爆進！タルタルズ

ヌナイでログインすると、リンクパールを通してRbさんの楽しげな声が聞こえた。
「川に落ちちゃったｗ」
早速ウィンダス港の、Rbさんが伝える座標へと走っていく。すぐにRnさんとTkさんも駆けつけた。

川底で手を振るRbさんと、橋の上から見下ろす三人。

完全に川の中に水没しているRbさん。皆で指差したり笑ったりすると、Rbさんもそれに応えてじたばたしたり歩き回ったり魔法を連発したり。Tkさんは釣り竿を取り出してRbさんを釣ろうとしたりする。充分楽しんだ後で、Rbさんは移動魔法・デジョンで川を脱出した。

見物に集まった三人も解散……と、ここでRnさんからお誘いがあった。トパーズトパーズ達、三人の倉庫キャラで遊ぼうというのである。特に予定もなかったので、これに乗ることにした。トパトパにチェンジ、ジョブは迷った挙げ句赤魔道士にして装備を購入、えらく待たせたのを詫びながら、Rnさん、Tkさんの倉庫キャラと合流した。レベル1〜2のタルタル、三人パーティの完成である。

東サルタバルタに出撃して、まずはハチで様子見……楽勝！ お次はウサギだ……これまた楽勝！ 低レベルとはいえ、パーティを組めば強い敵と戦えて楽しいのです。

タルタルだと、なんだか皆テンションが高くなる感じがする。普段使わないような感情表現のモーションを使ってはしゃいでみたり。FFXIにおいて、このタルタルというキャラクターの存在は非常に大きい。ハジケられるキャラクターだと思う。

三人でワイワイ楽しんでいると、近場で戦っているタルタルさんがピクミンを相手に苦戦しているのが目に入る。狩りの手を止め、皆で応援。サーチを掛けてみると白魔道士レベル1。案の定、ピクミンが特殊行動「光合成」によって回復してしまい、幾らダメージを与えても倒せない千日手に陥ってしまっていた。タルタルさんの減ってきた体力を、Tkさんがケアルで回復する。タルタルさんのMPは恐らくもう尽きているだろう。

何分経っただろうか……流石にもう疲れただろうということで、戦闘解除をお勧めする。戦闘解除され、攻撃できるようになったピクミンを我々三人でたこ殴り。光合成も何のその、一気に息の根を止めた。お辞儀と共に感謝の言葉を紡ぐタルタルさんに、以前ある人にもしたことのあるアドバイスを、思い出しながら言う。

ヒーリングするタルタルさん。RnさんとTkさんははしゃいで駆け回ります。

しばらくしてRbさんがレベル1ナイトで参戦。四人のタルタルでわいわいとトリやヤグと戦っていると、その騒ぎをリンクシェルで聞いて堪らなくなったFlさんが、その場の勢いでタルタルの新キャラを作って参戦。五人の低レベルタルタルパーティが出来上がる。

フェイスタイプが違うタルタルが揃った。Flさんがその身をウズウズとさせているぞ。

リンクシェルメンバーでも屈指の突進力を誇るFlさんが加わり、いよいよ戦力と行動力の高まったタルタルズ。強い敵にもガンガン行っちゃう。トパトパがディアで敵を釣り、あとは皆で囲んでひたすら殴る。辛うじて白魔道士のTkさんが回復役なんだけれど、基本的には前衛も後衛も関係なし！ 戦士の挑発のように敵を引きつける手段がまだないので、誰かが敵の的になるとそのまま死ぬまで殴られ続ける形になる。結果、殺られる前に殺れ！というタルタルの見た目に反した激しい狩りになる。

殺られちゃったの図。仲良しのTkさん、Rnさんが折り重なって倒れている。

トパトパもイモムシの毒に殺されちゃったりする。殺られちゃってもレベル低いので気にしない！ ホームポイントもすぐだから、すぐに合流する。

Rmさんが通りかかり、しばし立ち話。そこに「ゴブに○○でやられそうです！ 助けて！」という悲鳴と共に、エルヴァーンさんが走ってきた。調べると「強」いゴブリン。パーティなら行けるかも！と攻撃を仕掛ける。Rnさんが死ぬまで殴られちゃう。そして爆弾でFlさんも死んじゃう。ちょいと無茶だった。謝りに来たエルヴァーンさんに、「遊びでやってるから気にしないでー」と努めて軽い調子で返す。

犠牲者も多かったけれど、たまにはこんな弾けた遊びも楽しいね。いつかまた、タルタルズ結成だ！

SIX丸藤 six-heavenscope@memoad.jp