通常ニンジンは、夏の終わりに種を播き、秋から冬にかけて収穫するのが一般的です。
春まき夏まき兼用のニンジンにしました。
品種:時なし五寸(サカタのタネ) 生産地:アメリカ
大変小さな0.9uの耕地、苦土石灰を300g散布します。
白い点々が苦土石灰で、土によく混ぜ合わせておきます。
(画像が潰れて見えません)
バーク堆肥を2kg、ボカシ肥を100gをすき込み、深さ20cmまでしっかりと耕します。
石ころや大きな塊などは取り除いておきます。
20cm間隔の溝に種を均等にパラパラと蒔く。(と言っても、なかなか均等になりません!ま、いいか)
でも、この種の色、やけに青いですね。
袋をよく見ると、「チウラム/イプロジオン各1回処理済」と書いてありました。農薬処理をしているようです。知らなかったあ!
↓
今回は初めてのニンジンなので生長過程や問題点などを探るため、とりあえず作ってみましょう。
ま、気を取り直し、
種の上から堆肥をかけ、強めに鎮圧します。
黒い筋に見えるのがバーク堆肥です。
↓
乾燥を防ぐため、ワラをかけておき、発芽するまで水分をたっぷり与えます。
雑草が先に伸びてくるので、こまめに抜き取ります。
我が菜園では、スベリヒユという雑草が次から次へと生えてきます。
早いですね、9日にはもう芽が出ていました。(チョット外出していたので最初の発芽を見逃しました)
9日にはすでに右のような絵の様に発芽していたと思います。参考に直ぐ隣の小さな芽を撮影しておきました。
発芽したら、芽に被さっているワラを少しどかし、十分日光を当てます。
本葉が出てニンジンらしくなってきました。
これからが長い成長期に入りますが、途中2回間引きしていきます。
本葉が3〜4枚になったとき、1回目の間引きをします。
間引き前
間引き直後
害虫被害!
ヨモギエダシャクの若齢幼虫と思われる虫の被害です。この一匹だけでした。
ヨモギエダシャクの若齢幼虫
被害状態
葉がボロボロだ。
アブラムシ発生!
葉がおかしな形に縮れているのと思ったら、やはりアブラムシでした。
緑色のアブラムシ
羽がある雌がいますね。
縮れてしまった葉
ようやくニンジンらしくなってきました。
今のところ被害は、ヨモギエダシャクの若齢幼虫とアブラムシです。
そろそろ2回目の間引きをしましょう。
2回目の間引きをします。
株間は5〜8cmです。
かなり小振ですが、収穫できました。
幅3cm、長さ25cmでした。(左側、細い根も含む)
種の説明によると、本来は種まきから120日くらいで収穫時と書いてありましたが、9月に種を蒔いたので年内には収穫出来るかと思いましたが、真冬には入ってしまい、一時生長がとまってしまったような感じです。
この際、ここにシソを植えるまギリギリまでニンジンの様子を観察してみました。
ものすごいアブラムシの発生があり、牛乳で対策はしますが、次から次へとアブラムシが発生します。
右上は春菊です。
太さは約35mmでまあまですが、
品質はまだ分かりませんm(>_<)m
右の絵は土を取り除いて本体が見えるようにして撮ったものです。
左と真ん中は陽が当たっていたのか、少し茶色っぽくなっていて、特に一番左は焦げ茶色に変色してますが、右のニンジンは完全に土に隠れていたため赤い色をしています。
ものすごい遅い収穫になりました。ここにシソを植えるため、この日に撤去しなければならないので、端っこの3本を除いて全部引き抜きました。これで1年目の記録はこれでおしまいです。
味は普通ですかね?
その3本は花を観察するため残しておきました。