手帳のページ

■手帳とカバンのホームペーヂ
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 89   ■2009年手帳特集 DIME
 

毎年、この季節の恒例特集である、ダイムと日経アソシエの手帳特集。
今回は、先行発売となったダイムの記録。
 
今年のタイトルは「ビジネスを強力にサポートする最強の手帳選び」
 
【P22】
今回は、仕事のスタイルで手帳の内容を考えるべし!ということで「バーチカル」、「ウイクリ」、「マンスリ」の3タイプに分類して紹介している。
バーチカルのユーザーとして、クオバディスの社員、ウイクリのユーザーとして能率協会の社員、マンスリのユーザーとしてコクヨの社員が紹介されていた。
 
どうも最近の手帳特集のユーザー紹介に、この手帳メーカー社員をユーザーとして紹介しているのが目に付く。
その道のプロという見方もあるが、一方で広報的紹介という感じも否めず、個人的には好きになれない。
 
手帳ファンとしては、できれば手帳業界と関係の無い一般ユーザーを取り上げてほしいところ。
 
【P24】
最近のトレンドということで、ノートタイプ手帳というものが紹介されている。
そのなかでも2009年版のトレンドは、スケジュールペーヂにTODO欄や広いメモ欄があり、スケジュールと一緒にタスク管理もできるタイプらしい。
 
【P26】
こちらでは、ノート+スケジュールタイプということで、カバーにスケジュール帳とメモ帳を挟み込んだり、カバーなしで合体できるタイプが紹介。
このタイプのメリットは、本文のなかでも紹介されていたが、ノート部分を使い切っても新しいものに差し替えが利くこと。
システム手帳的発想で、この手のやつは便利そうにみえるが、書きにくいという意見もある。
いきなり、高級革タイプを入手する前に、布製などの安いやつで自分のスタイルに合うか、事前に試しておくことがおすすめ。
 
【P28】
コンパクト胸ポケットタイプの紹介。
いわゆるモールスキンのレポータタイプのように、縦長の手帳がガバッとそのまま縦長に開き、月間カレンダが上から下の向きで並ぶもの。
さすがにペーヂを埋めるためとは言え、このタイプをオススメとして紹介するのはちょっとやりすぎのような気がする。
 
【P30〜】
最後に、ようやくシステム手帳の登場。
カバー自体に目新しい情報の掲載はなかったが、P32から、いろいろなタイプのリフィルが紹介されており、こちらは中々よかった。
特に気になったのが、アシュフォードのメモリアルシート。
曜日の入らない年間汎用シートで、あくまで記念日を記載しておくための用途。
 
私の場合、定期的な年間予定は白紙のリフィルに月別にフリーフォーマットで記入して、月初にそこからスケジュール欄に落とし込みをしているのだが、このシートがあれば1枚で済んでしまう。
伊東屋あたりで今度チェックしてみよう。
 
   ◇
 
今回のダイムは、ポップな感覚なものを多数紹介していた。
個人的には、もう少しおしゃれなビジネスユースのものとして、レッツの手帳なども紹介してもらいたかったが、時代の流れというか、メーカーの戦略がこのラインなのだろう。
ポップ系にはあまり興味が沸かないが、P32からのシステム手帳のリフィルの紹介は、今までにない目新しいリフィルの紹介もあり面白かった。
 
続くアソシエの手帳特集がどのように攻めてくるか?
予定では10月21日発売号が手帳特集とのこと。
こちらもまた楽しみである。
 
(08/10/12)



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