一時期、スケッチブックのマルマン50th企画品が、大量に文房具店にならんでいた。
私も、リングノートを大阪・心斎橋の東急ハンズで、そしてリングメモを伊東屋の本店で入手していた。
伊東屋では、確か、スケッチブックと同じデザインの車が展示されていた記憶がある。
そんな50thグッズの中で、気になるものの一つに、クラシカルな箱に入ったスケッチブックと鉛筆があった。
伊東屋の7階に、しばらくのあいだ置いてあり、行く度に、今日は荷物が多いから今度買って帰ろうと思っていた。
そんなことを何回か繰り返すうちに、いつのまにか店頭から消えてしまっていた。
まあ、必需品でもなく、煮えたぎるような物欲が沸いていたわけでもないので、ああ、なくなっちゃった!の程度だったのだが、一つだけ残念なのが、コラボデザインの鉛筆。
そう、スケッチブックとセット売りされていた鉛筆は、マルマンとトンボ鉛筆のコラボ品だったのである。
何もなければ、たぶんこのまま忘れていたのであろうが、思い出したキッカケが、五十音の、これまたトンボとのコラボ鉛筆。
この五十音鉛筆を入手してから、忘れかけていたマルマンのスケッチブックのことを思い出してしまったのである。
正確には、スケッチブックではなく「鉛筆」なのだが・・・。
しかし、思い出した時には、店頭から消えてから時間も経過しすぎて、時すでに遅し。
ここからが、いつものパタンである。
そう、無くなると「物欲が倍増」というやつである。
しかし、不思議なことに、この最近、欲しいと思ったら、ポロッとどこかで出会えるのである。
今回は、ゴールデンウイークの場末の文房具店めぐり。
主たる目的は、デッドストックの万年筆やインキの探索なのだが、今回はシェーファーの万年筆に加えて、このマルマンの50thセットを発掘。
ちょこんと、画材コーナーの片隅で2個、それも、とてもきれいな状態で眠っていたので全部確保。
加えて、モールスキンみたいなゴムバンド付きスケッチブックも置いてあったので、併せて入手。
元々、全ての文房具を値引きして売っているお店みたいだったので、割安で入手できたというオマケも付いてきた。
ということで、今回も無事、欲望をみたすことができて「スッキリ!」というやつである。
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