平成19年度に突入して1週間が経過した。
この春は、異動や転勤等でドタバタされた方も多いと思う。
環境が変わられた方は、早く新しい環境になれて、本来の自分のペースで仕事ができるようにガンバッテください。
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年度の変わり目ということもあり、最近は4月始まりの手帳の取り扱いも多くなったような気がする。
私は1月始まり派なので、手帳購入時期=10月で、手帳売り場が視界に入ってくるのはせいぜい年末まで。
なので、あまり4月始まりの手帳売場を物色した記憶がない。
しかし、先日オープンした丸善の日本橋店は、開店時期が3月ということもあり、手帳売場が4月始まりの手帳で埋めつくされていた。
それを見て、そういえば4月始まりの手帳も、最近は多いなと思ったのである。
4月始まりの手帳が出回りはじめたのは、仕事の単位が年度になっている場合が多いことが理由か。
新しい仕事に合わせて、手帳も新しくということだろう。
お気に入りの手帳の4月始まりバージョンがあれば、気分一新、新しい季節を新しい手帳でということもOK。
だが、やはり、1月始まりの手帳に比較すると、その選択肢は圧倒的に少ないのが現実。
手帳を選ぶという視点からは、1月始まり手帳を10月頃に選ぶのが良いと思う。
私が考える1月始まりの手帳を使うメリットは、購入だけでない。
1月〜3月は〆の時期でもあるが、4月以降への助走期間でもある。
新年度からの生活を成功させるコツ、1月〜3月できちんと後始末をして、4月以降にどうやってつなげていくかが、重要だ。
新しい年度が始まってから、ドッコイショでは遅いのである。
話は変わるが、システム関連の仕事をしていると、「みずほ銀行」のシステム統合は、研修等で必ず紹介される失敗事例である。
移行システムに不具合があっただけでなく、年度がわりに移行時期を設定したことで、その被害を拡大させたことが、世界中で語り継がれる事例提供となってしまったのだ。
この教訓は手帳の移行にも当てはまる。
もし、仕事が4月から新しくなるのならば、管理ツールとしての手帳の移行時期は、別の時期にすべきであろう。
それを考えると、1月に手帳を移行するのは、新年で気分は一新。
年末年始の連休も、調整期間として活用できる。
しかも、仕事の移行時期とは重ならないので、メリットは大きい。
仮に年末年始で仕事の一区切りというサイクルの方がおられたら、そういう方こそ、むしろ4月始まりの手帳導入を検討される価値があるのではと思う。
(07/04/07)
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