プレジデントに手帳術特集があったので入手。
今年(2008年)の2月にも、時間術のタイトルで手帳術特集があったので、この雑誌、定期的に手帳特集をやっている様子。
今回は、その内容の記録。
《トップの流儀》
【P32〜】
○ブリヂストン 荒川社長
・入社以来、会社の手帳を愛用。筆記具はシャープペンシル。
○コマツ 坂根社長
・どこの手帳かは不明。能率タイプの週間レフト式。記入内容はキーワード。インデックスとして手帳を活用。
○SBIホールディング 北尾吉孝CEO
・手帳やメモには頼らない主義。すべて頭の中で処理とのこと。
○商船三井 芦田社長
・どこの手帳か不明。かなり分厚い手帳、というかメモ帳か?
・新聞の気になる表や数値を切り抜いて手帳に貼り付けている。手帳のデータベース化。
○楽天 三木谷会長兼社長
・手帳は持たない。
《年収2000万円VS500万円 500人分析》
【P44〜】
時間活用法等、両階層にアンケート調査。
休日の自己研鑽、目標の達成検証、過去の手帳の見返し等がポイントか。
《達人の手帳術》
【P50〜】
○マネックスユニバーシティ 内藤社長
・手帳はシステム手帳+モールスキン。
・モールスキンはメモ帳+タスク管理に活用。
○松屋 宮崎氏
・筆記具にカランダッシュのオフィスライン。
・カランダッシュはダース単位で購入し、ベルトや靴などの色にあわせて、ペンの色もコーディネートしているとのこと。
→ペンの利用法の新しいヒント。
○キリンビール 守川氏
・今回の特集で一番参考になった記事。
・タスク管理の手法が細かく紹介されていて、とても参考になった。
→私も今、自分のタスク管理の手法についてまとめているので、近いうちに「手帳のページ」で紹介したい。
《グンと差がつく7つのコツ》
【P64〜】
渡邉美樹と佐々木かをりの両氏が手帳術の真髄を伝授とのこと。
二人とも生理的に受け付けないので、このページは読み飛ばし。
《鈍行社員が急行社員に大変身》
【P74〜】
プレジデント編集部のトロゾー君改造計画。
時間管理セミナーに送り込んで、トロゾー君がどこまで普通になれるかの人体実験レポ。
どこの職場にもいるトロゾー君。
私の職場にも一人いるが、何度言っても物事の優先順位が付けられない。
応急処置として、他人に依頼する仕事を午前中に整理して、午前中のうちに他人にまず依頼すること。
そして、自分で完結する仕事を午後にやれと命じている。
そいつは、もちろん手帳を持っていない。
乳酸菌飲料配達会社が配っているカレンダに、気が向いたときに何かを書き込んでいる様子。
《金持ち社員VS貧乏社員 人気手帳ランキング》
【P83〜】
金持ち社員は、無印良品、100均手帳、会社支給及び取引先配布の手帳利用者0人。
《09年版 手帳ガイド》
【P90〜】
こちらも、ダイム同様、綴じ手帳が主流。
この部分はダイムと同じパタンでの紹介で、もう少し工夫がほしいところ。
コレまでの年収2000万円記事を無視する形で、ほぼ日手帳を掲載しているのがいいなと思う。
きっと、下請けに特集の意図が伝わらないまま記事にしてしまったのだろう。
もしかしてP74に登場した、トロゾー君が担当だったのかもしれない。
◇
と、このような感じで、なかなかのボリュームがある内容だった。
ダイム→アソシエの間に、なかなか面白い一冊が割り込んでくれた。
残るは、アソシエと日経ウーマン。
どのような特集か楽しみである。
(08/10/19)
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