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せや・ガイドの会 

街のガイド研修や記録誌編集の研修を受けて、2001年(平成13年)4月に発足した団体です。横浜市瀬谷区を本拠に、地元やその周辺をご参加者の皆様と一緒に歩いてご案内します。そして、歴史・自然など、この街の魅力を再発見してみませんか?事前申し込み不要、全員ご参加できます。

昭和レトロな街 鶴見を歩く(2023年10月21日開催)お知らせ


懐かしい昭和の大スター石原裕次郎の墓がある總持寺。そして日本の高度経済成長を支えた京浜工業地帯を走る鶴見線などを歩きます。レトロな国道駅には戦争の爪痕といわれる機銃掃射の跡が残っています。日本の今昔に想いを馳せながら、皆さんで歩きましょう。(当日午前7時台のNHK テレビで、横浜の午前中の降水確率60%以上の場合は中止)

実施日: 10 月21 日(土) 受付 9時00 分~15 分
集合場所:JR鶴見駅西口 改札口

コース 順路:總持寺→国道駅→生麦魚河岸通り→鶴見川河口干潟→道念稲荷→ 生麦事件発生現場→神明社→生麦事件碑→キリンビール横浜工場 →JR ・京急新子安駅解散(約55㎞)

ダウンロード 2023年10月21日開催・昭和レトロな街 鶴見を歩く(案内チラシ・印刷用
ダウンロード 2023年10月21日開催・昭和レトロな街 鶴見を歩く(当日配布資料・印刷用)
見所 由来・史跡 

總持寺
曹洞宗の大本山。元亨元年(1321)に石川県に創建されたが、明治31年(1898)火災で焼失。明治44年(1911)に現在地に移転。千畳敷の大祖堂の大屋根は区内外の各所から見られ、鶴見の象徴となっている。約50万平米の広大な敷地(横浜球場の約20倍)に50余の堂塔と豊かな緑。四季折々の風情があり、散策に訪れる人も多い。墓地には石原裕次郎、アントニオ猪木など著名人の墓もある。

国道駅
鶴見線は、全長わずか9.7kmの都会の中のローカル線。大正15年(1926)に貨物線としてスタート。昭和5年(1930)に旅客輸送を開始し、京浜工業地帯の発展と共に大勢の通勤客を運んだ。国道駅は、昭和レトロな雰囲気の無人駅。

生麦魚河岸通り
生麦は江戸時代、幕府に魚を献上する御菜8か村の一つとしてにぎわっていた。約400mの魚河岸通りは、家の間を網の目のように白い貝殻道が続いている。

鶴見川河口干潟
この辺りでは、約30年前までは1日約10トンのハマグリなどを加工しており、貝殻浜はその貝殻が川岸に積もってできたといわれている。貴重な河口干潟を残しながら親水広場が整備され、平成23年、第5回横浜・人・まち・デザイン賞で、「まちなみ景観部門」を受賞した。ここから道念稲荷神社へ至る途中に、生麦水神宮があり、生麦漁業協同組合と生麦魚介類商業組合の碑がある。


道念稲荷神社


神明社

原の神明社と本宮の道念稲荷社の2か所に数百年前から伝わる「蛇も蚊も祭り」は、横浜市指定無形民俗文化財。生麦が農漁村であったころの雨乞い祈願の行事で、悪疫を追い出し豊漁も祈った。萱で作った20mもの大蛇を担ぎ、「蛇も蚊も出たけ 日よりの雨け 出たけ、出たけ」と威勢よく町内を練り歩く。毎年6月第1日曜日に行われる。

生麦事件発生場所


生麦事件碑
「生麦事件」は、文久2年(1862)薩摩藩主の父・島津久光の行列が生麦村を通行中、馬に乗って行列に紛れ込んだ4人の外国人の1人、英国商人リチャードソンが警護の武士に斬り殺されたもの。幕末の動乱期に起こった外国人殺傷事件は、賠償問題から薩英戦争にまで発展。その後の日本外交に大きな影響を与えた。明治16年(1883)、鶴見の黒川荘三がリチャードソンの死を悼み、事件の風化を防ぐために私費を投じ、生麦事件碑を建立。地元顕彰会が毎年821日に記念祭を行っている。横浜市登録文化財。

キリンビール横浜工場
明治3年(1870)米国人コープランドが山手に醸造所をつくったのが日本のビール発祥で、これをキリンビールが引き継いだ。関東大震災で被災し、生麦に移転した。工場見学以外でも、ノミモノ・ラボでは自分好みのビールを作るバーチャル体験ができ、現在、キリン横浜ビアホールの10パーセント割引券がもらえる。
1.当日の天候その他の事情で、コースを変更する場合があります。
2.当日の午前7時台のNHKテレビ画面左上、横浜の天気予報で、午前中の降水確率60%以上の場合は中止します。
3.参加費は一回につき300円(保険料・資料代)です。交通費、見学費、昼食代は各自ご負担願います。(散策中の事故は、傷害保険の範囲となります。)
4.各ガイドの詳細は、瀬谷区内の下記公共施設に実施1か月前に置かれるチラシをご覧ください。(瀬谷区役所地域振興課、区民活動センター、各地区センター、各コミュニティースクール、図書館、長屋門公園など)

profile

せや・ガイドの会

長屋門公園

せや・ガイドの会」は、横浜市瀬谷区の生涯学習サークルとして発足した前身の「わがまち瀬谷」(2003年(平成15年)発足)と、「瀬谷探訪の会」(2001年(平成13年)発足」が、2008年(平成21年)4月に統合して、「せや・ガイドの会」に名称変更しました。

横浜市瀬谷区を本拠に、地元やその周辺を、ご参加者の皆様と一緒に歩いてご案内しています。毎月開催のガイドツアーを通じて、歴史・地理・自然など、この街の魅力を再発見して頂けます。事前申し込みは不要で、全員ご参加頂けます。詳しくは、年間ガイドスケジュール一覧をご覧ください。

2020年4月現在、20名の会員が在籍しており、随時会員募集しています。資格など条件は一切ありません。歴史、地理、自然やウオーキングにご興味・ご関心をお持ちの方はお気軽にお申込みやお問い合わせお待ちしています。
年会費は2000円。自主企画案内が月1回のほか、勉強会や季刊記録誌などの会合があります。

(お申込み・お問い合わせ先)
せや・ガイドの会 竹見
📱電話090-3900-6469


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