「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況

若手研究者のお経
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6/30 (月) の進歩 新外国人選手
ベガルタ仙台が新外国人選手を獲得した(ク ラブ公式ページより)。ブラジル人の MF ハモン=ロペス選手である。左利きだそうだ。セットプレーを蹴る力があるのだろうか。もしそうならとても良い。左のキッカーがいないのが長いこと の悩みで あったから。大活躍を期待しよう。
 先日、MF マグリンティが退団した。アーノルド前監督が連れてきた選手であった。これで、前監督の関係者は完全にいなくなってしまった。前監督と過ごした半 年間は何 だったのか? 失われた半年と思わなくもない。

オランダ 2-1 メキシコ。ロッペンが終了間際に PK を獲得した。メキシコゴール近くにドリブルで切り込んだロッペン。メキシコの一人目が伸ばした足が当たって倒れかけた。しかしロッペンは、ダイブ すること なく体勢を立て直しドリブルを続けた。そこにメキシコの二人目の足が当たった。今後はダイブして転倒。これに主審が笛を吹いた。一人目の時に倒れ なかった人がここでは倒れたので、本当に倒されたんだと信用を得たのだと思う。適度に誠意あるプレーが大切だと言える。

生物学科三年生向けの講義の準備をした。新しい論文を探すも、面白い物は見つからなかった。
 ついで、論文の執筆をした。とはいっても、ほとんど一瞬で完了してしまった。あとは、シミュレーションが終わらないことにはどうにもならない。 ほんに、いつ終わる気か。

6/29 (日) の進歩 決勝トーナメント始まる
決勝トーナメントが始まった。録画しておいて、午前中にブラジル対チリを見た。ブラジルを真剣に応援したよ。だってここで敗退しては色々とごたご たが起きそうだから。それにしてもブラジル、チリに付き合ってああも PK を外す必要ないのに。ブラジル GK の活躍で、ブラジル楽勝の PK 戦の流れであった。ところがわざわざ外して最後までもつれてしまった。心臓に良くない。
 午後は、コロンビア対ウルグアイを見た。J リーガーのフォルランがいるためにウルグアイ寄りになる気持ちと、日本は強かったことを示すため に、日本に勝ったコロンビアは勝たなくてはいけないという思いがぶつかり合うのであった。結局、コロンビアがその強さを見せつけることになった。 ロ ドリゲス凄い。今大会のヒーローになるかもしれない。

昨夜はすごい雨が降ったらしい。水換えをしようと、庭の池の水を半分に減らしていたのだけれど、朝見てみると満水になっていた。いったい 何ミリ降ったのか?
 今日も雨は続く。すごい雨が降ったり止んだりである。そんな中、隙を見ては庭仕事をした。先週末は出張だったし、来週末もまた出張である。だか ら、今日中に色々とやっておきたい。というわけで、バラと芝に肥料をやったり、バラの花がらを取ったり、道路に突き出ている庭木の枝を落としたり した。なんとか、やりたかったことは全部出来た。
 それにしても、雑草がすごくなっている。とくにスギナ。なんで、こうも次々と生えてくるのか。築山の上部に生えてくることも納得できない。地下 茎が、築山の斜面沿いに上方向に伸びるということか? そんな器用なことできるのか?  平坦地だったら空中に突き出てしまうぞ。誰か卒研で調べてみるか。などと憤然としながら、徹底的に抜いていった。
 ちなみに、昨年の秋に、築山の斜面にチゴユリを植えた。これも、地下茎を伸ばす植物である。「ちゃんと、斜面に沿って地下茎を伸ばしてね。空中 に出ちゃ駄目よ」と、やさしく心配している。スギナとは態度が違うようにみえる? そのとおり。我が家では、スギナを生き物と認めていない。

6/28 (土) の進歩 またしても
ベガルタ仙台レディース 0-1 日テレベレーザ。またしても、後半ロスタイムに失点してしまった。

午前中は芝刈りをした。二週間ぶりである。目土をしたことが効いたのか、このところ生育が良くなっている。一部を除き綺麗な緑だ。嬉し い。来年はもっと早く目土をしてみるか。
昼前に、ユアテックスタジアム仙台へと向かった。まずは、馴染みの利久さんで牛タン定食を頂いた。店長が替わっていた。
 あまり選手を替えない千葉監督であるが、今日は四人も替えていた。2 分 3 敗というこのところの流れを断ち切ろうとしたのであろう。GK も、齊藤 彩佳選手になっていた。チーム一のキック力で、その飛距離の凄さから、「齊藤プロ」と呼ばれている選手である。
 試合が始まった。前半は仙台が優位に進めた。MF 川村 優理選手が中盤を縦横無尽に駆け回り、試合を作っていた。前半のうちに点を取っていれば。後半になると、日テレが優勢になってきた。それでも、 FW 小野 瞳選手が GK と 1 対 1 になるなど好機もあった。ロスタイムに入るも両者無得点。そして、まさに最後のプレーとなった日テレのコーナーキックで、「あれ?」という感じで ボールが ゴールに入ってしまった。誰も触らなかった? 浦和戦に続き、またしても後半ロスタイムに失点。最後まで耐えきれない試合が続く。
 呪われているかも説が出るほどの状況である。次こそは、次こそは!

6/27 (金) の進歩 明日は日テレ戦
ワールドカップもよいが、なでしこリーグや J2 等も忘れてはいけない。ベガルタ仙台レディースは明日、ユアテックスタジアム仙台に日テレベレーザを迎え撃つ(13 時試合開始)。このところ 2 分 3 敗と不調に陥ってしまっている我がクラブである。しかしもう復調せねばならない。強豪日テレではあるが、勝ったことはないが、明日は勝つ。皆でユ アスタに 駆けつけて、久しぶりの勝利を味わおう!

グループリーグが終わった。アジア勢は、3 分 9 敗という惨敗であった。4 ヶ国すべてが最下位になってしまった。かなり派手な結果 である。なんで、こんなことになってしまったのだろう?
ちろちゃんと研究相談。ついに、Mathematica への道を歩み出した。慣れるまでは大変だけれど、とても面白いソフトである。楽しんで頂戴!
謎の事件が発生。「キリソ」の偽造ビール券を輸入した中国人が逮捕されただと(産 経ニュースより)。本物そっくりなのだけれど、「キリン」ではなくて「キリソ」になっていたのだそうだ。うーむ、そこだけ変える必要 あったのか? 思い切って「キリン」にした方が良かったのではあるまいか。

大分県農林水産研究指導センターで行う講義の準備を終えた。思ったよりも早く済んだ。その後は、論文書きを進めた。こちらもさっさと済ま せたい。
6/26 (木) の進歩 無性に行きたくなってしまった
7 月の 3, 4 日に、大分県農林水産研究指導センターでプレゼンの仕方の講義を行う。毎年恒例の講義である。せっかくだから別府温泉に寄ろうかとも思った。以前 泊まって いたく気に入った、かんな和別邸にまた行きたい。しかし先週も温泉に行ったばかりである。贅沢すぎるか。などとここ数日悩んでいたら、かんな和別 邸の空き室が無くなってしまった(泣)。これにて強制的に断念である。となると無性に行きたくなる我が性よ。来年は行くぞ!
ちろちゃんの論文セミナー。何を解析したいのかよくわからない論文であった。ついでバッジョの講座セミナー。昨日の段階で、レジメに対し てけっこう厳しいことを言っておいた。と、ちゃんと英語のレジメに変身していて、良い意味でちょっと驚いた。お疲れ様。あとは実験、実験。
上述のように大分で講義を行う。今日からその準備を始めた。去年のファイルを改良していく。来週頭には仕上げたい。
6/25 (水) の進歩 ちゃんと頼んでおけばよかった
グループリーグで敗退。正直、ウケ狙い以外のことは何も書きたくない。ザック日本が誕生した頃の輝きはどこへ行っ たのか。大活躍していた選手達が次々と不調に陥り、輝きを失ったままこの本番を迎えてしまった。かたやギリシャには、まさに女神が微笑んだ。後半 ロスタイムに得た PK で決勝トーナメント進出を決めるとは。日本にも微笑むように頼んでおけばよかった。

悲しみを抑えつつ、生物学科三年生向けの講義をした。食害に対する対抗戦略の話をした。前回よりは熱心に聴いてくれたように感じた。一 方、講義を進めながら、日本代表に関するギャグを言えないかと常に探っている自分に気づき、私にとって日本代表とは何なのかと考え させられたのであった。
バッジョのセミナーレジュメにコメント。ついで、バラモンの研究計画にもコメントした。二人とも頑張って頂戴。
論文の執筆を進めた。"when" の正確な意味を確認しようと思い英英辞典で調べた。そうしたらこんな説明が出て来た。

"used to mention a type of event or situation when talking about what happens on occations of that type"

"when" の説明に "when" を使っては、"when" の意味を知りたい人には理解して貰えないと思う。しかもよーく見てみると、この説明文はまさ に、ここで説明している用法を使っていることに気づくのであった。この説明文に続く用例 "When mixed with water the powder forms a smooth paste" を読むとわかりやすい。

6/24 (火) の進歩 決戦前夜
明日未明 5 時、日本代表はコロンビア代表との決戦に挑む。もう言うことはない。私は、ザック監督および選手達を信頼している。あの本田が、グループリーグだ けで帰っ てくると思うか。ギリシャの女神は、ギリシャがコートジボワールに負けないことだけに、全ての笑みを集中してくれればよい。日本は、女神頼み無し に自力で勝つ。

バッジョが、セミナーのレジュメを見せに来た。正直、内密。セミナー内容の相談から、研究計画の相談へと変わっていった。方向性が見えた と思う。頑張って実行しておくれ!
論文のモデル説明の章を書き始めた。正確には、だいぶ以前に書いていた文章の改良をした。Mathematica がひたすら計算を実行している間に、文章の方は仕上げてしまいたい。

6/23 (月) の進歩 決戦まであと二日
コロンビア撃破まであと二日に迫った。我らが代表は、急遽のオフを取るなどして心身を休めたようである。焼き肉も食べに行ったみたい。これで、思 い切り全力で挑む支度が調った。ギリシャの女神も微笑む準備万端と思う。逆転的躍進を信じて!
今朝、東京から戻った。そのまま研究室に出て来て一仕事した。講義の準備をしたり、バラモンと議論したりとか。しかしそこで限界。出張の 疲れを感じてきて、早退してしまった。昨日の昼から今朝まではお遊びであったので、本当は何の疲れなのか微妙である。
帰宅後、録画しておいたスイス対フランス戦を見た。フランス強い。凄い破壊力だ。躍進しそう。
 その後は料理をして過ごした。疲れているので少しにするつもりだったのに ………。夕食に辿り着くのに 3 時間かかってしまった。何でこんなにかかる? 3 分クッキングなんて番組が存在することがどうにも信じられない。確かに、3 時間クッキングという番組だと視聴率かなり低くなりそうだけど。

6/22 (日) の進歩 またしても逆転負け
大雨の中、城崎温泉から神戸へと向かった。ベガルタ仙台レディース対 INAC 神戸レオネッサの試合に参戦するのだ。ちょうど良い特急が無かったので、延々と鈍行の旅であった。天気が心配だ。試合会場は屋根付きなので問題な いのであ るが、夕食に、京都鴨川の納涼床を予約していたのだ。雨だと室内での食事になってしまうらしい。でも雨が降っていたのは、兵庫県北部だけのようで あった。
 ノエビアスタジアム神戸に着いた。ほんに立派なスタジアムだ。試合が始まった。やはり神戸が優勢であった。しかし前半 38 分、MF 安本 紗和子選手の鋭い切り込みから、FW 小野 瞳選手がダイビングヘッドを決めて仙台が先制した。後半になると神戸の圧力がますます強くなってきた。とうとう守りが崩され、終わってみると 3 失点。1-3 で逆転負けしてしまった。女王神戸が本領を発揮してきたということか。しかし悔しい。順位は 7 位のままで、なかなか浮上できない。次の日テレ戦こそ勝利あるのみ!
天気の心配は杞憂に終わった。

納涼床で鱧料理を頂いちゃった! 美味しかった。納涼床って、人が歩くたびに揺れるんだね。地震かと思った。次は貴船の床に行きたい。
6/21 (土) の進歩 兵庫県立豊岡高校で講演
兵庫県立豊岡高校で、理数科の一年生を対象に研究の進め方の講演を行った。生徒さんは、これから課題研究を始める。どういう心がまえで望むべきな のか、ど ういう風に研究を進めるべきかなどなど、知っておいて欲しいことを話した。コピーペーストを絶対にしてはいけないという話もした。コピペは、文章 を書く訓 練の機会を失うだけであり、将来の自分の頸を締めることになる。社会に出て、自分の力で文章を書く必要が生じてから愕然としたくないであろう。だ から自分 の力で書きなさい。といった感じで、正味 1 時間 45 分ほど話をした。生徒さんは皆、とても熱心に聴いて下さった。課題研究頑張ってね。
 お世話をして下さった M 先生、どうもありがとうございました。お呼び下さればまた伺います。

講演は午前中に終えた。せっかくここまで来たので、山城を攻略することにした。

竹田城。穴太積みの石垣が残る山城跡である。良い風情であった。建物を迂闊に再建してはぶち壊しである。霞がかかる時期に向かいの山から眺めると 格別だそ うだ。
 夜は、城崎温泉の北にある日和山温泉という所に泊まった。海岸縁に立っている宿で、海を目の前に見る湯船が良かった。いや正確には、マリンワー ルドが真 下にあり、その向こうが海であった。閉園後、飼育員がイルカショーの練習をしていた。「では一等賞を取るのは〜〜?」というアナウンスに、三人の 飼育員が 「はーいっ!」と一斉に手を挙げ、観客も居ないの にちょっと 恥ずかし かった。

6/20 (金) の進歩 神頼み
神頼みと書いたが、投げやりになったわけではない。女神の本場であるギリシャが、最終戦でやってくれるという意味である。
 それにしても、こうまでシュートの意識が低いとは。打った場合には、こうまで枠を外したがるとは。圧倒的に攻めながら 0-0 で終わってしまった。この結果自体は大いに反省しなくてはいけない。
 しかーーーーーし。決勝トーナメント進出という点では、必ずしも悪い結果ではなかったことにしよう。ギリシャはあきらかに引き分け狙いだった。 引き分け ては、2 試合で勝ち点を 1しか取れないというのにである。それでも引き分け狙いとは、最終戦のコートジボワール戦に勝算ありとのことに他ならない。コートジボワールに 勝って、勝 ち点 4 で決勝トーナメントに進むという心づもりである。ただしこれは、最終戦で日本がコロンビアに負けると思い込んでいる愚かな策である。むろん日本は コロンビ アに勝つ。日本とギリシャは勝ち点で並ぶことになるが、得失点差では日本が上回る。つまり日本が決勝トーナメントに進む。この説、苦情は受け付け ない。

ギリシャ戦を応援した後、東京へと向かった。そして、東京都社会福祉保健医療研修センターで、論文の書き方とプレゼンの仕方の講演を行っ た。会場 は茗荷谷。共立出版(茗荷谷にある)にご挨拶をしたかったのであるが、着いたのがぎりぎりの時間であった。よって素通りしてしまった。13 時から 16 時 45 分くらいまで、みっちりと講演をした。皆さん、熱心に聴いて下さった。担当の K さん、お世話になりました。お呼び下さればまた来年も伺います。

講演終了後、兵庫県の豊岡へと向かった、明日、兵庫県立豊岡高校で研究の進め方の講演を行うのだ。茗荷谷を 17 時前に出て、豊岡に 23 時過ぎに到着。疲れた。ワールドカップの試合を見たいところであるが、明日の講演は 9 時からである。とっとと寝るしかない。電車の中でたくさん飲んだので、無理して見ようとしてもほとんど寝ていることになるであろう。

6/19 (木) の進歩 決戦まで 1 日
とうとう明日になった。チームは、万全の準備をしたことであろう。あとは全力で挑むだけだ。必勝を信じている。
 明日はまず、コートジボワール対コロンビアの試合を見る。コートジボワールが勝つ。そして運命の時を待つ。日本が勝ってコロンビアと並ぶ。可能 なら、得失点差で上に行っておきたい。そうしたらコロンビアとの決戦は、引き分け以上で良いことになる。もっとも、コロンビアにも勝つのだから関 係ないか。
卒業研究の計画セミナー。とても立派であった。聴衆の方を見て話す姿勢が素晴らしかった。お疲れ様!
Mathematica の再計算が思ったよりも早く終わった。さっそく作図をした。ついで、解析的に解けるかどうかに挑んでいる。解析解がある方が圧倒的に強いので、挑 戦するこ とにした。
明日から出張する。日本の勝利を見届けた後、大急ぎで東京に向かう。そして、東京都社会福祉保健医療研修センターで、論文の書き方・プレ ゼンの仕方の講演を行う。終了後に豊岡に行く。夜中に到着か。翌土曜日は、兵庫県立豊岡高校で、研究の進め方の講演を行う。ここまではお仕事だ。 ちょっくら観光した後、城崎温泉(正確には、そのちょっと北の温泉)に泊まる。兵庫県の日本海側に行くのは初めてなので、とても楽しみである。日 曜日は、大変偶然なことに、ベガルタ仙台レディースが神戸で INAC 神戸レオネッサと闘う。そうかじゃあ、敵地戦に参戦しよう。こ の出張日程は、このために仕組まれたものであった。夕 刻は、京都で途中下車して食事。鴨川の納涼床を予約した!  わくわく。東京に戻って一泊し、月曜日に仙台に戻ってくる。
 というわけで、次回更新は月曜日の予定である。ギリシャ戦の大勝利を華々しく伝えたい。

6/18 (水) の進歩 決戦まで 2 日
ギリシャとの決戦まであと 2 日である。選手達は、家族に久しぶりに会い寛いだようである。気持ちを和らげ、自分たちの闘い方をもう一度思い起こすべし。コートジボワール戦の 敗因は気 持ちの迷いであったと思うから。日本の闘い方を信じて一途にそれを実行すれば必ず勝てる。日本は強いのだから。

生物学科三年生向けの講義をした。植物と動物の共進化というお題であった。出席者は多かった。しかし反応は今季最悪だった。寝ている人が かなりいた。予想していた反応とのあまりの違いに、コートジボワール戦での日本選手の気持ちがわかった気がした。日本選手と違う点は、立て 直しの見込みがない点である。だってこれからも、面白さの質的には同様の講義が続くはずだから。ワールドカップ観戦で みんな眠かったからということにするか。

レフリー完了。
 ついで、論文の図の仕上げにかかろうとした。Mathematica に計算させておいた図を PowerPoint にコピーし清書するのだ。コピーした図を眺めて気になってしまった。描くべきパラメーターの領域を変えるべきではないか。現在の領域では、言いた いことを 十分には表現出来ない。しかし、描き直すには Mathematica で再計算が必要である。それには相当に時間がかかる。しばし葛藤後、描き直すことにした。良い論文にするために全力を尽くす。この姿勢を忘れては いけな い。

6/17 (火) の進歩 決戦まで 3 日
ギリシャとの決戦まであと 3 日である。決戦の日までカウントダウンを続けようと思ったのだけれど、いきなりネタがない。
 これで終わるのも何なので。今回のワールドカップ、強豪国が初戦で敗れている。スペインとかポルトガルとかイングランドとか。しかし、これらの 国々がグループリーグで敗退するとは思えない。日本もしかりなり。きっとやってくれる。

レフリー一つ。難しくてかなわない。どうしましょ。
生物学科三年生向けの講義の準備をした。イチジクとイチジクコバチの話を加えようと思い文献を探したところ、両者の共進化関係を最新の技 法で解析したものを見つけた。何百組という「イチジク - コバチ」関係を対象に系統解析をして、物の見事な共進化関係を示していた。講義でも紹介しよう。問題は、このデータの意味することをどう説明する かであ る。私が作る講義スライドは、データの上に、そのデータが意味することを赤字で書くことが基本である。たとえば、花の大きさと訪花頻度の関係を示 したスライドでは、データの上に、「大きな花ほど訪花頻度が高い」などといったことを赤字で書く。この共進化関係のデータにも、その意味すること を 赤字で添えたい。しかし、多岐に渡った凄まじいデータで、何ともまとめようがなかった。そこでデータの上に、「すごい」とだけ 書い た。あまりにもぴしゃりな言葉で気に入ってしまった。でも、「このデータが意味することを述べよ」という試験問題に「すごい」と解答し たら×になると思うの。
6/16 (月) の進歩 決戦まで 4 日
ギリシャとの決戦(日本時間 20 日午前 7 時開始)まであと 4 日である。この 4 日間にこれまでの 4 年間を凝縮させ、1 日が 1 年間ほどの充実した時にして欲しい。勝利あるのみ。

午前中は、生物学科 3 年生向けの生物学演習をした。英語論文の輪読である。一人一文ずつ担当して、英文を読み上げた後、日本語に訳していって貰う。ところが、風邪で声 が出ない 学生さんがいて、読み上げることができなかった。そこで、予め訳して来ていた文章を、他の学生さんに代読して貰うことになった。史上初の出来事で ある。てな感じで、優秀な皆さんのおかげで、今日も早めに終わった。お疲れ様!

生物学科三年生向けの講義の準備をした。植物と動物の共進化の話をする。今日はまず、新しい文献を探した。共進化の基本である、イチジク とコバチの話を入れるか。
 その背後では相変わらず、Mathematica が長大計算中である。今朝来たら良い結果が出ていてにんまり。ならばと、長大計算を再び実行させた。時間をかければかけるほど良い結果が出ること が判明 し、どれくらいの計算時間で手を打つか悩み中である。

6/15 (日) の進歩 惨敗
とうとう決戦の朝となった。朝食を終えて静かにその時を待った。テレビには中田が出ていた。すっかり良い人になっていた。
 試合が始まった。立ち上がりの 5 分は良かった。ついでに書くと、後半立ち上がりの 5 分も良かった。しかしそれ以外は全然駄目だった。動きが重く、日本らしい華麗なパス回しはまったく見られなかった。香川はほとんど消えていた。本 田もミス が目立った。守備もぎこちなかった。スペースを空けるは、相手へのプレッシャーは遅いはであった。それでも前半 16 分に、本田がこの日唯一の輝きを見せた。ワントラップで相手をかわし、2 タッチ目で豪快シュートを決めた。後半途中まで 1-0 だったのでこのまま逃げ切れるのかと思いきや ………。世の中は甘くなかった。エースのドロクバが登場すると、雰囲気が一変してしまった。2 分間に立て続けに入れられて 1-2。終了間際、コートジボワールの露骨な時間稼ぎにいらいらしながら、奇跡の同点劇を祈った。起こりうるはずだ。だって昨 日見たし(昨 日の進歩参照)。いや科学的には、だからこそ連続では起こりにくいと考えるべきか。結局、主審が腕を高く突き上げ笛がなった。まさかの敗戦。
 二つだけ救われたことがある。一つは、試合終了後の長谷部主将の言葉がしっかりしていたことだ。2006 年に初戦に敗れたときは、宮本主将は憔悴しきっていた。それに比べると長谷部には、冷静な頼もしさがあった。もう一つは、「2 分間で、この 4 年間を無駄にしたくない」という旨の内田の言葉である。まさにその通り。この 4 年間培ってきたものを、たった 2 分の惨劇で無にされてたまるか。皆がこの気持ちを共有する限り、我らが代表は必ずや復活を遂げてくれると思う。
 目標は明確だ。残り 2 連勝すれば良い。それと、このグループで一番強かったのは、コロンビアではなくコートジボワールであったということにしよう。私たちは、コロンビ アと 2 位を争っていたのであった。コロンビアとの最終戦に勝って決勝トーナメント進出を決める。きっとそうに違いない。

このところ雨続きだったので、庭仕事がまったく出来ていなかった。本日、三週間ぶりに芝刈りが出来た。すっきりした。薔薇にもお礼肥をあ げた。綺麗な二番花を咲かせるように。
6/14 (土) の進歩 悔しい引き分け
ベガルタ仙台レディース 1-1 浦和レッズレディース。試合終了間際に追いつかれてしまった。
 あんは書斎でお留守番。7 時過ぎに、車で浦和へと向かった。ゆっくりとした休憩を入れて、12 時前に浦和に到着した。むっとする暑さ。選手は大変そうだ。
 試合が始まった。前半は浦和のペースだった。かなり攻め込まれ、仙台が必死に守る。とくに、浦和の右サイドの突破がすごかった。後半から仙台 は、左サイドバックに佐々木 繭選手を投入した。やはり監督もこのサイドが気になっていたか。この交替の効果か、後半は一転して仙台のペースとなった。そして後半 33 分、MF 上辻 佑実選手のコーナーキックを、DF 山本 りさ選手が頭で合わせて仙台が先制した。そのまま試合は進み、残り時間もわずかとなった。MF 田原 のぞみ選手が浦和コーナー付近でボールをキープ、相手に当てて出してコーナーキックを取った。------------ はずなのだが、主審の判定はなぜかゴールキックであった。私の周りにいた浦和サポも「あれはコーナーキック」と言っていたのに。この誤審がなけれ ば浦和の 得点は生まれなかったと思う。最後のプレーで追いつかれて引き分けてしまった。
 悔しいというか腹立つというか。しかし試合内容は良かった。首位の浦和と互角の試合をした。前向きに捉えて、これからは連勝しよう。

15 時過ぎに浦和を出て、19 時過ぎに無事に帰宅をした。悲しみをはらすためにはトマト料理しかない。

気持ちだけでも味わってくれ。
オーストラリアの試合を見ながら残念会をした。オーストラリア、歯が立たなかった感じ。
 外国人の試合を見ていつも思うこと。腕の入れ墨が気持ち悪い。頼むからやめてくれ。すごくはやっちゃっている感じで、どの腕も模様入りである。 あんなのを好む神経が理解出来ない。

6/13 (金) の進歩 ワールドカップ開幕
ついにワールドカップが開幕した。朝 5 時に起きて、ブラジル対クロアチアの激闘を見た。見ていて、心臓がどきどきしてきてしまった。この試合の行方に対してではない。我らが代表の試合 も始まる んだと思い、そちらの方にどきどきしてきたのである。研究室に来てからもしばらくはどきどきが治まらず、仕事に集中出来なかった。
 この試合の主審を務めた西村さん、やってしまった。1-1 という緊迫した展開の中、なんであれがという PK をブラジルに与えちゃった。ほんとに、どこが反則なんだ? これで流れがブラジルに傾いた。クロアチアが激怒するのも無理はない。西村さん、決勝トーナメントの笛は吹けないだろうな。

ベガルタ仙台レディースは明日、敵地で浦和レッズレディースと闘う(13 時試合開始)。2 連敗中の我がクラブである。絶対に連敗を止めないといけない。首位を行く相手ではあるが、恐れることなく挑んで勝ち点を取ろう! 私はもちろん参戦する。スペイン対オランダの試合を見たら埼玉にゴーだ。

東京都社会福祉保健医療研修センターで行う、論文の書き方・プレゼンの仕方の講演準備を終えた。すっきりした。
6/12 (木) の進歩 明日開幕
いよいよ明日、ワールドカップが開幕する。日本時間早朝 5 時のブラジル対クロアチアの闘いで、世界が最も熱くなる日々が幕を開ける。ブラジルが評判通りの強さを見せつけるのか。クロアチアがしぶとい強さ を見せる のか。他所の国の試合は純粋に楽しめて良い。
 この試合、日本のお三方が審判を務める。日本の審判の技術が認められてきているということだろう。ただし、南米対ヨーロッパの闘いなので、両大 陸以外から審判が選ばれるという点は留意しておかないといけない。日本の審判がいきなり世界一になったわけではない。

バラモンの論文セミナー。イントロがほら吹きな論文であった。身の丈にあったイントロにしなさい。ついで、みーちゃんと川邊さんの講座セ ミナーがあった。自分の考えをまとめることが出来たと思う。みなさんお疲れ様。
 朝、セミナー室でバラモンに会ったとき、「ゴキブリが出たんですよ」と話していた。台所を不潔にするからだ。そのゴキブリ、バラモンが叩きつぶ したらしい。しかし、「みっちーさんが見たいというので」と、片付けずにそのままにしていた。訳のわからない研究室である。

今日も、Mathematica で仕上げの計算をやらせながら、東京都社会福祉保健医療研修センターで行う、論文の書き方・プレゼンの仕方の講演準備を進めた。心がまえと序論の 書き方は 終了した。ついで、タイトルの付け方の説明に取り組んでいる。ま、山は越えたということか。明日中に終えるかどうかは、私の気力次第である。
6/11 (水) の進歩 開幕まであと 2 日
ワールドカップ開幕まであと 2 日である。うー、心臓がどきどきしてきた。コートジボワールの選手を見せられると、ものすごく強そうに思ってしまう。岡田元監督の言葉を信じたい ところだ けど、どきどきは高まるばかりである。

生物学科三年生向けの講義をした。「訪花昆虫の行動」というお題であった。例年ならばかなり面白がって貰える内容である。しかし気のせい か、今年の反応は今ひとつに思えた。なぜだろう?
Mathematica で仕上げの計算をやらせながら、東京都社会福祉保健医療研修センターで行う、論文の書き方・プレゼンの仕方の講演準備を進めた。何か、先が長い気 がしてき た。いつ終わるのやらである。講義の準備もしたいし、論文の原稿も書き始めたいし、ワールドカップも見るし、ベガルタ仙台レディースのアウェー遠 征もするというのに大丈夫か。前の二つは「たい」という希望なのに、後ろの二つは「る」という決定なのは何故か? その疑問はおいておいて、個人的な希望としては、明後日には準備を終わらせたい。早朝に開幕戦を見て、研究室に出てくる。そしてその勢いで準備を 終える。翌朝は浦和に遠征なり。
6/10 (火) の進歩 開幕まであと 3 日
ワールドカップ開幕まであと 3 日になった。みなさん、早起きの練習は万全かな? 試合を見てそのまま研究室に来れば、朝型の生活が確立できるであろう。ぜひそうしてくれ。ワールドカップが終わった瞬間に崩壊するであろうが。

卒業研究の計画セミナーの相談。頑張って頂戴。
いい加減、論文の図を完成させないといけない。今日からついに、仕上げの Mathematica 計算に入った。バックグラウンドでひたすら計算させている。
 そのかたわら、東京都社会福祉保健医療研修センターで行う、論文の書き方・プレゼンの仕方の講演準備を進めた。先週の入院時に、論文集を読んで 問題点の分析を進めていた。今日も引き続き分析作業をした。傾向がだいたい確認出来たので、講義ファイル作りをすることにした。とはいっても、去 年のスライドの改良である(この講義は今年で 3 年目)。まずは、ベガルタ仙台の選手の写真を今年のものに変えるという、この日 記の読者の方はさもあらんと思うであろうことから始めたのであった。今週中に完成させたい。

6/9 (月) の進歩 開幕まであと 4 日
いよいよ、ワールドカップの週となった。今週金曜日の午前 5 時(日本時間)の、ブラジル対クロアチアの開幕戦で一ヶ月の激闘が始まる。日本代 表の登場は日曜日の午前 10 時(日本時間)だ。楽しみなり。胸が高鳴る。
 日本代表に関して岡田前監督が、「強い。グループリーグ突破は間違いない」と言っていた。心強い。何しろ岡田前監督の言葉だ。大波に乗った気分 で応援することにしよう。

生物学科三年生向けの生物学演習(論文輪読)をした。みんな、きちっと読み込んで来てくれていた。優秀なり。おかげで、11 時くらいに終わってしまった。
 輪読した論文はこれである。

Wright, G. A. ら 2013.  Caffeine in floral nectar enhances a pollinator's memory of reward.  Science 339:1202-1204

花の蜜に微量のカフェインが入っている植物種がある。その訪花者であるミツバチの記憶力が、カフェインのせいで良くなっていることを示した研究 だ。記 憶力が高まると、その植物種への再訪花の効率が良くなるというわけだ。こんな研究、よく思いつくね。きっと、コーヒーを飲みながら受験勉強した時 代 を思い出したのであろう。ちなみに、花蜜のカフェイン量との比較の対象として、インスタントコーヒーのカフェイン量を図に載せ てい た。そのことに関する考察は一切なし。だからきっと、ウケ狙いで載せたのだと思う。実際、Caffea canephora という植物のカフェイン量はインスタントコーヒーに匹敵するもので、ミツバチが、インスタントコーヒー飲んで訪花している状況を想 像してしまうのであった。

バラモンと改訂相談。ついでみーちゃんとセミナー内容の相談。二人とも頑張ってね。
6/8 (日) の進歩 雨
雨が降り続けている。もう三日目だ。薔薇の花がらがすごいことになっているので綺麗にしたいのだが。しかし雨ではやる気が起きない。雨はまだまだ 続くらしい。梅雨といっても降り方が異常ではないか?
午前中は、月曜日の生物学演習で読む論文を読んで過ごした。三年生を対象に、論文を輪読するのである。去年出たばかりの論文を読むことに した。三年生に論文を渡しておいて、しばし他の仕事に打ち込んでいた。そして、私自身はまだ論文を精読していないことに気づいたのが金曜日。演習 当日の月曜日まで気づかなかったら大変なことになっていた。というわけで、本日じっくりと読んだ。
その後は料理をして過ごした。またしても新しい料理本を買ってしまったので、その本の品に挑戦なり。

新生姜のなんちゃら(料理名忘れた)。右にあるは味噌だれ。これが美味であった。


玉葱の煮込みなんちゃら(こちらも忘れた)。玉葱を、鶏ガラスープと鰹昆布出汁とを半々に合わせた汁で煮込む。スープと出汁を合わせるとは驚き。 美味 かった。

6/7 (土) の進歩 連敗
ベガルタ仙台レディース 1-2 アルビレックス新潟レディース。2 試合続けての逆転負け。今季初の連敗となった。
 今日の試合は角田市で行われる。日本代表の強化試合を見た後、車で角田へと向かった。生憎の雨。試合中もずっと降り続けていた。前半の仙台は良 かった。ボールを支配して新潟陣に攻め込んでいた。そして前半 36 分、MF 上辻 佑実選手の FK に DF 山本 りさ選手が頭で合わせて仙台が先制した。後半になると流れが変わり、押され気味の展開となってしまった。不用意な反則も多くなった。絶好の位置に 与えてし まった FK から決められて同点に。直接狙ったシュートがポストに弾かれ「助かった」と思った次の瞬間、ボールがゴールの中に入っていた。???。セーブした GK 齋田 由貴選手の身体に当たって入ってしまったみたい。不運なり。その直後にも決められて 1-2。そのまま力尽きた。
 以前は 1-0 で勝ちきることが出来た。いったい何が問題なのか。ともかくも、次の浦和戦に絶対に勝たないといけない。3 連敗なんて駄目よ。

帰宅したら 17 時であった。片道 2 時間か。何もやる気が起きず、休憩後に入浴した。そして晩酌。昨日の薔薇会の残りのお好み焼き粉があったので、今日も焼いた。しかし昨日飲み過ぎ たせい か、酒はあまり入らず。珍しく、晩酌後も居間で眠ることなく、ちゃんと意識を持ったまま布団に入った。
6/6 (金) の進歩 談話会と薔薇会
今日は、午前中に談話会、午後に我が家で薔薇会という豪華な日である。まずはさっそく談話会をした。もうそろそろ調査の時期である。みんな、計画 段階に入っている。今年は花が早めなのが悩みの種のようだ。かたや、デラックスの論文アクセプト報告もあった。こういう報告は景気よくて良い。月 に一つくらい欲しいものである。
薔薇会のために、昼過ぎに皆で買い物に行った。私と魚卸し組は朝市に。美味しそうな魚を買った。バーベキュー用の野菜も買った。その他の 人々はダイエーに肉類を買いに行ったようである。
 私の家に行き、魚卸し会を始めた。指導すべき私が他の料理に没頭していたので、ほとんど野放しでやって貰った。ときどき聞こえる絶叫に適宜助言 もした。しかしたいがいが、「こうすべきだった」という過去形であった。ま、皮が付いていた方を表にしておけば、包丁が入った裏側がどうなってい いるのかわからなくてよい。
 外でバーベキューをしたかったけれど生憎の雨であった。やむなく室内で焼き肉となった。朝市の金華山さんに奨められた、フグの白子も焼いた。 もっちりしていて美味しかった。お好み焼きも登場。市販のお好み焼きの粉に、山芋のすり下ろしを入れるという懲りようであった。美味しかった。焼 きの最後には、もはや恒例となった鰹のたたき作りもした。このときばかりは皆で庭に出て、バーベキュー台で藁を燃やし鰹をいぶした。いぶし立てが 美味であった。砂が混じっていたような気もするが(笑)。いぶす前に、鰹を地面に落とした人が一名。
 室内に戻り、豪華刺身と私の手料理とで二次会をした。

空豆と海老の白和え。空豆の香りがたまらない。


マツハシに捧げる料理。トマトの酸味が清涼感を誘う。
 楽しかった。またやろうね。

6/5 (木) の進歩 失踪事件全貌
昨日の午後、講義を終えた私は研究室をあとに。途中、あんをペットホテルに預け(車に乗せて来ていた)帰宅。荷物を持って、バスと徒歩とでそこへ 向かった。

病院であった。入院するのだ。胃腸の具合がなかなかすっきりしないので、大腸のレントゲン検査をすることになった。前日に下剤を飲むのだけれど、 具合が悪くなることがあるので一人では飲んではいけないらしい。だから、一人暮らしの場合は入院する必要があるのだと。あんがいると 反論を試みようと思うも自分で却下。具合が悪くなっても、ぐうぐう寝てるか、私の顔をぺろぺろ舐めてるかのどちらか。研 究室で飲んで深夜帰宅するとの反論には、具合が悪くなるのは明け方なので駄目と言われてしまった。泣く泣く入院を承諾した。さらには、検査時の注 射でふらつくことがあるので、車の運転も駄目とのことであった。
 入院なんて初めてである。いったい、どんなものなのだろうという。

憧れのナースコール。具合が悪くなってこれを押してみたい、……などと思わんでもなかった。夕方まで使用可の浴室やシャワー室もあった。夜は使え ないのか。一通り状況探索をした後、ハウス食品絶賛提供(星野、元気か?)の検査食を頂いた。その後は、東京都福祉保健局の発表資料(6/20 にプレゼンの講義をする)を読みがら夜を過ごした。10 時過ぎに就寝。布団が厚くて良かった。ビジネスホテルだと、真冬でも薄い布団一枚だからねえ。同室の方がいたけれど、ベッドも離れていてカーテン でも仕切 られていたので、さほど気にならなかった。あんと寝る方がよっぽど大変といえる。結局、具合が悪くなることもなく朝を迎 えた。
 今朝、レントゲン検査を終えた。全然楽であった。しかし検査結果は………














異常なし。良かった良かった。
 もう帰れるのかと思いきや、病院で昼食を食べないといけないという。食事をして腸の回復を見て、それで退院だと。うーー、病院食か。まる讃で海 老天生醤油うどんを頂こうと思っていたのに。

イメージ通りの病院食。病院食を食べたことはないが、これがまさに病院食なのだろうと思わせるものであった。
 昼過ぎにようやく退院となった。明日、我が家で薔薇の会をするので、学生に美味しい物をご馳走しようと買い物をした。そして、あんを預けている ペットホテルまで延々と歩いた。5 km くらいあったかも。荷物が重くて疲れ果てた。あんを引き取り帰宅。無事に戻ってきて良かった。検査結果次第ではまた入院なんてこともあったので、 ほっとし ている。すき焼きで退院祝いをした。ビールが美味かった。
 入院時の持ち物リスト。寝間着・着替え・洗面具・タオル・コップ・スリッパ・湯飲み・箸。前の方のはわかるが、後の方ほど、そんな物も必要なの かと思わせる。実際、備え付けはなかった。しかし、箸まで持ってこないといけないとは。他の病院でもそうなの?

6/4 (水) の進歩 失踪します
実は、今日の夕方から明日にかけて失踪する。市内の某所にはいるのであるが、自宅にはいない。私の意志での失踪ではない。すごく憂鬱である。白 馬に乗った王子様が助けに来てくれたらと思う。というわけで、なんとか無事に戻りたい。
生物学科三年生向けの講義をした。学生実習の代講があり、1 コマ目と 3 コマ目の 2 回講義をするという厳しい日であった。しかもどちらも講義内容が多く、プリントが 3 枚ずつもある。まずは 1 コマ目。プリントを配り終えて講義を始めた。講義が始まって 15 分、切りのいいところで「質問はありませんか?」と聞いた。と、H 君が手をあげた。やった、講義中に初めて質問だ出た! と、「プリントが違いませんか?」との指摘であった。確認すると、3 コマ目用のプリントを配っていた。がーん。今朝、1 コマ目の講義ノートを見ながら予行練習をしたとき、その講義ノートを 3 コマ目用のプリントの上に置いてしまった。そしてそのまま持って来たのであった。かくして、講義ノートは 1 コマ目用、プリントは 3 コマ目用という不一致状態となった。指摘が出たのは 15 分経ってからなので、けっこう平気なものだなと思ったことも確かである。しかし、残り 1 時間 15 分も平気とはいかないであろう。やむなく、研究室に 1 コマ目用のプリントを取りに戻った。この出来事がなければ、本日も、15 分早く終わっていた可能性が高い。かたや 3 コマ目は、時間が足りなくなって焦った。しかも、説明しながら、「これはわかりにくいだろうな」と自分で思ってしまった。説明を改良しないといけ ない。内 容もちょっと減らそう。
 今年の三年生、頷きながら聴いてくれる方がいてくれて嬉しい。伝わっているか常に気にしているので、頷きは心強いのだ。

1 コマ目質問者御イニシャル:S. S. さん。

6/3 (火) の進歩 疲労困憊
今日も、豊岡高校で行う研究の仕方の講演準備をした。ようやく完成した。丸五日間かかってしまった。スライド 162 枚。これまで講義したことのない内容だったので、ほとんど一から作り上げることになった。疲れ果てた。最終的な見直しをしようとするも、頭が ぼーっとして 働かない。しかし、歯を食い縛って見直した。我、ここに倒れる。
 今回の講義は、「これから研究を始める高校生と指導教員のために」の第 1 部「研究の仕方」の、第 1 章「研究を始める前に」・第 2 章「取り組む問題の決め方」・第 3 章「研究の進め方」を紹介するものである。これから課題研究を始める生徒さんに是非とも聴いて欲しい内容だ。せっかく講義ファイルを作り上げたの だから、 今回だけで終わりにするのはもったいない。他の高校の生徒さんにも話したい。お声がけ下されば参上します!

などと、高校生のために我が身を削っているように書きつつ、研究室のテレビで日本代表の強化試合を見ている私。せっかくの 感動的な雰囲気もぶち壊しであるな。でも、後半しか見なかった。お弁当を頂きながら、ちょい観戦したのである。10 分ほどで食事を終えたのに、その後 40 分ほど座っていた姿勢が問われるが。ともかくも、後半の内容は良かった。流れるようなパスワークで圧倒的にボールを支配。3 点をもぎ取った。ワールドカップに向けて大いに期待が高まった。

卒業研究の研究計画セミナーの相談をした。方向は固まったでしょ。あとは、「これから学 会発表する若者のために」「これから研究を始める高校生と指導教員のために」 を参考にしてスライドを作って頂戴。これ研には私の最新の考えが詰まっているので、参考になるはずだよ。
6/2 (月) の進歩 もうすぐワールドカップ
もうすぐワールドカップが始まる。とても楽しみな反面、始まらないでという思いもないではない。何しろ、生きた心地がしないではないか。毎度のこ とではあるが、日本の試合を正視する根性がない。心臓ドキドキで、胸が締め付けられるようになる。勝つとわかっていて見ることが出来たらどんなに 気楽か。ああ、もうすぐあの試練の時が来るのか。やはり、ものすごく楽しみだけどね。
今日は丸一日、豊岡高校で行う研究の仕方の講演準備をした。その甲斐ありだいぶ進んだ。あともう一息で完成である。
 高校生が対象ということもあり、ワンポイント的なイラストも入れちゃっている。そのためにわざわざ、かわゆいイラストを集めたフリー画材サイト に登録をした。研究不正の話もするのに、著作権違反をするわけにはいかないからだ。このサイト、大学での講義にも使えるであろう。ただし、大学生 相手だと過激なウケ狙いが多いので、このサイトのかわゆい画材が向いているかどうかはわからない。

6/1 (日) の進歩 薔薇
我が家の薔薇が最盛期となった。正確には、ちょっと過ぎちゃったかも。

新雪。この白さはなかなか無い。


羽衣。綺麗だよ、棘もすごいよ。


左から、アンクル=ウォルター(赤)・クラウン=プリンセス=マルガリータ(黄)・ソンブレイユ(白)・ガートルード=ジェキル(桃)・テス=オ ブザ=ダーバーヴィルズ(赤)・羽衣(桃)。

今日は男女とも敗戦。遠く岡山では、岡山湯郷ベルに 1-2 で敗れてしまった。宮間にしてやられたらしい。それにしても女子の敵地戦は、テレビ中継がないのが悲しい。ネットで経過だけを追う虚しさよ。かた や男子 は、ヴィッセル神戸に 1-2 で敗れた。こちらは CS で応援した。終了間際に決勝点を奪われてしまった。内容は仙台の方が良かっただけに悔しい。勝てた試合だ。せめて引き分けだろう。

実はこの週末、備長炭での鮎の塩焼きに挑んでいる。3 本買ってきて、1 日 1 本ずつ挑戦してきた。

しかしなかなか上手くいかない。でも、火力をいかに高く保つかが重要であることがわかった。焼いている内に、鮎の脂が炭に落ちて(養殖物なので脂 ぶくぶく)消火されてしまう。そこで、熾した炭を別に用意しておき、火力が弱まったら新しい炭を投入する。これが大切であった。