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PC(しろうと)番長・コラム -
JUNE 1999
JULY 10
先日、ゲーム用のサブマシンにCreativeのビデオカード、「
3D Blaster Savage 4
」を入れたコトを書きましたが、その際ついでにメインマシンに入っていたビデオキャプチャカード「
MEG-VC1
」とDVD-RAMドライブもサブマシンへ移しました。元々、ムービーの作成などはK6を積んだメインマシンよりもPentium IIを積んだサブマシンの方が得意なハズで、以前から気になっていたところです。
これでメインマシンはHDDやCD-ROM以外のドライブや、SCSIカードやビデオカードといった基本的なハード以外はキレイサッパリと無くなって、スッキリした構成に出来ました。本当は本体がもっと小さくて、ディスプレイが液晶とかだったらベストなんですけれども。
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さて、サブマシンに移したDVD-RAMドライブ。そしてビデオカードに…強力な再生支援機能を持った…「Savage 4」が載っているとなると、やはり「DVDビデオの再生」をやってみなくちゃイカン!!という気になりました。このDVD-RAMドライブに対応したDVDデコーダカードは、秋葉原辺りでは2万円くらいで売っています。
しかし、最近の私は1万円を超える買い物には強力なブレーキがかかります。それに、ハードウェア再生で見るなら、ちゃんとしたDVDプレーヤーを買うのが正解というのが私の考えです。つまり、PC上でのDVD再生というのは、あくまでお遊びという認識なのです。ですから、やはりここはソフトウェアDVD再生を体験です。
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とかいいつつ、私のマシンのCPUはPentium IIの266MHz。「Savage 4」の支援があっても、ギリギリ最低レベルの再生品質でしょう。最初から、全然期待していませんでした。ですから、評価の為に買ってきたDVDソフトも『定価2,800円』という最低限の出費です。ただしアニメ物なので、エンコードの際の負荷はそれなりに高いと推測されます。
評価用のDVD再生ソフトとして、Web上から「
PowerDVD
」(
サイバーリンク
)の試用版を入手しました。カノープスの「
WinDVD
」と並んで、評価の高いソフトです。ただし、現在入手できるバージョンでは、Savage 4の動き補償機能には対応していないようでした(ソフトの方でも認識していなかった)。
となると…いよいよ厳しいかなぁ、こりゃあ…と思いつつ再生してみると…意外、思っていたほど酷くはない。てっきり音声ブチ切れ&フレームガタ落ち、ゆえに視聴不可能ってのを想像していたのですが、確かに部分的にはフレームが落ちるものの我慢できなくもない。
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まぁ、この後細かいところを見ていくとそれなりに不満は出てくるワケですが、ダメダメなモノを予想していた私の出鼻は完全にくじかれました。Pentium II 266MHzでこれだったら、もう少しクロックをあげてやれば結構見られるんじゃあないだろうか…? そして、「PowerDVD」の次期バージョンではSavage 4に対応すると言う。そうしたらいよいよもって…?
物欲が、ぐぐぐと盛り上がってまいりました。(続く)
JULY 4
ここのところ、久しぶりにPCのハード関係で環境を改善したいという気持ちが強まってきています。とはいえ、昔ほどのハイエンド志向はありませんし、貧乏というコトもあります。あまりお金は掛けたくありません…そもそも、今はそれほどお金を掛けなくとも、充分に強力な環境が作るコトができますしね。
で、この週末はゲーム用サブマシンのビデオカードを換えました。購入したビデオカードはCreativeの「
3D Blaster Savage 4
」。S3の「Savage 4 pro」を搭載、メモリは8MBのみ搭載した廉価版です。税込みで9,000円程度で購入できました。…1万円以上出す気は無かったので、コレになったというところです。
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かなり新しいカードなので導入時のトラブルが心配だったのですが、とりあえずあっさりとWindowsは起動しました。ほっとしたのもつかの間、起動後2、3分でフリーズします。特にエクスプローラの操作時に固まってしまうようでした。とりあえず、ベース75MHz・300MHzのオーバークロック状態で使用していたCPUを、ベース66MHz・266MHzの定格に戻して起動させると、これ以降は全く問題なく使うコトができました。
その後、いくつかのゲームを動かしてみましたが、一部のゲームの2D表示部分で異常な表示が見られました。カードのドライバやBIOSを入れ換えてみても改善されず、S3のドライバの更新を待つしかないのかとちょっとガッカリしてしまいましたが、試しにDirectXの再インストールをしてみると異常な表示は完全に解消されました。
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テキストの表示品質は、これの前に使っていたカード「Revolution IV」よりも文字が太くなる感じで、私にはツライものでした。もっともあくまでゲーム用マシンなので、テキスト表示品質は重要視しません。ゲームマシンに「Revolution IV」を使っていたコトの方が間違いです(笑)
Direct3Dでの3D描画速度は一気に速くなり、ゲームでも体感できました。まぁ、これも「そりゃそうだろう」な結果です。よりゲームマシンらしくなりました。特に不具合は見ていません。
そして、ムービーの再生品質もいいですね。いくつかのムービーを使ってメインマシンの「Revolution 3D」と比べてみましたが、Savage 4での画質は非常に綺麗で満足いくものでした。まぁ、これも比較対象にしてしまった「Revolution 3D」に悪いなというところなのですが(^_^;
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「こんなカードが9,000円で買えちゃう時代なのね…」と、久しぶりにテクノロジーの進歩を感じた買い物でした。ビデオカードを買ったのは久しぶりでしたからね…まだちょっと信じられていまなくて、どうも詐欺にあったような感じがしています(苦笑)
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