「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況
若手研究者のお経
進行状況ホーム
11/30(火)の進歩 戦力外通告 ベガルタ仙台が、
以下の七選手に
戦力外通告した。
DF;數馬正浩 MF;石井俊也 MF;西谷正也 MF;原崎政人 DF;村田達哉 MF;西洋祐 DF;樋口昌俊
數馬から原崎までは思った通り。都並監督が 4 バック指向なら、村田は残れるかと思っていた(左 DF のスペシャリストだし)。しかし解雇か
……。西と樋口に関しては驚いた。西は、唯一のユース出身者で、下部組織の選手の憧れだ。他の若手と比べると「まだまだ」という感は確かにあった。でもい
きなり解雇か。樋口解雇にいたっては何を考えているのかと言いたい。高卒一年目の選手をクビにするなんて、高校サッカー界から信用を失ってしまう。なら始
めから採らなければよかったのだ。ともかく、彼らが新しいクラブを見つけ活躍することを祈りたい。
都並新監督が、本日正式に誕生した模様である。越後・レナシ両コーチという、仙台を長い間支えてきた二人を解雇し、新しいスタッフで臨むらしい。監督未
経験な上に、仙台を良く知る二人を切って、やっていけるのだろうか。私は不安(というより憤懣)で一杯だ。都並新監督、あなたの使命は、一年で J1 に上がることである。必ず達成せよ。失敗したら即クビだ。付記;
そのくせ、谷フィジカルコーチは残すというのはわけがわからない。怪我人を続出させた張本人だというのに。
今日も一日、ウバユリの論文を書くための文献読みをした。論文を一つ読むと、孫引きで十の論文を読む必要が生じる。こんな感じでなかなか前進しないけれ
ど、いつかは終わると信じて頑張るのみだ。
来年度、名古屋大学大学院・農学研究科で、「これから論文を書く若者のために」の集中講義をすることになった。岩手大学でやったよりもさらに講義時間が
長い。頑張るぞ!
我が家の BS
アンテナが壊れてしまった。先日の大風以来、映像がえらく悪くなったままなのだ。十年以上前に買った、デジタル放送非対応のものだし、この際買い換えるこ
とにしよう。
11/29(月)の進歩 迷惑を顧みないやつら 仕事中
だというのに、セールスの電話をかけて来る連中に辟易している人も多いことと思う。思考を中断され、集中力を元に戻すのに時間がかかり、迷惑なことこの上
ない。この連中に罪の意識は無いのだろうか?(無いんだろうな)。セールスの電話かどうかは、話し方ですぐにわかる。馬鹿丁寧な口調で、「FJ
ネクストの○○と申します。酒井先生でしょうか」といった感じで話始めるのだ。せっかくだから私も、いろいろ遊ぶことにしている。
遊び方 1995 - 1998 年:要領の得ない話を続ける相手に対して、「何の用なの?セールス?セールス?」「…… はい、そうです」ガチャン。
遊び方 1999 - 2002 年:「はい、酒井です」「FJ ネクストの○○と申します。酒井先生でしょうか」ガチャン。<--
ガンマンみたいに、いかに速く切るかが腕の見せ所だ。
遊び方 2003 - 2004 年:「はい、酒井です」「FJ ネクストの○○と申します。酒井先生でしょうか」。通話のまま、受話器を机の上に置く。「もしもーし、電話の故障ですか」と話しか
ける声が受話器から漏れるのを楽しむ。
そして今日、「K2 の藤木と申します。酒井先生でしょうか」とかかってきたので、「違
います」と言ってみた。そしたら、「酒井先生をお願いします」と言う。で、通話のまま、受話器を机の上に置いた。呼びに行っていると相手は
思っているので、電話口で沈黙したままかなり待ったようである。ここまでは楽しかった。しかしその後、同じ奴から、「酒井先生をお願いします」と何度もか
かってきて辟易した。遊びもほどほどにしないと、かえって時間が取られると反省だ。付記;もしもセールスの電話ではなかったら、御免なさいね。
ヒラガの修論構想セミナー。私の心配をよそに、堂々と発表していた。データが多岐に渡っているので、これを一つの論文にまとめることが腕の見せ所だ。頑
張れ、ヒラガ。
久しぶりに、宏太のウバユリのデータを論文にすべく、文献読みを再開した。占部さんのミジンコの論文と関連しそうなことを発見し、ちょっと興奮中だ。
11/28(日)の進歩 ベルデニック監督解任 昨日、
ベルデニック監督解任が正式発表された。成績不振とフロントとの信頼関係の欠如が理由らしい。ならば、名川社長も田中 GM
も辞めるべきだと思うが。第一に、成績不振の原因はメンバー構成にあった。終わってみると、六位で上出来というメンバーに見える。とくに、核となる外国人
FW
の獲得失敗は痛かった。怪我で使えるかどうかわからないマルコスと再契約したこと(結局マルコスは、ろくに試合出場することなく退団した)。その後釜に、
ファビオ・ヌネスという役立たずを取ってきたこと。これらに関するフロントの責任は極めて重大だ。外国人 FW
がしっかりしていたら、結果は全然違ったものになっていただろう。第二に、フロントとの不和が起きたのは、はっきり要望を伝えたベルデニックではなく、陰
でうろつくばかりであった田中 GM のせいだろう。実際、田中 GM ほど評判の悪い人間はいない。泉区ネット速報版の、名川社長と田中 GM
の会見を読むと、歯切れが悪いというか、何かはっきりしない。ベガルタ仙台のために必要なのは、監督を替えることではなくフロントを改革することではない
か。
ヒラガの、修士論文構想セミナーのスライドを見せて貰った。イントロは良くなっていた。でも今度は、考察が無かったのよー。あれでは「結果のまとめ」なので、学術的意義をちゃんと
議論するようにね。
岩手大学農学部で「これ論」の講義をしたことが刺激になったのか、一昨日に続いて新しい文章を書いてしまった。「修士論文・博士論文は、始めから投稿論文として書こう!」という檄文だ。修士論文・博士論文
を書いてから、その内容を改めて投稿論文に書き直すことは二度手間。始めから投稿論文として(ほとんどそのままで投稿できる論文として)書いてしまおうと
いう呼びかけである。修論生・博論生のみなさん、ぜひ読んで下さい。
11/27(土)の進歩 シーズン終了 J2
の戦いが終わった。ベガルタ仙台は六位で終了。メンバー的に妥当な順位であったと、納得せざるをえないということか。
今日の横浜戦は、「勝ちたい」という気持ちの感じられる試合だった。その一方、「攻めの下手さ」という課題が現れた試合でもあった。前半 7
分に不運な失点をしたものの、守備陣が奮闘、横浜に好機を作らせなかった。しかし、試合を支配するものの点を奪うことが出来ない。一つ一つのプレーの精度
の低さ、判断の遅さの積み重ねで、せっかくの好機をみすみす潰してしまっていた。さあ速攻というときに、パスが微妙に連れてトラップが後ろ向きになってし
まったり、ゴール前でシュートチャンスを掴んでも、一瞬のためらいで打つことが出来なかったり。結局、終了間際に得た PK
で何とか追いつき、引き分けで終了。七位の甲府も引き分けたため、仙台が六位を確保した。
試合終了後、恒例の感謝祭があった。名川社長の挨拶には失望した。「来年はもっと良いパフォーマンスをお見せしたい」と言うだけで、「絶対に J1
に昇格する」という決意は示さなかった。役人らしい責任回避か。とてもではないが、莫大な違約金覚悟でベルデニック監督を解任し、監督として未知数の都並
さんを監督にしようとしている人の姿勢とは思えなかった。あなたがやろうとしていることは、「進退を賭けた大博打」である。当然、失敗したら責任を取らな
くてはいけない。なのになぜ、その決意を示さない? 「自分の進退を賭けて、J1 昇格に向けて戦う」となぜ言わない?
プロ野球会社の害悪性に対して的確な判断をしている人だけに、残念だった。
今年で引退する渡邊も挨拶をした。その後、選手一同に胴上げされていた。場内を一周する渡邊の目には涙が。キャプテン、仙台で四年間戦ってくれてありが
とう。お疲れさま、これからはスタッフとして仙台を支えておくれ。と感動しつつ、「渡邊は幸せだなあ」とも思った。渡邊を胴上げした選手の中には、数日後
には戦力外通告を受け、移籍先も見つからずに選手生活を終える人も混じっているであろう。引退表明した渡邊は、サポーターに送られ感動の最後。引退表明するかしないかの違いだとしたら、何かなあと思った。
11/26(金)の進歩 明日は J2 最終戦 早いも
ので明日は、J2 の最終戦だ。ベガルタ仙台はホームで、横浜 FC と対戦する。思い返すと開幕戦、0-4
で敗れ「うっそーー!」と思わされた相手である。とりあえず堕ちるところまで堕ちるきっかけとなった戦いであった。来期に向けて気分良く過ごすためにも、
是
非とも勝って終わりにしたい。しかし、試合終了後、不愉快な発表があるのだろうな。
久しぶりに真面目な更新をした。「これ論」補足説明のページに、「
イントロダクションでは、問題の意義をどこまでさかのぼって説明するべきなのか」という説明を書き加えたのだ。岩手大学農学部で講義をしたときに
受けた質問がきっかけとなった。イントロでは、その論文で調べようとしていることにどうい
う学術的意義があるのかを説明しなくてはいけない。では、「いったいどこまでさかのぼって、学術的意義を説明し続ける必要があるのか」と質問された。はた
して、「宇宙の法則の解明につながる」とういことまでさかのぼらないといけないのか。私の答えは、投稿しようとしている雑誌の読者の共通理解のところま
で。このことに関してご意見のある方はメールを
下さいませ。
ヒラガが、修論構想セミナーで発表するスライドの草案を見せに来た。「まだ作っている途中なんですけど」ということである。で、スライドを見せて貰っ
た。こやつは(<-- 匿名にしてくれと言われたのでここだけ匿名)、曲がりなりにも「これ論」の著者を舐めているのか。「どうしてやるのか」の説明が全く無くて、「これこれを調べます」と唐突に言う
イントロであったのだ。そいえば去年も似たようなことがあった(2003.11.25 の進歩参
照)。血は争えないなと思った(親戚じゃないと思うけど)。
今日はじゅりの誕生日だ。はや四歳か。ゆでキャベツでお祝いしようと思ったけれど、今年は特別にもっと豪華にしよう。鮪の刺身混ぜご飯だ。
このところじゅりに、「おいで」の訓練をしている。出来の良いよそ様の子を目の当たりにして(11/14 の進歩参
照)とばっちりが行き、特訓を受ける羽目になったのだ。インターネットで「おいで」を躾る方法を調べたら、「紐を付けて犬を制御できる状況で訓練すること
が鉄則」とあった。「おいで」と呼んでも来なかったら、紐をくいっと引っ張って、呼ばれたら必ず来ることを学習させるのだそうだ。なるほど。今までの私
は、紐を付けずに自由にした状態で訓練していた。じゅりが来ないと、「おいでおいでおいで」と必死に呼び続ける。これでは、「呼ばれたら来る」ことを教え
ているつもりでいて、「呼ばれても来なくていい」ことを教えているようなものだ。実際、紐を付けて訓練すると効果抜群、かなり来るようになった。これから
は、長い紐を付けて、離れたところからも来るように訓練しよう。
11/25(木)の進歩 「これ論」の講義の感想を頂く
昨日まで三回にわたって行った「これ論」の講義(岩手大学農学部)の感想・質問をメールで頂いた。ありがとうございます。やった甲斐があったと大変励みに
なります。皆さんが論文を書き進める上で少しでも役に立てばこの上ない喜びです。
生態学会の参加費を送金しないといけない。朝ゆっくり目に起きて 9
時くらいに家を出るようにし、郵便局に寄って送金して行こうと思った。途中、クリーニング屋に寄って洗濯物を引き取った。これですっきりし、研究室に直行
してしまった。郵便局に寄り忘れたことに気づいたのは、研究室に着いて一時間後。何のためにゆっくり目に家を出たのか。用事は一日に一つが限度の私であっ
た。
ちのが今年のデータを持って、生態学会で発表できるかどうか相談に来た。オオカメノキを対象に、装飾花(性機能を持たず、訪花昆虫の誘引にだけ機能して
いる「はず」の花)の機能をきちっと調べた研究だ。ちののデータは、「装飾花意味無し!」と言っていた。面白い、発表しよう。しんやも、データを持って相
談に来た。いろいろな種で花の蜜量をはかり、蜜分泌の適応戦略に関して一般法則を打ち立てようという研究である。ただ、サンプル処理が大変で、まだデータ
の全容が見えてこない。この状態で発表申し込みをするのは危険ということで、今年は発表を見合わせることにした。
彩子の論文セミナー。芋虫に食べられたトウモロコシが二次代謝物質を出して防御する研究の紹介をしてくれた。防御反応の利益面の研究は多いけれど、物質
を出すコストの研究は少ないらしく、それを調べた研究であった。
今日はこれから、仙台二高で高校一年生に講義をしてくる。さてどうなることやら。
11/24(水)の進歩 岩手大学農学部で「これ論」の講義
岩手大学農学部に「これ論」の講義に行った。今日が三回目で最終回。「わかりやすい論文を書くコツ」と「なかなか論文を書けない若者のために」を話した。
行きの新幹線の車中で、レフリーを頼まれていた論文を読んだ。熱帯の樹木における開花期の季節性に関する論文で、私の専門ではないけれど、わざわざ私を
指名してきたのだからと引き受けたのだ。読み終えて気づいた。レフリーを頼んできた編集委員は、京大の酒井章子さんと私を間違えている(どちらも Sakai,
S.)。彼女は熱帯研究で名高い人で、熱帯樹木の開花季節性の研究も精力的に行っている。実際、論文中で、彼女の研究を頻繁に引用しているのだ。「間違い
なく
間違えている」と確信すると読む気を消失。明日にでも編集委員にメールを書くことにしよう。
岩手大学へと歩く道すがら、年末ジャンボ宝くじの売り場の前を通った。「三億円か ………。一つ奮発して、10
枚(三千円)買ってみるか」と思った。宝くじを買ったことは一度もないのでちょっと興奮だ。と、「三万円分、連番で」と買っている人がいた。さ、三万円!
三万円も買わないと三億円貰えないのか。三千円がえらく甘く見えて、買うのをやめてしまった。しかし三万円も買っても、多分外れるだろう。虚しくないのか
なあ?
「これ論」の講義は、参加者 30
人強。頷きながら聞いてくれる人がいて元気が出た。講義を三回もやらせて貰ったけれど、少しはためになってくれたら嬉しいと思う。終了後、世話役の渡辺さ
ん・上村さんと会食、ご馳走様でした。夕方の新幹線で、じゅりが待つ我が家へと急いだのであった。帰宅が遅くなって寂しい思いをしているか………、はい、
ぐうぐう寝ていました。
11/23(火)の進歩 フロント・河北新報・サンスポのせいで負ける
ベガルタ仙台が京都パープルサンガに敗れてしまった。気持ちの入っていない試合だった。無理もない。フロント・河北新報・サンスポがぐるとなった監督解任
報道で、選手は動揺してしまったのだろう。この三馬鹿のせいで、監督・選手・サポーターには辛い試合となってしまった。
仙台は前半、立ち上がりこそゲームを支配した。しかしその内に京都ベースとなり、前半 10
分位から防戦一方となってしまった。京都の速い潰しに、仙台の選手は前を向いてボールを持てない。京都は、仙台の両サイドを徹底的に突いてきて、再三チャ
ンスを作られてしまった。サイドを破られると中のマークがぐじゃぐじゃになるという悪い癖はいつまで経っても直らない。そして前半 37
分、京都のプレスに慌てた中田が苦し紛れのバックパス。京都選手へのプレゼントボールとなり、京都二人対 GK
高桑一人になってしまった。それをチェに丁寧に決められ 0-1。中田は悪くないよ、諸
悪の根元はフロント・河北新報・サンスポだ。後半 3
分には、左サイドを破られ混乱し、ゴール前に走り込んだ中払をどフリーにしてしまった。頭であっさり決められ 0-2。もちろん、どフリーにしてしまった責任は、フロント・河北新報・サンスポにある。後半中頃
になると仙台の足が止まり、付き合うように京都の足も止まりだし、どうしようもない凡戦となった。そんな中、牛若丸関口が孤軍奮闘、アーリークロスを寿人
にあわせ、それを寿人が頭で流し込んで 1-2 となった。しかし反撃はそこまでだった。虚しく時間は過ぎ、1-2 で敗れてしまった。すべては、フロント・河北新報・サンスポのせいである。もっともこの連中は、
「監督解任をしやすくなった」と喜んでいるかもしれないな。残り一試合、ホームできっちり勝って、来期につなげるぞ!付記;後半途中まで 2-0
と勝っていた山形が、ロスタイムのオウンゴールで引き分けてしまったそうだ。山形サポ、こりゃ呆然だ。
午前中は、しいちゃんの論文の改訂をした。もうほとんど終了だ。しかし、レフリーが書き込みをした原稿が送られてくるはずなので、それを待たないと返送
できない。それと、しいちゃんにお願いした図表の手直しもね。
今日は祝日なので、じゅりを研究室に連れてきている(敢然と書く!)。りんかとみっちーが、「久しぶりーー」と、じゅりと遊びに来た。じゅりは大興奮で
二人に突撃。二人に交互に抱きついて、目の色を変えて甘えている。私にこんなに甘えることは無いとかなり嫉妬だ。二人は 30
分ほども遊んでくれた。二人が部屋に戻った後、じゅりはぐったりして寝そべり中だ。
明日は、岩手大学農学部に、「これ論」の最後の講義に行って来る。研究室には来ない予定。
11/22(月)の進歩 明日は京都戦 ベガルタ仙台は
明日、敵地で京都パープルサンガと戦う。京都は、三位に入るためには勝つしかない。きっと捨て身の攻撃をかけて来るであろう。仙台としては、山形に勝って
三位から降ろしておいて、京都には負けるでは筋が通らない。奥州制圧の次は都を攻め滅ぼすのじゃ。絶対に勝つ。ベルデニック監督解任を模索しているフロン
トの目を覚まさせるためにも、見事なベルデニックサッカーで快勝しようではないか。
長かった J2 もあと二試合。気づくと、今週末には終わってしまう。今週末には、監督問題や戦力外通告など、ごたごたするのであろう。今から憂鬱だ。
今日は一日、しいちゃんの論文の改訂に勤しんだ。5
ページもコメントしてきたレフリーに対して、息を止めてというか開き直ってというか、ともかく「先送りしてはいけない」と頑張って立ち向かった。おかげ
で、あらかた対応できた。思ったよりも楽だった気がする。明日には改訂を終えたいところだ。
「これ論」の朝鮮語訳の話は、順調に交渉が進んでいる模様だ。ここに来て、気になることが一つ思い浮かんだ。p. 95 や p.101
の引用文献(織彦・山神・子産道)をどう訳するのだろうかということだ。みなさんおわかりのように「織彦」はベガルタ仙台のことである。七夕の織り姫(ベ
ガ)と彦星(アルタイル)から名付けられた我がクラブの名にあやかって「織彦」にしたのだ。「山神」はモンテディオ山形のことである。山の神々を現すモン
テディオにあやかって付けた。と、ここまでは良いのだけれど、問題は「子産道」だ。コンサドーレにあやかって付けたのだけれど、かなり違うイメージになっていることは確かだ。「道産子(ドサンコ)」をひっく
りかえして「コンサド」にし、「オーレ」を付けて響きを良くしたというチーム名の由来にけっこう忠実に従ったつもりではある。しかし「子産道」とひっくり返して終わりにしたのはまずかったか。韓国の人はこうした
いわれを知らない可能性がある。「こんな言葉があるのか?」と辞書を引き、意味を正しく類推して、しかも忠実に訳してしまうことは否めない。サッカー一色
の「これ論」に忽然と産婦人科用語が出てきたら、ちょっと真面目な感
じになって良いのか悪いのか。
どうも昨日から胃の具合がおかしい。やはり、一昨日のキムチ鍋の刺激が強すぎたのか。刺激のある食事は避けようと思いつつ麻婆豆腐を頼んで、唐辛子の辛
さに気づくという敗北を喫した。
11/21(日)の進歩 だらだら過ごす 昨夜は、理学
部サッカー大会に優勝したブランメル生態の祝賀会があった。起きると二日酔いぎみ。キムチ鍋にやられたのか、胃の調子もおかしい。外に出る気になれず、一
日家でだらだらと過ごした。まずは、昨日の試合をビデオで鑑賞。勝利の喜びを味わい直した。夜は CS
で、フットサル世界選手権の日本対パラグアイの試合を見た。実をいうと、フットサルの試合をちゃんと見るのは初めてだ。足の裏でのトラップやドリブル、
トーキックでのシュートなど独特の技術があって面白かった。日本代表の選手の中には元 J
リーガーや、サッカーもやっている選手もいた。サッカーとフットサルをやっていて、技術的に混乱しないのだろうか。試合の方は、終始リードしていた日本
が、終盤に逆転されて悔しい敗戦を喫してしまった。たしかに、内容的にはパラグアイの方が上だったように思う。でも、最悪勝ち点一は欲しかったところだ。
次は強豪イタリア戦だ。負けると一次リーグ突破は絶望的になってしまう。頑張れフットサル日本代表!
11/20(土)の進歩 一年の計はダービーにあり ベ
ガルタ仙台がモンテディオ山形に 2-0 と快勝した。爽快、爽快。なんと、24 試合ぶりの完封勝利だ。
出がけにインターネットを見て、いきなり不快な思いにさせられた。サンスポが、ベルデニック監督解任決定という報道を流していたのだ。ダービーの朝だと
いうのに、どういうつもりでこんな水を差す記事を載せるのだろう。サンスポの良識を疑う。それに、記事の情報源はどこなのか?
まさかフロントが意図的に流した???
不快な気持ちは絶ち切り、力を込めて仙台スタジアムへと向かった。ベガ用品の詰まった大入り袋を買おうと楽しみにしていたけれど、既に完売で断念。
そうこうする内に試合開始。いきなり、山形のセットプレー二つを見事に合わされドキリとさせられた。リャン、よくはじき出した。しかしそれ以降仙台は、
闘志あふれる守備と素早いカウンターで山形陣に攻め込んだ。トップ下でシルビーニョが奮迅の活躍、右サイドの中田も攻守に奮闘していた。中田は守備が良く
なったなあ。そして前半 22 分、左サイドを大柴が突破してリャンに繋ぎ、リャンのシュートがこぼれたところを、寿人が頭で押し込んだ。仙台先制!
実をいうと私は、誰がゴールしたのかよくわからなかった。寿人が、コーナーフラッグを掴みに行ったのを見て、寿人のゴールとわかった。その後も仙台は、攻
守に集中して山形を追いつめた。山形は、最終ラインでボールを回すだけで、どうしたら良いのかわからなくなっていたようだ。後半に入ると山形は、前線の人
数を増やして猛攻を仕掛けてきた。とくに、仙台の左サイドがやられっぱなしとなってしまった。思わず目をつぶるシーンも、バーにシュートがはじき返された
り、高桑の好セーブでゴールを死守した。今日の仙台、つきがあるというか、守備陣が乗ってる!
そして、前がかりの山形の背後を突く速攻がたびたび出るようになる。しかしいかんせん、なかなか決められない。ここらへん、内の FW
はひ弱と言わざるをえないか。しかし後半 38 分、速攻から寿人が攻め込みシルビーニョにつなぐ。シルビーニョが何気なく打ったシュートが GK
の虚をつき、2-0 となった。これで試合は決まり。後は 0
封だ。なにしろ、完封試合をみたのはずいぶん昔。ぜひとも、ゼロで抑えて欲しかった。その願いがかない、山形のシュートを高桑がナイスセーブした直後に試
合終了。岡田主審の笛と手の動きがコーナーキックのときの動きと紛らわしく、みな一瞬遅れて歓喜を上げた。
試合終了後コアサポは、「東北最強」のコールを上げた。寿人も言っていた。「これまで山形とは三分けなので、最後に勝って、内の方が強いということを示
したい」。たしかに、一勝三分けなので仙台の方が強い。山形は四位、仙台は六位とい
うことをどう説明するか問題は残るが。でもコアサポさん、山形に対して「また来年」コールはないと思うぞ(仙台に負けて山形は、入れ替え戦
に出場できる三位から転落してしまった)。
久々の快勝に浮き浮きしながら帰路に就いたら、それに水を差すことが待っていた。人だかりがしているので側に寄ってみると、河北新報が号外を配ってい
る。見ると、「ベルデニック監督解任、後任に都並確実」というものであった。さすが、プロ野球会社礼賛報道に明け暮れる河北だ。たまに書くベガルタの記事
がこれか。私たちはたった今、ベルデニック監督のサッカーが実りつつあることを楽しんできた所だ。それが何か気に入らないのか、馬鹿北、じゃなくて河北。
この、プロ野球会社で儲けようとしている馬鹿新聞社に対する怒りをたぎらせて、帰宅したのであった。
11/19(金)の進歩 ヒラガ、データを見せに来る
朝一番にヒラガが、「今日の午後にデータを持っていくので見て下さい」と言ってきた。ついに、修士論文に向けてのデータがまとまったか(ヒラガは
M2)。午後が楽しみだ。
そのヒラガと二人きりの昼食。ヒラガは今日、財布を忘れてしまったそうだ。そのため、研究室に入れなくて困ったらしい。???。ヒラガの場合、研究室の
鍵は財布の小銭入れに入っているそうである。鍵を財布に入れて持ち歩くとは。「家の鍵も?」と聞くと、「家の鍵はポケットに入れています」だそうだ。なぜ
に鍵を別々に? これ以上聞くとますますわからなくなりそうなので、聞くのはやめにしておいた。
そして午後、ヒラガがデータを見せに来た。たくさんのデータを次々と見せてくれる。充実したデータだ。全部見せ終わって、ヒラガは満足げであった。一方
の私は、訝しげになっていた。「で、どういう話にするの?」と聞くと、「それはまだ
考えていません」との答えであった。うーむ、文字通りデータを見せに
来たらしい。ちゃんと、修論の話の展開を考えてから見せに来るようにね。データは面白そうなので、きっと良い修論になると思うから。
仙台二高での講義の準備は終えた。高校一年生がどれくらい理解してくれるのか不安ではあるけれど、出来るだけわかりやすくしたつもりだ。さて、受けるの
かしらけるのか。
しいちゃんの論文の改訂を始めた。結構大変そうだ。コメントがそもそも多いし、レフリーの真意を読みとるのが難しいコメントもある。仮アクセプトを頂い
ているとはいえ、慎重に対応しないと。わからないことがあったら質問するので、しいちゃんよろしく。
ベガルタ仙台は明日、ホームでモンテディオ山形と対戦する。昇格の可能性が無い仙台と、昇格のためには一戦も負けられない山形。ただでさえ燃えるみちの
くダービーがますます燃えたものになりそうだ。負けてたまるか、絶対に勝つ。理屈抜きだ。ホーム大観衆が一丸となって勝利を掴むのであーる!
11/18(木)の進歩 そこにペンがあるから 今日の
午後は、ひさしの論文セミナーがあった。雌雄異株が、どのような性表現から進化したのかを解析した論文を紹介してくれた。その解析には、雌雄異株の遺伝的
背景が重要になってくるのだけれど、そこのところがなかなか難しそうだった。ひさしの説明が終わり質疑応答の時間になったら、不遜にもヒラガが質問を始め
た。私はヒラガの隣に座っていたので、何気なく彼の横顔を見た。と、耳にペンを挟んで話していた。私は、自分のペンで、耳に挟まったヒラガのペンをはじき
落とした。なぜ落としたのか。それに答えることは難しい。「そこにペンがあったか
ら」と言うことしか出来ぬ。
オノダと理一の、博士論文構想セミナー。盛りだくさんで内容充実という感じ。二人ともお疲れさまでした。
今日も、仙台二高で行う、高校一年生向けの講義の準備をした。「種の保存は動物の本能」というのは間違いと講義するからには、「利己的性質が進化する」
という話に当然なる。しかしうぶな高校生が、「なら人間も、利己的に振る舞いのは正しいんだ」と思いこみ、なおかつ見事に実践されては高校の先生に怒られそうだ。そこで、利己的な性質が
進化するからといって、人間が利己的に振る舞うことが正しい理由はどこにも無いという話も付け加えることにした。なぜなら、利己的であることは、適応度を
高くする(出来るだけたくさんの子を残す)上で有利であるというだけのことだからだ。だから、「出来るだけたくさんの子を残すこと」が人生の目標である人
は、せいぜい利己的に振る舞えばよい。しかし、大抵の人の目標は違うはず。たとえば、「打ち込める仕事に生涯を捧げること」が人生の目標の場合、利己的で
あることは目標実現に役に立たない。進化学的知見を人生の指針にしても無意味なのだ。で、高校一年生はどんな人生の目標を持っているのだろうと、理一・岡
本・ヒラガに高校時代のことを聞いてみた。D3 の理一はさすがに大人の反応であった。岡本は、商売のために密猟する連中を、詩を書いて告発していたらしい。過激な少女時代を過ごしていた(本人談)とのこ
とである。誰とは言い難い(ではなく、言いたい)が、「僕、何も考えていませんでしたよ」という人もいた。「つい最近まで考えていませんでした」とも言っていた。
11/17(水)の進歩 ブランメル生態二連覇達成!
ブランメル生態 Nature が、理学部サッカー大会で見事に二連覇を達成した。今年が最後の藤、去年が最後だったはずのまさよしらが、有終の美を飾った。
今日は、準決勝と決勝 or
三位決定戦の二試合がある。準決勝から応援していてはちっとも忙しく見えないので、遅れて応援に行くことにした。「まさか準決勝で負けはしまい」と思
いつつ万一のことも思い浮かび、三位決定戦の途中から応援に行くという中途半端なこととなった(決勝はその後に行われる)。グランドに着いてみると、ブラ
ンメル生態は 5-0
で大勝したとのこと。しかし三年生チームは準決勝で惜敗し、三位決定戦を戦っていた。その三位決定戦、三年生チームは圧倒的に攻めまくるもののなかなか点
が取れない。木村のボレーシュートも惜しくも外れた(<--
打つ瞬間、「やめとけ」と思ったけれど、ちゃんと素晴らしいシュートになっていた)。結局 0-0 のまま PK
戦に突入した。しかし勝負は皮肉なもので、試合内容では勝っていた三年生チームが負けてしまった。続く決勝戦、ブランメル生態は三年生チーム同様、圧倒的
にゲームを支配した。そして前半、理一のシュート性のボールに反応した井上が頭で押し込んで先制!その後も攻めまくるものの点が取れない。研究室セミナー
の時間
なのに、「君はセミナーに来なくて良い」と指導教官に申し渡された山
○も奮闘するが、ゴールが遠い。しかし、榎本を中心とする守備陣が安定していて、失点の気配は無かった。後半になるとさすがに疲れが出た模様だ。しかし
気迫で必死に競り合い、一対一で最後まで負けることはなかった。1-0 で優勝! 理学部二連覇だ!おめでとう。
岩手大学農学部で行う「これ論」の講義(三回目)の準備が終わった。「わかりやすい論文を書くコツ」と「なかなか論文を書けない若者のために」という話をする。講義用資料(パソコンで見る用 [1.8 MB] と印刷用 [1.7
MB])を載せたので、興味のある方はダウンロードして下さい。
仙台二高で行う、高校一年生向けの講義の準備を始めた。「種の保存は動物の本能」とか「種にとって有利な性質が進化する」といった考えは大間違いという
話をするのだ。ネットで、「種の保存」「種族の維持」といった言葉で検索したら、いろいろ出てくる出てくる。有識者がしたり顔で「種の保存は動物の本能」
と
書いていることは予想していた。しかし、大学の生物系のシラバスや研究紹介にこうした類のことが書いてあることには驚いた。さらには、高校の指導要綱に、
「種族の維持」という言葉が堂々と載っていることには超驚いた。ついでに。このペー
ジはなかなか味わい深い。「私達の欲望は一義的に、“生命の維
持”と“種の保存”本能に支配される」といった文の横に、「長居公園」というごく普
通の写真が載っているところが意味不明でよい。
さ、帰って、日本代表をお気楽に応援しよう。
11/16(火)の進歩 人が変わったように講義の準備をする
岩手大学農学部で行う「これ論」の講義(三回目)の準備をした。頑張ったおかげでほぼ終了だ。何しろ、いつもならサッカー情報を見てしまうわずかな空き時間も講義の準備に費やすとい
う、人が変わったような真剣さで臨んだのだ。明日あたり熱出しそう。といってもいられない。来週木曜日に迫った、仙台二高での講義の準備はまだ何もしてい
ないのだ。相手は高校一年生なので、宇宙人に話すようなものだろう。どういう内容にするか真剣に考えないと、つらい講義時間を過ごしそうだ。
私は参加出来なかったけれど、今日は、理学部サッカー大会の準々決勝の日であった。我がブランメル生態 Nature は、強敵を 3-1
で倒し、準決勝に駒を進めた。三年生チームも準決勝に進んだらしい。両方とも決勝に進んで、生物ダービーが実現することを期待しよう。もちろん優勝はブラ
ンメル生態 Nature だ!
モリナガと、生態学会での発表内容の相談を始めた。他の人も相談に来るように。
11/15(月)の進歩 しいちゃんの論文が返ってきた
しいちゃんの論文が返ってきた。仮アクセプトだ!
おめでとう。さぞや改訂も楽だろうと思いきや、レフリーコメントはかなり厳しい。対応にかなり時間を取られそうだ。それと、私一人ではわからない所も出て
きそうなので、しいちゃんにお願いすることもあるかもしれない。そのときはよろしくね。付記;くにっちの論文が返ってきたときは、「即答するように」と命
じたけれど、この違いは何なのか。
すぐにも改訂を始めたいところだけれど、一週間ほどは時間が取れそうにない。まず、今日明日と、秘密(といわけでもないけど)の仕事で潰れてしまう。生
物棟に籠もって超若者達の話を聞いているのだ。けっこう好きだから苦にならないけれど、他にやりたいことがあるときは気がせくな。それと、来週の水曜日に
岩手大学農学部で「これ論」の講義の三回目、木曜日に仙台二高で出張授業がある。これらの準備を先に済ませないといけない。終わったら、論文の改訂に没頭
することにしよう。
11/14(日)の進歩 じゅり、叱ら
れる 天気も今ひ
とつなので、家でぐたぐたして過ごすことにした。午前中は、芝刈りなどの庭仕事。その後、ラーメン花月でラーメンを食べて、三神峯公園に遊びに行った。
じゅりの紐を外して自由にしてあげると、じゅりは大喜びで走り出す、………
ではなく、地面の臭いを嗅ぎ出す。地面に鼻を付けてひたすら前進していくのだ。私たちが呼びかけても顔を上げさえしない。
公園に、コーギーを二匹連れた人がいた。フリスビーを投げると、ダッシュで走っていって空中キャッチ。ご主人様の元に走り帰ってご褒美のおやつを貰って
いる。すごく上手にフリスビーをキャッチするので、しばしその様子に見惚れていた。二匹が一緒にフリスビーを追いかけるときは、キャッチしなかった方も一
緒にご主人様のところに駆け戻って、嬉しそうにおやつを貰っている。なんかずるいねえ。
かたやじゅりは、相変わらず臭い嗅ぎに熱中していた。「おいで」と呼んでも無視なので、木の陰に隠れて反応を伺うことにした。私たちの姿が見えなくなっ
たら、寂しくなって走り寄ってくるか。しかしじゅりの反応は違った。なんと、コー
ギーを連れた人に向かって、ダッシュで走り寄っていったのだ!「じゅり、誰でもいいのか」と、慌てて私たちもそちらへ走っていった。コー
ギーのご主人様は落ち着いて、「戻れ」と自分の犬を呼び戻す。すると、じゅりに近づこうとしていたコーギーが、くるりと向きを変えて戻っていった。すばら
しい。それにしてもじゅりは、呼びかけても無視、「おいで」と命じても知らん顔。叱られだ。じゅりにしてみると、「○○さん家の△△ちゃんはあんなに良い
子なのに」といった八つ当たりかも知れないけれど。でも、呼び戻しだけはきちっと躾たいと改めて思った。
帰宅後、天皇杯のセレッソ大阪対ザスパ草津の試合を堪能した。草津のサポーターには、草津名物湯もみ娘がいた。ああやって応援されちゃ、負けるわけには
いかないだろう。解説の加茂じいは、セレッソのことを「ガンバ」と呼んでいた。区別が付いていないのか、大阪に二チームあることをそもそも知らないのか。
試合の方は、草津温泉が見事な逆転勝利、温泉の効能炸裂であった。ザスパ草津は来期 J2
に上がるので、草津温泉に泊まりがてらアウェー遠征するのが楽しみだ。
11/13(土)の進歩 ミスでぶち壊し、FC 東京に惜敗
ベガルタ仙台が FC 東京に惜敗した。良い試合をしていたのに、こちらの凡ミスで失点。なんとも悔しい敗戦となってしまった。
暁子と仙台駅で待ち合わせ、仙台っ子ラーメンを食べて仙台スタジアムへと向かった。今日は J
リーグではないので、いつもの年間指定席に座ることが出来ない。バックスタンド中央の上の方に席を取った。高い位置だと、ピッチ全体が見渡せて良い。すご
く試合が見やすかった。
試合は立ち上がり、FC 東京が支配した。さすが J1、選手の動きが違う。DF の裏を突く走り込みでも、仙台の選手は東京の DF
にきっちり着かれたままなのに、東京の選手は仙台 DF
を振り切っているのだ。特に、東京右サイドの石川がすごかった。鋭いドリブル突破を再三見せ、小原をたじたじにしていた。しかしその内に仙台の選手も落ち
着きだした。そして J1
相手に、堂々とした戦いぶりを見せるようになる。ゴール前どフリーになった寿人のシュートが決まっていたらどうなっていたのかわからない試合だった。後半
中頃になると、東京の選手の足が止まりだした。それからは仙台がゲームを支配しだした。立て続けにコーナーキックを得るなどして、東京ゴールに猛攻を仕掛
ける。しかし点を取りきれない。終了間際、東京の攻撃の要ケリーが交替して退いた。これで一瞬ほっとしたのか、直後に大柴が信じられないミスパスをし、そ
こから確実に決められて 0-1。仙台は、DF
セドロスキーが前線に上がってパワープレーを仕掛けるけれど、これがまったく機能しない。なにせ、ヘッドで一回も勝てないのだから、意味が無いったらあ
りゃしない。どうせ DF を上げるのなら、足技のある根引を上げた方が良いのではないか。結局そのまま試合終了となり、0-1
の悔しい敗戦となった。せっかくの良い試合を凡ミスでぶち壊して、腹立つったらありゃしない。
今日の試合には謎の判定があった。仙台のペナルティエリアの外でドリブルしていた東京のケリーが、なぜか一人ですっころんだ。仙台の選手は誰も足をかけ
ていない。主審が笛を吹いたので、「まさかケリーの演技に騙されたのか」と思ったら、仙台ボールのフリーキックという判定だった。するとケリーのシミュ
レーションか? ならば普通、ケリーにイエローカードが出るはずだ。ところがカードも出ない。いったいどういう判定だったのだろう? 「中途半端な行為」というのが、暁子の意見であった。
仙台朝市に寄って、本マグロ大トロを買って帰った。でも、さして美味しくなかった。養殖なのだろう。コクがなくて、ただの脂肪の固まりという感じであっ
た。
11/12(金)の進歩 明日は天皇杯四回戦 明日は天
皇杯四回戦の日だ。ベガルタ仙台は仙台スタジアムで、FC 東京と対戦する。FC
東京は、ヤマザキナビスコカップを制した強豪だ。苦しい戦いになるであろうけれど、恐れることなく挑戦して欲しい。何しろ明日は、仙台スタジアムで戦うも
のの、扱いは中立地。大坂ともおさんの場内アナウンスも中立なのだ。J
リーグの試合の時には仙台の失点にシュンとなる場内アナウンスが、明日に限っては、「ゴーーーール!」と絶叫する義務がある。大坂さん、お仕事とはいえ辛
いだろうなあ。仙台サポにとってももちろん辛い。だから、景気良く無失点で勝って欲しい。
岩手大学農学部で行う「これ論」の講義(三回目)の準備を始めた。話したいことはいくつかあるけれど、準備をしてみないと、(時間との兼ね合いで)どれ
だけ話すことが出来るのかわからないのが辛い。とりあえず、「なかなか論文を書けない若者のために」を話す準備を始めている。「どうして論文書かないんだ
よう」とちょっと挑発的にいくつもり。
今日はこれから、全学の一年生向けに「レポート作成法」の講義の二回目をする。今日は、わかりやすい文章を書くコツを伝授するのだ。一回目よりは興味を
持って聞いてくれるような気がする。
11/11(木)の進歩 今日はサッカーの日 朝のテレ
ビで、「今日はサッカーの日」というテロップが流れていた。「なんでだろう?
何か重要な出来事でもあった日か?」と考えた。でもわからなかった。何気なくヒラガに聞いたら、「11 月 11
日なので、イレブンということじゃないですか?」と言われた。がーーーん。今日は何日か考えていなかったので、思いつかなかった。ヒラガに一本取られると
は、一生後悔して過ごしそうだ。
とうわけで今日は、理学部サッカー大会の日だった。予選リーグ最終日で、ブランメル生態 Nature とブランメル生態 Evolution
はどちらも、引き分ければ決勝トーナメント進出である。ところが、もう試合開始という時間になってもメンバーが足りない。直前の試合で生物学科三年生が
戦ったので、三年生からメンバーを借りるか。しかし三年生チームは、決勝トーナメント進出の残り一つの枠をブランメル生態 Evolution
と争っている。メンバーに入れたら、どっちのゴールに攻めて行くかわからない。ブランメル生態 Nature
の方なら問題ないということで、こちらの助っ人に入れた。試合の方は、ブランメル生態 Evolution
は惜敗。予選リーグ敗退となってしまった。一方のブランメル生態 Nature
は、弱い相手にまさかの引き分け。相手を甘く見てしまった。藤が途中交代してブランメル生態 Evolution
に移ったことも痛かったか。圧倒的な強さを誇るはずのブランメル生態 Nature は、一勝二分という危なげな成績での予選突破となった。なんか、日本代表みたいだ。
イタポンの論文セミナー。両性植物の性投投資についての文献を紹介してくれた。先輩らしい配慮の行き届いたセミナーだった。個人的には、レジメに「花肝臓重量」(花乾燥重量のことと思われる)とあったのが嬉しかった。その後、
D 論構想セミナー二人。お疲れさまでした。
しんすけの論文へのコメントを終え、メールで返送した。アクセプトの知らせを待っている。
11/10(水)の進歩 岩手大学で「これ論」講義 今
日は、岩手大学農学部での「これ論」の二回目の講義だ。10 時台の新幹線に乗れば十分間に合うので、9 時前に家を出た。そしたら 9:39
の新幹線に間に合ってしまい、講義の二時間も前に盛岡に着いてしまった。心配性の私はいつもこうだ。どうしても、ちょうどやぎりぎりに来ることが出来な
い。盛岡公園を散策したり、講義の予行演習をしたりして時間を潰し、岩手大学へと向かった。そうそう、途中で、石川啄木の新婚の家を見た。啄木はとんでも
ないやつで、結婚式をすっぽかして新郎不在の式を挙げさせるは、その後もなかなか新居に姿を現さなかったそうだ。芸術家のやることはどうもわからない。
講義室に着くと閑散としていた。まだ 30 分前なので仕方ないけれど、なんか嫌な予感がした。開始直前になっても、前回の 2/3
ほどの入りであった。内心「あーあ」と思いつつ、講義を始めた。それでも遅れてやって来る人で、前回の 3/4
位にはなったか。今日の講義では、「材料と方法」「結果」「考察」「アブストラクト」「図表」の書き方の説明をした。まあ、受けていたと思う。熱心に頷き
ながら聞いてくれる人がいて、とても力づけられた。次回は再来週だ。さて、どんな講義をするか、中身を練らないと。
11/9(火)の進歩 ゴメンで済む世界が羨ましい 仙
台に来るとほざいているプロ野球会社が、一場とかいう若造を採るらしい。呆れた。ま、楽天のやることだから常識は通用しないか。この若造は、自分を獲得し
ようとしていた巨人から二百万円の賄賂を貰い、横浜ベイスターズと阪神からも賄賂を貰った。贈賄側のオーナーは三人とも辞任した。しかし収賄側の若造は、
大学の野球部を半年早く辞めただけ。記者会見で「殊勝に」謝ってお終いだ。かつて、無免許運転をした上に、自分がやった駐車違反を他人のせいにしていた松
坂とかいう若造も、ちょっと活動を自粛してお終いだった。プロ野球の選手っていうのは本当に、「ゴメン」で済むんだねえ。羨ましい。世間の人々は、遙かに
厳しい世界を生きているというのに。巨人の元オーナーに「選手ごときが」と馬鹿にされるわけだ。
今日も、ウバユリの論文執筆のための文献読みに励んだ。そこへ、一番弟子のしんすけから、「論文を読んで欲しい」とのメールが来た。アクセプト寸前まで
行っているのだけれど、最後のとどめを刺すためにコメントが欲しいのだという。で、さっそく目を通した。そして今日は、アブストとイントロについてのコメ
ントを送った。明後日以降、残りの部分へのコメントを送ろう。
明日は、岩手大学農学部での「これ論」の講義の二回目に行って来る。研究室には来ない予定。-------
というふりをして突然来るかもしれないので、真面目に研究に勤しんでいるように。それと、明日の理学サッカー大会頑張ってね。負けたらただじゃすまない
よ。
11/8(月)の進歩 文献読み再開 久しぶりに時間が
とれたので、宏太のウバユリのデータを論文にするための文献読みを再開した。久しぶりのせいか、頭がすっかりゼロになっていて、元に戻すのが大変だった
(まだ完全には戻っていない感じ)。果たしてどういう観点で文献を集めていたのだっけとか、(集めた文献を読みながら)なんでこんな文献取り寄せたんだと
思ったり。さらには、読んだことを Microsoft Word にささっと書いていこうと思ったら、Endnote
との連結が失われていることに気づいた。コンピュータを新しくしたので、設定をやり直さないといけないようだ。ああ、鬱陶しい。
土曜日の陸女寿司は楽しかったという話をした。「いろいろ重要な情報が出たけれど覚えていますか」と聞かれたので、○○情報は覚えていると答えた。「それが要です」と保証された。
11/7(日)の進歩 河北新報大慌て 河北新報は宮城
の新聞社である。ベガルタ仙台を応援しているのかと思いきや、一連のプロ野球会社誘致騒動で化けの皮をはがした新聞だ。何かに憑かれたようにプロ野球会社
礼賛報道を垂れ流し、「地元は歓迎している」という空気のでっち上げにいそしんでいるのだ。まあどうせ、地元にプロ野球会社が出来、その記事を書きまくれ
ば新聞が売れるとでも思っているのであろう。失笑するしかない時代錯誤の思い込みだ。
その河北新報が、自身の HP で、「仙台のプロ球団、地元を盛り上げるのはどっち?【プロ野球編:No.06】」というア
ンケートを行っている。回答の選択肢は、
○どちらかというと、野球の楽天イーグルス
○どちらかというと、サッカーJ2のベガルタ仙台
○楽天もベガルタも同じ程度に
○楽天でもベガルタでもやがてしぼむ
○ その他・わからない
である。「サッカーか野球か」という設問なのに【プロ野球編:No.06】というアンケートであること、選択肢の一番目は、すっかり地元に根付いているベ
ガルタではなく、まだ出来てもいないプロ野球会社であること、サッカー「J2」とわざわざ二部リーグであること強調していることから、河北新報の魂胆は想
像できる。しかしーーーーー。すでに 6000 件を越える回答が得られている本日23:05
現在、「どちらかというと、サッカーJ2のベガルタ仙台」という回答が約 70%
なのだ(ほとんどの人にとって、「どちらかというと」は余計だろう)。これが宮城県民の感情だ。少しは反省したまえ、と言っても無理か。そもそも、スポー
ツ文化(プロ野球会社を利用しての儲けではなく)を本当に考えているのなら、こんなアンケートはしないよな。
今日は、家に籠もって、おでんを作りながらイタポンの論文を読んだ。良く書けている。考察の構成をちょっと変えた方がいいかなと思ったくらいで、投稿間
近だと思う。
11/6(土)の進歩 久々の勝利 ベガルタ仙台が久
々に勝った。しかも敵地でだ。試合内容は満足出来るものではなかったけれ
ど、自信を取り戻すきっかけにはなるであろう。
昨夜の陸女寿司はいつも通り美味しかった。「大間の一本釣りの本鮪大トロ、銀座で食べたら一カン 4000
円」を堪能した。いやー、素晴らしい。その後、新しい情報を得るなどして大喜びの私であった。で、今朝起きると、二日酔いというわけではないけれど気分が
だるい。ブランメル生態のサッカーの練習をさぼって、家でぐたぐたすることにした。
昨日の、全学一年生向けの講義「レポート作成法」は正直失敗だった。私の想像以上に一年生は幼かった。「これ論」の内容をレポート向きにすれば受け入れ
られるのかと思いきや、てんで駄目。一年生には難しすぎて、ぴんと来なかったようだ。無理もないか。今の時点で一年生が思い浮かべる「レポート」というの
は、講義や実習を聞いて提出するレポートだろう。「レポートは学術だ。問題を提起してそれに答えるものだ」と言っても「???」なんだろうな。来年は講義
内容を見直さないと。
そうこう反省する内に試合の時間となった。前節に J1
昇格が消えた仙台は、心配したとおり、気持ちの入らない試合をしてしまった。わかっていても、一歩踏み出させるパワーがわかないのだろう。前半早々に小原
が、「何やってるんだ」というオウンゴールを献上して
0-1。その後も水戸の速い潰しに苦しめられた。とくに酷かったのは菅井だ。「やる気あんのか」というミスを連発し、前半 32
分に交替させられてしまった。菅井よ、せっかくのチャンスを自分で放棄してしまっていいのか、猛省せよ。後半頭から大柴が投入され、ようやく仙台がリズム
を掴みだした。関口も、FW から右サイドに回って生き生きしだした。後半早々、その関口のセンタリングを寿人が折り返し、大柴がヘッドで叩き込んで
1-1。さらに後半 21 分、関口からのボールを大柴がループシュートで決めて 2-1
と逆転した。終了間際には、相手コーナー付近で時間稼ぎを試みるが、これが下手なんだよなあ。突撃攻撃を続けても大して変わらなかったように思う。セドロ
スキーのパワープレーを見なかったのは何試合ぶりか。ともかく、勝って良かった。J2 は残り三試合。三連勝で来期に繋げよう。
もう一つ嬉しかったのは、昇格の望みが消えたにも関わらず、敵地にたくさんの仙台サポ(1000
人くらい?)が詰めかけていたこと。このところ私はアウェーに行っていないことの分析はおいておいて、仙台サポのこうした力があれば、プロ野球会社の魔の
手を撲滅して、ベガルタ仙台はますます発展すること間違い無しだ!
11/5(金)の進歩 祝アクセプト 友蔵の論文が、
Behavioral Ecology and Sociobiology
にアクセプトされた。おめでとう。これで二本目。この調子で、ばりばり論文を書いておくれ。その友蔵の論文セミナー。花を見分けるのにハチは、「色コント
ラスト」(人間と同じ見分け方)と緑コントラスト(白黒に相当する。白緑といえばよいか)の二つを使い分けているらしいという論文だ。なるほど、花の色の
進化に影響しそうだ。それと人工花の実験では、迂闊に人工花の色を決めることが出来ないなと思った。
ベガルタ仙台は明日、敵地で水戸ホーリーホックと戦う。J1
昇格の可能性は消滅したけれど、来期に向けての戦いはすでに始まっているのだ。若手を積極的に起用して、来期につながる試合を見せて欲しい。私は今週も、
CS で応援の予定。このところアウェー参戦出来なくて心苦しく思っている。ごめんよー。
今日は、生命科学研究科の研究科長選挙の日だ。選挙の争点は、「研究室に犬を連れ
てくることの是非」である(きっぱり)。半年ほど前、現研究科長から電話がかかってきて、「じゅりを研究室に連れてくるな」と言われたの
だ。研究室のみんながじゅりを可愛がっているというのに、こ
そこそ連れて来る連れてくることが出来なくなってしまった。問題は、誰に投票すると、研究室にじゅりを連れてきて良くなるのかわからないこ
とだ。みな、この点の政策が曖昧である。悩んでいるうちに、選挙に行くのを忘れてしまった。失敗。
さ、今から、全学の一年生向けに「レポート作成法」という講義をしてくる。その後に今夜は、遅ればせながら、四年生の大学院合格祝いに陸女寿司に行って
来る。
11/4(木)の進歩 理学部サッカー大会始まる 理学
部のサッカー大会が始まった。連覇を目指す、我がブランメル生態からは今年も二チームが出場する。ブランメル生態 Nature
は、優勝が義務づけられた最強チーム、ブランメル生態 Evolution は、一勝が義務づけられた最強チームである。ブランメル生態 Nature
は、今日の第一試合に登場した。審判が五人もいる(主審一人に副審四人だ!)というお茶目な雰囲気で行われた試合、Nature
には堅さが見られた。優位に試合を進めながら、おやっと失点して 0-1
となってしまった。その後、試合を写すためのビデオのテープを間違えて持って来るという失敗をした山本が同点ゴールを上げ追いつく。さらに熊木がヘッドで
決めて 2-1 と逆転。これで決まりかと思った終了間際、きれいに決められて 2-2
で引き分けてしまった。うーむ。決定力のあるくにっち(昨年度卒業)がいたら、簡単に勝てた試合に思う。卒業後半年、くにっちが居てくれたらと始めて感じた時であった。ブランメル生態
Evolution は第二試合に登場した。相手はなんと、ブ
ランメル生態ユース生物学科の三年生チームだ。Evolution
は、河田さん・私・院生に生物学科二年生という、目上の圧力に若さを混ぜ込んだ布陣で臨んだ。しかし隙のないメンバーを揃えた三年生にゲームを支配され、
前半は 0-1 で終えた。ところが、私が退いた後半に同点に追いつくという無礼な(私に対して)プレーで、1-1
の引き分けとなった。結果として両チームとも、予選突破に向けてまずまずの出だしというところか。次回の 10
日は、岩手大学での講義のため私は欠場だ。みんな、頑張って遅れ。
友蔵の二本目の論文が、ほぼアクセプトだ。おめでとう。イタポンも、論文の原稿を持ってきてくれた。頑張ってコメントしよう。
月初めの談話会があった。ちょっと盛り上がりに欠けるなあ。みんな積極的に発言して盛り上げようよ。その後、しんや・ちのの卒業研究中間発表と、ヤスム
ラの博士論文構想セミナーがあった。三人ともお疲れさまでした。ちのは、はきはきした発表で吃驚した。えらい。しんやも、堂々としていたと思う。二人と
も、今後のデータ解析結果が楽しみである。
11/3(水)の進歩 激闘 ヤマザキナビスコカップの
決勝を堪能した。まさに激闘であった。前半に、FC 東京の DF の要ジャーンが退場になってしまい、浦和が勝つかと思われた試合。しかし、FC
東京の勝利にかける執念はすさまじかった。後半の後半は、浦和が一方的に東京ゴールに襲いかかり、次々と決定機を作り出した。しかし決めきれない、という
より、FC 東京守備陣の鬼気迫るプレーでゴールからはじき出していた。浦和の決定機は 7-8 回あったか? 試合はとうとう、0-0
のまま延長戦へ。浦和としては延長で決めたかったであろう。流れ的に、PK 戦になったら FC
東京という感じだったからだ。しかし延長でも決めきることが出来ずに PK 戦となった。浦和が二人外したところを、FC
東京五人目の加地がしっかり決めて歓喜の初タイトルを手にした。
これぞまさにタイトル戦という、素晴らしい試合であった。タイトルをかけて戦う両チームの必死の姿に素直に感動した。こうなったら、ベガルタ仙台も天皇
杯で優勝することにしよう。
明日は、しんやとちのの、卒業研究中間発表だ。二人のレジュメにコメント。すっきりしていて良かった。
かたわら、iMac G5
に文書ファイルをコピーしたり、ソフトをインストールしたりした。ネットスケープのお気に入りリストも移植しようとしたけれど、お気に入りのファイルがど
こにあるのかわからずに断念。iMac G5 で、新たにお気に入りに登録しまくった。それにしても iMac G5
は、綺麗な上にすっきりしていて良い。液晶テレビのように薄いのに本体が一体化している。今までの、奥行きがど深いディスプレーは何だったのだろうって感
じだ。
昨日とうとう、宮城県にプロ野球会社が来ることが決まってしまった。マスコミは相変わらず、礼賛報道に明け暮れている。戦前、破滅へと向かっているとは
知らずに、戦争礼賛報道に浮かれたときそのままだ。ベガルタ仙台との「共存共栄」は、無根拠な書生論のままである。どうしてもっと、プロ野球会社誘致の弊
害を冷静に分析できないのだろう。何年かして、「2004.11.2
が宮城破滅の始まりの日だった」などと気づいても遅いのだ。楽天のプロ野球会社を一刻も早く撲滅することが、良識ある宮城県民の使命である。
憑かれたように浮かれている浅野知事よ。まさか楽天のプロ野球会社のために税金を使わないだろうな。プロ野球会社は企業の宣伝道具。宮城県民の財産であ
るベガルタ仙台とは根本的に異なる。企業の宣伝のお先棒を担ぐなんて許されないことだ。
11/2(火)の進歩 iMac G5 が来た 先週注
文していた iMac G5
が来た。お洒落でかっこいい。使っていたディスプレーが壊れたから頼んだのだけれど、まさにそんな感じで、ディスプレーしか無いように見える。でもちゃん
と本体が内蔵しているのだ。さっそく立ち上げて初期設定をしよとしたけれどいきなり挫折だ。電源の消し方がわからん。ま、明日頑張ろう。
全学の一年生向けの講義の準備を今日もやった。ほぼ完成。どれくらい講義に時間がかかるのかわからないのが難点だ。
ちのとしんやは、今週の木曜日に卒業研究の中間発表がある。二人とも準備に勤しんでいる模様だ。ちののレジュメのイントロにコメントした。
11/1(月)の進歩 ベガルタの服を着て歩こう 今日
は、ベガルタ仙台の服を着て出勤だ。これからは、意識してベガルタの服を着るようにしようと思う。サポーター一人一人が広告塔として振る舞えば、それ
だけベガルタへの親密感が深まるはずだ。今日一日だけでも、ベガルタの服を着た私を見た人は百人を下らないはず。
五万人のサポーターがベガルタの服を着て街を歩けば、100 × 5,0000 = 500,0000 人が目にすることになる。宮城県の人口より随分多くなるところが気になる計算ではあるが、広告の効果が大
きいことは疑いない。というわけで皆さん、ベガルタ仙台の服を着よう。試合の日も、スタジアムで着替えたりしないで、家から家までベガルタの服で通そう。
J2 残留が決まってしまった今こそ、サポーター一人一人の小さな努力が大切となるのだ。
信じられない。もう十月も終わってしまった。「もう九月も終わってしまった」ということが未だ信じられずにいるのに、十月まで終わってしまったとは。こ
の調子だと、十一月もあっという間に終わりかねない。これからは、一日一日を慎重に、そうーっと生きないと。時が過ぎないように、気づかれぬよう空気のご
とく生きよう。
全学の一年生向けの講義(演題「レポート作成法」)の第二回の準備を始めた。しかしなかなか乗れない。PowerPoint
を起動したものの、何を書けばいいのかと悶々状態だ。わかりやすいレポートを書くためのコツを講義したいのだけれど、今一つ閃く物がない。「面白い!」と
自分で乗って来ないと、まったくもって前進出来ない感じだ。