笹沢左保 短編リスト(仮作成版)

戸田和光 編


本リストについて

 笹沢リスト、その3である。短編集への収録状況を付した、短編リストとなる。判り易さを優先して、連作ショートショートは除いている。
 随時、その1の著作リストも参照しながら、ご覧いただきたい。

 誤記等のお粗末なミスがありましたら、ご指摘ください。


笹沢左保 短編リスト(連作と、ショートショートを除く)

作品名収録誌紙掲載年月連載終了年月初出題収録短編集収録再編短編集収録短編集その他
ある犠牲 全逓新聞 1958年2月19日 1958年4月23日 十五年は長すぎる
伝言 増刊宝石 1958年12月 闇の中の伝言 十五年は長すぎる 偽装
九人目 増刊宝石 1958年12月 九人目の犠牲者 お嫁にゆけない 逆転
勲章 宝石 1959年1月 十五年は長すぎる 過去を連れた女
殺してやりたい 別冊クイーンマガジン 1960年7月 十五年は長すぎる 媚薬
夜の乱れ 別冊アサヒ芸能 1960年9月 お嫁にゆけない 偽装
女と女 講談倶楽部 1960年10月 ブルーバード殺人事件 お嫁にゆけない 愛すれど殺意
断崖にて 宝石 1960年11月 十五年は長すぎる 邪魔者
情婦 読切小説集 1960年11月 情婦
お嫁にゆけない 講談倶楽部 1961年2月 お嫁にゆけない 復讐
十五年は長すぎる 宝石 1961年2月 十五年は長すぎる 宿命
宝石 1961年4月 お嫁にゆけない 対決
過去を連れた女 週刊大衆 1961年4月24日 1961年5月22日 お嫁にゆけない 過去を連れた女
夫は生きている 講談倶楽部 1961年6月 お嫁にゆけない 愛すれど殺意
反復 別冊週刊朝日 1961年7月 十五年は長すぎる ささやかな復讐 六本木心中(芸)
赤い誤算 講談倶楽部 1961年8月 赤い誤算 誘う女
夢の牝猫 特集実話特報 1961年9月25日 1961年10月9日 赤い誤算 愛すれど殺意
余暇の家 週刊女性 1961年8月23日 1961年8月30日 背中の眼
白い通り魔 別冊週刊漫画TIMES 1961年8月17日 赤い誤算 媚薬
邪魔者 別冊週刊漫画TIMES 1961年10月19日 赤い誤算 邪魔者
哀れな女 週刊女性 1961年11月1日 1961年11月8日 赤い誤算 媚薬
死の痣 講談倶楽部 1961年11月 赤い誤算 不倫
第三の被害者 オール読物 1961年12月 第三の被害者 偽装
偽名とダイナマイト 推理ストーリー 1961年12月 赤い誤算 ささやかな復讐
墓場の存在 小説中央公論 1962年1月 第三の被害者 宿命
若いペテン女給 週刊新潮 1962年1月1日
不安な証言 オール読物 1962年2月 不安な証言 復讐 六本木心中(芸)
義眼の女 講談倶楽部 1961年2月 赤い誤算 愛すれど殺意
一歩手前 別冊週刊漫画TIMES 1962年2月1日 赤い誤算 誘う女
死視界 別册文藝春秋 1962年4月 第三の被害者 復讐
太陽が二つ 週刊漫画TIMES 1962年4月18日 1962年5月23日 炎の命乞い 偽装
愛憎記 スリラー街 1962年4月19日 不安な証言 邪魔者
ささやかな復讐 講談倶楽部 1962年5月 冷えた孤独 ささやかな復讐
六本木心中 小説中央公論 1962年5月 第三の被害者 六本木心中 六本木心中(芸)
雨の中の微笑 漫画サンデー 1962年5月19日 夜の声
身許不明の女 スリラー街 1962年5月3日 夜の声
死んだ記憶 スリラー街 1962年5月17日 夜の声
純愛碑 小説新潮 1962年6月 第三の被害者 六本木心中 愛と孤独と
流れる血も美しく スリラー街 1962年6月7日 夜の声
歪みの結晶 別冊小説新潮 1962年7月 不安な証言
甘美な殺意 文芸朝日 1962年7月 不安な証言
真昼の月 主婦と生活 1962年7月 1962年8月 不安な証言 愛すれど殺意
神前殺人 別冊週刊漫画TIMES 1962年7月17日 不安な証言 愛すれど殺意
寒い唄 オール読物 1962年8月 闇に踊る女
清志を返して 別冊週刊漫画TIMES 1962年8月21日 夜の声(文庫版には収録せず) 逆転
敗北の運命 推理ストーリー 1962年9月 夜の声
乾いた空の流れ 小説中央公論 1962年11月 乾いた空の流れ
男妾 別冊週刊漫画TIMES 1962年11月20日 夜の声
雲の葬列 オール読物 1962年12月 乾いた空の流れ
クリスマス物語 別册文藝春秋 1962年12月 鏡のない部屋 宿命 午前零時の幻夢
距離・ゼロメートル 日本 1962年12月 鏡のない部屋 媚薬
通称プレイガール 増刊婦人公論 1963年1月 鏡のない部屋
ある決闘 別冊漫画サンデー 1963年1月 解剖結果
夜の声 漫画文芸 1963年2月 夜の声
被害者の顔 推理ストーリー 1963年2月 夜の声
作品・死の跡 宝石 1963年2月 夜の声
鏡のない部屋 小説新潮 1963年2月 鏡のない部屋 六本木心中 午前零時の幻夢
若すぎた未亡人 週刊新潮 1963年2月11日 夜の声
北へ帰る 別冊週刊漫画TIMES 1963年2月 情婦
女ふたり オール読物 1963年3月 炎の命乞い 対決
雨のおんな 週刊読売 1963年3月17日 炎の命乞い 愛すれど殺意
向島心中 小説中央公論 1963年3月 乾いた空の流れ 六本木心中
廃墟の周囲 別册文藝春秋 1963年4月 乾いた空の流れ 愛と孤独と
消滅 小説現代 1963年4月 炎の命乞い 闇にもつれる
炎の命乞い 週刊現代 1963年4月4日 1963年5月2日 炎の命乞い 不倫
枯葉の女 オール読物 1963年5月 解剖結果
曇天 小説新潮 1963年6月 自選集第1 過去を連れた女
行った・来た 別冊小説新潮 1963年7月 自選集第1 過去を連れた女
銀座心中 小説中央公論 1963年7月 自選集第1 六本木心中
馬鹿野郎 小説現代 1963年8月 自選集第1 逆転
日本製紹介状 文芸朝日 1963年8月 自選集第2 影の落ちた道
悪すぎる女 マドモアゼル 1963年8月 解剖結果
絆とは淡いもの 週刊女性 1963年8月28日 アリバイ奪取 愛すれど殺意
残光の涯 別册文藝春秋 1963年9月 自選集第2 乾いた空の流れ(文)
悪女の海 婦人生活 1963年9月 解剖結果
解剖結果 オール読物 1963年10月 解剖結果
喪失の女 小説中央公論 1963年10月 解剖結果 不倫
代役の女 週刊文春 1963年10月21日 アリバイ奪取 愛すれど殺意
湖畔のふたり 小説現代 1963年11月 アリバイ奪取
逆光の像 小説新潮 1963年11月 自選集第2 対決
ひとり河畔に愛をうずめて ヤングレディ 1963年11月11日 通りすぎた夜
アリバイ奪取 別冊宝石 1963年12月 アリバイ奪取
影の落ちた道 別冊小説新潮 1964年1月 自選集第2 影の落ちた道
愛の配色 ヤングレディ 1964年1月27日 背中の眼
周囲の眼 別冊宝石 1964年1月 アリバイ奪取
夢と女と言葉 別冊漫画サンデー 1964年1月1日 情婦
朝霧と豪雨の合唱 小説現代 1964年2月 蜩が朝に鳴く
行先違い PL青年 1964年2月 闇に踊る女
愛と孤独と 女性自身 1964年2月24日 1964年5月11日 愛と孤独と
虫の哀歌 オール読物 1964年3月 アリバイ奪取
正月の孤独 日本 1964年3月 アリバイ奪取
灰色の英雄 小説現代 1964年4月 やがて寂寞 闇の埋葬
妻となって三年 小説新潮 1964年4月 アリバイ奪取 対決
遠すぎる証言者 宝石 1964年5月 背中の眼
その女が泣いた時 ヤングレディ 1964年4月20日 見られる女
火の皿 小説現代 1964年6月 蜩が朝に鳴く
二度死んだ男 週刊文春 1964年6月8日 通りすぎた夜 やがて寂寞
遅すぎた男 推理ストーリー 1964年7月 やがて寂寞 復讐
ありふれた遠景 小説現代 1964年8月 蜩が朝に鳴く
娘をそこで見た 週刊現代 1964年8月20日 やがて寂寞 ささやかな復讐
やがて寂寞 小説新潮 1964年9月 やがて寂寞 影の落ちた道
蜩が朝に鳴く 小説現代 1964年10月 蜩が朝に鳴く 渇愛
赤い月 オール読物 1964年10月 やがて寂寞
東京の恋人・夜の別れ 1964年10月
翌日の別離 小説現代 1964年12月 蜩が朝に鳴く 愛なき旅路
離婚屋譲次 アサヒ芸能 1964年12月13日 1964年12月20日
雪に消えた ヤングレディ 1965年1月18日
腐肉 推理ストーリー 1965年2月 孤愁の果て 六本木心中(芸)
明日は昨日に続かない オール読物 1965年2月 孤愁の果て 六本木心中(芸)
妾の連れ子 小説現代 1965年3月 通りすぎた夜
箱の中の狂言 週刊サンケイ 1965年5月3日
乳色の夢 小説現代 1965年6月 泡の女(芸文社版) 誘う女
それからは空しく 主婦と生活 1965年6月 見られる女
左あれば右がある 推理ストーリー 1965年10月 冷えた孤独 闇の埋葬
谷間の椅子 オール読物 1965年10月 死を招く存在
凶器と女の家 小説現代 1965年11月 背中の眼
夜の三塁手 週刊サンケイ スポーツ特集号 1965年12月
捨てる 小説現代 1966年1月 桃色の策謀 渇愛
わたしの名は女優 推理ストーリー 1966年2月 夜の目撃者
銀座の浪曲 小説新潮 1966年2月 媚薬の報酬
敗北の日々 オール読物 1966年2月 死を招く存在
変な笑い 小説新潮 1966年4月 死を招く存在
人生十日 小説現代 1966年5月 敗北の幻影 危険な符号
危険な符号 宝石 1966年6月 生きて明日なく 危険な符号
ある土曜日に 小説新潮 1966年7月 死を招く存在
魔酔 別冊小説新潮 1966年7月 死神考
生きて明日なく 別冊宝石 1966年8月 生きて明日なく
逝ける王女のための 小説現代 1966年9月 死神考
太陽の女 推理ストーリー 1966年10月 冷えた孤独
毬子の孤独 別冊小説新潮 1966年10月 死を招く存在 渇愛
明日に吼える 小説現代 1966年12月
暗い窓 別冊小説現代 1967年1月 媚薬の報酬
別冊宝石 1967年1月 生きて明日なく 誘う女
闇にもつれる オール讀物 1967年1月 媚薬の報酬 闇にもつれる
夜と男の告白 女性セブン 1967年3月1日 溺れる女
影を消すな 推理ストーリー 1967年4月 冷えた孤独 邪魔者
静かな白い道 小説現代 1967年4月 地獄の愛
処女の価値 小説新潮 1967年5月 死神考 偽装
招かざる沈黙 別冊宝石 1967年6月 死を流す青い河
奇妙な贈り物 推理ストーリー 1967年7月 あれ、田代さん 死を流す青い河
傷を嘗める 小説現代 1967年7月 桃色の策謀 愛なき旅路
帰つて来た男 オール讀物 1967年7月 媚薬の報酬
哀愁によろしく 女性セブン 1967年7月5日 溺れる女
夫婦岩峠 小説現代 1967年8月 死神考
華やかな告発 週刊サンケイ 1967年8月7日
錯乱の神話 オール讀物 1967年9月 敗北の幻影
おとこ崩潰 小説現代 1967年10月 敗北の幻影
勝手すぎる構図 別冊小説現代 1967年10月 敗北の幻影 愛なき旅路
ものすごい深夜 小説宝石 1967年11月 生きて明日なく
敗北の幻影 別冊小説現代 1968年1月 敗北の幻影
消耗人間 オール讀物 1968年1月 死を招く存在
追跡 推理ストーリー 1968年1月 冷えた孤独 女を見て死ね
霧の夜 プレイボーイ 1968年1月2日 溺れる女
夜の虹 小説現代 1968年2月 死を招く存在 女を見て死ね
処女崩壊 アサヒ芸能問題小説 1968年2月 媚薬の報酬 渇愛
暗黒の点 勝利 1968年2月
オレンジ色の雪 1968年2月 愛人
夕映えは死んだ ヤングレディ 1968年2月26日 溺れる女
死を招く存在 現代 1968年3月 死を招く存在 午前零時の幻夢
八分二十秒の街 別冊小説現代 1968年4月 敗北の幻影 危険な符号
女を見て死ね 小説宝石 1968年4月 生きて明日なく 女を見て死ね
冬の避暑地に来た男 オール讀物 1968年4月 死を流す青い河
裏の顔 推理ストーリー 1968年5月 この気持のいい朝に 情婦 闇の埋葬
落葉の踊り 小説現代 1968年5月 桃色の策謀
自分を捜す男 1968年5月 冷えた孤独
九十日の残影 別冊小説現代 1968年7月 生きて明日なく 影の落ちた道
幽霊の死 別冊小説新潮 1968年7月 死神考
貰った女 オール讀物 1968年7月 桃色の策謀 闇にもつれる
風が恐怖を運ぶ 増刊アサヒ芸能 1968年7月29日
逃げる ニュース特報 1968年7月10日
見られる女 北国新聞 1968年8月4日 見られる女
炎の女 別冊サンデー毎日 1968年8月 死神考 ささやかな復讐
その朝に見た夫婦 推理界 1968年8月 冷えた孤独 誘う女
死を流す青い河 推理ストーリー 1968年9月 死を流す青い河
乾いた水平線に 小説現代 1968年9月 桃色の策謀
惨劇の海 小説宝石 1968年9月 死神考 対決
病める夜 アサヒ芸能問題小説 1968年9月 媚薬の報酬 邪魔者
変な女に感謝 漫画読本 1968年9月 情婦
帰らざる雲 小説セブン 1968年10月 桃色の策謀 闇にもつれる
夕映えの虹 小説現代 1968年11月 桃色の策謀 闇の埋葬
媚薬の報酬 小説宝石 1968年11月 媚薬の報酬 媚薬
さよならを、夜景に オール讀物 1968年11月 媚薬の報酬 逆転
言葉なき告白 マイ・ウェイ 1968年11月 死を流す青い河
死神考 小説エース 1968年11月 死神考 ささやかな復讐 午前零時の幻夢
桃色の策謀 現代 1968年12月 桃色の策謀
残影の女 婦人公論 1968年12月 通りすぎた夜
淫夢 週刊サンケイ 1968年12月23日 背中の眼
札束とハンカチ 小説現代 1969年1月 愛人
敗北の十字路 アサヒ芸能問題小説 1969年1月 挑戦の限界 女を見て死ね
サランパ国境の町 別冊小説セブン 1969年1月 憂愁の取引 宿命
呼びとめる女 ニュース特報 1969年1月22日
三億円犯人のお正月日記 サンデー毎日 1969年1月26日
憂愁の取引 小説宝石 1969年2月 夜に渇く 憂愁の取引
快楽の時代 小説新潮 1969年2月 愛人
溺れる女 小説女王 1969年2月 水色の炎は孤独 溺れる女
白い悲鳴 小説club 1969年3月 冷えた孤独 白い悲鳴
冷えた孤独 推理界 1969年3月 冷えた孤独 不倫
挑戦の限界 推理ストーリー 1969年4月 挑戦の限界 渇愛
円形の別離 小説現代 1969年4月 闇に踊る女
水色の空間 別冊小説新潮 1969年4月 挑戦の限界
暗黒の開花 オール讀物 1969年4月 憂愁の取引 女を見て死ね 愛なき旅路
裸婦のように 週刊サンケイ 1969年4月7日 情婦
灼熱の走路 小説セブン 1969年5月 憂愁の取引
幻の賭博師 勝利 1969年5月
小説宇能鴻一朗 1969年5月
魅せられた幻影 ファニー 1969年5月 1969年7月 溺れる女
花園の喪服 週刊現代 1969年5月1日 背中の眼
憎悪の詩 小説現代 1969年6月 挑戦の限界 女を見て死ね
華やかな欲望 小説宝石 1969年6月 死を流す青い河
夜の賭け アサヒ芸能問題小説 1969年6月 日曜日に朝はない
顔のなかの顔 オール讀物 1969年6月 四十八時間の告発
窓をあければ風が 読物専科 1969年6月 挑戦の限界 媚薬
落日に吼える 小説club 1969年7月 挑戦の限界 白い悲鳴
別れのテクニック 週刊実話 1969年7月7日 溺れる女
激情の地平線 別冊週刊大衆 1969年8月 情婦
喜劇の終幕 小説現代 1969年8月 午後の死刑
闇からの声 カラー小説 1969年8月 闇からの声 ささやかな復讐
倦怠の海 週刊サンケイ 1969年8月11日 闇からの声 白い悲鳴
午前零時の幻夢 小説エース 1969年8月 闇からの声 邪魔者 午前零時の幻夢
夜は明けない pocketパンチOH! 1969年8月 溺れる女
老人の予言 話の特集 1969年8月 午前零時の幻夢
この気持のいい朝に 小説セブン 1969年9月 闇からの声
禁断の一夜 現代 1969年9月 闇に踊る女
都会の断絶 推理界 1969年9月 キャピタルの断絶 闇からの声 闇にもつれる
遠い人 小説新潮 1969年9月 闇からの声
望郷の夜 プレイボーイCUSTOM 1969年9月 溺れる女
夜の欺瞞 カラー小説 1969年9月 愛人
愛憎の空間 小説女性 1969年9月 闇に踊る女
雌の誤算 小説宝石 1969年10月 愛人
憎悪の家 別冊小説新潮 1969年10月 闇からの声 愛なき旅路
闇への疾走 オール讀物 1969年11月 日曜日に朝はない
女が無関心な日 小説エース 1969年11月 透明の殺意 
推理 1969年12月
愛人 小説セブン 1969年12月 愛人
霧に消えた影 アサヒ芸能問題小説 1969年12月 日曜日に朝はない
夜の記憶 週刊実話 1969年12月1日
その夜の報酬 別冊週刊大衆 1969年12月 闇に踊る女
愛をむさぼる 小説宝石 1970年1月 透明の殺意  媚薬
不幸な家庭 小説新潮 1970年1月 その夜の接触 闇に踊る女
告白クイズ 別冊週刊実話 1970年1月
夜の復讐 土曜漫画 1970年1月
透明の殺意 読物専科 1970年2月 透明の殺意  逆転
華麗なる悦楽 小説宝石 1970年3月 愛人
絶叫に声なく オール讀物 1970年3月 死んだ甲虫たち  女を見て死ね 愛なき旅路
雪の女 小説セブン 1970年3月 四十八時間の告発
夕景の告白 週刊サンケイ 1970年3月16日 夜の目撃者
透明な雪 推理 1970年4月 透明の殺意  不倫
幻の一夜 土曜漫画 1970年4月10日 溺れる女
インコが逝く 小説宝石 1970年5月 夜の目撃者
冷酷 問題小説 1970年5月 四十八時間の告発
小説新潮 1970年6月 地獄の愛
砂の来訪者 オール讀物 1970年6月 黒の来訪者
幻の恋唄 小説セブン 1970年6月 背中の眼
隣に住む人 婦人倶楽部 1970年6月
仮面の果て 小説現代 1970年7月
五人家族 推理界 1970年7月 引返した時間 誘う女
夜明け前の死 別冊週刊大衆 1970年7月 情婦
海からの招待状 小説サンデー毎日 1970年8月 透明の殺意  愛なき旅路
通りすぎた夜 小説セブン 1970年8月 通りすぎた夜
拒絶の影 小説宝石 1970年9月 透明の殺意  白い悲鳴
血の道 オール讀物 1970年9月 緋の道 透明の殺意  渇愛
人妻ハンター 小説宝石 1970年10月 闇に踊る女
狂死 別冊小説新潮 1970年10月 地獄の愛
四十八時間の告発 問題小説 1970年10月 四十八時間の告発
影のおんな 小説セブン 1970年11月 背中の眼
愛して殺す場合 別冊週刊大衆 1970年11月
狂った官能 小説宝石 1970年12月 地獄の愛
房の川戸の御関所 小説新潮 1970年12月 旅鴉
空蝉の身に 小説現代 1971年1月 夜の目撃者
葉山心中 小説現代 1971年1月 地獄の愛
夜の目撃者 推理 1971年1月 夜の目撃者
別離の夜 女の部屋 1971年1月 溺れる女
女が血を見るとき 別冊土曜漫画 1971年1月
優雅な告白 週刊言論 1971年1月15日 夜の目撃者
電話は告白する 別冊小説宝石 1971年2月 情婦
怪奇の移転 小説新潮 1971年2月 日曜日に朝はない
悲しい旅鴉の唄 別冊週刊大衆 1971年2月 贋者悲話 旅鴉
桑畑の中の栄五郎 歴史読本 1971年3月 夢剣
おんな無情 小説宝石 1971年3月 女人切腹
魔の夜 問題小説 1971年3月 死んだ甲虫たち  魔の夜
闇の告白 現代 1971年3月 闇に踊る女
快楽への遊戯 小説宝石 1971年4月 愛人
幻の殺人 小説サンデー毎日 1971年4月 四十八時間の告発
頬かぶり街道 小説新潮 1971年5月 旅鴉
まぼろしの恋人 増刊女性セブン 1971年5月30日
洗い髪仁義 小説宝石 1971年6月 旅鴉
遠すぎた明日 別冊小説宝石 1971年6月 地獄の愛
声の来訪者 オール讀物 1971年6月 黒の来訪者
地獄の愛 別冊週刊大衆 1971年6月 地獄の愛
踊らされた殺意 小説宝石 1971年7月
日曜日に朝はない 小説新潮 1971年8月 日曜日に朝はない
死んだ甲虫たち 別册文藝春秋 1971年9月 死んだ甲虫たち  魔の夜
炎の箱 問題小説 1971年10月 日曜日に朝はない
夕景と夜景の差 オール讀物 1971年10月
思い出の女 別冊週刊大衆 1971年10月 夜の目撃者
日暮れの男 オール讀物 1971年11月 四十八時間の告発
黒の来訪者 オール讀物 1971年12月 黒の来訪者
影のない男 増刊小説サンデー毎日 1971年12月 女人切腹
背中の眼 推理 1972年1月 背中の眼
太陽の標的 朝日新聞 1972年1月 地獄の愛
千本松の利三郎 週刊サンケイ 1972年2月11日 旅鴉
死の来訪者 オール讀物 1972年4月 黒の来訪者 魔の夜 午前零時の幻夢
美しき死神に捧ぐ オール讀物 1972年7月
どしゃぶりの詩 いんなあとりっぷ 1972年8月 愛人
七里の渡し月見船 小説新潮 1972年9月 夢剣
霧の来訪者 オール讀物 1972年9月 黒の来訪者
血しぶきに煙る信州路 pocketパンチOH! 1972年9月 冥土と女と渡世人 旅鴉
朝の来訪者 オール讀物 1972年10月 加奈子に訪れた朝 黒の来訪者
悪魔のような女の独白 ヤングレディ 1972年11月 通りすぎた夜
雪の観音寺峠 小説新潮 1973年2月 夢剣
小川真由美 週刊サンケイ 1973年2月 1973年3月
血の結束 小説新潮 1973年5月 通りすぎた夜
影に名はない 小説新潮 1973年8月 通りすぎた夜
早立ち妻籠追分 小説新潮 1973年10月 夢剣
遺書欲しや 別冊小説新潮 1973年10月 女人切腹
影の顔 週刊小説 1973年10月19日 情婦
幽霊 オール讀物 1974年1月 午前零時の幻夢
エメラルドの女 問題小説 1974年5月 そして夢色の殺人
ルビーを殺すな 問題小説 1974年6月 そして夢色の殺人
女人切腹 いんなあとりっぷ 1974年6月 女人切腹
女人は二度死ぬ 別冊小説宝石 1974年7月 女人切腹
別冊小説新潮 1974年7月
未亡人のサファイア 問題小説 1974年8月 そして夢色の殺人
十三時間の構図 別冊小説宝石 1974年11月 引返した時間
死んでもいい 別冊小説現代 1975年1月 地獄の愛
浮き雲はわが墓標 問題小説 1975年4月 通りすぎた夜
卍の眼 別冊問題小説 1975年7月 引返した時間 宿命
裏街道を往く人々 歴史と旅 1975年7月 夢剣
その夜の接触 小説宝石 1975年10月 闇に踊る女
裏切りの雨 小説新潮 1975年10月 午後の死刑 邪魔者
夢剣 小説歴史 1975年10月 夢剣
厄年のピエロ 別册文藝春秋 1975年12月 詩人の家
愛する人へ 小説現代 1976年4月 シェイクスピアの誘拐
黴の動機 別冊小説現代 1976年4月 引返した時間
年下の男 小説宝石 1976年4月 午後の死刑 媚薬
刺激の時間 週刊文春 1976年4月8日 そして夢色の殺人
青い地上 小説推理 1976年8月 死んだ甲虫たち  ささやかな復讐
結婚記念日 小説宝石 1976年9月 情婦
妻の信頼 問題小説 1976年9月 闇に踊る女
敗北の微笑 別册文藝春秋 1976年9月 詩人の家
緑色の池のほとり 増刊週刊小説 1976年9月 シェイクスピアの誘拐
ときには魂のままに 別冊小説現代 1976年10月 死んだ甲虫たち  魔の夜
この後どうなる 小説現代 1976年11月 死んだ甲虫たち  渇愛
午後の死刑 小説宝石 1976年11月 午後の死刑
誘う女 オール讀物 1976年11月 引返した時間 誘う女
後ろ姿の殺意 小説宝石 1977年1月 午後の死刑 邪魔者
闇の埋葬 小説宝石 1977年2月 死んだ甲虫たち  闇の埋葬
酒乱 問題小説 1977年2月 どんでん返し
青い出奔 別册文藝春秋 1977年3月 詩人の家
善の賭け 小説推理 1977年4月 夜の目撃者
寒い過去の十字架 小説宝石 1977年4月 午後の死刑 闇にもつれる
空白の無頼 別册文藝春秋 1977年6月 詩人の家
第三の夜 小説宝石 1977年8月 午後の死刑
夕景の別離 小説宝石 1977年9月 死んだ甲虫たち  女を見て死ね
白昼の記憶 小説新潮 1977年10月 そして夢色の殺人
記憶 別冊小説新潮 1978年1月 死んだ甲虫たち 
うたかたの夜 小説宝石 1978年2月
演技者 問題小説 1978年2月 どんでん返し
腹切り石仏 太陽 1978年4月 女人切腹
引返した時間 別冊小説宝石 1978年5月 引返した時間 復讐
銀色の別離 小説宝石 1978年9月 死んだ甲虫たち 
独りになりたくない 問題小説 1978年9月 そして夢色の殺人
霧と白刃 別册文藝春秋 1978年9月 詩人の家
運命の宴 歴史と旅 1978年9月 女人切腹
春の雪に散った花 小説宝石 1979年1月 夢剣
自殺 小説新潮 1979年1月 午後の死刑 渇愛
問題小説 1979年2月 どんでん返し
詩人の家 別册文藝春秋 1979年3月 詩人の家
知る 小説現代 1979年5月 シェイクスピアの誘拐
早朝マラソン SFアドベンチャー 1979年8月 そして夢色の殺人
美しき山賊 週刊女性 1979年8月21日 1979年9月25日 背中の眼
父子の対話 小説現代 1979年9月 どんでん返し
計算のできた犯行 小説宝石 1979年9月 シェイクスピアの誘拐
六ヵ月の階段 別冊小説宝石 1979年12月 引返した時間 魔の夜
影の訪問者 小説新潮 1980年1月 どんでん返し
雪の夜の女 小説春秋 1980年1月
年賀状・誤配 小説現代 1980年2月 シェイクスピアの誘拐 危険な符号
闇に踊る女 小説club 1980年2月 闇に躍る女 闇に踊る女
男と女の教本 小説春秋 1980年4月5日 1980年5月20日
皮肉紳士 小説新潮 1980年9月 どんでん返し
盗癖 小説宝石 1980年10月 シェイクスピアの誘拐
現われない 小説宝石 1981年2月 シェイクスピアの誘拐
シェイクスピアの誘拐 小説現代 1981年7月 シェイクスピアの誘拐
遠い美少女 小説新潮 1982年9月 そして夢色の殺人
往復する女 問題小説 1982年12月 そして夢色の殺人
闇の鈴 オール讀物 1986年9月 夢剣
夏の焚火 オール讀物 1987年3月 夢剣
雪の追分 小説現代 1988年3月 夢剣
陰謀 増刊小説新潮 1988年12月 女人切腹
喪服の散歩者 小説City 1992年8月
赤い後ろ姿 週刊新潮 1994年4月
帰郷 オール讀物 1996年5月 遙かなり蒼天
殺人犯の朝 オール讀物 1998年12月
遥かなり蒼天 別冊文藝春秋 1999年7月 遙かなり蒼天
峠を越えるに至らず 小説NON 1999年8月
代理の花嫁 問題小説 2002年7月 定廻り同心最後の謎解き
麗しき吸血 オール読物 2002年7月 遙かなり蒼天
孤愁の果て 孤愁の果て
見えない窓 午後の死刑 女を見て死ね
愛する流れの中に 午後の死刑 闇にもつれる

 初出不明のものは、末尾に並べた3編となる。これ以外は整理できたとみるべきか、どうか……。私には判断できない。
 基本的には、短編集に収録されたものを短編としている。長さ的には、ショートショートとするべきものもあるかと思うが、それが『妖女』以外の短編集に収録されていれば、本リストに入れている。ご注意いただきたい。
 収録短編集を見れば、著作リストの分け方を含め、私の分類で企図したかったものが判るかと思うが、どうだろうか。右端のその他の列は、左の2つに入れにくかったものを、便宜的に置いている。作品毎に事情は違うが、大体推測できるかと思うので、ここでは細かくは触れない。御理解いただきたい。

 短編集の項が空白のものが、単行本未収録と思われる作品になる。思ったよりも未収録の作品が多く、それこそ、生前であればまだオリジナル短編集を編むだけの数はありそうだが、さすがに今更刊行するのは難しいかも知れない。

 なお、とりあえずUPするのを優先したため、週刊誌発表のものなどで、掲載月日まで入れられなかったものがある。そのうちに、追加したいと思っているが、まずは月のみで作ってみた。中途半端で情けないが、お許しいただきたい。

 とりあえず、上げるだけあげますが、随時直して行きます。
 こんなリストでも、多少は何らかの参考になると信じて……。


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戸田和光