冷えとコリと痛み
冷えのある所に鍼を刺入して、または指圧して響きを出すと、胃や腸がゴロゴロ動き出す。肩こりや腰痛などは患部に触らなくても取れてしまうこともある。鍼灸指圧師は、指先で触って”冷えている所=ツボ”を察知できる。患者さんが、「先生の手が暖かい」という所が”冷えている所=ツボ”で、自分で触った時は気持ちいい所がツボ。
 では、どうすれば効くのか?気持ちいいと思った瞬間に手をそのままじっと待つこと30秒。この”待つこと”が極意。
 たとえば、肩こり。首筋、腕、お腹(臍の周り)、腰、太腿とふくらはぎの内側の冷えている所や凹んでいる所を探ってみる。
 「腰痛」は、お腹、腰、くるぶしの周り、足の裏。
 ストレスは、首筋、側頭部、頭頂部、お腹
 指圧の極意は、”同じ圧力で持続的に”なので、力はいらない。ただ手を乗せておくだけ。手の重さは変化しないので。
 簡単に言うと、気持ちいい所を探して、手の平または指先で触って、30秒待つ。30秒間、辛くなくその姿勢を保つには、肩、肘の力を抜くのが大事。

気圧と冷え
偏西風と天気図がおもしろい
腹巻で元気
血糖値とアレルギーと酒
酒の適量
下井鍼灸院の目次
明日のためにその1