「徒然の水車小屋」の命名は吉田兼好の「徒然草」からつけました。 「つれづれなるままに」からはじまる、『つれづれ』はものにとらわれないで 自然や人生についての、折りにふれての感想をしるしたものだそうです。 |
「御布施について」 |
お正月に、Aさんのお宅にお寺さんがお札を持って年始の挨拶に来られた時のお話です。 Aさんは赤白の水引の祝儀袋に「御布施」と書き、何か違和感があったが、 そのままお寺さんに渡した。 すると、お寺さんはニッコリと微笑まれて、「御布施」と書くのはお仏壇の前で拝んだとき。 年始の挨拶の場合は、「お年賀」か「お年玉」と書くと良い。 また水引は赤白でも良いが、黄白を使うのが無難だと言う事を教えて下さいました。 今までの無礼に対しそのつど許して頂き、教えてくださるお寺さんの広く温かいお心に・・・合掌 ※参考までに、ご法事やお盆・お彼岸に墓前で読経していただいた御礼も「黄白の水引」を使用し、表書きは「御布施」と書く。 |
★津山出身の俳人西東三鬼の句★ |
花冷えの城の石崖手で叩く |
13年もの歳月をかけた当時の津山城の雄大壮美の観の陰にそれを支えた人々の血と汗が偲ばれます。 美しい石垣のあちこちに謎の刻印があります。 その場所を受け持った石工集団の印ではないかといわれていると先生に教えられ、子供の頃探した記憶が蘇ってきました。 仕事を遣り遂げた人々の“誇り”を感じました。 備中櫓見学の後に、是非、探して見て下さい。 そして三鬼の句のように、石垣に触れて、感じて下さい。 (それは歴史の風雪に耐えてきた石なのです。) その“思い”を次の世代に伝えて行く事が、今を生きる私達の仕事なのかもしれません。 文献文献 みまさかの歴史物語 津山の城づくり |
「おもしろい話」 |
ある医師が講演先で生活習慣病の予防で年代ごとの関心について教えてくれた。 |
★毛利元就の『人生には三つの坂がある』 |
NHKテレビ大河ドラマ「毛利元就(脚本:永井路子)」に こんなシーンがありました。厳島に陣を張る 陶 晴賢(スエハルタカ)率いる大内軍に 嵐を突いて奇襲を仕掛けるべく激をとばす毛利元就の言葉です。 「人間には三つの坂がある。上り坂と下り坂、そしていま一つは『魔坂』という坂じゃ。 |
「お月様いろいろ」 |
三日月 (みかづき)新月がはっきり見える時で神秘的な美しい月 七日月 (なのかづき)上弦の月、下弦の月と同じく弓張の月とも言われる 十五日月 十五夜(じゅうごや)、望月とも言う 十六日月 十六夜月(いざよいづき)、日が暮れて少し経って出る月「有明の月」とも言う。 満月のあとは少しずつ遅くなるから「いざよう」(思うように進まない)から転じる 十七日月 立待月(たちまちづき)、いざよいより少し遅れて山の端に出る 十八日月 居待月(いまちづき)、寝て待つほどに月の出が遅くなる 二十日月 更待月(ふけまちづき)、夜更けにやっと出る月、あくる日の昼近くまで残る有明の月 三十日月 (みそかづき)太陽に近すぎて月は見えない 山本みやこ様より |
★心の片隅においておきたい言葉 |
「奪い合えば足らぬ、分け合えばあまる」 |
奪い合えば戦争=争い、憎しみ、不満 分け合えば平和=安らぎ、喜び、感謝 |
「論語」に学ぶ |
「知るを知るとなし 知らざるを知らずとなす。これ知るなり」 |
知らないことを知ったかぶりするのではなく、 何を知っていて何を知らないかをよく見極めることこそが、知るための第一歩です。 |
「名刺日記」 |
名刺の渡し方にも礼儀作法があるとか。 目下の者から両手で差し上げるように渡せとか 受け取るときも両手で頂けとか。 世の中ハウツーものが重宝がられるのだが、とっさの時のことが書いてないと役にたたないのだ。 相手と同時の動きとなった時はどうするのか? 片手で出して片手で受け取るのか? 自分の名刺は引っ込めて後から出すのか? 渡しそこねて落としたときはどうするのか? しわが出来ていたり、汚れていたり、何やらメモ書きがあるもの、二枚重ねになっているとき、 難しくて読めないものなどを受け取ったときどうするのか。 折角なら現実に起こりうることまで教えてほしい。 青史坊無学 |