「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況
若手研究者のお経
進行状況ホーム
6/30
(火) の進歩 山形へ
カシワを探しに、ほっしーと一緒に山形に行った。それも、鶴岡・酒田という日本海側である。ネットで調べたところ、気比神社と月光川沿いにはある
という情報を得ていた。そこでまずは、気比神社に行ってみた。高速を使って2時間半ほど。偶然休憩をとったコンビニの隣が気比神社であった。たく
さんあった。これはよい。気を良くして、近場の海岸沿いを探してみた。おお日本海という感じ。でも発見できなかった。ついで酒田方面に行ってみ
た。途中、ミズナラなのか、ミズナラとカシワの雑種なのかよくわからない集団を発見した。その後、十六羅漢という所に行ってみた。ここにはカシワ
がたくさんあった。というわけで、収穫の多い初夏の日本海の旅となった。
昼食に、海岸を走る国道沿いの食堂に入った。暖簾こそ出ているものの、中に入ってみると、営業している雰囲気ではなかった。厨房に火の気持な
し。
しかし、ぽつねんと座っていた人に「どうぞ」と言われてしまった。はたして食べ物が出てくるのかと思ったのであるが………。数々の電子レンジ音の
後、カツ定食と唐揚げ定食が出て来た。油で揚げている様子はなかった気が。ま、いいか。
17時前に研究室に戻った。今週の講座セミナーがあたっているかえちゃんが、さっそく相談に来た。そうか、うっかりしていた、ご免。明
日、ちゃんと議論するから。
6/29
(月) の進歩 スイカに関する一考察
ゆえあってスイカの構造について調べた。通常の果実とはちょっと違うのだ。子房がそのまま発達すると、それは果実である。スイカの場合、子房のま
わりを花托と呼ばれる構造が取り囲んでいる。花托とは、茎が変形した器官である。そして、花托と子房が果実に発達する。あの緑色の縞々は花托で、
その内部に子房があるのだ。だから偽果と呼ぶそうである。偽物の果実か
……………。しかし、子房が発達した物が果実ならば、スイカでも確かにそうである。通常の果実に花托が付いただけなのだ。なのに偽物扱いとは。花
托は蛇足 という意味で蛇果と呼ぶべきではないか?
かえちゃんの調査材料を探しに愛宕山下に行ってみた。おそらく初めて行ったと思う。崖に穴がたくさん空いていた。横穴墓だそうな。7-8
世紀に、穴を掘って埋葬したとのことである。20-30畳はありそうな大きな穴もあり、これはいったい何なのかと思った。調査対象は無事に見つ
かった。
今朝はちゃんと早起きしようとした。しかし昨夜飲んだことと、なでしこ応援のために土曜日の睡眠時間が異様に短かったことがたたった。気
づくと9時半であった。吃驚。こんなに寝坊したのはいつ以来か?
6/28
(日) の進歩 快勝
なでしこ1-0オーストラリア。昨日に引き続き快勝!
録画しておいてもよかったのであるが、生の方が臨場感があると思い、4:45に起床した。そして生で応援した。立ち上がりからなでしこが圧倒。
華麗なパス回しでオーストラリアを翻弄していた。オーストラリアは、このパス回しに早々に疲弊したのか、プレスも緩くなっていた。プレスが緩い
と、なでしこはやりたい放題になる。ほとんど一方的に攻めまくった。しかしシュートの精度が。得点が入らないまま時間が過ぎていく。まさか延長
に?
その思いを振り切ったのが、途中出場のFW岩淵だった。自らの働きで得たコーナーキック。そこからの混戦のこぼれ球が岩淵の前に転がった。「あな
たがシン デレラになりなさい」というお告げのような得点であった。これにて勝負あり。その後を落ち着いて守りきり、なでしこが勝利した。
なでしこ、どんどん良くなっていく。決勝トーナメント1回戦よりも、さらに内容が良くなっていった。この調子で益々良くなり、連覇してしまお
う!
カナダ対イングランドの試合を見た。カナダ守備陣のまさかのミスからイングランドが先制。その動揺も消せぬうちに2失点目をしてしまっ
た。結局、イングランドが2-1で勝利した。準決勝でなでしこの餌食となるのはイングランドに決まった。
久しぶりに庭仕事をした。芝刈りをしてすっきり。ようやくにして、芝生が綺麗になってくれた。西洋芝は5月が盛りのはず。なのにこの時期
にようやくとは。来年は、早々に目土を入れてみるか。
6/27
(土) の進歩 快勝
ベガルタ仙台2-0名古屋グランパス。大雨の中の快勝だった。
試合は夜から。昼間は庭仕事をしようと思っていたのに、生憎の大雨である。そういえば昨日、東北地方もようやく梅雨入りしたらしい。こん
な大雨の中を動きにもなれず、うだうだと過ごしてしまった。それでも、かえちゃんの調査材料が仙台にあるかどうかをネットで調べたりした。東北学
院大学泉キャンパスにあるという論文があった。ユアテックスタジアム仙台の近くである。試合前に行ってみるか。
というわけで、ちょっと早めに家を出た。そして、東北学院大学泉キャンパスに行ってみた。敷地の北側に、立派な緑が広がっていた。しか
し、鉄条網があって中に入ることは出来なかった。外から眺めるも目標植物を確認出来ず。後日、ちゃんと申請して見せて貰うか。
牛タン利久で牛タン定食を頂いた後、ユアテックスタジアム仙台に入った。大雨である。しかし試合内容は快晴だった。伸び伸びとボールを回し、名
古屋ゴールに迫った。前半39分、MF奧埜のパスを受けたMF野沢が綺麗に流し込んで仙台が先制した。後半24分にはMF奧埜が得点。これで試合
が決まった。危ない場面をほとんど作らせずに快勝した。
第1ステージを7位で終えた。一時は残留を争っていたのに! 第2ステージは、残留ではなく優勝を争っちゃおうという気分になれた。
6/26
(金) の進歩 明日は名古屋戦、明後日はオーストラリア戦
ベガルタ仙台は明日、ユアテックスタジアム仙台に名古屋グランパスを迎え撃つ(19時試合開始)。浦和が優勝を決め、すっかり終わった気分になっ
ている第1ステージであるが、まだ1試合残っているのだ。残留を争うクラブにとってはとても貴重な1試合である。必ずや勝利して、気持ち良く第1
ステージを終えよう。
なでしこは明後日早朝、ベスト4をかけてオーストラリアと闘う(日本時間28日早朝5時試合開始)。暑さとの闘いになるらしい。そこへ、なでし
こは中3日、オーストラリアは中5日という不公平が重なる。しかし、日本の暑さに慣れているなでしこは、構わず闘ってくれるに違いない。こちらも
勝利あるのみ! 大儀見ハットトリック!
来月3日に、福島県立福島高校において研究発表の仕方の講義を行う。毎年恒例の講義である。今日はその準備をした。去年までの土台がある
のでちゃっちゃと終わった。
ついで、来月10日に岩手大学において行う、論文の書き方・学会発表の仕方・研究計画書の書き方の講演の準備をした。3時間という長丁場であ
る。講演タイトルから想像つくとおり、内容も盛りだくさんである。いったいどうまとめ込むか。それを考えただけでどんよりとしてしまった。
今夜は、マツハシを囲んで皆で飲みのだ。楽しみなり!
6/25
(木) の進歩 マツハシが来た!
マツハシが仙台にやって来た。実験をするのだ。というわけで、実験時間を確保するために空港に迎えに行った。久しぶり ------------
じゃないか。先週末にも会った。でも、また会えて嬉しい。5日ぶりの再会後、研究室に一緒に行った。そして、何人かと旧交を深めた後、
さっそく実験に勤しんでいた。
マツハシのお土産。1FCケルンの折れ尺なり。シュツッツガルトの折れ尺をマツハシが使っているのも見たことがある。バイエルン=ミュンヘンのも
持っているとか。ドイツではすっかり、折れ尺が文化として定着している。お土産もご馳走様!
もっちーの論文セミナー。良い論文を紹介してくれた。自分の卒業研究の意義を考えるのに役立ったでしょ。
ついでバラモンらの講座セミナーがあった。終了後、問題点の話をした。あとは明日だ。
6/24
(水) の進歩 まあ、快勝
なでしこは今日、決勝トーナメント1回戦のオランダ戦に挑む。しかしなんと講義の時間である。悩んだ末、録画しておいて、講義終了後に帰宅、情報
を封印して生放送気分で応援することにした。
というわけで、生物学科三年生向けの講義をした。実をいうと先週の講義のとき、「試合を応援したい人は講義に出なくていいよ」と、明後日の方向
を見ながら呟いていた。来ない学生どれくらいいるかなと思い、ちょっと早めに講義室に入った。と!
いつもの半分くらいしかいなかった。講義開始時間になっても、いつもの2/3くらいであった。この学年、やる。日本サッカーを思う若者の心にじー
んとしつ
つ講義を始めた。と、遅刻者続出。???。どうも、1コマ目が休講だったらしい(私の講義は2コマ目)。結局、いつもと同じくらいの出席者になっ
た。うーーむ、生で応援しようという人はいなかったのか? なでしこの試合よりも私の講義の方が大切なのか?
などと、複雑な思いを抱いたのであった。
講義終了時、「では、今から帰宅して、録画している試合を見ます」と学生に伝えた。生で見るのと同様ドキドキ気分で応援だ。と、某君が、「前半
10分に有吉が先制点を上げたらしいです」と教えてくれた。どうもありがとーーー、どうもありがとーーー。でも今度から、そういうことは教えてく
れなくていいからねーー。
質問者御イニシャル:O. H. 君・A.Y. 君。
というわけで、帰宅後に録画で応援した。情報通り、前半10分にDF有町が綺麗な得点を上げた。その後も、なでしこらしい綺麗なパスワー
クで攻め立てた。後半には、FW大儀見打たず --> MF宮間打たず --> FW岩淵打たず -->
MF坂口ようやく打ってゴール。正直、何で打たないのだと三度思った。とくに岩淵のスルーには驚いた。しかし後で知ったことであるが、坂口が「ス
ルー」と
声をかけたらしい。そこで外したら大笑いであるが、生粋の大阪人である坂口は、そういう笑いのとり方はしない。きっちり決めてくれた。これで
2-0となり、すっかり楽な気分になった。しかし、今大会のなでしこのテーマはそこにはなかった。終了間際にGK海掘が盛り上げてくれた。体の正
面に来た何でもないヘディングシュートを、キャッチせずに胸トラップで止めようとした。ところがトラップミス。ボールがゴールに入ってしまった。
突然湧き起こった、「終了間際に同点にされる -->
延長戦で逆転負け」というシナリオであった。もーー。でもしっかり守りきり、2-1で勝利した。
オランダに攻め込まれる時間帯もあったけれど、内容的にはこれまでで一番良かった。次のオーストラリア戦では、余計な盛り上げはいらないと思う
よ。
終了後、マツハシ論文にコメントした。頑張れ!
6/24
(水) の進歩 まあ、快勝
なでしこは今日、決勝トーナメント1回戦のオランダ戦に挑む。しかしなんと講義の時間である。悩んだ末、録画しておいて、講義終了後に帰宅、情報
を封印して生放送気分で応援することにした。
というわけで、生物学科三年生向けの講義をした。実をいうと先週の講義のとき、「試合を応援したい人は講義に出なくていいよ」と、明後日の方向
を見ながら呟いていた。来ない学生どれくらいいるかなと思い、ちょっと早めに講義室に入った。と!
いつもの半分くらいしかいなかった。講義開始時間になっても、いつもの2/3くらいであった。この学年、やる。日本サッカーを思う若者の心にじー
んとしつ
つ講義を始めた。と、遅刻者続出。???。どうも、1コマ目が休講だったらしい(私の講義は2コマ目)。結局、いつもと同じくらいの出席者になっ
た。うーーむ、生で応援しようという人はいなかったのか? なでしこの試合よりも私の講義の方が大切なのか?
などと、複雑な思いを抱いたのであった。
講義終了時、「では、今から帰宅して、録画している試合を見ます」と学生に伝えた。生で見るのと同様ドキドキ気分で応援だ。と、某君が、「前半
10分に有町が先制点を上げたらしいです」と教えてくれた。どうもありがとーーー、どうもありがとーーー。でも今度から、そういうことは教えてく
れなくていいからねーー。
質問者御イニシャル:O. H. 君・A.Y. 君。
というわけで、帰宅後に録画で応援した。情報通り、前半10分にDF有町が綺麗な得点を上げた。その後も、なでしこらしい綺麗なパスワー
クで攻め立てた。後半には、FW大儀見打たず --> MF宮間打たず --> FW岩淵打たず -->
MF坂口ようやく打ってゴール。正直、何で打たないのだと三度思った。とくに岩淵のスルーには驚いた。しかし後で知ったことであるが、坂口が「ス
ルー」と
声をかけたらしい。そこで外したら大笑いであるが、生粋の大阪人である坂口は、そういう笑いのとり方はしない。きっちり決めてくれた。これで
2-0となり、すっかり楽な気分になった。しかし、今大会のなでしこのテーマはそこにはなかった。終了間際にGK海掘が盛り上げてくれた。体の正
面に来た何でもないヘディングシュートを、キャッチせずに胸トラップで止めようとした。ところがトラップミス。ボールがゴールに入ってしまった。
突然湧き起こった、「終了間際に同点にされる -->
延長戦で逆転負け」というシナリオであった。もーー。でもしっかり守りきり、2-1で勝利した。
オランダに攻め込まれる時間帯もあったけれど、内容的にはこれまでで一番良かった。次のオーストラリア戦では、余計な盛り上げはいらないと思う
よ。
終了後、マツハシ論文にコメントした。レフリー強敵ではある。しかし、オーストラリアの方が強い。どちらも必勝あるのみ!
6/23
(水) の進歩 どたばた
出張帰りということもあり、朝からどたばたであった。いつも通り5時20分に起きようとするも眠気に敗れ、片平会館に電話をして仮予約を勝ち取
り、利用申込書を書いて学内便で送り、マツハシにも各種情報を送り、出張中の家計簿を書いてパソコンに保存し、出張中の日記も書いてアップロード
し、脳科学者への道を再び歩むべくMathematicaのプログラムを改良し、改良終了後に仮計算を行い、そこへマツハシから改訂文が送られて
きたので読み始め、Mathematicaの計算結果を先方に送り、魚河岸の予約をし、改訂文を再び読み始め、気づくと帰る時間になっていた。
6/22
(月) の進歩 疲れた
今日は帰るだけである。途中、上野駅近くの釜浅商店によって鍋を買った。実は先日、煮物をしている内に寝込んでしまい、鍋を一つこがしてしまった
のだ。復旧不能の状態になり買い替えることに。高い。猛省。
仙台に戻ってあんを受け取りに行った。あんは、再会を喜んで粗相。お店の方が15分かけてお尻を洗ってくれた。さすがプロ。私の洗い方とまるで
違うわ。
帰宅後、どんよりと疲れていることに気づいた。何する気力も起きない。それでも何とか料理し、慰労の晩酌をした。
録画しておいた「やべっちFC」を見た。優勝を決めた浦和レッズの面々が生出演していた。昨年まで仙台に在籍してた武藤も出ていた。そし
て、やべっちと軽妙なトークをしていた。うーーー、何で武藤がテレビ出演? 生でトーク? 仙台にいたら考えられないことであった。
6/21
(日) の進歩 寄り道
今日の夜は、浜松のお気に入りの店「いっ木」さんに行く。かなり時間があるのでどうしよう。そこで、京都で途中下車してしまった。そして、岡崎に
あ
る近代美術館に行った。私が美術館に行くなど何が起きたかと思ったか。「北大路魯山人展」をやっていると言えば納得するであろう。というわけで、
和食の鉄
人の食器をたっぷり見た。すごかった。でも、「2000円」とか書いてあったら疑問も持たずに買うであろう。しかし実際は何桁違うのか。
実は岡崎は、学生時代に住んでいたところである。すぐそばに「グリル小宝」という洋食屋があり、たまに利用していた。オムライスが美味しかっ
た。とは
いっても当時は、人気店というわけでもない普通の店だった。ところが今や、行列の出来る大人気店になっている。久しぶりにオムライスをと思ったけ
れど、大 行列で断念してしまった。
南禅寺界隈も散策した。と、「瓢亭」さんを見つけた。言わずと知れた和食の名店である。外観をじーっと見て、いつか食べに来たいと誓ったので
あった。
夕刻、浜松に入った。そして「いっ木」さんへ。いつも通り美味しかった。料理に関する質問もした。いっ木さんの場合、味噌汁は二番だし、
煮物は一
番だしだそうである。煮物も、二番出しではなく一番だしなのか。要は、店それぞれという。うーーむ、個人的には謎が深まった。ともかくも、ご馳走
様でし た。
6/20
(土) の進歩 豊岡高校で講義
本日の午前中、兵庫県立豊岡高校において研究の仕方の講義を行う。担当のM先生がホテルまで迎えに来て下さった。まずは9:00-10:30に、
理数科1
年生を対象に研究の仕方の講義を行った。「自分の興味を他者の興味に」を中心的なメッセージとして、研究の意義を訴えることの重要性などを話し
た。ついで
10:45-12:15に、理数科2年生を対象に、データ解析の仕方の話と、統計作図ソフトRの実習をした。Rの実習は、福島の理科研究会で行っ
たのに続
いて2回目である。今回は、実習で使うExcelファイルを予め送っておいた(前回は、その場でデータを手入力して貰った)。おかげで随分と捗っ
た。ほと んどの生徒さんが、散布図だの箱ひげ図だのを実感することができた。先生方もいろいろ手助けして下さり助かった。
というわけで、担当のM先生を初めとする先生方、いろいろお世話になりありがとうございました。またお呼び下されば喜んで伺います。
これまで私は、講演時に、全スライドのコピーを配付資料として配っていた。しかし今回は、要点的なスライドのみを配った。全スライドを配るの
は、本を丸 々コピー
して渡すようなもので(注;拙著の内容を講義する)、著作権上問題があると気づいたからである。要点スライドのみで大丈夫かと心配したのである
が、この方 がかえって良いという気もし
た。生徒さんが熱心にメモを取るようになったからだ。自分の手を動かす方が頭に入る。そのかわり、話す速度を落とす方がよい。そうでないと、メモ
しきれな いことがあるから。と、いろいろ学ぶことができた講義であった。
終了後、神戸三宮に向かった。マツハシが待っているんだ。学会のとき以来か。5:30に待ち合わせ、神戸牛を頂きに行った。雪月花という
名うての
店を、マツハシが予約してくれていたのだ。鉄板前のカウンターに座り、焼き手の鮮やかな手つきを見ながら、豪華コースを頂いた。厚さ3cmのフィ
レステー
キ。横方向に比して縦に長い(厚い)ステーキが夢だった。フォアグラも美味しかった。二軒目では、じっくりと白ワインを味わった。そして12時近
くまでい ろいろと語り合った。楽しく楽しく充実していた。どうもありがとう。またね。
6/19
(金) の進歩 豊岡へ
明日、兵庫県立豊岡高校で研究の仕方の講義を行う。今日は、陸路でたらたらと移動するのだ。行きがけに研究室によって、Mathematicaの
シミュ
レーションを実行させてから、仙台駅へと向かった。新幹線を乗り継ぎ姫路まで。次の電車まで30分あったので、少し歩いて姫路城を遠目に見た。改
修工事を 終えたのはいつだっけ?
遠目にも綺麗になっている気がした。その後、各駅停車を三つも乗り継いで豊岡に行った。10:13の新幹線で仙台を発ち、辿り着いたのが19時前
であっ た。さすがに疲れた。しかも、読んでいた本「超高速!
参勤交代」があまりにくだらなくて疲れを倍増させた。こんな陳腐な話だとは思わなかった。扉文に騙された。
夜は、なか井という店で魚料理を頂いた。地物の刺身が美味であった。しかも安い。とても満足した。
6/18
(木) の進歩 大儀見忘れたか
決勝トーナメント1回戦の相手がオランダに決まった。男子だとびびってしまう相手である。しかし、女子の世界では互角以上に闘えるはずの相手だ。
頑張れなでしこ!
なでしこのエース大儀見は、昨日の試合で待望の初得点を上げた。右手を突き出してガッツポーズ!
ということは、学習を忘れたのか?
イタリアとの親善試合で得点を決めたときにもガッツポーズをし、「女の子らしい可愛い喜び方を聞いておきます」と反省していたではないか。朝日新
聞のワー ルドカップ特集の選手の言葉欄でわざわざ述べていたので、そうとうに堅い決意と見ていたのだが。ちゃんと忘れずに学習しておきなさい。
もっちーの講座セミナーがあった。わかりやすくて良かったよ。その後、指摘された点について話をした。調査頑張ってね。
明日から兵庫県に出張する。兵庫県立豊岡高校において、研究の仕方の講演を行うのだ。明日はひたすら電車で移動。講演は明後日である。終
了後に神戸に行き、マツハシと会う。翌日は浜松で途中下車し、お気に入りの懐石料理の店「いっ木」さんに行く。仙台に戻るのは22日の予定であ
る。この日記の更新も22日になるであろう。というわけで、行ってきます!
6/17
(水) の進歩 夜からむかついた
昨夜はむかついた。日本代表 0-0
シンガポール代表。格下にまさかの引き分けだ。勇気を持って全力で挑んだ末の不運ならまだよい。しかしまったくもって違った。ワールドカップ予選
という場
にびびってしまい、本来の力をまったく出していなかった。改めて、プレッシャーに対する日本人の弱さを見せられてしまった。やんちゃな宇佐美さえ
もそうだった。どんな場だろうと構わずあばれるのが「やんちゃ宇佐美」と思いきや、先生に叱られたみたいに大人しかった。
うーーーー。終わってしまったことは仕方ない。挽回するしかない。次の予選は9月なので、それまでずっと、「格下に引き分けか」との思いで過ご
さないといけないのが不愉快なり。
今朝はすっきりさせてくれると思いきや。なでしこ 1-0
エクアドル。予選グループの2試合で合計16失点した相手から1点しか取れなかった。決定機も少なかった。決勝トーナメントでちゃんと点を取れる
のか不安 である。
ともかくも、グループリーグ1位となった。個人的に、1位になることを必要以上に祈願していたのでほっとしている。もしも2位になったら、決勝
トーナメントの1回戦は21日の朝(日本時間)である。出張中であり、しかも前夜は、とても楽しく弾けているに相違ないのだ。そのため、
いったいどこで応援するか、そもそもちゃんと起きられるのかと心配していた。1位なったのでこの心配はなくなった。よかった。
しかしなんとーーーーーーーーー! 1位の場合、決勝トーナメント1回戦は24日の午前11時からではないか ーーーーーーーーーーー!
生物学科三年生向けの講義の時間である。1) 休講にする、2) 30分弱で切り上げて、研究室で生で応援する、3)
講義室にテレビを持ち込み、講義するふりをして皆で応援する、4) 録画しておいて、講義終了後に即帰宅して時間遅れで応援する。さまざまな選択
肢がある。さて私の決断は?
もっちーのスライドにコメント。あと少し頑張って。
広報室のGさんらが来室した。オープンキャンパスのポスターについて相談とのことであった。スイカとソフトクリーム。生物学的見地でこの
二つを解くのであった。楽しかった。またいつでもどうぞ!
6/16
(火) の進歩 今夜はシンガポール戦、明朝はエクアドル戦
男子のワールドカップ予選がいよいよ始まる。我らが代表は今夜、埼玉スタジアムにシンガポールを迎え撃つ(19:30
試合開始)。緊張の初戦である。しかしこちらが格上であることも確かだ。油断することなく勇気を持って闘い、景気良く勝利しよう。
なでしこは明朝、グループリーグ最終戦のエクアドル戦に挑む(日本時間の明朝6時試合開始)。確実に勝利して、グループリーグ1位通過を決めよ
う。こちらも油断することなく勇気を持って闘え!
午前中に人間ドックに行った。腹部の超音波検査の時に、検査技師が妙に慎重になっていた。そして、同じ部分を何度も撮ってい
た。……………、何かあるの?
そして、「後ほど、医師から説明がありますから」と言われた。諸検査の最後に問診があり、そのときに説明を受けるのだ。うー、まずいかも。悶々と
して残り の検査を受けた。そして問診の時が来た。超音波検査の結果を見ながら、「……………………
問題ありませんね」とのことであった。ほっとした。ところが、肺のレントゲンを見て黙り込んでしまった。じーっと見つめること30秒。これまで、
こんなに 考え込まれたことはない。変な陰でもあるのか? やがて、「……………………
はい、問題なし」であった。なんかこの病院、そろって狙っていないか?
と、楽しまされながら、本日結果が出たものに関してはどれも問題なしであった。
しかし、さっきからずっとお腹が痛い。バリウムを飲んだせいか? これも趣向のうちだったら真剣に怒るど。
もっちーは、今週の木曜日に卒研の方針説明のセミナーを行う。その準備に取り組んでいる。私も、昨日今日と、スライドにコメントをした。
頑張ってね!
生物学科三年生向けの講義の準備をした。面白そうな論文がいくつか見つかったのだが。難しくて理解が大変だ。
6/15
(月) の進歩 究極の大改訂版への書評では?
アマゾンで、『これから論文を書く若者のために:究極の大改訂版』への書評がなかなか出
ないと密かに気に病んでいる著者である。と、『大改訂増補版』への書
評が二つ増えていることに気づいた。書評の日付は5/26と6/10である。究極の大改訂版が出てから(4/23に刊行)の書評だ。
この時期に、前版(大改訂増補版)への書評を載せるであろうか? ひょっとしてお間違えでは?
書評文を読んでも、どちらへの書評なのか判別できないのではあるが。ともかくも、書評をして下さりありがとうございます。お役に立っているようで
とても嬉 しいです。
生物学科三年生向けの生物学演習をした。英語論文の輪読である。去年に引き続き、花の蜜にカフェインが入っていることの効果を調べた論文
を読んで貰った。脳の部分の話が難しかったと思う。来年は他の論文にするか。
女子ワールドカップF組で、優勝候補の筆頭とも言われているフランスが負けてしまった。今現在3位である。聞いていないよ。フランスは順
当に1位通過し、決勝トーナメントでは日本とは別の山に入る予定なのに。最終戦にきちっと勝って、予定通り1位通過するように。
6/14
(日) の進歩 庭仕事
朝からずっと庭仕事をした。まずは芝刈り。そして芝に肥料もやった。頼むから綺麗な芝になってくれ。ついで、見苦しく茂っている一帯を綺麗にし
た。シダを間引いたり剪定をしたりと。ゴミ袋3つが満杯になってしまった。おかげですっきりした。植物は倍々で大きくなっていくので、思い切り除
去してやらないといけない。その後は雑草取り。飽きることなく生えてくる雑草よ、いい加減にして欲しい。最後に薔薇の花がら取りをして、ようやく
作業を終えた。疲れ果てた。
焼き茄子を6つも作った。そして煮浸しにした。
それにしても焼き茄子は難しい。どうすれば、綺麗に皮を剥くことが出来るのか。焼きが足りなくても駄目、焼き過ぎても駄目、微妙な焼き加減を実
現しないといけない。しかも、全皮面においてその焼き加減にする必要がある。家庭のコンロには火の輪が一輪しかないので、全面に同じ強さの火を当
てるのが難しいのだよ。
6/13
(土) の進歩 辛勝
なでしこ 2-1 カメルーン。楽勝かと思いきや。
開始早々、MF川澄が右サイドを突破、センタリングにFW大儀見が潰れ、後ろにいたMF鮫島がまったくのフリーとなった。楽々流し込んで早々に
先制した。カメルーンの守備陣は、ボールばかり見てマークを全然見ていない。前半17分には、MF宮間のクロスにFW菅沢がフリーでヘッドを決め
た。カメルーンのラインが乱れていたおかげであった。これは楽勝かと思ったのであるが
………。縦に速いカメルーンの攻めにだんだんと苦しめられるようになってきた。後半はかなり守勢に回った。自分たちで勝手にびびって、ミスを連発
するとい
う感じであった。しかし、カメルーンのシュートおよびラストパスの雑さに助けられ、試合終了間際の1失点で済んだ。冷や冷やさせるわ。ともかく
も、決勝トーナメント進出が決まった。
ところでカメルーン、フェアプレーの精神を知らないのか?
カメルーンの選手が痛み、日本がボール保持中に審判が試合を止めた場面が一度、日本がボールを出した場面が一度あった。当然ボールを返すのかと思
いきや、 どちらの場面でも、カメルーンはそのまま攻め込んで来た。呆れた。こんなチーム初めて見た。
ちょっくら研究室に。Mathematicaのシミュレーションが終わっているはずなので、新たなシミュレーションを実行させるのだ。1
回のシミュレーションに3-4日かかるので、週末の時間も無駄に出来ない。
夜は、反省会と祝勝会をした。飲むと必ず寝てしまう私である。今日こそはと気合いを入れて飲んだ。そうしたら何と、寝込むことなく終え
た。12時くらいに、ちゃんと寝室に上がった。この快挙、いつ以来か?
6/12
(金) の進歩 明日はカメルーン戦
なでしこは明日、グループリーグの第2戦に挑む(日本時間午前11時試合開始)。相手はカメルーンである。初戦では、エクアドルを相手に6-0と
圧勝した相手だ。身体能力が凄いに違いない。必勝の覚悟で臨み、必ずや勝利して欲しい。そして、安藤師範をにっこりさせるのだ。
かえちゃんの論文セミナーがあった。今まさに脚光を浴びつつあるテーマである。しかし、肝心の結果が今ひとつな感じだったね。
終了後、ちろちゃん・ばらもんと研究相談。二人とも頑張れ。
論文セミナーの前には、卒業研究の計画セミナーをするもっちーと話をした。イントロの5つの骨子を考えておくように言っておいたのだ。そうした
ら、立派なスライドにまとめていた。相談しながら少々の修正。すっきりとしたイントロが出来上がった。立派なスライドを作って頂戴。
今日も、兵庫県立豊岡高校で行う講義の準備をした。午前中で完了し、配付資料を送付した。よろしくお願いします。
6/11
(木) の進歩 今夜はイラク戦
女子のワールドカップで盛り上がっているところであるが、男子の方でもワールドカップ予選が始まる。そして今夜は、予選前の強化試合イラク戦を闘
う(19時試合開始)。派手に勝って、16日の予選第一戦(シンガポール戦)に向けての景気づけにしよう!
ほっしーと松本君の講座セミナーがあった。卒業研究の計画である。二人ともわかりやすく発表してくれた。頑張って頂戴。まずは手を動かし
てみることではないか。
全学二年生向けの講義をした。「植物における性淘汰」という話であった。生物学科三年生向けの講義を少々簡略化して話をした。そうしたら
途中で、異様に早く終わりそうなことに気づいた。話を引き延ばすか、雑談をするか、さっさと終わらせるか。実に簡単な決断を迫られ、さっさと終わ
らせた。40分も早く終わっちゃった。さすがにこれは、講義最短記録であった。
来週末に兵庫県立豊岡高校で、研究の仕方・データ解析の仕方の講義を行う。今日から準備を始めた。とは言っても、去年もやったし、今年の
福島県での講義と内容的に同じなので、形はほとんど出来上がっている。だから気分的に楽である。
6/10
(水) の進歩 悲痛
なんとも悲しい報せが。昨日の試合で、我が身を顧みずにスイスGKと激突しPKを取ったFW安藤師範。なんと骨折だそうだ。前回のワールドカップ
で 無得点に終わり、同じようになかなか点を取れなかった男子のFW鈴木
隆行師匠にちなんで「師範」と(私のみに)呼ばれ(*)、今回のワールドカップに賭けていたに違いない師範。なのにあまりに酷い。昨日のPKがな
いかわり
に骨折もないと出来るなら、私はむちろん骨折なしを選ぶ。師範が90分活躍したら、必ずや得点し日本を勝利に導いてくれたに違いないから。
*これらはもちろん、献身的に走りまわる二人への尊称である。
生物学科三年生向けの講義をした。「訪花昆虫の行動」というお題であった。講義冒頭に私がちょっと切れたせいか、睡眠率はいつもより低
かった。
質問者御イニシャル:E. M. さん・K. Y. 君・地学の方
ホタルブクロを探しに、もっちーと一緒に笹谷峠に行った。植物はあった。しかし花はまだまだであった。
帰室後、ほっしーの発表スライドにコメント、明日の朝までに完成させてね。
6/9 (火)
の進歩 目出度き日
今日はほんに良い日であった。幸せってこういうのだって実感できた。
まずはなでしこ。緊張の初戦を迎えた。スイスは、立ち上がりからぐいぐい押し込んでくるという。かなり恐れていたのであるが、拍子抜け
だった。全然押し込んでこない。前半は、日本がほぼ支配する展開となった。そして前半 29 分、ゴール前のボールに勇気を持って飛び込んだ
FW 安藤師範が、GK と激突して PK を得た。キッカーはもちろん MF
宮間。長い長いための後にゆっくりと走り出し、サイドネットに決めた。この緊張の場面でサイドネットとは。恐るべしキャプテン。後半になると、ス
イスが前からプレスを仕掛けてくるようになった。そして、スイスに一方的に攻め込まれる展開となってしまった。前からのプレスにたじたじとなり、
ミスを連発。ろくにパスを繋げなくなってしまった。スイス FW
バッハマンがドリブル突破を仕掛けてきた。1人かわされ、2人かわされ、3人かわされ、4人かわされ、ついにはGK山根までかわされてしまった。
角度は無
いもののゴールがら空き。目をつぶった次の瞬間、調子に乗って自分自身にフェイントをかけたのか、自らすっころんでくれて事なきを得た。その後の
猛攻も何とか耐えて、1-0でなでしこが勝利した。
後半の内容は酷かった。しかし、1次リーグ最大のライバルに勝ったことが大切である。これからどんどん良くなっていけ!
勝ち点3を取れてとても幸せだった。
後半 12 分、仙台サポとしては歓喜の瞬間が訪れた。ベガルタ仙台レディース MF 川村 優理選手が、MF
澤に替わって出場したのだ。しかし無念なことに、本来の優理ではなかった。ワールドカップ初出場ということで緊張していたのであろう。次からは
やってくれるに違いない。
午後は丸々会議。ゆっくり寝られて幸せだった。
「これから論文を書く若者のために:究極の大改訂版」の、アマゾンでの売り上げ順位がどんどん上がっている。一時は
523(528?)位になった。私が知る限り、発売以来最高の順位である。とても幸せ。お買い上げ、誠にありがとうございます。
そして、大きな大きな幸せが本日の最後に届いた。こちらでも、勝ち点3を獲得の見込みが出たらしい!
まだ試合は終わっていないので、慎重にならないといけないらしい。でも、まずは嬉しい。とてもとても幸せ。
幸せというものは心の持ち方次第であるとも再認識できた。午後の会議は、実はとても辛かった。「なでしこの後半の闘い並に辛かった」と書
けばウケルかななどと思考していた。しかし、他の幸せにつられて、ゆっくり寝られたことに幸せを見出したのであった。幸せ発見。
6/8 (月)
の進歩 いよいよ明日
なでしこが明日、ワールドカップの初戦に挑む(日本時間午前 11
時試合開始)。相手はスイスである。ヨーロッパ予選を、9勝1分の53得点1失点で突破した強敵である。こう書くと、すごく怖い。しかし、われらがなでし
こを信じて、決戦のときを待つことにしよう。
明日は自宅で応援するつもりであった。しかし、13時半に会議があることに気づいた。13時前に試合が終わるとなると、ぎりぎり間に合うかどう
か、というか間に合わないであろう。やむなく、研究室セミナー室のテレビで応援することにする。セミナー室の予約表に、「なでしこJapan応
援」と書いてやった。
生物学科三年生向けの生物学演習をした。要は、英語論文の輪読である。登録者5人中3人しか来なかった。来た3人は、熱心に取り組んでく
れた。私の顔を見ながら、はきはきと頷くのって好感だ。来週も頑張ろうね。
ほっしーは今週のセミナーで、卒業研究の計画を発表する。頑張って頂戴。イントロが大切なので、「これ論」を貸して、イントロダクション
の5つの骨子を考えるように言った。それを元にイントロを組み立てる。そうすれば説得力のあるイントロになるであろう。それと、研究計画をできる
だけ具体的にね。
6/7 (日)
の進歩 お祭り
ベガルタ仙台 5-0 サガン鳥栖。お祭り騒ぎであった。
試合は16時から。それまでは料理をして過ごした。祝勝会の準備とか、週日のお弁当のおかず作りとか。深く考えることなく、ちゃっちゃと
やっていった。玉葱の煮物とかも作ってみた。
14:15に、ユアテックスタジアム仙台へと向かった。うー、満員とはほど遠い観客席。日曜の夕方ということもあることにしよう。
試合が始まった。立ち上がりこそ鳥栖に攻め込まれたものの、やがて、仙台がほとんど支配する展開となった。しかし得点を上げることなく前半を終
えた。後半になると、仙台がより積極的に突破するようになった。そして後半 3 分、左サイドを突破した DF 二見がクロス、それに MF
梁が反応して仙台が先制した。後半 6 分には、相手ゴールに背を向けていたFW 金園が、浮き球に合わせて反転シュート。芸術的に決まって
2-0 となった。あとはもう、あれよあれよのお祭り騒ぎであった。後半 32 分には、MF キムがヘッドを決めて
5-0。実を言うと、誰が決めたのかわからず、私の視線は、アシストした MF 野沢に駆け寄ってきた FW
金園を追っていた。キムの得点とわかり後悔。キム友達いない仮説があり、誰かが駆け寄ってくるのか検証したかったのだ。ちなみにこ
の仮説は、キムが得点を上げたのに誰も祝福に駆け寄らなかったことがあるため、私が提唱したものでる。牛タン定食仮説に比べて暗い。
終わってみると 5-0 の圧勝であった。攻撃陣も守備陣も蘇った。順位も 7 位に上がった。これからの躍進が楽しみだ。
6/6 (土)
の進歩 明日は鳥栖戦
ベガルタ仙台は明日、ユアテックスタジアム仙台にサガン鳥栖を迎え撃つ(16時試合開始)。絶対に勝たなくてはいけない。勝ち点3を取って、少し
でも上に行くのだ。
かたや女子の世界では、いよいよ明日からワールドカップが始まる。はらはらどきどき、生きた心地のしない時間が始まるわけだ。なでしこの躍進を
祈ろう。そして、ベガルタ仙台レディースから唯一選出されている、MF 川村 優理選手の活躍も期待したい。
午前中は、ベガルタ仙台レディースの練習を見に行った。4チームに分かれ、1回40秒ほどのランニングを何セットもしていた。走る前に、
掌サイズのサイコロをふって、出た数字に皆がえらく盛り上がっていた。走る距離でも変えるのかと思いきや、そういうわけではなかった。なのにあん
なに盛り上がるとは、いったい何のゲームだったのか?
帰宅後は庭仕事をした。薔薇の花がらを取ったり、伸びすぎている木を枝打ちしたり。この所、植物が元気すぎで、綺麗を通り越している。か
たや芝は汚く、涙が出るばかりなり。
6/5 (金)
の進歩 我が家で薔薇会
薔薇の盛りはとうに過ぎてしまったのであるが、我が家で薔薇会をした。月初め談話会終了後、私の車組とバス組と自転車組とに別れて我が家へ。車組
には、バーベキューの準備をして貰った。通例では魚もおろして貰う。しかし今日は時間がないので、私が一人でおろした。17時過ぎに全員が揃い、
庭でバーベキューを始めた。牧研からも二人参加してくれた。これまでは、バーベキューでお腹が一杯になってしまい、刺身等を美味しく頂けないとい
う問題が生じていた。それを考慮し、バーベキューを控えめにした。我が家でのバーベキュー何十回目にして初の試みであった。対応遅
すぎ。仕上げには、藁を焼いて鰹のたたきも作った。焼きたてが最高であった。その後、室内に入って二次会となった。刺身だ
の、私の手料理だの、皆が合作のだし巻き卵だの、バラモン作の骨煎餅だのを楽しんだ。そして極めつけは、ちろちゃん・かえちゃんら作のサプライズ
ケーキであった。もっちーの誕生日祝いなり。そのもっちー、大いに盛り上げていた。
座面の木が抜け落ちてしまった、ウッドデッキの椅子。
気づかずに座ってはまってしまった場面を狙うも、思った絵にならず。<--- 足が、上方向に45度ぴーんと伸びていないといかん。
月初めの談話会があった。多くの人がデータを出してくれた。おかげで充実した会となった。個人的には、「薔薇会のために早く終わらせた
い」という思いがばれなかった点が良かった。
6/4 (木)
の進歩 じゃない方の武藤
浦和レッズの FW 武藤が活躍中である。レギュラーを取った上、昨日の試合現在 4
戦連続得点中だ。武藤は、昨季まで仙台でプレーしていた。大卒新人として入団以来、仙台一筋でやってきた。仙台時代の武藤の印象は、正直なとこ
ろ、 「シュートが下手で使えん
FW」であった。レギュラーでもなかったし、交替出場がほとんど。交替のために武藤がベンチから出てくると、「武藤か
………」と思ったものだ。それが浦和では、別人のような活躍をしている。そして本人は、FC
東京の武藤が先に名を売ったことを意識して、「じゃない方の武藤」と自称している。しかし仙台サポとしては、別の意味で、「じゃない方の武
藤」と言いたい。
ちゃんと役に立とうと思い、関連文献をひたすら読んだ。だいぶわかってきた。そして、光明か!
植物進化生態学者への道。Mathematica
が長期計算を続けている。途中経過を出力させているので、それを見て一喜一憂だ。「行けーーっ、増えろーーっ!」と応援している。
6/3 (水)
の進歩 植物進化生態学者への道
脳科学者の私であるが、本日より、植物進化生態学者への道を歩むことになった。自殖性の進化に関する研究に挑む。正確には、再開する。というわけ
で、しばし放置していたシミュレーションを、本日より再開させた。まずは頭を戻すことから。Mathematica
のプログラムを見て、バグがないかどうかを確認しようとした。しかし。プログラムという物は、しばし放置すると思い出すのが大変である。なんかわ
からなく なったので、「軽い計算をやらせて、バグがないことも確認した」(4/30 の進歩参
照)という自分の言葉を信じることにした。この日記の記述を信じてよいのかという恐れがあったのであるが、自分が書いたことではな
いか葛藤した。そして計算の実行に踏み切った。かくして、本日から2ヶ月ほど、ひたすら計算をやらせる日々が続くであろう。
今日も議論が続く。ちゃんと役に立てない自分がもどかしい。
生物学科三年生向けの講義をした。「植物の性表現」というお題であった。動物に比べて植物は、その性表現がとても多様なのだ。多様な性表
現がいかに進化したのかという話をした。
来週の講義の準備もした。面白そうな文献がいくつか見つかった。これらを紹介することにしよう。
6/2 (火)
の進歩 なでしこ、カナダへ
昨日、女子W杯を闘うなでしこ達がカナダへと飛んでいった。ベガルタ仙台レディースMF川村
優理選手もカナダへ!是非とも試合出場して、W杯の連覇に貢献して欲しい。ワールドカップを手に帰国したら、勤務先のやまや(酒量販店)に飛んで
行く。そ して世界王者に、麒麟一番搾り大瓶1ケースを売って貰うのだ! <--- 堅く決意。
議論始まる。頑張っていこう!
首都大学東京の4年生が研究室見学に来てくれた。先輩を交えて2時間弱お話をした。わざわざありがとう。参考になれば幸いなり。
脳科学者への道。ここ数日、Mathematica での計算結果を Excel
ファイルに出力することに取り組んだ。実は、やるのは初めてであった。けっこう簡単に出来た。味をしめて、ほんのちょっとの楽のためにプログラム
を書き足 してしまった。おかげで、余計な手作業を省くことができた。ただし、「プログラムを書き足す時間 >>
それを手作業で行う時間」であった。
6/1 (月)
の進歩 太白山へ
キツリフネを探しに、かえちゃんと一緒に太白山に行った。まずは、自然の森の中で探してみた。それらしい植物を見つけたのであるが、葉が対生して
いた。キツリフネは互生のはずだ。これのように思えるのだが、違うということか。探し回っても、よりそれらしい植物が見つからなかったので、太白
山を登ってみた。ネットに目撃情報があったのだ。久々の山登りである。小さな山ではある。しかし、山道を切り開いた人はそれを舐めたのか。山頂に
一挙に行ってしまえという直登の道であった。まさによじ登る感じで大変だった。衰えは隠せず、足がちょっとがくがくとなってしまった。おまけにキ
ツリフネは見つからない。もう登りたくないこれ以上登っても見つからないだろうと判断し、途中で下山した。帰
路、自然の森にもう一度行ってみた。行きに見たのと同じ植物で、より大きな個体を見つけた。その個体の上部の葉は互生をしていた。ネットの画像と
慎重に比較し、これがキツリフネと判断した。やはりこいつだったのか。これなら行きにたくさん見た。おかげで、「あったーーっ」という発見の喜び
を味わい損ねてしまった。でも見つかってよかった。
脳科学者への道の締めの計算に入った。今日明日中にすべてを終えたい。