お買物手帖
■手帳とカバンのホームペーヂ

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 90   銀座・五十音の鉛筆補助軸
UPDATE:
2009/5/24 (Sun) 

ステマガVol.5を読んでいて、スコスでお買い物していたことを思い出したと、ブログに書いた。
ブログには、スコスのことしか書かなかったけれど、もちろん思い出したのはスコスでのお買い物だけでない。
 
そういえば、最近、本家HPの方を更新していないなと思い、軽いネタ集めにステマガを見ながら未開封グッズを思い出しつつ書き出してみたら、ノート2ペーヂになった。
あらら・・・というやつである。
 
この半年、物欲をホームペーヂで公開する速度より、お買い物のペースが上回った結果である。
どんなに忙しくても、書店と東急ハンズめぐりはやめられない。
お買い物は、忙しいときこその、ストレス発散なのである。
 
ということで、物欲結果リストを眺めながら、久しぶりのHPの更新は何を取り上げようと考える。
前回のお買い物手帖、鉛筆補助軸で終わっていたので、今回はその続きということで銀座・五十音の鉛筆補助軸「ミミック」を紹介してみよう。
 
 
この補助軸、以前から五十音で発売になっていたのは知っていたが、何分、7,000円と高価なので、あまり物欲が揺り動かされることはなかった。
趣味文などで取り上げられていても、私の琴線に触れることはなかったのだが、火がついた直接のきっかけは「筆箱採集帳」という本を読んでからである。
 
この本に登場する、文房具の達人の方々が、この「ミミック」を普段使いにポンと使っているのを拝見して、これはいいかもと急に思い出したのである。
そうなると、楽しいというか大変である。
 
まず、趣味文やステマガなどの手元にある過去の「ミミック」の記事を探し出し、加えてWeb上でも色々と検索をかけて、情報収集を行う。
この段階で、まず入手したのが、以前紹介した「伊東屋×月光荘」の補助軸・キャップの組み合わせ。
この組み合わせは、中々Goodで、鉛筆使いの頻度がグッと高くなったのである。
 
鉛筆の利用頻度が高くなると、「鉛筆関連グッズの7,000円は高い>欲しい」の状態から、「欲しい>7,000円は安いかも」、となってくる。
ということで、とある小春日和の平日、わたしは銀座に出たついでに、「ミミック」買う気満々のオーラを発しながら五十音に立ち寄ってみた。
 
何度行っても小さいお店だが、その空間には楽しそうな文房具がぎっしりと並んでいる。
あと、入り口には、いつものお子様お断りの案内がしっかりと示してある。
これは、快適なお買い物ができる空間として、非常にポイントが高い。
お子様の楽しそうな声が響く中では、決して楽しいお買い物はできない。
ちなみに、空港の筆記具専門店は、場所柄とても便利なのだが、お子様の楽しそうな声が響く確率がたかいので、めっきり足が遠のいてしまった。
 
お店の中に足を踏み入れ、さてさて、目的の「ミミック」はどこかな?
と眺め回すが、何分あの広さである。
20秒で発見。
 
わたしが行った日は、ちょうどオーナーが店番していたので、「ミミック」指名でクリーム色のクラッシックなガラスケースから出してもらう。
どうでもいいのだが、このオーナーと話をすると、なぜか飯島直子を思い出す。
 
わたしが訪問した時には、すでに黒マーブルの方は完売で、取り扱いは金魚柄だけとのこと。
なんでも、素材の調達が難しいので、同じ柄での再販はないと言っていた。
赤好きの私は、最初から金魚指名買いだったので、特に問題はないのだが、黒マーブルの実物も見るだけ見てみたかったなと、今になって思う。
でも、見たら、2本とも欲しくなってしまうのだろうな。
 
早速、「ミミック」を手に取り、試筆開始である。
実際の見た目もかなりGoodだし、手触りもいい。
素材はセルロイドのようだが、鉛筆をホールドする部分は金属のパーツで出来ており、強度も申し分なさそう。
短くなった鉛筆もしっかりホールドしてくれて、ヘビーユースにも充分こたえてくれそうである。
 
これは、買いだな!
と思いながら、キャップのしまり具合やクリップの部分などの細部をチェックしていると、ふと試筆紙の横のペン立てに面白いものを発見。
 
こちらは、総アルミの鉛筆補助軸なのだが、持つところがどう見ても「ミミック」と一緒。
多分、この既製品のアルミ補助軸をパーツとして利用しているのであろう。
これを、ゲッっとおもうか、充分な強度が保証されたと取るかは人それぞれである。
わたしは、既製品を流用することによる強度の信頼性が好ましいと判断した。
 
ということで、一本お買い上げ。
わたしが購入したときは、まだ在庫が少し残っており、革のケースに包まれた数本の中から好きな柄を選ばせてもらえた。
きれいな化粧箱に入れてもらってのお持ち帰りである。
 
あらためて、今回の記事を書くに当たって手にしてみたのだが、まさに、お見事な付加価値。
ここのオーナーの商才というやつであろう。
注意して調べてみると、この五十音、いろいろなオリヂナル商品やコラボモノも手がけており、地味な文房具業界の中にあって、なかなかの企画名人だと思う。
 
大手文具メーカーと組んで、もっと楽しい企画をバンバン出してくれればいいのにと願うのは私だけであろうか。






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