30 APRIL

ILLUSION SOFTのDreamsブランドから、新たな3D CGゲームが登場です。「リズム系音楽ゲーム+3Dあどべんちゃーゲーム」と来ました。色々やるなぁ…だから見てて飽きないんだ、ILLUSION SOFTは。タイトルは「DANCING CAT's」。あまり濃さを感じさせないモデリングでいい感じです。要チェック。


攻略マテリアル」に、「隣人妄想 -団地族の昼下がり-」(Sepia/h.m.p)の攻略素材を掲載しています。「PC Angel」6月号に「隣人妄想」の攻略記事が載っているので、都合の許す方はそちらをゲットするのが手っ取り早いですが、有用である方はどうぞ。

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22 APRIL

多忙と疲労で更新ペースが落ちています。ゴールデンウィーク前が仕事の山場で、しかもこれはというゲームが見当たらないので、もう少しこのペースが続くかもしれません。

今日は1つだけ。NOISEの「コレクター」DVD-Video版が発売されていました。『DVD-ROM』ではなくて『DVD-Video』です。画質の向上が期待できるので、買っておこうかなぁと一瞬思いましたが…内容が変わってなかったらつまらないのでやめました。これが「セクティー1」だったら、話は違うんですけれどねぇ。

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19 APRIL

それでは今日は、「偽スカウト 〜偶像夢悲伝〜」(ILLUSION SOFT)の感想へいきましょう。


結論から書いてしまいます…早く飽きますね。3Dシーンは前回書いたような「カメラから覗き込んでロック」というシステムなワケですが、それ以上の面白さはないのです。一応、本当にカメラのように画面写真を撮るコトが出来るというゲーム本編に関係ない機能も有していて、これを利用した写真コンクール的なモノをWeb上でやっています。どこまで面白い写真が撮れるのか分かりませんが…でも、ゲーム本編の面白さも追求して欲しかったと思います。

ただ、この3Dシーンについては、ILLUSION SOFTの進歩を垣間見るコトが出来ます。フィールド上に存在するキャラクターの数が一気に増えているのが、分かりやすいところですね。まぁ、より強力なハードを想定していると言えるかもしれませんが。人間の他にも車がフィールド上を走っていて、ターゲットが車の陰に隠れたりすると思わず、「あぁっ、テメェ(車のコト)邪魔だクソッ!!」とか言っちゃったりするんですが、それはそれで現実味があって楽しいなぁと感じました。でもどうせだったら、各人間も歩行速度が微妙に違ったりすると良かったですね。


ターゲットを騙すのが目的の「スカウトモード」(勝手に命名)は、親切なシステムが印象的でした。10近くの設問で選択した項目の合計得点でクリアを目指すのですが、ノルマの点数が示されていて、各設問の結果がすぐに「BEST」とか「FAILURE」とか表示されて獲得点数も分かります。加えて一度選択した項目は、次回プレイ時に「BEST」などのアイコンで示されるといういたれりつくせりぶり。これでクリアできなかったら大変です(笑)

逆にこれじゃあ攻略が楽しめない・面白くないと思う人は…いるのかな? いないか。念のためにオプションか何かで、このいたれりつくせりを表示しないようにする設定が出来るといいかもしれません。……が、そこまでする必要は、やっぱり無いかもしれません(苦笑)


なんかあまりまとまりのない文章になってしまいましたが、この辺で。いや、今、私の頭の中では魅惑の新PDA達が私を呼ぶ舞いを踊っているもので、あまり集中できないのです(笑) あぁ、物欲解放の予感……。

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17 APRIL

んでは早速、「偽スカウト 〜偶像夢悲伝〜」(ILLUSION SOFT)の紹介を。まずはストーリー紹介。主人公は落ちに落ちた芸能プロダクションの男。昔は健全にアイドルを排出していたのだが、今では街の女の子を騙して陵辱、それを元に脅してお金儲けに使い放題…な、ゲス野郎になっていたのだった。今日も街へ出かけて、お人好しの女の子をレッツ! スカウト!!…って、こんな明るいノリの男じゃあないですが。


ゲームは4つのフェーズに分かれています。街を行き交う女の子に声をかけ、ターゲットとなる女の子を捜す情報収集フェーズ、発見したターゲットを気付かれないように、見失わないようにつけ回す追跡フェーズ、ターゲットに声をかけ、善人の顔で信じ込ませて騙すスカウトフェーズ、そしてノコノコやってきたターゲットを本性さらけ出してやりまくりの陵辱フェーズです(注:フェーズ名は勝手に命名)。このうち前半2フェーズがリアルタイム描画の3D、後半2フェーズが2Dです。

ゲームでは7人のターゲットが登場しますが、その全員に対して上記の4フェーズを解く必要はありません。1、3、5人目のみが3Dシーンから、残りは2Dシーンからです。

3Dシーンはカメラを覗き込んだような画面になっていて、自分自身は横に伸びる道の真ん中辺りの道端に固定されたようになります。マウスを左右に振るコトで、道の右側、左側を向き、歩いている女の子をそのファインダーに収めます。話しかけたい女の子を決め、マウスを左クリック。するとぐーっとズームインし、一定距離まで近づくと「ロック」されます。この状態を3秒保つコトにより、相手に話しかけるコトが出来ます。相手は歩いているので、それに合わせてマウスを動かさなければなりません。ちなみに右クリックでズームアウト、ターゲットを探す時は、ズームアウトした方が楽です。

このようにして、通行人との会話からターゲットの情報を得るのが情報収集フェーズ。これを進めるとターゲットがフィールド上に現れます。ここからが追跡フェーズ。同様に「ロック」し続けるワケですが、今度はターゲットが走ったりします。そして立ち止まって「警戒」した時は、逆にターゲットを画面外に出さなければなりません。見つかったらゲームオーバー。


スカウトフェーズは基本的に普通のADVタイプのゲームと同じです。いくつか現れる選択肢から、騙すのにベストな項目を選んでいくと。各項目毎に点数が設定されていて、各ターゲット毎に決められている「ノルマ」を越えればクリア、陵辱確定。越えられなければゲームオーバーです。

最後の陵辱フェーズは単なる読み物となっています。


あ〜、説明で時間切れ。今日はもう寝ます(笑) いや実はここまで書いた文章を操作ミスで消してしまった!!…と思ったらちゃんと残ってたんですが、まぁそれで心臓に強い負担が掛かったので(笑) 感想はまた次回。

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15 APRIL

午前0時をまわる深夜。ちゃぶ台の上のマウスに手を伸ばして、PCに向かうSIX丸藤。ヘッドフォンをしてゲームをプレイ中。……突然跳ね上がり、ヘッドフォンを取り投げ捨てて、隣の和室に飛び込む。…少しして、襖の陰からおそるおそる顔を出す。怯えた表情。

(誰だッ? 何の音だッ!? 後ろからいきなりガンガンとッ!!)

PCと逆側を見る…カーテンの閉められた窓。隙間などの開いている部分はない…外の様子は見えない。

(そもそもここは2階だぞ。こんな深夜、誰が窓を叩くというんだ? いや、そもそも今のは窓を叩いた音じゃあない…シャッターを叩いたような音だった。そんなモノ、窓の向こうにあったか? 聞き違い…いや、2回鳴った、確かにッ!! 誰が見ているのだッ!? 何のためにッ!?)

しばらくそのまま様子を見たが、何も起こらない。居なくなったのか? 誰? それとも「何」? いや、そもそも何も居なかったのか? …納得のいかないまま、再びちゃぶ台の前に座り、ヘッドフォンをして、マウスを取ってゲームを始める。……またすぐに跳ね上がる!!

(また鳴ったぞ! 何なんだ? 変質者か!? こ、怖くてカーテン開けられないけど…。いったい何なんだ? なんでゲームをやってる時にわざわざ……ハッ! 「ゲームをやってる時」だと!?)

そう、鳴っていたのは窓の外ではなく、ヘッドフォンから聞こえるゲーム「MILKY SPACE 〜悲しきセクサロイド〜」(MESA)の、ドアを叩く効果音でした。これが本当に「後ろから聞こえる」んです。今までこんなにハッキリと方向が分かる3Dサウンドは聴いたコト無かったんで、本当に驚きました。まぁ、開発者側はそんな効果を出すつもりはなかったんでしょうが…。今でもそのシーンでは、ビクン!と身体を震わせます(苦笑)


現在、「偽スカウト 〜偶像夢悲伝〜」(ILLUSION SOFT)のプレイ中です。ウチの環境では当初、3Dシーンに入るとすぐにマシンがフリーズしてしまう現象に見舞われましたが、ビデオカード「Millennium G400」のドライバをILLUSION SOFTが動作検証を行った最新ドライバに変更したところ、問題なく動作するようになりました。情報が提供されてて、良かった良かった。

次回はゲームの紹介と感想を。

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12 APRIL

MILKY SPACE 〜悲しきセクサロイド〜」(MESA)のストーリーは、既に書いたように私の予想外のモノだでした。しかしそのゲームシステムの出来はというと、完全に予想内にとどまっていて残念でありましたな。


ゲームは宇宙船内の各部屋をクリックして、そこに移動するコトにより進めます。4人の乗組員が船内のどこにいるのかは、各人を表す色のマークで分かるので、基本的には見失うコトはありません。「基本的には」という言葉を付け加えたのにはワケがあります。2人以上の乗組員が同じ部屋に入っていると、誰か1人のマークしか表示されないのです。例えば、画面上に3つのマークしか出ていない場合は、どこかで2人が一緒にいるというコトですね。これはこれで「どこにいるのか推理する」という遊びも生まれるワケですが…それは好意的すぎる判断ですかね、やはり。

4人がバラバラにいるというコトは、一度に会えるのは1人だけというコト。1日は20くらいの時間に分けられていて、各人は同時に動いていますから、全員のアクションを見るには4回のプレイが必要という意味になりますね。中には必ずチェックしないと後々ゲームオーバーに繋がるイベントもあるので、最初にテキトーにプレイしていたらクリアできた私は、幸運であると思います。


さて、そろそろ本格的にシステムの短所を挙げましょう。マウスの操作に対する反応が遅めです。特に画面の書き換え周りが顕著ですね。画面上でクリックできるところ…ボタンとか、マップの移動先の部屋とか…はそこにマウスカーソルを持っていけば音付きで光ったりするのですが、これが遅いです。加えて画面上にあるランプのようなモノが時々点滅するんですが、その点滅の間はクリックに対する反応がありません。クリック自体は有効で、ランプの点滅が終わると反応します。ストレスを起こすだけの、無駄な演出ですね。

CGモードがこのゲームにもあるワケですが、実際はいわゆる「回想モード」です。ゲーム中もこの回想モードでも、画面下部に表示される文章表示枠は消すコトが出来ません。つまり、CGだけを見るコトが絶対に出来ません。…どゆコト? これ、納得いきません。せっかくの触手CGなのにッ!!(笑) この回想モードも(ゲームを終わらせてしまう以外に)途中で抜けるコトが出来ないのでやっかいです。使いにくいコトこの上なし。CGだけ見たい!! 回想途中で抜けたい!! ヘルプミ〜!!


他にもあったような気がするんですが…思い出せん。何か思い出したら、また次回にでも書きましょう。

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10 APRIL

「ガフッ! い…意外……ッ!!」(ゴゴゴゴ…) 苦しげに歪む男の顔。手を当てた男の胸には…
「『能力』……これほどの『能力』とは……」(ゴゴゴゴゴゴ…)

『杭』!! 白木の杭が男の胸に…いや! 『ハート』にッ!! 突き刺さっているッ!!

「侮ったわね、私たちを。」
鋭くキツめの女の声。
「触手モノで身を滅ぼす…とか言ってたよね。」
高く幼い女の子の声。
「油断…クッ! だったッ!!」(ドドドドドド!!)

その杭の名は「切なさ」!! 男が予想もしなかった攻撃!!

「もう再起不能だねッ、ルキファ?」
「まぁ、ワタシの美貌を持ってすればこんな男はイチコロよ、ヨシュア」

耐えきれず、男は膝をつき頭を垂れる。かすれた声で言葉を吐き出す。
「…恐るべき…攻撃……ミ、『ミルキィ』……『ハミング』……」
「『ミルキィスペース』じゃ、アホーーッ!!」
2本のハリセンで同時に叩かれた。

……「切なさの杭」の正体はネタバレ感想ページ「フリップサイド - 2000年4月11日」で明らかに。


というワケで、前回予告した「MILKY SPACE 〜悲しきセクサロイド〜」(MESA)の感想なのですが、とりあえずストーリー紹介から。

男の数が激減し、種の存続と女性の性欲解消のために、男性器を持ったロボットが運用される時代。主人公は脳と精巣だけが生身のロボットであるが、手術の際のミスで感情と記憶は残っていた。もっともそれを表現するコトは出来ないため、非常にツライ生き方を余儀なくされる。そして今回、4人の学生の卒業研修のサポートとして宇宙船に乗り込むコトとなった。ところが卒業研修は思いもかけない事件、そして存在との遭遇を……という展開です。


以前からある程度書いていたように、このゲームに対しては特に期待するモノはありませんでした。「触手モノ」であるから買うのですが、ぶっちゃけた話、ヤるだけヤって終わりだろうと思ってました。そこに食らったのが、「切なさの杭」です。やられました、完璧にカウンターを食らってしまいました。

まぁ、宇宙船という閉鎖された空間に神出鬼没の触手の化け物が…という展開は、確かにありがちなストーリーではあるのです。その前に起こる事件がスパイスになっているのと、各キャラがちゃんと書き分けられている点が『グッときた』要因でしょうか。

今日は簡単にこんなところで。次回は…システム面の不満とか。

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8 APRIL

先日からプレイしている「化石の歌」(age)ですが、数回バッドエンドに到達しています。で、そろそろプレイを中断してしまおうかと思っています。いくつか理由がありますが、一番大きい理由は「プレイしてると気が滅入る」です。

とにかく、暗くて(苦笑) 主人公にダメージを与えるために、周りの人間が傷つけられていく。主人公が先に進むのも、失われた記憶を取り戻していくだけで「何かを得ている」「成長していく」という感じではない。マイナスからゼロに向かっているだけという印象。しかもその知らないコトを、周りの者達は知っている……そういうストーリーがどうにも楽しめません。

あとは、難易度が高くて、繰り返しプレイするのが億劫…現実問題として、ゲームに割ける時間があまり無いんですよね。暇なら話は別なんですが…。そういうコトで、少し勿体ないんですがプレイ中断と。再開する見込みは…低めかな。


「化石の歌」プレイ中断を受けて、予定していた「MILKY SPACE 〜悲しきセクサロイド〜」(MESA)を購入しに行きました。…これが無い! 3軒の比較的大きな店を廻っても売っていない。これは発売延期なのか?…とショックを受けていたのですが、『SIX丸藤対応』されていないハズの地元のお店で発見するコトが出来ました。ホッと安心……するほどのゲームなんだろうか(苦笑)

そういうワケで、次回はこのゲームの感想を。

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6 APRIL

グッタリしたり忙しかったりで更新ペースが落ちています。「MILKY SPACE 〜悲しきセクサロイド〜」(MESA)が明日発売されるので、これの感想を週末に予定……と言いたいところなのですが、実は数日前からプレイしているゲームがあります。「化石の歌」(age)です。


館モノ+SFと言った作りの「化石の歌」ですが、様々な映像のエフェクトに驚かされました。起動直後、いきなりノイズ乗りまくりの効果音&音声と乱れまくりの画面…本気でマシンの心配をしてしまいました(苦笑) その後も特定キャラの立ちCGの、ぼわあぁ…と溶けるように消えていく様や、拡大縮小を多用した演出を、新鮮な気分で楽しめました。

システムで驚かされたのが、文章を表示するウインドウが場所だけではなく大きさまで自由に変えられるところです。ウインドウの端をドラッグすれば、好きな桁数・行数で文章を表示できます。動作も不自然なところが無く、しっかり作られたシステムに感心するコトしきりです。

ストーリーは私にはちと難解かも。ストレス解消のために無理矢理買ったゲームなんですが、脱脳状態で遊べるモノではなかったですね。そのかわり、前述の画像やシステムの出来に触発されて、ストレスは解消されてやる気もちゃんと生まれてきました。この買い物は成功だったようです。

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2 APRIL

「購入予定表」に忘れていた「MILKY SPACE 〜悲しきセクサロイド〜」を追加しました。今度の金曜日に発売予定ですな。期待・2、不安・8でドキドキします(笑)

さて、「PC Angel」5月号を購入し、ざっと見てみました。SIX丸藤方面でもっとも大きいニュースは、FORESTERの新作「EDEN III」でした。前作「EDEN II」の終わり方がいかにも続編出します〜というモノだったので、出るコトに関しては特に驚きはしませんが、続けて「EDEN」を出すっていうコトはちょっと面白くないかなと思います。あ、ちなみに「III」が完結編だそうです。6月発売予定、価格未定。


聖フェアリー学園 女子寮」(GONDOLA)をこの週末にプレイしたので、その感想をば。最初にストーリーを。

上流階級のお嬢様が通う「聖フェアリー学園」。そこの学長が学園の改革を始めようとするが、生徒の親たちはそれを良しと思わなかった。学長をその座から引きずり下ろすために考えられた手段、それが学園に通っている学長の娘を陵辱して映像に収め、それを使って学長を脅すというモノだった。

主人公はその役目を任された男。彼は女子寮に侵入、1階から最上階を目指していく。各階毎に異なる条件を満たすと宝箱が出現。そこからアイテムを入手してパワーアップだ! 1階はグリーンスライムを3匹倒すコト。入手できるアイテムは銅製のツルハシ「カッパーマトック」。宝箱の入手の前後1階ずつ、壁を破壊できるアイテムだ!! ……ごめんなさい、途中からウソです。


ゲームの進行は、一人称視点の3D CGでリアルタイムに描画される寮内をうろついていくコトで進めます。こういうタイプのゲームは、GONDOLAではこれまでに「スペーススナイパー マヤ」「ラプチャー」を発売していますが、どちらも操作にキーボード(とマウス)を用いるもので、あまり遊びやすいモノとは言えないと考えます。その点、この「聖フェアリー学園 女子寮」はマウスのみで操作可能となっていて、取っつきやすいんじゃないでしょうか。

この探索部分は悪くない出来だと思います。調べる対象は充分な数が配置されていますし、調べる際のクリックでの反応も問題ありません。まぁ、慣れると移動速度が遅く感じるというありがちなコトもありますが。


このゲームの問題点は…いろいろな部分においてボリューム不足である点だと思います。ストーリーはあまり楽しめるモノって感じでもない簡素なモノですし、3Dで移動できる範囲は代わり映えのしない寮内のみ。その中であるイベントも少なく、かなりあっさり終わってしまう感があります。まぁ、セーブが出来ないので長いと困っちゃうんですが。そしてHシーンのムービーは綺麗さに欠け、内容もイマイチ。

そしてちょっと不親切かと。紙のマニュアルが無いのはいつものコトなので何とも思いませんが、ゲームの起動方法がどこにも記されていません(手動で「start.exe」を実行する必要がある)。また(少なくともウチの環境では)16bitカラーでないとすぐにシステムエラーで終わってしまいます。ゲームを始める前の設定が悪いと、2Dシーンの表示が異常になります。テキストすらまともに表示されないその状態ではとてもゲームが出来ないので、当然ゲームを終わらせたいワケですが…終わらせられません。3Dシーンに進むまで終わらせる手段がないのです。3Dシーンまで進むには、とにかくテキストを先に進めていくしか無いのですが、進めるためにアイコンをクリックするコトも、マウスカーソルが消えているので至難の業です。

これらの問題を乗り越えてゲームを続けたのですが…ゲームの終盤、いよいよ最上階に乗り込むぞ!!というところで、音もなくゲームが消えてしまいました。Windowsのデスクトップを呆然と見つめた私です。


考えていたのですが、GONDOLAってどうも特徴が無いというか、カラーが無いような印象です。リアルタイム描画でゲーム性の高いソフトをリリースするILLUSION SOFT、ムービーの美麗さを追求しているFORESTER、一定の質のアドベンチャーゲームを出し続けてNOISE…と、各メーカーには色があります。しかしGONDOLAはいろいろなソフトを出していて、しかしどれも中途半端であるという感想を持ちます。まぁ、「狂気」シリーズはそうでもないんですが…。

GONDOLAは、各ソフトで「特にここ」という注力する部分を作っていくと、ソフトが「締まっていく」んじゃないですかねぇ。そう思います。

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