エレナのおぼえがき - #4 キラークイーン |
エレナのおぼえがき リュウ・ケン vs. にゅーじぇねれいしょん |
− キラークイーン〜対ピン滅殺スタンド使い・アレックス〜 −
私が対戦をやっていて一番楽しいのは、「あのキャラのああいう戦法に勝つには、どーいう風に戦えばいいんですかーうわーん」と悩んでいるときだ。まぁ、ストZERO2のガイの時のような「発狂状態」までいってしまうのは問題あるが(笑)、いろいろ考えた結果を実戦で用い、それが見事に決まる瞬間に楽しみが最高潮に達する。
で、決まっちゃうとまた新たな苦悩を求めてしまうワケだな。辛いキャラへ辛いキャラへと使うキャラを変えていくのは、とにかく苦労したいからなのだ。
■
ストIIIの対戦を続けていくと、そのうちエレナの勝率が上がり「苦労しなくなって」きた。苦労したい。そこでサブキャラとして他のキャラを触りはじめたのだが、フィットしたのはダッドリーだった。だがしかし、コイツはしばらく使いつづけてどーしても使いこなせず断念する事となる…(^^;
そしてその頃、友人達に人気があり、しかし皆さんリュウ・ケンどもにボコにされているというキャラがいた。アレックスである。なんでも私が当初そうだったように、とにかく勝てないという話。よござんしょ! ミーが使ってみて、いい戦法を見つけだしてみるザマス!!(←えらそう) そーいった理由で、アレックスに手を出してみる事となった。
■
さてその結果、我がアレックスは「ピンからキリまで」のうちのピンレベルのリュウ・ケンに対しては圧倒的な強さを発揮する事となった。いくつかの強力な基本技の使い方はまたいずれ、ということで、今回は我がアレックスの「スタンド」キラークイーンについてまとめる。
”キラークイーン”とは「ジョジョの奇妙な冒険」第4部に登場する殺人鬼・吉良吉影のスタンドだが、アレックスの修行中にちょうど単行本を読み返していて心が非常に盛り上がっていたので、我がアレックスのスーパーアーツ”スタンガンヘッドバット”の使い方に対して、キラークイーンの能力を当てはめて呼んでいたのだった。さて、その能力とは…。
■接触弾
図・【接触弾】
一番まともな、わかりやすい使い方。相手が飛び道具を撃った瞬間に発動させ、飛び越して爆破する。大で使うのがほとんどだろう。ピンレベルの相手であれば、波動拳を撃つ「フリ」なんてのもするこたぁないと思うので、使い易いってもんだな。逆に言えば、「フリ」を使う相手には用心する必要がある。
■着弾点火弾
図・【着弾点火弾】
相手のジャンプ攻撃に対して発動させる。相手のジャンプ軌道が最頂点辺りに達したところで発動されるのがベスト…だったかな?(^^; 出してきたジャンプ攻撃をキラークイーン(スタンガンヘッドバット)の上昇でかわし、相手が着地したところに自分も着地、爆破する。
跳び込んでくる相手の着地点に合わせてこちらの着地点も合わせるため、大抵の場合は小で発動させる。発動が早すぎる場合は相手のジャンプ攻撃に撃墜されるし、遅すぎる場合は着地昇龍などに撃墜されるが、ピンレベルの相手はビックリドッキリしちゃって対処できないようなので、慣れるとこれが一番決めやすい。
■シアーハートアタック
図・【シアーハートアタック】
我がアレックスの奥の手でもあるコイツは、次のような状況で発動させる。「こちらの起き上がりにモーションの大きな技を重ねてきた、もしくは重ねてくるとふんだ場合に、リバーサル(気味)に小で発動」。これで相手の攻撃をかわしつつ、そのスカリの隙をついて爆破するわけだ。
相手が攻撃を重ねてこなかったり、隙の少ない技を重ねてきていた場合はかなりヤバイことになる。しかしそうでない場合、相手は地上に立っていて射程距離内にいる以上、相手がこれを回避するには最速で「攻撃し返すしかない」ワケで(ジャンプで避けようとした場合、ある程度の低空ではスタンガンで引きずり下ろされる)、相手の技量というより冷静さによってシアーハートアタックが決まるかどうかが左右されると言えるのではないか。
スタンガンヘッドバットはガード不能の投げ技であるが、「攻撃」である。「攻撃された!」との瞬間的な判断がレバーを握る手にガード行動を一瞬でも行わせた場合、シアーハートアタックの勝ちである。一方、「スタンガンが来た!」という判断をした場合、そしてそれに対する防御手段が「攻撃」である事を冷静かつ迅速に判断できた場合、シアーハートアタックは砕け散る。「対ピン」でしかない由縁だ(でも、相手がモーションの大きい技を重ねてきた場合はその限りではない)。
最初にも書いたようにシアーハートアタックは奥の手であり、出し所を間違えないように使用しているため成功率は非常に高い。しかし一度、爆破を確信したリュウに真空波動拳で返された事があった。その瞬間、「やるな!」って感じですごく気分が良かった。結局そのまま負けてしまったのだが、気分良く帰路に着く事が出来た。
…まぁその途中で、「ちくしょう、負けた〜!!」と悔しさがこみ上げてきたのだけれどね(^_^;