今回はタイムスタンプのお話。
通常タイムスタンプというと、コンピューターで,ファイルなどに記録されているデータの作成日時を指す。
ウインドウズのファイル管理ソフトであるエクスプローラでいうと「更新日時」が相当する。
それを、どうメモ術・手帳術に活用するのか?
わたしが実行しているのはタイムスタンプのうちの年月日の部分を、全てのメモの頭に付けていることである。
要は、メモを取り始める前に、まず年月日を記入するのである。
実践されている方も多いと思う。
わたしは2004年2月13日ならば040213と記入している。
これは、まさに書きグセで、最初は意識して書いていたが、今では無意識のうちに記入できるようになった。(たとえ一行のメモでも)
わたしはメモの活用法の一つとして、メモを見返すことが重要だと考えている。
長崎快宏氏も著書の中で、手帳活用のポイントとして「気軽にメモを取り」、「マメにメモを見直す」ことに触れている。
さらに、メモを何度も読み返し、メモを並び替え加工することでアイデアが生まれるともある。
わたしは最近、RHODIAでメモを取ったもので、この並べ替え作業をすることが多い。(アイデアが浮かぶのが、机の前にいる時より、街歩きや寝転がってTVを見ている時などのほうが多いのであろう。)
この時、グルーピング等でバラバラになったメモ(データ)の並びを復元するためのKeyが、このタイムスタンプになるのである。
当然、並び替えの作業をしなくても、日付情報は、その情報をいつ記録したという履歴としても重要なものである。
あと、メモの内容がどこかから仕入れた情報(新聞、TV等)ならば、その出所も合わせて記録しておけば、情報の蓄積として、まずは足りるのではなかろうか。
(04/02/13)
|