「これから論文を書く若者のために」
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若手研究者のお経
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6/30(木) の進歩 梅雨が明けた
東北南部の梅雨が明けた。6月に明けたのは初めてだそうである。宮城の梅雨はわずか2週間しかなかった。しかも、梅雨らしい日々はもっと短かっ た。これも、地球温暖化に伴う異常気象の一環なのだろうか。
 これからが恐ろしい。6月というのにはや猛暑である。こんな猛暑がずっと続くのか。水不足も心配だ。宮城の梅雨の雨量は平年の2割だったそう だ。取水制限にならないことを祈るしかない。

研究セミナーをした。このところずっと行ってきたMathematicaシミュレーションの研究の途中経過である。けっこう良い感じの結 果が出ているので、それを紹介した。ご清聴ありがとうございました。
生物学科三年生向けの再来週の講義の準備をした。生活史戦略の進化というお題である。去年は20分も余ってしまった。なので今年はもっと 内 容を増やす。昨日に新論文を集めておいたので、今日はまずそれらに目を通した。面白そうな論文がいくつかあった。そして、それらを紹介するスライ ドを作っていった。残りは明日以降に。
うーむ、不景気な三文字が。なぜだ? 絶対に通ると思っていたのに。
6/29(水) の進歩 時間を無駄にしている
パソコンのキーボードの入力を始めてもう何十年か。いっこうに上手くならない。そりゃ、手元を見ずに入力することは出来る。しかし打ち間違いが多 い。そのため、画面を見て確認しながら打たないといけない。手元も画面も見ずに打ったら間違いだらけの文章になってしまう。でもって、画面を見て いると、いかに打ち間違いが多いのかを知る。そのたびに打ち直しである。入力時間の1/5くらいは打ち直しをしている気がする。これって、かなり の時間の無駄ではあるまいか。間違い無しの入力と比べると、ウサギとカメほどではないがかなりの差がつく気がする。

試しにこの行は手元も画面も見ずにうったものである。記録のためにそのまま残しておく。

と試してみたら間違いがないことに気づき(「うった」が平仮名なのはやむなしである)、この話をどこに持っていくのかちょっと困っている。ともか くも、キーボードの入力技術をもっと高めたいと思った。

生物学科三年生向けの講義をした。植物と動物の共進化というお題であった。湿気と暑さで今にも倒れるのではないかと思いなが始めたけれ ど、いつも通りにちゃんとやり終えた。私は、プレゼンとなると人格が変わるのだけれど(始めると急にスイッチが入る)、体力面も変わるみたいで あった。
数理モデル三人組と研究相談をした。皆、解析結果をまとめる段階に入ってきている。自分が面白いと思う部分を掘り下げていこう!
Matheamticaのお試し計算を終えた。いよいよ次は本格的なお試し計算に入る。っ て、なんだそれ。
6/28(火) の進歩 疲れる
もはや完全に夏になってしまった。仙台でも、最高気温は連日30度を超えている。そして何より、あの嫌な湿気が出て来てしまった。高温多湿の日本 の夏到来である。この湿気のせいでじわじわと体力が奪われていく。朝7時過ぎから研究室のパソコンに向かっているのだけれど、14時位には体力も 気力も喪失してしまった。一日がとても長い。こんな調子では、この夏を越せるのかと危ぶんでしまう。
 仙台は冷害の地。5月の暖かな陽気を終えて梅雨に入ると、ひたすら寒い日が続くものであった。6月以降はどんどんと気温が低下するといっても過 言ではなかった。しかし今年はそんなの皆無だ。5月に寒くなった時期はあったけれど、6月中旬以降ははひたすら暑い。梅雨の肌寒さはどこへいっ た?

そんな中、生物学科三年生向けの来週の講義の準備をした。昨日に引き続き、新しい論文の紹介を加えていった。スライドが多くなり時間内に 収まらない気がしてきたので、さして面白く無さそうな話題を1つ削った。スライドを削るなんて、コロナによりスライドのみの講義に移行してから初 めてではないか。コロナ前は、スライドと板書併用の講義をしていたのだ。スライドのみにしてみると随分と時間が余ってしまった。そのためスライド 膨張の一途であった。ここに来てついにバブル崩壊か?
明後日の研究セミナーの準備もした。最後の計算をやらせたところ、パラメータ値を0.7にすべきところを0.5にしていた。このパラメー タ、0.7のままでずっと行ってきたものである。だからこれまでの再計算では、このパラメータ値に触ることがなかった。なのになんでわざわざ変更 したのか、自分でも謎である。
6/27(月) の進歩 植物探しの旅
学生と一緒に植物探しの旅に出た。まずは、秋保大滝植物園へ。事前に電話確認をしたところ、その植物を下さるとのことであった。到着して入り口に いた方にお話しをした。そうしたら、すぐ目の前の植物を指し示して下さった。なんと、ほとんど一歩も歩かずに見つかるとは嬉しい。これまでの植物 探しの旅とは大違いであった。ついで他の場所にも探しに行った。しかしここからはこれまで通りの旅となった。見つからない。ひたすらに下を向いて 歩く。なんとか1個体だけ発見して研究室に戻った。
生物学科三年生向けの来週の講義の準備をした。食害への対抗戦略の話をする。面白い新論文がたくさん見つかり、さてどれを紹介するかと悩 んでしまう。とりあえず二つ選んで紹介スライドを作った。もう1-2本付け加えてもよいかも。
Mathematicaお試し計算が続く。自宅でもやっているのだけれど、Macが止まっておじゃんになっていた。???。そういえば夜 中に雷が激しく鳴った。もしかして停電したのか?
6/26(日) の進歩 花を入れ替え
庭のビオラが終わりを迎えようとしている。まだ花は咲いているけれど、見るからに元気が無い。茎も伸び過ぎている。というわけで、粛正を決断し た。ザ=ガーデンに行って、マリーゴルドやブルーサルビアなどを60株購入した。帰宅後、ビオラ等を引っこ抜いていった。いつものことながら、園 芸って非道だと思うわ。そして、買ってきた花を植えていった。青っぽい庭からオレンジの庭に変わった。綺麗なり。それにしても暑かった。シャワー を浴びてすっきりとした。
その後、だらだらと映画等を見て過ごした。いや正確には、映画の始まり20分ほどを見て過ごした。見ている内に、「これ面白いのか」と思 うようになり、さらには、時間を無駄にしている気になってくる。そして止めて、他の映画にしてしまう。この繰り返しであった。無料だと、どうして もこうなってしまう。かといって、無料のがあるのに、有料の映画を見る気にもなれない。有料の300-400円が妙に高く思えてしまうのはなぜ か。
6/25(土) の進歩 死闘
ベガルタ仙台 1-1 モンテディオ山形。まさに死闘だった。
 試合に遅刻してしまった。眠くてうとうとしてしまい、出るのがちょっと遅くなったのが最初の失敗。途中、片側交互通行の所があり渋滞していたの が最初の不運。いつもの駐車場がかなり混んでいて、20分くらい入庫待ちを強いられたのが最初の誤算。試合開始の数分前にスタジアムに辿り着いた ものの、入場列が200mくらいあったのが最初の驚き。最初続きで、ようやく席に辿り着いた時は前半2分位だった。
 前半は、仙台が支配する展開であった。山形陣深くに何度も切り込んだ。しかし得点は奪えず。そして前半33分、FKから豪快なボレーシュートを 決められてしまった。後半になると互角の展開となった。お互いに攻め込むも、ぎりぎりの所で弾き出される。じりじりと時間が過ぎていく。負ける訳 にはいかない。そして後半40分、ゴール前の混戦からFW中山が押し込んで同点に追いついた。中山は、ボールを持ってセンターサークルにダッ シュ。そう、勝たなくていけない試合なのだ。しかし、その後の猛攻も実らず試合終了となった。笛と共に、両チームの半分くらいの選手が倒れ込んで いた。
 ここ4試合、2分2敗と勝ちがない。3位は守っているものの、2位との勝ち点差が4に開いた。勝ち切る試合をして、何が何でも勝ち点を奪ってい こう。

暑い。仙台の最高気温、35.1度だそうだ。何なのこれ、まだ6月だよ。いきなりの猛暑にかなり萎えている。
午前中は薔薇の花がら取りをした。出張で不在だったためかなり溜まっていたのだ。もう、一番花は終わりだ。
 芝刈りもしたかったけれど、この暑さでは中止だ。連日30度越えの予報なので、刈るわけにはいかない。気温が落ち着いたら、刈り高6で刈ってみ よう。

6/24(金) の進歩 明日は山形戦
J2の後半戦が始まる。ベガルタ仙台は明日、ユアテックスタジアム仙台にモンテディオ山形を迎え撃つ(16時試合開始)。このところ不調で3位に 転落してしまった我がクラブである。必ずや勝利して順位を上げよう。
 ホームでの久々のみちのくダービーである。声が出せないのは残念であるが、大いに盛り上がるであろう。宿敵にきっちりと勝利しJ1からの出戻り のすごさを見せつけよう。

三年生が二人、研究室見学に来てくれた。私が色々と説明をした後、先輩達を交えてお話し をした。酒井研に入ってくれたら大歓迎だよ!
生物学科三年生向けの再来週の講義の準備をした。食害への対抗戦略の話をする。文献検索をしたところ、面白そうな論文がけっこう見つかっ た。絶対に紹介したいというのもいくつか。盛んに研究されている分野なので、さもありなんである。
 この講義では、食害者のイモムシの写真が出てくる。ところが去年の講義アンケートで、「イモムシや毛虫が嫌いなので心臓が止まりそうです。モザ イクをかけて欲しい です」という趣旨の意見が寄せられた。6/15の講義時にもイモムシの写真を出す必要があり、モザイクのイモムシにしてみた(5/23の進歩参照)。あの写真はウケた なと思いながら、今回の食害講義の去年のスライドを見直した。と、ほとんど同じイモムシのモザイク写真が出て来た。そうだった、あの講義アンケー トを読み、すかさず、今年の講義のためにウケ狙いのスライドを作って挿入しておいたのだ。さすが同一人物だ。やることが同じ。それ にしても、ウケ狙いに対するこの熱心さはいったい何なのか。

6/23(木) の進歩 惜敗
昨日、天皇杯の戦いがあった。ベガルタ仙台 2-3 セレッソ大阪。先制したものの逆転負けしてしまった。しかし内容は良かった。しかも、リーグ戦から先発丸々11人入れ替えての闘いだった。選手層 の厚さを 示しているのではないか。J2後半戦の戦いが楽しみである。

論文セミナー二つと研究セミナー一つがあった。三人ともお疲れ様でした。修士論文に向けて、モデル解析をさらに詰めていこうね。
昨日、Mathematicaの計算をいくつか仕込んで帰宅した。今朝来てみるとバグで止まっていた。とはいってもモデルのバグではな い。Mathematicaのバグである。プログラムのファイルを閉じて再び開いたとき、なぜかシンタックスエラーを訴えるのだ。エラーの部分の 文字の色が変わっていて、そこがおかしいと訴えている。しかし、そのままの命令文でちゃんと動いていたのだ。まったく同じ文字を打ち直すとエラー が消える。一文字も直していないのに復旧するのだ。そしてちゃんと実行するようになる。ファイルを開き直すたびにこれである。いい加減にして欲し い。
 めげずにMathematica計算を実行している。その間、生物学科三年生向けの再来週の講義の準備を進めた。まずは文献集めから。新規論文 がとても多い話題なので大変である。

6/22(水) の進歩 投稿へ向けて
昨年度に修了した修論生の論文の投稿論文化が着々と進んでいる。当人も、仕事がある中でものすごく頑張ってくれている。私たちもしっかりと力を貸 したい。投稿に向かって頑張って行こう!
生物学科三年生向けの講義の講義をした。訪花者の行動というお題で、訪花者がいかに賢いかという話であった。小さな脳で、人間と似たよう な行動を取っている。短期記憶を使って行動するという点で、訪花者も人間と同じである。なので似るのかも。質問二つ。どうもありがとう。

その後は三つの準備に勤しんだ。
 まずは、来週の研究セミナー発表の準備をした。シミュレーションのデータ点が足りない。発表ぎりぎりまで点を増やす努力をしよう。というわけで Mathematicaをひたすら走らせている。そうか、自宅でも走らせるか。かたや、スライド作りも進めた。研究計画を発表しときのスライドが あるので、それを改良すれば良い。ちゃかちゃかと進み、Mathematicaの計算が終わり次第、結果のスライドを作ればよいところまできた。
 ついで、生物学科三年生向けの来週の講義の準備をした。昨日までに集めた新しい論文がいくつか。改めて読み直すと、どうもなあという感じであっ た。紹介する気になれない。結局、新規研究の紹介はなしとなった。たまには仕方ないでしょう。
 さらに、生物学科三年生向けの再来週の講義の準備を始めた。まずは、昨年のスライドの修正からだ。半分くらい修正したところで本日終了となっ た。

6/21(火) の進歩 疲労中
三泊四日の旅だったけれど、ずいぶんと長く感じる。豊岡に行った頃が先週末だったとは思えない。それと比例するように疲れている。暑い中をよく歩 いたから。仙台に戻ったら灼熱であったことが追い打ちをかけた。昨夜はたまらずに冷房を入れた。そしてまた呑んでしまった。これがまた追い打ち。 今日から職務に戻らないといけない。当分、どこかに出かけるお楽しみもない。これは精神的に追い打ちだ。
 というわけで、疲労と闘いながら仕事をした。
 まずは、6/30に当たっている研究セミナーの準備を始めた。このところずっと行ってきたMathematicaシミュレーションの話をする。 いい加減、お試し計算をまとめないといけない。Rに読み込んで作図をしようと、久しぶりにRを立ち上げた。使い方を思い出すために、「Rで行う一 般化線形モデル」という文書を開く。ずいぶんと前に自分で書いたのだ。そして、データの読み込みや作図を行っていった。r1<- result[dl==0.5 & varp==50] と命令してもエラーが出る。文書をよくよく見て思い出した。r1<-result[dl==0.5 & varp==50,]と、最後のところに","を入れないとエラーになるのだ。なんでこんなところに","を。Rって、こういう罠がけっこう多 い。開発の 初期進化の時に、こんな","は不要にしておけばよかったのでは。薔薇の棘と同じだ。こんな感じで思い出しながら進めたら、どうにか図を描けるよ うになった。結果もまあ期待通りで、これは良いと安心した。
 一段落したところで、生物学科三年生向けの講義の準備に移った。明日の分は終わっているので来週の分である。新たな文献を探し、面白そうなもの を2-3本見つけた。これらを読み込んで、昇華するかどうか決めよう。
 それにしても疲れている。もう一週間くらい休みたい。自宅でゆっくりと過ごしたい。

6/20(月) の進歩 帰宅
充実した出張と旅行であった。歩き疲れた。暑くて大変でもあった。でも充実していた。東京駅に出て銀座に寄り、焼き鳥屋「鳥清」さんで昼食。その 後に仙台へと戻った。車中では、英文校閲から戻ってきていた論文の確認などをした。仙台に戻って吃驚。灼熱の暑さになっていた。まさに夏。出たと きと大違いだ。
帰宅後、英文校閲の最終確認をした。改訂部分のページ番号を確認したり、必要なファイルを確認したり。これで問題無しと判断して投稿し た。ところがAppendixの不具合を発見し、投稿原稿を再編集すること三度。かなり苛々した。しかしついに投稿。うまく行きますように!
6/19(日) の進歩 満喫
今日は完全なる観光の日である。まずは宇治の平等院に行く。いったいいつ以来だろう。修復をして朱色に変わったそうだ。というわけで宇治へ。お茶 の店を眺めながら平等院へと歩いた。やがて、池を前にした平等院が現れた。確かに朱色に蘇っていた。しかし賛否両論では。朽ちた色のままの方が風 情はあった。本堂に入り阿弥陀如来を拝んだ。心が洗われる。平等院から醍醐寺へと移動した。ここはたぶん初めての訪問である。三宝院に入ってみ た。実に美しいお庭があった。お庭を眺めながら会席料理を頂きたくなった。三宝院を出て北の方へと散策した。敷地が広く、木々が美しい。新緑や紅 葉の頃はさぞかし美しいだろう。その頃に来たくなった。最後に、伏見稲荷に行った。というか、京都駅への帰り道に寄れそうな名所を探したら、ここ に行き着いた。伏見稲荷も初来訪である。これが有名な千本鳥居か。その下を調子に乗って歩いて行ったら、「山頂まで40分」の看板が。さすがに山 頂は遠慮して、元の道を戻った。千本鳥居、反対側から見るのはちょっとだね。奉納者の名前とかがずらりと並んで見えて風情に欠ける。
 京都から浜松へと向かった。そう、お気に入りの懐石料理の店「いっ木」さんにお邪魔するのだ。すっぽんと鱧のお椀が出た。すっぽんは人生初であ る。美味しかった。かくして今回も堪能した。ご馳走様でした。

6/18(土) の進歩 豊岡高校で講演
今日は、兵庫県立豊岡高校において、理数科の二年生を対象に課題研究の仕方の講演を行う。毎年恒例である。担当のN先生にホテルまでお出迎え頂 き、豊岡高校へと向かった。教頭先生のご挨拶を受け、M先生にもお会いした。そして10時から1時間半の講演を行った。研究とは何かという話に始 まり、意義のある問題に取り組むことの重要性、課題研究の進め方などを話した。生徒さんは皆、熱心に聴いて下さった。途中、倒れ込んでしまった生 徒さんが。新型コロナウィルスのワクチンの副反応だそうだ。心配、無理をせずにね。その他のアクシデントはなく、講演を終えることが出来た。皆さ ん、頑張って立派な課題研究をして下さい!
 担当のM先生・N先生、お世話になりました。お声がけ下されば、また喜んで伺います。生徒さんの研究発表会にも参加します。

これにてお仕事終了。これから休暇に突入する。もっとも今日は土曜日でそもそもお休みだけれど。
 まずは京都に行く。豊岡駅に着くと、ちょうど良い時間の特急が来た。思わず乗ってしまった。しかし、昼食を摂っていない。途中の駅には売店もな く、14時過ぎに京都に着くまで空腹に耐えることになった。京都駅内で立ち食いうどんを頂き復活した。そして東寺へ。何年ぶりだろう。仏像にはほ んに心が洗われる。荘厳の気持ちになることが出来た。いつまでも拝んでいたかった。夜は、豆水楼祇園店という豆腐料理の店に行った。この休暇の テーマは豆腐なのだ。豆腐懐石を頂いた。湯豆腐がおかわり自由で嬉しかった。しかし何か味がしない。味覚がおかしくなったのかと不安になった。で も他の料理はちゃんと味わえたので、あの豆腐がやはり無味だったということか?

6/17(金) の進歩 豊岡へ
今日から豊岡出張である。朝の東北新幹線でまずは東京に向かった。ノートパソコンを新幹線のWi-Fiに繋げてみた。おお、快適にネットが出来 る。Googleのドライブに入っている書類をダウンロードして仕事をした。「重要ではない懸案」という謎の仕事があり、時間を見つけてやってお きたかったのだ。それを片付けることが出来て得した気分になった。東海道新幹線でもネットに繋げることが出来た。今頃言うことでもないと思うが、 便利になったものだ。京都に着いて昼食を頂いた。豆腐料理だよ。今回のテーマは実は豆腐料理なのだ。明日の夜も頂く予定なり。それにしても暑い。 陽当たりは焼けるようである。ここ2-3日で暑くなったそうな。その後、在来線で豊岡に向かった。席が向き合った電車にも乗った。前の席や向こう の席の人が目に入る。皆、一時も休まずにスマホを見ていた。1時間以上ご一緒したけれど、ほんと、ずっと見続けていた。そんなに見るものがあるの か。いったい何を見ているのと聞きたくなった。
 夕食は「なか井」という店で頂いた。美味しかった。ホテルで、たこ焼きを頂きながら二次会をした。気づくと寝ていた。

6/16(木) の進歩 二年生向けの講義を終える
生物学科二年生向けの講義を行った。性の生物学というお題で、性比が1対1である進化的要因と、有性生殖の進化要因という二つの話をした。有性生 殖の進化では、病原体対抗説も紹介した。進化速度が速くて次々と新しい型が出現する病原体に対抗するため、有性生殖による組換えで常に新たな遺伝 子型を生み出しているという説である。それにより、どれかの遺伝子型が生き残ることが出来る。新型コロナウィルスで実感しているので理解もしやす かったのではないか。実際、次々と新しい型が出現し、そのたびに感染者が増えてしまっているのだから。
 本日で、二年生向けの講義の担当2回分を終えた。皆さん、三年生になったら、私の講義「植物進化生態学」を是非受講して下さい。植物の世界で何 が起きているのかをお話しします。ウケ狙いのネタもたくさん用意しています。あまりウケていないが。

6/18に、兵庫県立豊岡高校において課題研究の仕方の講演を行う。現地での対面講義である。せっかくなので、休暇もとってちょっと楽し んでくる。次回更新は来週火曜日の予定である。
6/15(水) の進歩 完敗
日本代表  0-3 チェニジア代表。ミスから招いた完敗だった。日本代表のこんな試合を久々に見た。良いところなし。とくに深刻なのは点取り屋がいないことだ。1 トップが まったく働かない。あと半年で急に点取り屋が出現するとも思えない。不安がかなり増した試合だった。

生物学科三年生向けの講義をした。植物における血縁淘汰というお題であった。植物も血縁個体を認識しており、血縁個体が側にいると協力的 に振る舞う。そういうデータが最近次々と出ているのだ。血縁個体と協力することも驚きなら、血縁認識できることもまた驚きである。
 関連するので、生物の本質は利己性であるという話もした。学生さんは皆、そのことを正しく理解してくれていた。しかしこの認識は、進化生物学を ちゃんと学ばないとなかなか育たない。ほっておくと、「種の保存」のために生物はあると思い込んでしまう。どうしてこういう認識を持ってしまうの か?
 講義では、登場する生物の写真を出す。その方が実感しやすいと思うからだ。しかし、去年の講義アンケートで、毛虫が嫌いなのでモザイクをかけて 欲しいという要望があった(5/23の進歩参 照)。本日の講義で、モザイクをかけたイモムシを出してみた。

けっこう笑ってくれた。これまでいくつもネタを出してきたが、笑ってくれたことは一度もなかった(「ぷっ」という一瞬の声が聞こえたことは二度 あった)。本年度初めてのことに感激し、「あー、頑張って来 て良かった」と思った。
 質問1つ。どう もありがとう。
論文セミナーと研究セミナーがあった。二人ともお疲れ様。データ取りと解析をすませ、修論の方向性を考えていこうね。
Mathematicaの計算を進めた。初期値に依存して安定解が変わることはわかっていた。しかし、初期値依存性は想像以上だった。 ひょっとして、もっと色々な初期値の組合せを試さないといけない? しかし初期値の組合せなんて無限にある。いったいどうすべきか。
 などと悩みつつ、生物学科三年生向けの講義の準備もした。再来週の分である。まずは、昨年のスライドの修正を行った。

6/14(火) の進歩 20年前のこの日の再現
日本代表は今夜、キリンカップのチュニジア戦に挑む(18:55試合開始)。2002年の6月14日にもチュニジアと闘った。そう、日韓ワールド カップグループリーグの最終戦であった。あの試合を2-0で勝利し、決勝トーナメント進出を決めたのだ。長居スタジアムをホームとするセレッソ大 阪に所属していた森島が、その長居スタジアムで先制点を上げた。慣れ親しんだスタジアムなので、目をつぶっても決められたのではないか。あの歓喜 からはや20年か。あれから日本は、ワールドカップにずっと出続けている。今夜は、2022年の大会に勝利するためにチャニジアと闘う。どんな闘 いを見せてくれるのか、楽しみなり。
修士論文の投稿論文化。共著者からコメントが来たので、それに従って序論の書き直しを行った。論文を読み直したり、元となっている修士論 文を確認したりしながら改訂を進めた。頑張った甲斐あり完了した。確かにこの方が良いね。共著者にさっそく送った。コメントをよろしくね。
今週18日に、兵庫県立豊岡高校において課題研究の仕方の講演を行う。現地での対面講演である。昨日今日と準備をして、無事に完了した。 当日、頑張ります。
Mathematicお試し計算の結果をじっくりと見た。概ね、期待通りの結果になっているように思った。しかし実は、どこを訴える論文 にすべきなのかはっきりしていない。一番の売りはどれだ? もうしばらく考えよう。
6/13(月) の進歩 おめでとう!
酒井研の修了生から連絡が来た。某有名研究所に特任研究員として就職が決まったとのこと。やった、おめでとう、おめでとう。良いところに決まった と思う。若き自由な発想で研究に打ち込み、素晴らしい成果を上げて欲しい。応援しているよ!
午前中は、生物学科三年生向けの生物学演習を行った。花が大きい種ほど雄器官への投資率が高まっているという論文を読んだ。皆、熱心に取 り組んでくれた。面白い論文だったでしょう。他の関連論文も読んでみて!
午後から研究相談をした。結果が出て来ている。パラメータへの依存性を解析していこう。どういう依存性を示すのか。そういう依存性を示す 直感的な理由は何なのか。それらを考えていこうね。
Mathematicaお試し計算が続く。パソコンが変わって計算速度が上がったので効率が良い。逆に言うと、計算中だからと考えるのを 逃避することができなくなった。これまでの計算結果を見つめ、何が言えるのかを考えないといけない。
6/12(日) の進歩 まだ梅雨ではないの?
凄い雨音で目覚めた。このところ雨が多い。でもまだ梅雨入りの発表はない。しかしもう梅雨ではないのか?
 酷い降りなので戦意を喪失した。今日は一切外に出ない。庭にも出ない。部屋の中で怠惰に過ごすことにした。
 というわけで、映画を見たり、録画しておいた番組を見たりして過ごした。料理の番組で、出演者が普通に会食をしている。コロナは良いのかと思っ たら3年前の番組と判明したり。そうか、コロナの無い頃は普通にああやって食事をしていたのだ。早くコロナ退散! とは言いつつ、飲食店での食事は元に戻りつつある? 今週末に出かけるので予約を試みたところ、2軒で満席と言われたから。などと考えつつごろごろと番組を見ている内に一日が終わった。

6/11(土) の進歩 なんとか引き分け
ベガルタ仙台 2-2 徳島ヴォルティス。終了間際のPKで追いついた。
 試合が始まった。敵地なのでDAZNで応援した。前半はほぼ互角の展開であった。どちらも攻めきることが出来ず得点が生まれなかった。後半にな ると仙台が優勢となった。ボールをほぼ支配して攻め続けた。ところが後半24分、カウンターから失点してしまった。徳島が後半最初に作った好機に 決められた。しかし、悲観する間もなく後半26分、徳島左サイドを突破して華麗にパスを繋ぎ、最後はDF内田が流し込んだ。左サイドバックがゴー ル目の前に進出するとは鬼没で良い。これで逆転かと思いきや後半35分にまたしても失点。そのまま試合は追加時間に入ってしまった。まさか負ける の? 連敗? と、ゴール前でDF真瀬が倒されてPKを得た。蹴るのはFW皆川。GKが大きく見えて外しそうな気がした。実際に止められてしまった。しかしその こぼれ球 が皆川の目の前に転がり、それを流し込んで同点とした。試合再開と共に終了の笛がなり、2-2で引き分けとなった。2位は守った。
 終了間際のPK、すでに追加時間を過ぎていた。しかしPKは、時間が過ぎても蹴るのが規則である。でもその場合、蹴ってすぐに試合終了となるべ き? となると皆川の得点は本当は無効? ま、だれも抗議していなかったのでよいのか。

今日は朝から庭仕事に打ち込んだ。まずは薔薇の花がら取り。一番花も盛りを過ぎ、花がらが溜まっている。一週間分のを取った。花を終えた 個体にはお礼肥をあげた。ついで芝刈りをした。今年は刈り高を低くしているからなのか、そんなには伸びていない。そのため、刈った部分とまだ刈っ ていない部分の区別がつきにくい。密に分枝することを願いながら刈っていった。最後に雑草取りをした。築山への笹の侵入が酷い。二週間もおくと元 の木阿弥である。毎年のことながら、呆れつつ除去していった。15時位にすべてが終了。疲れた。
6/10(金) の進歩 明日は徳島戦
ベガルタ仙台は明日、敵地で徳島ヴォルティスと闘う(18時試合開始)。前節に苦杯を喫し、2位に落ちてしまった我がクラブである。16位の徳島 相手に、敵地といえど勝ち点を失うわけにはいかない。必ずや勝利して帰ろう。
 日本代表は今夜、キリンカップのガーナ戦に挑む。ブラジル戦とは選手を替えてくるであろう。抜擢された選手が大活躍して、ワールドカップに向け ての選手選考が大変になることを願う。

二人と研究相談をした。着々と前進している。引き続き頑張ってね。
生物学科二年生向けの講義の準備をした。来週の木曜日に、「性の生物学」というお題で話をするのだ。まずは最近の論文を調べてみた。これ ぞと思う物無し。ならば、去年のスライドそのままでいける。配付資料を印刷して準備を終えた。
 引き続き、生物学科三年生向けの講義の準備もした。植物における血縁淘汰の話をするので、「個体にとって有利な性質が進化する」という話にも触 れておくことにした。もちろん三年生は知っていることであるが、確認のためである。何しろこのところ、よろしくない雰囲気が出ている。福岡 伸一氏が、種の保存のために生物は存在するなどと公然と主張しているのだ。それなりの有名人で、朝日新聞にも連載などをしていたので、この主張を 真に受け てしまう人が出かねない。 三年生に、進化生物学の正しい知識を伝える力添えをして欲しいと話すつもりだ。

6/9(木) の進歩 速い
一昨日も書いたように新しいMacを購入した。Mac Studioである。これまではずっとiMacを使っていた。しかしiMacは、27インチがなくなって24インチだけになってしまった。私は、 出来るだ け広い画面が好みなのだ。ならばと、ランクがかなり上のMac Studioにした。これ、かなり高速である。Mathematicaのシミュレーションをやらせたところ、今までのiMacの1/5くらいの時 間で終え てしまった。凄すぎる。ま、高いだけはあるか。  モニターを別途買う必要があったので、Mac純正ではなくてDellにしてみた。だって、Mac純正は20万円くらいするから。Dellなら6 万円くらいだ。しかし、価格の差は嘘をつかなかった。Dellは画質がかなり劣る。ま、仕事に使う分には問題ないのだけれどね。
生物学科二年生(三年生ではなく)向けの講義をした。三人の教員で分担している講義である。川内キャンパスでの講義であり、三年生向けの いつもの講義とは場所が異なる。私自身、川内での講義は一年ぶりである。講義室に入り、パソコン画面をプロジェクターに映そうとするもなぜか映ら ない。設定が悪いのか? しばし試行錯誤するもうまくいかない。「プロジェクターに映らないので講義を中止します」と言って帰ろうかと思った。しかし最後のところでうまく いき、 ちゃんと映ってくれた。講義決行だ。というわけで、最適戦略とゲーム理論という話をした。お疲れ様でした。来週もよろしくね。
生物学科三年生向けの講義の準備をした。訪花者の行動というお題である。文献検索は昨日に済ませておいたので、本日はまず、新たに集めた 論文の読み込みから始めた。つまらない論文はどんどん消していった。10本くらい新規論文を集めておいたのに、新たに紹介しようという気になるも のが見つからない。消すばかりである。最後の一つになり、望みを託しながら読んでいった。と、面白かった。これを紹介しよう。スライドも作り直し て準備完了となった。
6/8(水) の進歩 公文書に残った
研究室宛に宅配便を頼んでも、研究室ではなく生物事務に届けられてしまうことに憤慨のこの頃であった(6/3の進歩参照)。そこで、数日前に頼んだ注文の送り先を、 「生物事務ではなく 合同A棟1003室」にしてやった。昨日届くとのことだったので、どちらに届くのか固唾を飲んで待っていた。と、研究室の扉 を叩く音があり、荷物が届けられた。おお、宛先をあのようにすると研究室に届くのか。この微妙な爽快感。購入した品は、検収という手続きを受け て、検収の書類を事務に提出する必要がある。検収の書類には届け先住所が書いてある。つまり、このような住所が公文書として残ったのであった。


生物学科三年生向けの講義をした。自殖の生物学というお題であった。お疲れ様でした。
パソコンの入れ替えを終えた。Mathematicaをさっそく使おうとしたら、このライセンスは他で使われているので、システム交換の 手続きをするようにと出て来た。大急ぎで、手続き以来のメールを送った。一刻も早く使いたいので一刻も早く手続きをして下され。
6/7(火) の進歩 寒い
帰宅後、台所で料理をしていた。と、コンロのガスが突然止まった。点け直そうとするも火が着かない。どうも、安全装置が働いて ガスが止まっている ようだ。屋外のガス栓のところに行くと赤く点滅していた。解除ボタンを押して待つこと3分。ガスが戻った。ところが、しばらくするとまた止まって しまった。もう一度解除するも、しばらくしてまたも止まった。これはまずい。18時半頃だったけれど、火急のことなので積水ハウスに電話し た。仙 台市ガス局に連絡して欲しいとのことで、24時間対応の電話番号を教えてくれた。そこに電話をして状況を説明した。そして、指示に従いながら操作 をした。まず、コンロのガスを点けてみた。ちゃんと着いた。次に、水栓を捻ってガス給湯器を点けてみた。途端にコンロの火が消え、給湯器の操 作盤 もエラー表示となった。どうも、ガス給湯器の問題だったようだ。耐用年数を過ぎていたので、交換を2月に発注していた。しかし、半導体不足のため に品薄で、5月に入荷とのことだったのに未だに来ていない。給湯器が使えないのは困る。と、こんな時間だけれど作業員が来てくれるとのことで あっ た。20時頃に到着。指示に従ってもう一度試したところ、やはり、ガス給湯器を使ったとたんに止まった。給湯器へのガス管に水が入り、ガスが行か なくなっているとのことであった。さっそく、水抜きの作業をしてくれた。終了後、まずは、恐る恐るガスコンロを点けてみた。ちゃんと着いた。 つい で、もっと恐る恐るガス給湯器を点けてみた。無事に着いた! やった。他に点検したい部分もあるので、明日の午後にもう一度来るという。ありがとうございました。こんな時間でも即対応してくれるのだと感激した。
改訂していた論文を返送した。うまく行きますように。
新しいMacが届いた。計算にやたら時間のかかるシミュレーションばかりしているので、最速級のものに買い替えることにしたのだ。さっそ く、古いMacか ら中身の移行を行った。しかし8時間くらいかかりそうである。手持ち無沙汰なので早めに帰宅した。
6/6(月) の進歩 寒い
寒い。急に寒くなった。4月上旬の気温だそうだ。そして大雨である。関東は梅雨入りしたとか。自宅に戻ったら暖房が欲しくなった。しかし石油はも う空だし、温水暖房機もしまってしまった。エアコンの暖房をつけてみるもやる気無しである。20度くらいから上がらない。温風は辛うじて出ている ようだ。どうにも調子が悪い。買い換えの時期か? そんな出費したくないのだけれど。

生物学科三年生向けの生物学演習があった。英語の論文の輪読である。訪花者による淘汰圧と食害者による淘汰圧が同時に働くときの進化的応 答を実験的に調べた論文を読んで貰った。皆、きちっと読み込んで来てくれていた。おかげで、てきぱきと進んだ。すごい面白い論文でしょ。
手指の定期検査のために病院に行った。リュウマチ因子に異常があり検査を受けていたのだ(3/1の進歩参照)。しかしリュウマチでは なかった(3/14の進歩参照)。でも 痛みやこわばりはある。そのために経過を追うことになっていた。本日の結果も異常なしであった。また三ヶ月後に検査とのことである。内科に通って いるのだけれど、整形外科に行くべきか?
日本代表 0-1 ブラジル代表。思ったよりはずっと闘えていた。しかしそれでも完敗だった。私としては、三苫のドリブルが封じられたのが衝撃だった。しかし守備は 良かっ た。文字通り身体を張ってゴールを守り通した。PKの判定は微妙だった。VARでの確認が入らなかったのはなぜ?

6/5(日) の進歩 東山温泉へ
今日は、東山温泉の滝を見る露天風呂に行くことにした。以前に行ったことがあり、今度は新緑の頃にと思っていた。新緑はとうに終わってしまったけ れど、緑の季節を見てみたい。というわけで東北道を南下した。せっかくだから、喜多方に行ってラーメンを頂こう。そう思い、まずは喜多方に行っ た。坂内という店が有名なそうな。行ってみると30人位並んでいた。戦意を喪失し他の店へ。がらがらの店も嫌なので、5人ほど並んでいる店はない かと思った。しかし見つからずで、すぐに入れる店で頂いた。でも美味しかった。これなら上々だ。喜多方を出て会津若松へ。そして花春酒蔵に行っ た。直売店で日本酒を4本購入。しばらく、花春三昧を楽しめそうだ。そこから東山温泉へ。 庄助の宿・瀧の湯さんに入った。二つの浴場が男女入れ替わりのようで、今回は、滝の目の前の湯船に入ることができた。滝、美しかったけれど、緑が 生えすぎ の気がした。それに、露天風呂に差し込む直射日光が熱い。雪景色の頃が良いのでは無いかと思った。とうわけで今度は冬に?
ベガルタ仙台 0-2 ジェフユナイデット千葉。映像は見ていない。2位に落ちてしまった。次は必ず勝利だ。
6/4(土) の進歩 鼻が
久々の好天である。青空に誘われ、東沢バラ公園に行くことにした。きっと花盛りであろう。着いてみると、駐車場は満杯とのことで、臨時の駐車場に 案内された。この時点で、人もいっぱい花もいっぱいと思った。公園に入ってみると、花は確かにいっぱいだった。しかし人は、多かったは多かったけ れど、思ったほどでもなかった。ま、人混みでなくてよい。浮き浮きして公園内の薔薇を見て歩いた。私の習性として、花の香りをかぐというものがあ る。薔薇は香り。花の姿だけでなく香りも楽しむのだ。実は数年前から我が家の薔薇は香りがしなくなっていた。鼻を近づけても香りを感じない。いっ たいどうしたのか。バラ公園の薔薇なら香りも楽しめるに違いない。そう思ったのであるが……。やはり香りを感じなかった。悲しみつつ、それでも次 から次へと香りをかいでいった。と、隣の人が、「とても良い香り」と感激していた。その方がかいだ花そのものを私もかいでみた。でも、何も感じな かった。………… ひょっとして? もともと私は鼻が悪い。慢性の鼻炎を抱えている。思い返せば我が家での薔薇会の時も、「良い香り」と学生が喜んでいた。………… 私の鼻、何も感じなくなってしまったのか? それで数年前から我が家の薔薇の香りも消えた? とてつもなく悲しいことに気づいてしまったのか …………。

帰宅後、庭でバーベキューをした。ようよくの好天である。夜薔薇と星を楽しもう。香りはわからなくても花姿は楽しむことが出来る。いつも とは反対の向きに椅子を向け、壁面に満開の薔薇「新雪」を見ながらバーベキューをした。白さが美しい!
6/3(金) の進歩 快勝
日本代表 4-1 パラグアイ代表。攻守に圧倒して快勝だった。得点はどれも美しかった。見ていて気持ち良かった。しかし、相手が弱かったことも確かだ。6日のブラ ジル戦で どれだけやれるか。それが重要だ。

論文の問題点解消に向けての苦闘が続く。結局、行ったり来たりの堂々巡りである。一度試して駄目だったことを、しばらくするとまた試して いる。そして、これでは駄目だと再確認。来週にはどうにかしたい。
ベガルタ仙台は明後日、敵地でジェフユナイデット千葉と闘う(14時試合開始)。千葉と闘うのは実に久しぶりな気がする。敵地といえど必 ずや勝利して首位を守ろう。
とある荷物が生物事務に届いた。また事務にだ。宛先として、事務ではなく私の研究室を書いているというのに。どこの宅配業者なのか不明だ が、構わずに事務に持っていってしまう。そのため、わざわざ取りに行かないといけない。宛先をどう書けば研究室に持ってきてくれるのか。「仙台市 青葉区荒巻字6-3 東北大学 生物事務ではなく、合同研究棟10階1003室」とでも書くか。
6/2(木) の進歩 苦闘が続く
要小改訂で戻って来た論文の改訂中に見つけた問題。何とかして解決しようと今日も奮闘した。Mathematicaで色々と計算。あれを試し駄 目、これを試し駄目。思いつく限りのことをやってみたけれど駄目だった。もはや、思いつかないことをやるしかないが、思いつかないことなので実行 不可である。さて、どうすべきか。何としても乗り切らないといけない……。
月初めの談話会があった。調査も始まっている。今月も頑張っていこう。
日本代表は今夜パラグアイ代表と闘う。ワールドカップまであと半年。まさに、本番に向けて完成させていく時である。そのための貴重な強化 試合だ。しかし、ワールドカップ出場を逃している国を相手に選ぶとは……。
6/1(水) の進歩 論文が戻って来た
投稿中の論文が戻って来た。「要小改訂」の判定であった。小改訂とは! これまではだいだいが、「もう送ってくるな」とか「めっちゃ直したら送ってきてもいいけれど、通るとは思うなよ」とかであった。小改訂という軽い 判決、 いったいいつ以来だろう? コメントも少なかった。しかし、嬉々として直していたら問題を見つけてしまった。しかもかなり深刻。Mathematicaのファイルを引っ張り 出して再 解析をし、何とかしようと奮闘している。だが、先はそんなに明るくない。このモデルを作ったときの自分を呼び出して小言を一時間言いたい。

モデル組と研究相談をした。三人それぞれに頑張っている。成果が楽しみだね。
生物学科三年生向けの講義をした。「植物における性投資」というお題であった。数理モデルがいくつも出て来て大変だったかもしれにけれ ど、皆、熱心に聴いてくれた。 質問一つ。ありがとう。
やはり飲み会って良いね。コロナのために、学生同士が交流する場がどうしても限定されてしまっていた。一昨日の薔薇会で、学生がさらに仲 良くなったように思う。