手帳シーズン恒例特集。

今回は、日経アソシエの記録。

 

【Ｐ２４】

どのような手帳を使っているかのアンケート結果。

綴じ手帳は半数以上となっており、システム手帳は２０％を下回っている。

デカイ、嵩張るは時代遅れなのだろうか。

なんともさびしい限りである。

 

【Ｐ２８〜】

昨年は、丸善本店手帳売り上げＢｅｓｔ１０であったが、今年は銀座伊東屋。

丸善の１位は能率手帳であったが、伊東屋はridoミニプランナだった。

愛用者のわたしとしても、これは嬉しい。

 

５００円程度で買える、海外製の手帳というのも、ポイントが高いと思う。

 

【Ｐ３２〜】

話題の手帳の紹介。

 

●クオバディスアジェンダ

祝日が日本対応になっているらしい。

そういえば、ridoミニプランナも国内祝日対応になっているが、わたしは、あえて伊東屋で貰える休日シールを貼るのがお気に入り。

 

●モールスキン

２００９年限定で、レザーシリーズが２４０冊限定発売となっているらしい。

これはぜひ見てみたいというか、触ってみたいものだ。

 

あとは、ラコニックやアクションプランナ、陰山手帳など。

勝間和代手帳というのも紹介されており、ちょっと笑ってしまった。

ビジネスだけにとらわれず、幅広いジャンルの手帳を紹介しており、これから手帳を選ぼうとされる方には参考になるのではと思う。

解説も的を得ており、丁寧な編集に好感が持てる。

 

昨年に比べても、とりあげている手帳の種類が増えているのも、やる気があって良い。

 

【Ｐ４７〜】

１０名の手帳活用術を紹介。

 

●ディスカバートウェンティワン　干場氏

・手帳に何も書いていない時間こそ、自分にとって何かを生産する時間。

・水曜日はバッファとしている。

 

●サイバーエージェント　川村氏

・モールスキン週間ダイアリに、コードバンの革カバー。

・革カバーにこだわり、大判のポストイットにも革カバーを付けている。

 

●ＥＮＯＶＩＡメイトリックスワン　小幡氏

・超整理手帳のユーザーとして、有名な方。

（当ＨＰでリンクさせていただいている、タイムマネジメントツール評論でも情報発信されている。）

・既製品をカスタマイズして週間バーチカルとして使われていたリフィルが、発売元の目に留まり、商品化されたとのこと。

 

●銀座のクラブ「ル・ジャルダン」オーナー　望月氏

・Ａ５サイズの手帳暦２０年。

・手帳に記入したお客の名前を定期的に見返して、そのお客との会話を反すうし頭に叩き込んでお店に出ているとのこと。

 

●ビスアーク　水口氏

・システム手帳＋自作リフィル。

・バーチカルの予定の上段に、タスク蘭を作成している。

 

●博報堂　榊原氏

・近年、手帳特集によく登場される方。

・１８年間同じ能率手帳を使い続けている。

・１８年使い続ければ、使い勝手も良くなり、独自のルールも確立できる。

・手帳を購入して真っ先にやること

　→休暇予定、家族の記念日、一年分の定例会議等、確定している内容の記入

・１５時の時間帯に蛍光ペンでマークし、この時間にはできるだけ打ち合わせを入れない。

 

【Ｐ６８〜】

読者が語る理想の手帳会議と題して、８名の手帳にこだわりを持つアソシエ読者の方の熱い手帳術を紹介。

 

【Ｐ６８〜】

アシストオンで取り扱いのある、モールスキンの革製ペンホルダがちょっと気になる。

 

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日経アソシエの手帳特集は、毎年内容が濃いく、期待を裏切らない内容が嬉しい。

ユーザー紹介が多い編集も、読んでいて楽しく、参考となることも多い。

今回の号を読んでみて、私の琴線に触れた内容は以下の３点。

 

■バッファーとなる日や時間をあらかじめ決めて、意識してそこには予定を入れないようにする。

■スケジュールとタスクリストを接近させる。

→これはダイムに登場していたキリンビールの方も実践していた方法。

■同じ手帳を長期間使う中から、自分のスタイルを確立する。

 

(08/10/26)