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■手帳とカバンのホームペーヂ
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 7   ■手帳の選び方C〜わたしの場合(3)
 
【その3 システム手帳でのその他の情報管理:リフィルの選択方法A】
 
▼メモ帳(メモ用罫線リフィル) 
仕事メモの使い方については、また、別の特集で取り上げます。
ここでは、プライベートメモの概要をお伝えします。
 
メモを取るという動詞的意味のメモの種類ですが、その取り方や参照のしかたにはいろいろなパターンがあります。
思いつくものをいくつか取り上げてみましょう。
 
・思いつきやアイデアを、記録するメモ(Type A)
・買い物等で、店頭の価格等を比較するために取るメモ(Type A)
・買い物に行くときに持っていく、買い物メモ(Type B)
・お店の予約など、予め用意したことに対する確認メモ(Type C)
・電話をかけるときのメモ(Type C)
 
上の例で3つのパターンにメモの種類を分けてみました。
 
(Type A)
いわゆる、さっと取り出して、さっと記録したい場合のメモです。
こうした、メモについてはシステム手帳は、はっきり言って向いていません。
服のポケットかカバンの外ポケットに忍ばせておいて、必要なときにさっと取り出せる必要があります。
わたしは、このタイプのメモをとるツールとしてRHODIAのNo11またはNo12を使用しています。
保存する必要がある情報については、RHODIAの切り取ったページをシステム手帳のリフィルにメンディングテープで貼り付けて、ストック情報として管理しています。
きれいに切り取れるRHODIAはこのメモ管理にうってつけです。
転記ミスや転記する時間を考えると、転記作業は、メモの管理ではできるだけさけたほうがよいでしょう。
当然ですが、綴じ手帳を使われるかたは、1冊の手帳で処理ができるタイプのメモです。
 
(Type B)
こちらは、記録してあるものを外でさっと取り出して参照したい場合の、メモです。
このタイプもシステム手帳には向いていないメモです。
わたしは、街遊びに特化して、meadのリングメモを使用しています。
街中を歩きながらや、お店の中などでさっと取り出して、買うものや行くお店を確認をする。
街ごとの、お店の情報や、買うものの規格など、このmeadのメモ帳が、ストック情報としての買い物DBとしてうまく機能しています。
 
(Type C)
電話をかけるときに、あらかじめ聞くことを書き出しておいて、それを元に記録を取っていくといった、記入も参照も机上で行うタイプのメモです。あと、打ち合わせのメモなどもこの仲間にはいると思います。
 
これは、まさにストック情報として、システム手帳の機能が一番発揮しやすいメモだと思います。
わたしは、片面使用原則でシステム手帳をこのタイプのメモとして使用しています。
 
例として、幹事になった場合に、お店の予約を入れるときのメモを参考に説明します
あらかじめ、日時や人数、料理の種類など、こちらの希望条件を書き出しておいて、そのメモに沿って電話で予約の確認を取っていきます。確認した内容は、電話を聞きながら書き込んで行きます。
当然このメモは、当日までは予約確認履歴として保存しますが、その後はストック情報として一定時間経過後はファイルとして管理します。
この、ストック情報は、次回、他の店に予約の電話をするときに、どのような確認が必要であったかとか、時期による料理の値段、いつ電話をしたら予約が取れたか、また予約が取れなかったかなどという、いろいろなことの参考情報として活用することができます。
こうしたストック情報がある程度たまってくると、例えば忘年会シーズンの居酒屋の予約はコースを注文しないと受付けてくれないところが多いとか、料理を行ってから頼めるのはこのお店であるとかいった、傾向や役に立つ情報が見えてきます。
こうした傾向や役に立つ情報が、ストック情報から読みとれるようになればしめたものです。
 
あと、わたしは2年続けて引っ越しをすることになったのですが、最初の年の引っ越しの時におこなった手続きや確認事項を全てこのメモで管理して、結果をストックしておきました。
急に決まった、翌年の引っ越しはその手帳のリフィルをストック用のバインダーからいつも使っているシステム手帳に綴じ直して活用し、スムーズに各種手続きを行なうことができました。
あと、引っ越し料金の見積交渉も、ストック情報を元に、こちらのペースで進めることができました。
 
▼買う本のリスト(メモ用方眼リフィル)
ややこしい名称ですが、これから買いたい本のリストではありません。買いたい本はTODOリストで管理しています。
このリストにあげる本は、連載で出ていて今、何巻まで買っているかをメモしているリストです。
月刊誌ならば忘れることがないのですが、コミックなど3ヶ月サイクルで出版されるような本について、今まで2回、だぶって買ってしまったことがあるのでこのリストを作りました。
実際の管理としては、手帳に書き込んでいるのはバックアップ情報で、運用はメモに記録してある本の名称と今持っている最新刊の巻数と、いつそれを購入したかの情報をパソコンから携帯にメールで送っています。
書店では、携帯を出してメールを表示して情報確認をしています。
 
平日はmeadのお買い物メモは持ち歩いていませんが、仕事帰りに書店にはよく立ち寄ります。ですので、さっと取り出せるところに情報を置いておく必要があり、携帯にメールで保存しておいて、店の中で携帯を見て情報確認をしています。
 
▼ほしいものリスト(メモ用方眼リフィル)
その名のとおり、ほしいものを書き並べています。
ほしいと思った日付(書き込んだ日付)とものの名前を書き並べています。
いずれ、目標リストに統合しても良いかもしれません。
管理としては、目標リストと同じように手に入れたものは赤ペンで日付を書き込んだ上で消し込みをかけます。
このリストも、赤く染まったものを見るのは気分がいいです。
 
▼ショップ情報リスト(メモ用方眼リフィル)
よく行く街毎に、お気に入りのショップをリストアップしたもの。
街遊びの前に漏れがないようにこのリストでチェック。
このリストから計画を立案し、meadのリングメモに実行計画を落としていきます。
 
▼都内鉄道路線図
Loft渋谷店で購入した既製品。そとで見ることがあまりないので、システム手帳から保管用ファイルに移動してもよいかも。
 
▼乗換え時間表(メモ用罫線リフィル)
主な駅間の所要時間一覧(自作)。
最近は携帯の乗換え案内を使うため、必要性がなくなりつつあります。
どちらかといえば、街遊びの計画を立てるときに役立っています。
 
▼クリアポケット等
3枚ほど挟んでいるが、活用方法がまだ、はっきりと決まっていない。
研究の余地あり。
 
■手帳の選び方C〜わたしの場合(以上でおわり)
 
(03/12/21)



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