手帳のページ

■手帳とカバンのホームペーヂ
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 114   ■2011年手帳特集 BUN2・DIME・日経WOMAN
 

この季節恒例の、雑誌の特集。
今回は、発行順にBUN2、ダイム、日経ウーマンの記録。

●BUN2

昨年の10月号は、「今から選ぶ2010年手帳」の見出し。
今年の10月号は、「今から選ぶ2011年手帳」の見出し。

なかなか、やる気満々のタイトルで、ペーヂをめくる前から、中身が想像できておもしろい。

まあ、国産手帳、それも協会加盟かなにかのブツに限られるのであろうから、その内容は物欲を駆り立ててくれるには程遠い。

手帳特集時、恒例の有名文具店担当者へのインタビューは、もちろん今回もアリ。
今年の伊東屋は、久しぶりに橋本たまき氏が登場していた。
この数年、各誌の手帳特集のインタビューで、いつも男性社員が登場していたので、ちょっと心配していたのだが、今回の登場でちょっと安心。
でも、この橋本氏、わたしが伊東屋に行ったときは、なぜか彼女だけ、他の社員と服装が違うのだが、あれは何か意味があるのであろうか?

あと、この担当者インタビューのところで、博多の老舗文具店「とうじ」が登場していた。
ショップinショップの形で手帳売場を作っているらしい。
また、行ってみたいなぁ。


 
●DIME

今回の特集タイトルは、「今あえて、紙の手帳を使う理由」
ただ、読んでみた結果、その理由は分からなかった。

この数年の基調である、商品紹介記事が中心。

【P24】
トップは、ほぼ日、糸井重里氏のインタビュー。
ほぼ日手帳は、完全に市民権どころか、手帳の一つのコンセプトになってしまっているのがすごい。

でも、糸井氏、どうも高校生のころに見たNHK特集の佐世保橋でのインタビューのイメーヂが抜けないんだよなぁ。


【P26】
昨年と同じく、4名の方の手帳の中味が公開されている。
システム手帳×1名。
ほぼ日×1名。
モールスキン×2名。
という構成。
活用法としては、手帳というよりノート的利用の紹介。


【P28】
ポスト「ほぼ日」ということで、1日1ペーヂタイプの手帳を紹介。
前ペーヂの手帳ユーザーの手帳にも、マインドマップが書かれていたし、このペーヂのモールスキンの写真にも、マインドマップが書かれている。

マインドマップって、絶対にノートに書いた方がいいと思うのだが・・・。
(というか、わたしは、ノートよりもPCソフト派)

まあ、雰囲気を味わうということかな。

【P31】
書き込みを見やすくするということで、シール活用法の紹介。
実は、この●シールは、以前からちょっと注目しているツール。

【P34】
組み合わせタイプ手帳の紹介。
手帳とノートやリフィルをセレクトして構成する手帳たち。

あくまで、個人的(笑)な意見だが、ニモーシネなんてどーでもいいから、ダイゴーの名作、ハンディピックを紹介しろ!と言いたい。



●日経WOMAN

昨年より一カ月早い特集号。
以前みたいに、ウーマン・オブ・ザ・イヤーの特集と一緒に掲載されることはなくなってしまったのか。
まあ、旬を考えると、この時期なのだろうな。

昨年の有名人の手帳紹介には、テレ朝の前田有紀氏が登場していたが、今回は武内絵美氏。
なんか、テレ朝にこだわる理由があるのだろうか?

今回、この有名人特集を見ていて、衝撃を受けたことが一点。
2010ミスユニブの方が登場していたのだが、その経歴が・・・。

上智大学を卒業して、大分の臼杵市役所の非常勤職員を経て、ミスユニブになられたらしい。
さらっと書いてあるが、この非常勤職員って、アルバイト?

高校の同級生が数名、上智に進学したが、彼女たちはみんな、大手新聞社か放送局に就職していた。
(大学だけでなく、相当の自己投資もしたらしいとの噂だったが)

そのまま、今でも社に残っている連中は、歳相応にそれなりのポストにもついていると聞いている。

最近の就職事情が厳しいというのは、ニュースでもやっていたりするが、偏差値上位大学は別だと思っていた。
しかし、現実はかなり厳しいものだということに、この記事をもって、改めて感じさせられた。

なんだか、今の状態はおかしいよな。


【P22〜29】
職種別に8名の方の手帳の中身と、その活用法が掲載されている。
このパタンの特集が一番楽しめる。


【P48〜】
「夢をかなえるノート編」ということで、ノート術の特集。
4名のコッテリ系お姉さま方のノートが、紹介されている。

その中でもすごいのが、P50の「結婚編」。
胸やけを通り越して、ある意味ホラーでもある。


【P56〜】
「趣味のサブノート特集」。
こちらは、旅行記や食べ歩きなどのコラージュノートが中心で、決して胸やけを起こすこともなく、安心して読むことができる。


   ◇

今回紹介した3冊の中での充実度は、圧倒的に日経WOMANであろう。

続くアソシエの手帳特集にも期待したいところ。
予定では10月19日発売号が手帳特集となっている。

(10/10/11)
 
 


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