鍼を刺入する深さ 鍼灸師になりたての頃、深くさせるのが技術みたいに思いがちだけど、究極の鍼は、ツボに当てた鍼が必要な深さに自ら沈んでいく。 臨床的には、内科的鍼は、蚊が刺すより浅いか、皮膚に接触する程度で内臓などの血液循環を良くする。整形外科的鍼は、コリが石のように硬くなったものを破壊する。肩こり、腰痛で時々必要になる。 当院では、年々刺入深度が蚊より浅くなっている。