NHKカルチャー講座
「ベートーヴェン生誕250年に寄せて激動のヨーロッパ史とベートーヴェンのピアノ音楽」 全5回
■指定土曜 10:00〜11:30 10/10から
■2か月(5回)14,300円
■会 場:NHK文化センター 札幌教室
■お問い合わせ:011-222-5011
■日程
第1回 2020年10月10日(土)10:00〜
「若きベートーヴェンとフランス革命」
1770年〜1791年 ボン時代とウィーン留学まで
第2回 2020年10月24日(土)10:00〜
「ウィーン留学と貴族たちとの関り」
1791年〜1801年 ウィーンでの活躍の始まり
ピアノソナタ 第7番、第8番「悲愴」、第14番「月光」
第3回 2020年10月31日(土)10:00〜
「新しい道と難聴の自覚」
1801年〜1806年 傑作の森の時代
ピアノソナタ 第17番「テンペスト」、第21番「ワルトシュタイン」
第23番「熱情」
第4回 2020年11月7日(土)10:00〜
「不滅の恋人と作曲意欲の喪失」
1807年〜1815年 不滅の恋人と甥カールの問題
ピアノソナタ 第24番「テレーゼ」、第26番「告別」
第5回 2020年11月21日(土)10:00〜
「復活と死まで」
1816年〜1827年 対位法への傾倒とウィーン社会の変容
ピアノソナタ 第30番、第31番、第32番(最後のソナタ)
<メッセージ>
2020年は、ベートーヴェン生誕250年の記念の年です。私は、若き日、ウィーンに6年留学したため、長年、ベートーヴェンのピアノ音楽を演奏してまいりました。記念の年に皆様とベートーヴェンのピアノ音楽とともに、18世紀、19世紀のヨーロッパの社会情勢とベートーヴェンの立場の関係を結び付け、幅広い視野からベートーヴェンを見直したいと思います。
18世紀、19世紀のヨーロッパは、フランス革命のスローガン「自由、平等、博愛」という思想が芽生え、現代社会の黎明期ということができます。ベートーヴェンは、音楽を「芸術」として高め、強い精神を持って傑作を生みだしました。その源泉はどこにあるのか、5回の講座で演奏をしながら解説します。
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