手帳のページ

■手帳とカバンのホームペーヂ
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 70   ■2007年手帳特集 DIME&アソシエ
 

今回は、先週購入した雑誌ダイムと日経アソシエに手帳特集があった。
これまでは、こうした手帳特集記事は、気まぐれでコラムに紹介したり、この手帳のページに紹介したりと、その時の気分であちこちバラバラな状態だった。
今回から、できるだけこうした手帳紹介記事は手帳のページに記録を残していきたいと思う。
 
《ダイム》
 
タイトルは、「2007年のスケジュール帳はサイズも余白も”たっぷり”タイプが買いです!」とある。
 
このタイトルどおり、いきなりファイロファックスのA4システム手帳の紹介から始まっている。
伊東屋の担当者によると、レイアウトはバーチカル、サイズはバイブルが定番だがB5以上の大判サイズの売れ行きも良いとのこと。
こういう大判サイズは、普通は持ち運びではなくデスク常駐型であろうから、こういう手帳を使う人は、もう一冊携帯手帳を持つか、インターネット上にスケジュール情報を持ち、デスク意外からも確認できる環境を準備しているのだろうか?
 
今回のダイムの特集は、色々な手帳の紹介に徹している。
手帳の紹介の下に、サイズや栞、六曜の有無、カバー素材などの基本スペックが表にして掲載されているので、手帳を各種条件で選ぼうとする方には便利な構成かも。
ちょうど、家電量販店の価格表の下に、各種スペックを紹介したカード大のプレートのようなイメージだ。
 
【P29】
リド・ミニプランナーやクオバディスのアジェンダスコップも紹介されている。
アジェンダスコップは、もしデスク据付の手帳を使うようになったら、いつか使ってみたい手帳の一つだ。
 
【P32〜34】
手帳メーカー営業マンの手帳を公開している。
その中で目にとまったのが、高橋書店の方の使いこなし。
週間見開きの部分は、自分の予定を記入。
月間見開きの部分には上司や部下の予定を記入していた。
 
自分の予定と他人の予定を管理するには、このように同じフィールドに書き込まず、別のページに置いておくのがよいと思う。
必要な時に、別ページをめくって確認する方法だ。
ちなみにわたしの他人の予定管理は、職場の机に置きっぱなしの、卓上カレンダに書き込むことで管理している。
自宅に戻ってまで、職場の人のことを考えることはまずないので。
自分の予定だけでなく、関係者の予定の管理も、手帳術の一つのポイントだろう。
 
ちなみにこの方は、メモ欄に書き込んだ情報は、翌年の手帳に必要な情報を書き写しているとのこと。書き写すことにより情報のカスタマイズが行われれると言われているが、同時にフィルターにもかけているのだと思う。
わたしはシステム手帳のリフィルで翌年に必要なものは、基本的にそのまま手帳に残したままにしているが、この方のように、その中から手書きで転記するというフィルターをかけると、さらに情報がシェイプアップされると思った。
さっそく実践してみようと思う。
 
【P38〜39】
システム手帳の製品紹介。
こうしたシステム手帳の写真を見ると、最近の製品は内ポケットの数が本当に多いと思う。
昔は、システム手帳の後の裏表紙は、リフィルが冊子になっているようなメモ帳を挟むパタンが多かったのだが、最近は流行らないのだろう。
その部分までカードホルダなどのポケットになっているのだが、みなさん、システム手帳のポケットには何を入れているのだろうか?
気になる。
 
【P40〜41】
システム手帳のリフィルの紹介。
特にコレといった目新しいモノはないが、見開き1ヶ月タイプで左ページに1ヶ月分のカレンダを圧縮して、右ページにメモ欄を配置したものが紹介されていた。
自分で使おうとは思わないが、なんだか凄いと思った。
 
 
《日経アソシエ》
 
去年は12月に手帳活用術の特集をしていたが、今回は10月に前倒ししての特集。
こちらはダイムの特集とは違い、活用術の紹介。
このアソシエの特集は、毎年充実しているので楽しみにしている。
 
【P26 ゲームパブリック社長 岡本吉起氏】
B5サイズの綴じ手帳を使用。
ノート蘭に貴重な情報を整理して書き込むことで、自分だけの情報源としての手帳を作りこんでいる。
 
書き込みの工夫として、その場でメモを取るのではなく、後で思い出しながらできるだけ綺麗な字で清書しているとのこと。
ここでのポイントは、頭の中でいったん整理して書き出すこと。
情報整理のポイントは、何らかのフィルタをかけることが大切だと思った。
 
 
【P30 USEN人事部 真野あかり氏】
個人の手帳を部署のメンバーと共有。
自分の手帳をデスクの上に開放することで、メンバーは真野氏との仕事の予定を、氏の予定の空いているところにドンドン書きいれているそうだ。
 
本文にもあるように、この方法はグループウエアにはない効果がある。
書き込みをする時のコミュニケーションがとれるからだ。
私も、以前いた職場で、手帳の公開まではないが、部署で共通のスケジュール表を上司の机の横に設置しておいて、メンバーの予定はすべてその職場のスケジュール表でコントロールしていた。
 
その当時の担当していた仕事は、転職後で一番面白くない仕事を担当していたのだが、そのスケジュール管理の手法だけは、その面白くない2年間で唯一自分の糧となった内容だった。
 
 
【P34 アイランド社長 粟飯原理咲氏】
スケジュール管理はグループウエアを使っているが、タスク管理にルーズリーフを活用している。
TODOをルーズリーフに細かく書き出しているとのこと。
やはり、仕事のTODO管理はノートのように大判のものが便利。
 
ちなみに、私の仕事のTODOは仕事用ノートで管理している。
そして、そのノートにTODOを一件書き込むことに5行の空白行を取っている。
そこに、案件の処理経過を書き込んでいるのだ。
こうすることで、処理の履歴を管理している。
 
(06/10/28)



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