34㎜まで希望に応じて調整。スリムタイプは22㎜。

ウキの浮力と重心

水面位置は個々のウキの個性による差が極力出ないように工夫しています。

重心はおおよそ図のAの部分。ここを軸に下潮を捉えた傾きを表現します。

ウキ楓・ビーチ

【材質】
左からカエデ材
中央が外材のビーチ材
右端が桜材
カエデはかなり比重が重く30m遠投も楽に飛びます。ビーチ材も遠投が効く好材料。近年の遠投釣りに対応しています。

ウキ制作

故竹下相談役はウキのオモリ装着部は6割を砥の粉で固めていました。現在の竹下ウキは下部をカットしてドリルでオモリ挿入部を空けています。挿入後は接着して完全固定します。写真は挿入部を空けているところ。

レトロ1

レトロ2

レトロ3

60~50年前の竹下ウキです。Type後期に入ると現在のウキの原型が出来上がっています。1996年頃材料を朴の木から桜材に変えた頃より劇的に進化が始まり、特にグレ釣りの性能を向上させてきました。
竹下ウキの後継者梅澤は桜材に加え、楓(カエデ)や外材のビーチで高比重、高安定性を実現させたウキを開発しました。潮を掴む性能が高く、遠投でありながらLineメンディングのし易い攻撃型のウキに仕上げています。
発注時に希望のカラーリングを指定下さい。今後も新たな情報はホームページや竹友会公式Facebookで発信していきます。これからも進化する竹下ウキをよろしくお願いいたします。