ピーマン(2011年)

今年から育苗箱で苗つくりから栽培します。やはり狭いので1株だけ栽培します。やはり、ナスと同じ場所です。
苗が育つまでの工程は、育苗コーナーで詳しく記載しています。

品種:早生ピーマン(アタリヤ農園)  生産地:タイ

2011年3月2日 育苗箱での種まき

株は、たった1本しか栽培しないので、ナスと一緒に育苗箱で種を蒔き、ポットに上げてある程度育ててから定植します。
右側の半分がピーマンです。
育苗箱での種まき手順は育苗コーナーの
土作りと種まき」をクリック。

 

右のようなケースに入れ、新聞紙で覆って寒さを出来るだけ防ぎます。
これで発芽するまで新聞紙は取らずにおきます。

2011年3月29日 発芽

約4週間かかって、ようやく発芽しました。ナスと一緒の育苗箱で、まき時が多少違うのは良くありませんでしたね。
ナスは発芽して日に当てますが、ピーマンはまだ新聞紙をかけておかねばならないのでかなり面倒でした。用土や育苗箱など、もったいない気もしますが、やはり育苗箱は分けた方が賢明かな?

発芽の瞬間
土を盛り上げています

 


翌日の発芽の様子

2011年4月6日 双葉

ようやく幅15mmの双葉になりました。まだ種の殻がくっついています。
最初に発芽した種は、何となく元気が無く、小さい感じがします。

2011年4月17日 ポット上げ

右のように、本葉が出始めたのでポットに移植します。
(一番元気のある苗を5本)

 

発芽の様子を捉えた芽は、あまり元気がなかったので、定植の候補にはならず、一番元気の良い苗を取りあげています。
ポット上げしたのは5株だけで、ナスと同じように1本しか栽培しないので、種はいっぱい残ってしまいました。m(>.<)m

2011年5月1日 ようやく本葉が生長し始める

種まきからすでに2ヶ月になります。非常に生長が遅くてやっと本葉が本格的に生長し始めました。
発芽、生育とも25℃ぐらいと書いてあるので仕方ないかな。

2011年5月8日 苦土石灰の散布

今回もナスと同じ場所に栽培します。

苦土石灰:100g

この日の苗の状態

2011年5月15日 堆肥のすき込み

ナスと同じ場所なので肥料の分量は同じようにしました。
1穴あたり、バーク堆肥:1kg、鶏ふん:50g、熔リン:10gを入れ、少しの土と良く混ぜ合わせる。
掘った土は外側に置いておき、その土に鶏ふん50gを混ぜて穴に戻し、定植の準備をしておきます。

左がピーマンで
右がナス

 

黒く見えるのがバーク堆肥で
白いツブツブが熔リンです。

黒い部分:バーク堆肥
棒状:鶏ふん(固形)
白いツブツブ:熔リン

 

 

 

定植の準備

 

(5月14日)
ピーマンの育苗中の状態ですがなかなか大きく生長しません。

1日前の苗の状態

2011年6月3日 非常に小さい苗だが、定植実行!

ナス、トマトなどと同様にポットで苗がなかなか大きく育ちません。
定植する前に水をたっぷりとポットの底から出るように与えておきました。

たっぷり水を与える

 


定植した様子

 

本葉が6,7枚が良いといわれていますが、5枚しかなく全体的に非常に小さく、理想の半分もありません。このままポットだと大きくなりそうもないので定植をします。離れて眺めると雑草かと思えます。

2011年6月24日 ピーマン、大ピンチ!

1ヶ月たってもなかなか生長せず、おまけに囓られた痕が!

 

右の写真は6月19日の様子で、やっとここまで大きく?なったと思ったら、この日、大切な葉を囓られていました。!!!
大きな苗なら多少の被害は無視できますが、小さいと被害も甚大ではありません。
オンブバッタなどは、まだ幼虫の段階なのでダンゴムシかなあ?
見事にかじられたなあ!m(*_*)m

 

 

ダンゴムシは腐りかけた葉などを囓るだけだと思いますが。
気になることがあって、左のように子供の様ですが、マリーゴールドの花で、じっと睨むようにかなり強力な体つきをしているバッタ?を見かけました。
イナゴかな???

2011年7月5日 ピンチを乗り越え、大きく生長し始める?

背丈は、たったの10cm。しかしピンチを乗り越え蕾まで出来ています。
でも、株が小さすぎます!右に見えるのがナス(背丈33cm)ですがピーマンの30倍くらいの大きさに生長しています。

10cm程の
ピーマン!

小さな蕾

2011年7月14日 かわいい花が咲く

背丈20cmに花が咲きました。
これで実がなったらどうなるのでしょうか。
おそらく小さな実が出来るが、やがてしおれてしまうのでしょうか?
ま、とりあえず観察してみましょう。

2011年7月24日 小さな株だが実が成る

ピーマンの形になってきました。
背丈は40cmに満たない小さな株ですが、アブラムシも全く発生していなくて妙な感じです。
隣のナスにもアブラムシはいません。
マリーゴールドやヒマワリ(大小合わせて20本)をやたら多く植えているせいかな?

2011年8月6日 背丈50cmで初収穫

背丈が50cmの株に、今にも地面に着きそうなピーマンが1個収穫できました。この時も不思議に、アブラムシは1匹も発生していませんね。

2011年8月28日 背丈65cmで鈴なり状態

少し見づらいですが、背丈が65cmたらずで団子状態で実が成っています。
1株でもう8個は収穫しました。貧弱な苗でしたが、なんとかピーマンとしてパリパリと感触良く頂きました。
この絵では7個の実が成っています。
この後3個収穫できました。

ポット上げに失敗し、定植が大幅に遅れましたが、もっぱら網で焼き、醤油を掛けてビールのおつまみ程度で頂くことができました。

2011年9月15日 最後の収穫

ナスに比べるとかなり貧弱な株で終わります。ナスと比較しても解るように、高さは70cmくらいしか無く、根もやはり貧弱でした。でも、まあまあの収穫でしたよ。ちょっとナスに押された感じかな。

最後は3個ぐらいは収穫できました。左はナスですね。

 

この狭い耕地ではピーマンは1株かな。う〜ん。

 

 

 

 

 

 

 

 

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