「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況
若手研究者のお経
進行状況ホーム
1/31 (木) の進歩 オシム前監督と岡田現監督
昨夜、岡田新監督率いる日本代表がボスニア・ヘルツェゴビナに 3-0 と大勝した。この勢いで、2/6 から始まる、ワールドカップ南アフリカ大会予選を勝ち抜いて欲しい。スタンドにはオシム前監督もいた。元気そうでなによりだった。オシム監督が築いた基礎 を岡田監督が発展させる。そしてどんな形でもよいから、予選を勝ち抜いて欲しい。故戦術君(*)風に書くならば、
オシム+岡田=南アフリカ
オシム×岡田=南アフリカ
である。
*戦術君;ベガルタ仙台の伝説的サポーター。自分で考えた戦術をボードに描き、それを掲げて応援していた。「2+2=4 2×2=4」という戦術ボードが 有名。過程は違っても、最後にそこに辿り着けばよいという意味だという。
論文の図を、どのソフトを使って描くのか悩み中だ。いままではアップルワークスを使っていたのだけれど、バージョンアップをアップルが放棄してし まったみたいである。OS が進歩すると、そのうちに使えなくなるのではないかという不安がある。それと、直線を破線に出来ないことと、矢印の種類が一つしかないことが不満だ(私の 誤解かもしれないが)。イラストレーターの試用版をダウンロードして使ってみたけれど、難しくて馴染めない。何しろ機能が多過ぎる。論文の図を描くのに必 要な機能はごくわずかだというのに、これでは、近所のサッカー大会に、各国代表を揃えた銀河系軍団で臨むみたいなもんだ。それでいて、一つのファイルに A4 の紙を数枚並べるといった、基本的なことのやり方がわからない。いっそのこと、パワーポイントで図を描くか。Mac 利用者のみなさん、どうしているのでしょう。
思い返すと、クラリスドロー(アップルワークスの前身)が一番良かった。
こじこじの論文セミナー。種子繁殖とクローン繁殖への最適投資を解析した格子モデルを紹介してくれた。モデル、稚拙過ぎ。もっとエレガントなモデ ルにしなさい。
1/30 (水) の進歩 儚い
27, 28 日と休肝日にしたので、昨夜は久々の晩酌を楽しむことにした。手料理を肴に、五銘柄の日本酒を味わうのだ。せっかくだから、新品の座卓に座って和室で頂こ う(
1/25 の進歩
参照)。そう思って、酒と料理を和室に運んだ。しかし、何とも間が持たないことになった。 テレビもない、話し相手もいない。一人で和室に座って、
前方の壁をじっと見ている
の だ。自分はいったい何をしているのだろうと儚くなった。そして、五分ほどで居間へと移った。
壁ではなくテレビを見て思ったこと。元カレがいかにアホかという話をしようとして、「街中にドライブに行ったら、『おう、すげーよっ、こんな所に城があ るよっ!』って言うんですよ。でも、どうみても
国会ジギ堂
なんです よ」と言うキミ、お似合いのカップルだと思うぞ。
岡嶌さんの修論審査をした。もうすでに、古生物の雑誌にアクセプトされているそうだ。さもあらん。楽しく議論させて貰った。
倖田來未の言葉。「別れたら“デスノート”(にその人の名を書く)。 死んだと思うようにしているんです。次の彼に申し訳ないと思うので」と
乙女心
を明かした」(
ヤフー ニュース
より)そうである(太字は私)。
別れたら死亡したことにされる
と は乙女心も怖い。
昨日、Mathematica の計算を実行中のまま帰宅した。今朝になったら終わっているだろうと思ったら、まだ実行中であった。呆れた。計算を停止してしまうか。しかしなんか意地に なって、計算が終わるまでとことん待ってやることにした。それにしても手持ち無沙汰だ。
1/29 (火) の進歩 ケヤキの伐採始まる
地下鉄工事のための、青葉通りのケヤキの伐採・移植が始まったらしい(
サンスポ
よ り)。通りを囲む 223 本のうち、27 本を伐採、17 本を移植するのだそうだ。1/5 が消えるのだから、景観に対する影響はけっこう大きそうだ。杜の都仙台というと、ケヤキ並木を思い浮かべる人も多いはず。
ケヤキ並木とベガルタ仙台と牛タン定食は仙台の三大シンボル
なのだ。今さらなが らではあるが、その内の一つを傷つけてしまってよかったのかと思う。
ケヤキの木を切 るのと、ベガルタの選手を戦力外で切るのとは訳が違う
のではあるまいか。
昼休みに、研究棟のホールでちょっとしたコンサートがあった。仙台フィルハーモニーのヴァイオリン奏者である小川有紀子さんがいらしたのだ。せっ かくだからと聴きに行った。プロの生演奏を 5 m の距離で聴くなんて初めてであった。
論文の図を描くため、Mathematica に計算をさせている。しかし、異様に時間がかかって全然終わらない。どうも調子が狂う。図はほっておいて論文の文章の方を書き進めればよいのだが、そうい う気になれない。
1/28 (月) の進歩 仙台の鏡
実はこの二人を知らないのであるが、サンドウィッチマンという漫才コンビは仙台の鏡である(
こ の写真
)。こうやって、ベガルタ仙台が日常となる。これぞ皆が願っていることだ。機会があったら、二人の漫才を是非とも拝見したいと思う。
今朝、車で自宅を出るとき、サイレンが盛んになっていた。火事だろうか。泉ビレジ(私が住む住宅街)を抜け北中山の交差点で信号待ちした。見る と、パトカーが駐まっていて、北中山への進入を阻止していた。
こ んな事件
が起きていたらしい。我が家からけっこう近いところだ。
自分の論文執筆のための計算を Mathematica にやらせつつ、岡嶌さんの修士論文を読んだ。昆虫の体の大きさを決める要因は何なのかを解析した論文である。空中酸素の量で決まっているという仮説があ り、化石のデータを使ってそれを検証してみた。その結果、この仮説はあまりよろしくないことがわかった。検証のために、酸素量と最大体サイズの関係のモデ ルを作っている。このモデルに関して、いろいろ議論することにしよう。
その後、某雑誌に投稿されてきた論文のレフリーをした。論外。即リジェクトした。
1/27 (日) の進歩 のんびり過ごした
のんびりとした日を過ごした。まずは、愛子のガーデンガーデンに行って、針葉樹を物色した。玄関奥の、ヒナウチワカエデと針葉樹の林を改良したくなったの だ。洋物の針葉樹を他所へ移して、日本の針葉樹林にするという作戦だ。でも、気に入った針葉樹が見つからず、何も買わずに帰宅した。
昼食に、麺屋恵比寿というラーメン屋に行った。先日、店の前を偶然通って、「随分混んでいるな」と思った。そこで調査をしたわけ。いかにも自家製という 上品なラーメンで美味しかった。「恵比寿」というと、ラーメンで有名な恵比寿(店名ではなく、東京の地名)を思い浮かべる。なんか、関係があるのだろう か。
TSUTAYAによって、「転校生」と「ドレスデン」を借りて帰宅、のんびりと見て過ごした。「転校生」は、1982 年に公開された同名の作品を再映画化したものである。懐かしくなって借りてしまった。ほとんど同じ話なのかと思ったら、けっこう変わっていて面白かった。 ドレスデンは、第二次大戦末期に、ほとんど戦略的意味もないままに無差別爆撃で破壊された街だ。こちらはまあまあ面白かった。
1/26 (土) の進歩 キャプテン決定
ベガルタ仙台のキャプテンに梁が、副キャプテンに木谷と中島が決まった(
ベガルタ仙台公式ページ
より)。 「木谷さんがキャプテンの右腕なら僕は左腕として」と語る中島。非常に微妙にうける言葉だ。仙台は昨季、キャプテンを置かなかった。「いなくても平気じゃ ん」という、望月前監督の方針であった。しかし今季は、二年ぶりにキャプテンを置くことになった。2006 年の村上、2005 年の熊谷、2004 年の渡邉、2003 年の森保と、
キャプテンはことごとく翌年にチームを去る
の であるが(しかも、村上を除き全員が引退)、とりあえず今年は頑張って頂きたい。期待している。
今夜は、牧が座卓を見に来る。朝市に行って買い出しをし、午後は料理に勤しんだ。先日、料理の本を新たに二冊買ったので、作りたい品も増えてい る。
いつの頃からか、けっこう熱心に料理をするようになった。しかも、本格的日本料理に挑戦している。自分の人生で、あと何回食事を摂るのかわからない。で も、有限回であることは間違いない。そう考えると、せっかくなら美味しい物を作りたいという気持ちになる。
というわけで、和室で楽しく酌み交わした。
1/25 (金) の進歩 座卓が届いた
昨夜、座卓が届いた。
さっそく和室で夕食を摂ろうかと思った。しかし大雪で、庭に雪が降り積もっている。だから雪見酒をしたい。でも、和室に座ると庭を眺めることが出来ない。 というわけで、座卓の初使用は延期となった。居間で、ブラインドを開け放って照明も消し、外を眺めながら呑んだ。
昨日はみっちーの誕生日だったらしい。おめでとう。皆で、改装なったセミナー室(
1/18 の進歩
参 照)でケーキを焼いたらしい。研究室に来てみると、私にもお裾分けが置いてあった。美味しかった。ありがとう。
最適胚珠数の論文執筆が切りの良いところまでいったので、Mathematica を使っての作図に立ち戻った。しかし、作図のためには、最適解を計算させなくてはいけない。その時間がかなりかかって大変である。
1/24 (木) の進歩 現ブラジル代表のいたクラブ
吃驚した。チアゴ・ネーヴィスがブラジル代表に選出されたのだ(
ここ
)。 2006 年にベガルタ仙台に所属した選手である。最初の頃こそ活躍したものの、「失点するくらいなら負ける方がまし」という気迫で削ってくる J2 の守備の前に沈黙するようになった。そしてしまいにはレギュラー落ちしてしまった。在籍一年でそそくさと退団。それが、ブラジルで何をしでかしたのか知ら ないが、ブラジル代表に選ばれるとは。
J クラブには、元ブラジル代表という選手はそれなりにいる(いた)。しかし、現ブラジル代表は(最近は)いない。現ブラジル代表がいたけれどブラジル代表で はなかったという、説明するに若干ややこしいことになった。先方はちっともそう思っていないのに、「昔世話をしたんだ」と、写真を見せて自慢するようにな るのか。
イタポンの論文セミナー。受粉した花粉間の受精競争を、性的対立という視点から解析した論文(Lankinen and Kiboi 2007; Am. Nat. 170:854-863)を紹介してくれた。着眼は大変面白かった。私が執筆中の論文と関連しているということからも、いつも以上に気合いが入った。しか しなんだあのデータは。ただ単に、柱頭の成熟が徐々に進むということでしかない。あのデータからどうして、性的対立が起きていると解釈できるのか。どうし て American Naturalist に載っちゃうのか。
友蔵の論文へのコメントを完成させ送信した。データも綺麗だし、とても面白い。出来るだけ高みを目指すべし。
その後、しばし中断していた自分の論文の執筆を再開した。
1/23 (水) の進歩 仲間意識が高まった
手倉森監督が壮大な夢を語ったそうだ(
日 刊スポーツ
より)。「5年以内にJ1の覇権か、天皇杯のタイトルを取る!」。そして「アジア(ACL)も行きたい」。J1 昇格どころか J1 定着どころか、J1(または天皇杯)制覇とは。アジアで闘うとは。しびれるではないか、監督。
「これ論」みたいと思わないでもないが
(*)。著者としては、手倉森監督との仲 間意識が妙に高まったと思っている。
*「これ論」p. 89「ベガルタ仙台は、仙台市に本拠地をおく J リーグクラブである。2006 年のシーズンに J2 で優勝し、2007 年のシーズンから J1 で闘っている。2008 年に J1 王者に初めて輝き、その後、2015 年のシーズンが終了した時点で、8 連覇を達成している。現在、日本代表選手が 9 人、ブラジル代表選手が 3 人在籍している。日本代表選手のうちの 7 人は、2014 年のワールドカップで優勝したメンバーである。」(年は、妄想時に想定したもの。2 年ずつ足していただきたい。)
神戸大四年の松橋さんが研究室に来た。来年度、私の研究室に入るお方である。仙台でのアパートを決めに来たらしい。街中のお洒落な場所に決めたそ うだ。
山ん中に住んでいる娘達
と違って洗練されている。クッキーご馳 走様でした。
友蔵の論文の考察を読んでいる。明日にはコメントできると思う。
研究室のセミナー室が改装された(
1/18 の進歩
参照)ので、冷蔵庫も一新することにした。これまで は、一人暮らし用の小さな冷蔵庫を置いていた。それを、家庭用の大きな冷蔵庫に変えた。私の旧居で使っていた冷蔵庫を持ってきたのだ。新築の時に新しい冷 蔵庫を手に入れたので、旧居に置いたままにしていた冷蔵庫である。みんな、冷蔵庫が大きくなったと喜んでいる。私も、やっかい払いが出来て助かった。
1/22 (火) の進歩 国内選手のみで出発
ベガルタ仙台の新加入選手の会見があった(
ベガルタ公式ページ
よ り)。活きの良い若手に加え、佐藤・宮沢・平瀬といったベテランも取ることが出来た。日本人の補強に限っては大成功と思う。しかし、外国人選手無し(梁を 除く)、国内選手のみで闘うことになった。本当に大丈夫なのか? どうしても不安は残る。監督は、昨季は、外国人抜きで闘った試合の方が内容が良かったと自信を見せている。しかし、「ロペスとジョニウソン抜きの方が良 かった」ことと「外国人抜きの方が良い」ことを一緒にしてはいけない。ロペスは守備をしないし、ボールを持ち過ぎてリズムを壊すところがあった。「人も ボールも動くサッカー」というチーム戦術に合わない選手であったのだ。ジョニウソンは、攻撃のセンスが無いあまりに、永井にポジションを奪われてしまっ た。チーム戦術に合い、実力もある外国人選手ならば、絶対にいた方が良いと思う。外国人抜きで挑むというのは、
Nature, Science 無しに東北大生命科学の教授選に挑む
(嫌 み。額面通りに受け取らないように)
のと同じくらい無謀なことではないのか。
山形蔵王にスキーに行った。たまには他のスキー場に行こうかとも思っていたのだけれど、「蔵王は晴れ」というレジャー予報を見て、青空に映える樹 氷を見たくなったのだ。ところが着いてみると、曇り空であった。今までよりは視界があったけれど、樹氷の眺めも今ひとつだった。でも、スキー自体は楽し かった。
1/21 (月) の進歩 チーム始動
ベガルタ仙台の全体練習が始まった。今日明日と代休を取っているので、練習を見に行くことにした。泉パークタウンの練習場に行くと、ちょうど練習が始まる ところであった。取材陣もたくさん詰めかけていた。
たけ し
(我が研究室の自慢の卒業生)もいた。望月前監督もやって来て、クラブハウスに入っていった。練習は、ランニングが中心であった。高木新フィジ カルコーチが指導していた。それにしても寒い。50 分ほど我慢したけれど、耐えきれずに途中で退散した。取材陣って大変だ。この寒さの中を、じっと立って練習を見つめているのだから。しかも取材は連日続 く。ご苦労さまです。
庭の樹木に寒肥をやった。冬の間に肥料をたっぷり埋め込んでおくと、春の成長が良くなるらしいのだ。「でも面倒くさい。やらなくていいんじゃない の? 現に街路樹は、何もしなくても元気に育っている」と思っていた。ところが先日、あんの散歩中に、
街路樹に肥料をやっているのを目撃した
のだ。人生初の目撃に、「街路樹は何もし なくても」という自信が崩れ去った。ならば庭の樹木にもやろうと、「寒肥」というそのままの名の肥料をザ・ガーデンで買ってきて、準備にとりかかった。袋 の説明に、「高木には、一本あたり 200-300 g 」と書いてある。秤で計量して、てきぱきと寒肥を埋め込んでいった。寒肥が無くなったので、今度はホーマックで(練習を見た帰りに寄った)寒肥を買ってき た。ザ・ガーデンで買った品とは別のメーカーのものである。袋の説明を読むと、「高木には、
一本あたり 2-3 kg
」と書いてあった。???、10 倍? メーカーが違うとこんなにも違うのか? しかし 2-3 kg も埋め込む穴を掘るのは無理だ。しばし悩み、こちらの袋の説明は見なかったことにして、200-300 g で済ませた。
今日は、正月二日(
1/2 の進歩
参照)に買った座卓が届く予定の日であった。昨日、「午後 1-3 時に配達予定です」という留守番電話が入っていた。ところがその後の留守電に、「先ほどの伝言は間違いでした。また電話をします」という伝言が入ってい た。なのに音沙汰無しなので、今朝、こちらから電話をかけてみた。すると、「配達時刻を確認の上、折り返し電話します」と言われた。しばらくして電話がか かってきて、「配送トラックの運転手が運転中で電話をかけられないので、もうしばらくお待ち下さい」とのことであった。しばし待ってかかってきた電話に出 ると、運転手からではなく、店舗の販売員からであった。メーカーから出荷されておらず、本日中の配送は無理だという。なんだそれは、20 日も前に配送日を決めたというのに。「今夜、お客さんを招いてお披露目をする。どうしてくれるんだ」(あながち嘘ではない。根本的に不正確ではある*)と ねじ込んでも、「24 日の配送になります」と謝るばかりであった。ならば値引きを求めることにし、交渉の末、8000 円引き --> 1,3000 円引き --> 1,5000 円引きで妥結した。遅配 4 日間で 1,5000 円だ。遅れてくれてありがとうって感じ。
*26日(土)に、牧が遊びに来る。
1/20(日) の進歩 苦行二日目
朝から辛かった。ひたすら耐えるのみだった。
帰宅後、ご近所さんがやって来た。今日は、町内会の会合の日であったという。すっかり忘れていた(どのみち、苦行のため出席不可であったが)。実 は、来年度に、町内会の副班長というものをやるはめになっている。鈎取の旧居に住んでいたときにもやったやつだ。もうお役御免かと思いきや、まったく別の 町内会のことが考慮されるはずもないか。で、今日は、役割分担を決める日であったらしい。私は、町内パトロールという正義の味方になったとのことである。 あんを連れてパトロールするか。でもあんは、落ちているゴミを食べようとするばかりなので、パトロールではなくて清掃係り向きだと思う。
1/19 (土) の進歩 苦行一日目
大学入試センター試験が始まった。今日明日と苦行である。懸案のリスニング試験は、何事もなく無事に終わった。全国では 181 人が、IC プレーヤーの不調を訴えたという。マスコミは、「またも不調が出た」という姿勢で報道した。しかし、49 万台の器機が一斉に動作して、その内の 181 台しか不調を起こさなかったという数字は、実はすごいのではないか。181 台の中には、使用者のミスも含まれているだろうし。
1/18 (金) の進歩 セミナー室改装
研究室のセミナー室が改装された。
流しを大きな物に変え、湯沸かし器と二口のガスコンロが付いた。これまでは、手洗いしか出来ないような水回りと、一口の簡易ガスコンロがあるだけであっ た。湯沸かし器も無かった。この改装で、ぐっと快適になったと思う。これで研究意欲が増すのか、ただ単に自炊が増えるのか、研究室に来ないから関係ないの かは全て、学生諸氏にかかっている。
友蔵の論文をひたすら読んでいる。早くコメントを送りたいのだけれど、明日明後日は休日出勤で苦行をせねばならない。月火は代休を取る。コメント 完成は来週の半ば以降となるであろう。
考えてみると、「牧野坂」よりも「坂唄」ではないか。
上述の通り、明日明後日は休日出勤(他のキャンパスに行く。研究室には来ない)、月火は代休である。次回更新は水曜日の予定なり。
1/17 (木) の進歩 湘南・岐阜・福岡
ベガルタ仙台の、開幕三戦の相手が決まった。3/8(土)に平塚で湘南ベルマーレ、3/16(日)に長良川で FC 岐阜、3/20(木祝)にホームでアビスパ福岡だ。まずは三連勝、勝ち点を九つ貰おう。
全日程の発表に先立って三戦分を発表するとは、J リーグも良い演出をする。昨季までは、全日程が発表されるのをやきもきしながら待っていた。しかし今季は、チーム始動前に三戦分がわかった。おかげで、こ ちらの気分も早くも盛り上がってきた。
今さらながらであるが、映画『
武士の一分
』を見た。素晴らしかった。しびれ た。すっかり惚れ込み、二晩も続けて見てしまった。恨みを果たすため、盲目でありながら果たし合いを挑む主人公。「恨みを抱かぬ」「憎しみを忘れ去る」と いった生き方もあるやもしれない。しかし主人公の取った道は、まさに「武士の一分」と感じた。なお、「ぶしの
いっぷん
」 と読んでしまっては訳がわからなく なる。
胚珠の余剰生産と選択的中絶モデルの論文を書き進めた。モデルの説明と解析結果の説明がだいぶ進んだ。
そこへ友蔵から、論文を読んで欲しいとのメールが来た。よっしゃ。自分の論文の執筆は中断し、友蔵のを読むことにしよう。いつものことながら、着眼が素 晴らしく光っている。「牧野坂」という演歌と言っても良い内容だ(褒め言葉だからね)。
牧野坂(唄 八代亜紀)「花は平らに咲くがいい、蜂は真横に飛ぶがいい。しみじみ飛べばしみじみと、思い出(*)だけが行き過ぎる…‥‥‥」。*蜜がたく さんあった花の思い出。
1/16 (水) の進歩 Rausher の力
色々な意味で
みっちーの論文セミナー。アメリカアサガオの花形質に対する選択圧が、マルバアサガオと共存している場合としていない場合とで異なるのかどうかを調べた論 文を紹介してくれた(Smith and Rausher 2008; Am. Nat. 171:1-9)。マルバアサガオと共存している場合は、自殖する方向へ選択圧が働いているらしい。それはおそらく、マルバアサガオの花粉干渉を防ぐため であるという。面白い結果だけれど、適応度の計り方に疑問も残った。まず第一に、種子生産を調べただけで、花粉親としての成功を無視している。
私がこういう論文を投稿したら、必ずリジェクトされたものだ。
第二に、自殖率を 計っていない。つまり、他殖種子と自殖種子の、適応度に対する貢献を区別していない。アメリカアサガオは自殖率が高く、近交弱勢もなさそうである。だか ら、他殖種子よりも自殖種子を増やす方向への選択圧が働いているのではないか。マルバアサガオと共存して「いない」場合は自殖する方向への選択圧はなかっ たというけれど、他殖種子と自殖種子を区別して種子生産を測定したら、自殖への選択圧が検出できたかも知れないと思う。
昨日、意気揚々と Botanical Society of America(American Journal of Botany の発行元)会員継続の手続きをした。学会員でないと投稿できないので、ここを切るわけにはいかないのだ。すると今日、「去年の暮れに継続手続きが済んでい ますよ。二度もお金を払ってくれてありがとう」てな感じのメールが来た。ショック。昨日払った分は、2009 年分の会費に回して貰うことにした。
小沼君の博士論文審査をした。いろいろ議論できて楽しかった。他の分野の研究は刺激にもなる。お疲れ様でした。あとは博士論文発表会を頑張って下 さい。
1/15 (火) の進歩 冊子を切る
今は(正確には「年末は」;ついつい継続を先延ばしにしていた)、学術雑誌の継続購入の手続きの時期である。ここ数年ずっと悩んでいたのが、ネットでの閲 覧権のみにするか、冊子(印刷物)も購入するかということだ。ネットは便利ではあるけれど、自室の本棚からさっと出せる利便さにはかなわない。だから、冊 子の購入をずっと続けてきた。しかし今年からついに、冊子の購入を止めることにした。きっかけは American Naturalist からの手紙だ。「2008 年から、ネットでの閲覧のみを基本とします。冊子も欲しい場合は別途料金を払って」という趣旨のことを言ってきたのだ。そう言われると、冊子を買うのが もったいなくなる。だから、
ネット閲覧権購入も
止めてしまった。冊子 もむろん買わない。ネット閲覧だけならば、図書館を通して自由に出来る。自分の金を払うのは馬鹿らしいのだ。American Naturalist を止めたのだからと、他の雑誌もかなりを止めてしまった。American Naturalist は、継続催促の手紙を頻繁に送ってきた。同じことであっても、「ネット閲覧と冊子配布の両方を基本とします。冊子が不要な場合はそのぶん安くなります」と 言ってくれば、止めなかったかもしれないのにね。
小沼君の博士論文を読んだ。オサムシにおける、口の形態的二型の進化を解析した論文だ。本文三章の内の一つは、American Naturalist に発表済みである。専門外の方は、前段の記述を読んで「危ない雑誌かも」と思ったかも知れないが、実は、進化学最高権威の雑誌である。そんなすごい雑誌に 掲載されているとはすごい。
オサムシというと、大学院の頃を思い出す。オサムシのコレクションを目指した某後輩がいて、オサムシを掘りに出かけに行くことがあった。その後輩の居所 を教官に聞かれたら、
「おさぼり」です
と答えたものだ。
1/14 (月) の進歩 山形蔵王へ
山形蔵王にスキーに行った。曇りときどき晴れの天気で、スキー場のけっこう上部まで視界があった。しかし山頂はガスの中で、樹氷の眺めは今ひとつであっ た。
温泉街の銘品館に寄って、山形の地酒である
上喜元
を買った。すこぶる美味し かった。これからは、スキーのたびに買って帰るか。
名古屋グランパスの
青山 隼
は、 館小学校(我が家の近所)の出身であるらしい。クラブでは出場機会が少ないけれど、年代別日本代表では大活躍している選手である。有名人が「そこの学校」 出身とは嬉しいものだ。でもなんで、ベガルタ仙台に入らなかったのさ。
1/13 (日) の進歩 地酒の居酒屋っぽく
日本酒の飲み方を変えることにした。これまでは、一升瓶を買ってきたら、それが空になるまでずっと飲み続けていた。近所のスーパーで、浦霞か一ノ蔵を買っ て来ることが多かった。しかしこれからは、複数の銘柄を常備して、少しずつ飲み比べることにした。冷蔵庫の棚一段に、一升瓶が五本入る。そこで五銘柄を常 備することとする。さっそく、地酒で有名な酒屋に行って、八海山・田酒・天狗舞を買ってきた。飲みかけの浦霞があるので、取り敢えず四銘柄揃った。
今晩、飲み比べてみた。まずは、一番高かった八海山だ。さすが純米大吟醸、すごく美味しかった。田酒と天狗舞では、田酒の方が好みかな。酔いが回ったら 浦霞に集中した。飲み飽きているし、さっさと空にしてしまいたいのだ。今度は、綿屋・〆張鶴とかを買って来よう。自宅で、地酒の居酒屋気分を味わえて嬉し い。
工作をした。針金で
鉄弓
を 作ったのだ。串を打った魚を乗せて焼く道具である。網を使って焼くと、皮が網にこびり付いたり、網の焼き痕が付いたりしてしまう。だから、鉄弓を使って焼 く のが本式なのだ。しかし、コンロの上に鉄弓を置いて鰤の照り焼きとかを作ると、焼きタレがコンロにかかって、その汚れ落としが大変である。どうしようかと 悩んでいてひらめいた。魚焼き機にすっぽり入る鉄弓を作ればよいのではないか。
魚焼き機の網。この網を取り去って、自作の鉄弓を置く。
そこで、針金を買ってきて鉄弓を手作りした。
夕食時に試したところ、改良の余地はあるものの上手に焼けた。友蔵だったら、さくさくと立派な鉄弓を作るのだろうな。
1/12 (土) の進歩 格闘
あんが、庭の花を食べてしまい大変である。ガーデンシクラメンの鉢を置いたら、あっという間に花を全部食べられてしまった(1)。次の標的は、玄関脇の鉢 に植えてあるパンジーであった(2)。やむなく、無粋ながら柵で囲った。すると今度は、荷車風の花箱を狙いだした(3)。軽くて動かし易い箱なので、あん を庭に出すときには玄関の中にしまうことにした。と、玄関アプローチの横に植わっているバイカウツギの枝を囓るようになった(4)。枝が無くなったら、春 に花が咲かなくなってしまう。これも柵で囲った(5)。するとこうだ(6)。アプローチ横の鉢のビオラが壊滅してしまった。こんな調子で、いったいどこま で柵で囲わなくてはいけないのか。このままでは、花を愛でているのか柵を飾っているのかわからなくなる。
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1/11 (金) の進歩 もう週末
もう週末になってしまった。論文書きを楽しんでいるので、時があっという間に過ぎてしまう。思い返せば、「もう週末」と思ったのはいつ以来か。これまで は、「やっと週末」「やった、週末」とばかり思ってきた。やはり、論文を書いていると生きている実感がする。リジェクトが続くと、別の意味で生きている実 感がするが。
<-- 生き地獄というやつ
というわけで、胚珠の余剰生産と選択的中絶モデルの論文を書き進めている。取り敢えずゼロ稿(*)を書いてしまおうと思っていたのだけ れど、とある章の執筆に凝ってしまった。この章を完成させないと他の章に取りかかれない気分になっている。
*ゼロ稿(と私が読んでいるもの):初稿の前の段階のもの。めちゃめちゃでもいいから、とりあえず全部分を書き上げる。そして、初稿を仕上げる土台とす る。
二回目の会議。人を二回も呼びつけて、ほとんど同じ話をするでない。
1/10 (木) の進歩 普通の研究室
月初めの談話会があった。私の年頭の言葉。
「皆が毎日研究室に来て研究に勤しむという、普通の研究室にしたい」
はっきり言ってしまうと昨年は、人口密度の低さに心労する一年であった。今年は、そんな低次元な心労から解放されたい。よろしく、た・の・む。
リクナ ビの CM
に大ウケした。このセンス、素晴らしい。
今日も、胚珠の余剰生産と選択的中絶モデルの論文を書いた。図を作りながら、その説明文を書いていく。そうすると、こういう図の方が良いという改 良案が思い浮かんでくる。ときには、モデル自体の改良案も浮かんでしまう。かなり楽しい作業だ。
1/9 (水) の進歩 来季の陣容が固まったらしい
佐藤と飛騨の加入をもって、ベガルタ仙台の来季の陣容が固まったようだ(
メンバー表
)。 外国人選手なし、日本人選手と梁(在日北朝鮮籍)だけで闘うというのは、どうやら本気であったようだ。大丈夫か本当に。確かに、一億円とかを払って外国人 を呼ぶのは無理であろう。しかし、日本人並みの給料で雇えて、かつ立派な働きをしてくれる外国人選手はいくらでもいるのではないか。思い返せば、マルコス もシルビーニョも、最初の頃の給料は 800 万円くらいだったような記憶が(不確か記憶だけど)。二人とも、清水元監督がブラジルに渡って、その目で確かめて連れて来た選手である。このやり方なら ば、いくらでも発掘できるように思うのだけれど。
千葉研の小沼君が博士論文を持ってきてくれた。博士論文の審査をするのだ。総合イントロを除く部分は三章からなり、各章は、そのまま投稿論文にな るように書かれている。もちろん英語。さすがだ。それに、「修論・博論は始めから投稿論文として書こう」という「
これ論
」の主張に沿う形になっていて嬉しい。
胚珠の余剰生産と選択的中絶モデルの解析が一段落したので、えいやと論文を書き始めた。まずは、モデルの説明の章の執筆からだ。論文用の図を描い てその説明文を考えていたら、新たな発見をしてしまった。まさに、書くことは考えることなり。
1/8 (火) の進歩 年間チケット販売・ファンクラブ会員募集
いよいよ明日から、ベガルタ仙台の年間チケットの販売が始まる(
詳細
)。ホームゲーム全 21 試合を、16.5 試合分の価格で観戦できるという超お得なチケットである。チケットを毎回購入する手間も省けるし、指定席の場合は、良いところを優先的に確保できる。一度 購入したら、来季の、優先的継続購入の権利を得ることも出来る。来季 J1 に上がったら、年間チケットは入手困難になることが必定。今年のうちに買って、ベガルタ仙台を永久に応援しよう!
ベガルタ仙台ファンクラブ会員募集も明日から始まる(
詳細
)。こちらも特典満載だ。ファンクラ ブに入って我らがクラブを後押ししよう!
某雑誌に投稿された論文の編集担当が回ってきた。そして、とある人(私自身はよく知らない人)にレフリーを頼んだ。依頼を済ませてから数十分後 に、何気なくその人の名前をネット検索してみた。なんとその人は、
TIME 誌選定の世界百傑の一人
であった。知らなかった。ど偉い人に、お気軽にレフリーを頼んでしまった。
生態学会の講演要旨登録が、今日の午後五時で締め切られる。余裕を持って準備するようにと言っておいたのに、ぷんぷんっだ。なんで私が、電話をか けて起こさないといけないのさ。
昨日に引き続き、胚珠の余剰生産と選択的中絶モデルの解析をした。だいぶ進んだ。嬉しい。
1/7 (月) の進歩 佐藤 由紀彦と飛騨 暁が加入
ベガルタ仙台に、MF 佐藤 由紀彦が柏レイソルから、MF 飛騨 暁が川崎フロンターレから加入することが発表された(ベガルタ公式ページの
これ
と
これ
)。佐藤は、右サイドのスペ シャリストとして J1 で長い間活躍していた。きっと、中盤からの攻撃が厚みを増すであろう。大いに期待したい。一方の飛騨は、どういう選手なのか知らない。試合にもあまり出て いなかったようだ。仙台で化けるように。
OS を Leopard にして以来「ATOK」が使えなくなっていた。やむなく「ことえり」を使っていたのだけれど、変換効率の悪さに奮然である。
「由紀彦」と変換しようとして「由貴肥子」
とは。そんな名前の人なんて、世の中 にいないっつーの。
胚珠の余剰生産と選択的中絶モデルの解析を再開した。今のところ、期待した通りの結果が出てきる。一挙にやって、今週中に見通しを立ててしまうの だ。
1/6 (日) の進歩 初滑り
山形蔵王にスキーに行った。ようやくにして今季の初滑りだ。鈎取の旧居に比べると、新居は蔵王から遠くなった。でも、高速を使ったら 1 時間 20 分で着いてしまった。スキー場は、上部の 2/3 くらいが雲の中に入っていた。戦意喪失しかねないところだけれど(視界が無いと、滑っていてもちっとも楽しくない)、初滑りということで強引に楽しむこと にした。視界は無くとも、真近に近づけば樹氷を見ることが出来る。樹氷帯に行こうと、山頂行きのロープウェーに乗った。なんと、乗客は私一人であった。こ んなことは初めてである。確かに、10 m 先が見えない中、山頂に行こうという人も少ないだろう。それに、何末年始の休みの最終日ということもあってか、スキー客が少なめということもあった。午後 になると、筋肉痛がしてきた。それでも頑張って滑り続けたけれど、やがて気力が萎えた。午後三時半頃に引き上げた。
楽しみにしていた『篤姫』を見た。ま、初回はこんなものか。わざとらしいウケ狙い演技が気になった。
その後、『天と地と』を見た。しかし馬鹿らしくなり、一時間ほどで見るのをやめた。時代考証があまりにいい加減で、論外という感じであった。
1/5 (土) の進歩 あんのごはん盛り合わせを作った
また休みで嬉しい。正月気分を延長できる。今日はだらだら過ごすことにした。そこでまず、録画しておいた『マリー・アントワネット』を見た。鑑賞をいった ん中断して、昼食に蕎麦屋に行った。帰りがけにザ・ガーデンに寄り、荷車風の鉢(植木箱)と花を買い込んだ。そして、こんな寄せ植えを作って玄関脇に置い た。
作った時はもっと華やかだった。しかし、
あんを庭に出した五分後
には こうなっていた。シクラメンだの(
11/24 の進歩
参照)パンジーだの、「鼻の高さにぽ こっと突き出たもの」は食べずにおけないらしい。
付記:こんなあんに、スカーフの心配(昨日の進歩参照)は無用でした。可愛かったスカーフは、うんちの藻くずとなっていました。
今宵は久しぶりに休肝日とした。年末から飲み続けているので、そろそろ休憩しないといけない頃だ。テレビも見ずに、『天璋院篤姫』(宮尾 登美子 著)を読みふけった。十年くらい(あるいはもっと)前に読んだのだけれど、久しぶりに読み直しだ。大河ドラマ『篤姫』を、「なんでそこまで?」と いうくらい楽しみにしている自分がいて、復習しようと思ったのだ。「篤子」という名の学生が院に入ってきたら、「大学院篤姫」と呼んであげることを心に 誓った。
1/4 (金) の進歩 初出勤
初出勤した。閑散とした研究室には私を含め三人ほどが。
いつもと大して変わらない
人 口密度である。日記を書いた後、生態学会の講演要旨を登録した。1/8 の 17:00 かっきりに登録が締め切られるので、忘れずに登録するように。「読んで下さい」と直前になって言われても(たとえば締め切り五分前とか)対応しかねるの で、遅くとも前日には見せにくるべし。
レフリーすべき論文を読んだ。何だこれ、著者は頭がおかしいとしか思えない。こんな論文を投稿してくるでない。リジェクトするのも手間だ。
昨夜、
あんが馬になった夢
を見た。意味がさっぱりわからな い。
現実の方のあんは、スカーフを食べてしまった。犬用のスカーフで、犬の美容院に連れて行ったら、頚に巻かれて戻ってきた物である。可愛いので、正月の間 は巻いたままにしていた。そして昨夜、三が日も終わるからとスカーフを取った。スカーフをあんの前でふりふりしたら、思ったとおり、がぶっと食いついてき た。かなり食いつきが深く、引っ張ると唸る。こうなると、おやつで釣って奪い取るしかない。ちょっと遊ばせてから取り上げることにしよう。一分ほどしてあ んを見ると、何も銜えずにすたすた歩いている。おやつ無しにスカーフを離したのか、良い子になったものだと感心した。ところが、どこを探してもスカーフが 無い。
部屋の中から消滅していた
のだ。スカーフ(10 cm 四方くらい)は、あんの口の大きさからすると結構大きい。まさか、丸ごと食べるとは思っていなかった。消化できずに吐くか、うんちで出てくれたらよいのだ けれど。えらく心配である。
1/3 (木) の進歩 だらだら過ごす
今日は予定がとくにない。だらだらと過ごすことにしよう。折よくテレビで、「のだめカンタビーレ」の一挙再放送をしていたので、まずはそれを見ながら過ご した。
そこへ、積水ハウスから電話がかかってきた。実は、新年早々(正確には大晦日から)、居間の照明がおかしくなっていたのだ。突然消えて黙り、数時間後に またなぜか着いたりする。そしてまた消えてと、不真面目この上ない態度をとるようになった。積水ハウスに連絡しておいたら、正月というのにちゃんと対応し てくれた。「365 日 緊急なんたら」という業者がやって来て、応急処置をして去っていった。
午後は、DVD を見て過ごした。「プラダを来た悪魔」と「座頭一」だ。プラダは面白かったけれど、座頭一はどうも ………。
夜はまたしても、お節料理を頂きながら「のだめ」を見て過ごした。明日明後日と、ヨーロッパ編を一挙に放送するそうだ。楽しみにしよう。
1/2 (水) の進歩 初売りの景品報告
今日は、東京インテリアに座卓を買いに行く(
12/24 の進歩
参照)。街中を通るのも面倒 なので、高速を使っ て一挙に長町まで出た。そして東京インテリア名取店へ。座卓売り場に行き、改めて品定めをした。前回の訪問時にだいたいの目星が付いていたので、30 分ほどで買う座卓を決めた。初売りの景品として、カゴメのジュースセット・雑炊セット・焼き海苔 10 枚を獲得した。
その後、街中へ向かった。 途中でダルマ薬局に寄り、暁子の化粧品を買ったのだけれど、こちらも景品がすごかった。キッチンタオルだのスリッパだのオム レツ作り器だのジュース掴み取りだの。私は、年末についついダルマ薬局で買い物をしてしまい、損したと思った。
街中に出て、藤崎に行った。お気に入りのセーターに、あんのアホんだらが飛びついて穴を開けてしまったのだ。その修理を依頼するも、お直しだけでは初売 りの景品は無しであった。暁子は、腕時計を買おうとしていたけれど、気に入る物が見つからず買わなかった。だからこちらも景品無し。街中まで行って、初売 りの景品も手にせずにすごすごと戻ってきた。
夕食もお節料理三昧であった。香道の奥深さを紹介したテレビを見ながらだ。つい触発されて、お香を焚いた。香道・茶道・華道・書道など、日本の伝 統文化って良いものだ。今年はどれかに挑んでみるか。
1/1 (火) の進歩 明けましておめでとうございます
2008 年が明けた。みなさま、明けましておめでとうございます。本年も、
これ論
・
これレポ
ともども、よろしくお願いします。私も、もう少々努力して、今年こそは良い年にしたいと思っ ております。
天皇杯決勝を見ながら、お節料理を頂いた。牧に頂いた日本酒を堪能しながら、昼から豪華に祝った。
私の手作りお節料理。大間の本鮪大トロ・栗きんとん・叩 き牛蒡・結び牛蒡・昆布巻き・花蓮根・芽慈姑の含め煮・牡丹百合根・煮しめ・田作 り・初梅・筍の含め煮・蕪の含め煮・七宝寄せ・車海老の鬼殻焼き・鰆の西京焼き・ 鰤の照り焼き・鯛の黄金焼き・なます・紅白蒲鉾・黒豆・数の子。
あんのお節料理。ペディグリーチャム ビーフと野菜味・紅白蒲鉾。
天皇杯では、サンフレッチェ広島を応援した。我らが佐藤寿人がいるしね。しかし、J1 王者の鹿島アントラーズの底力に圧倒されてしまった。
夜は、ロナウジーニョや玉田が出ているスポーツ番組を見ながらだらだらと宴会をした。玉田、情けなし。