進行状況

「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況

6/30 (日) の進歩　完敗したけど面白い試合だった。完敗したけどつまらない試合だった
起床後、情報を封印して、録画しておいた日本対ドイツの試合を見た。立ち上がりからのドイツの猛攻。一方的な試合になるのかと思いきや、なでしこもだんだんと盛り返していった。そして、なでしこらしい華麗なパス回しがでるようになった。リードされながらも二度も追いついたし。結局 2-4 の完敗。今の時点の実力差通りの結果と思う。しかし、お互いに持ち味を出した面白い試合だった。

ささっと庭仕事。雨に濡れた庭だと、どうもやる気をなくす。雨露で服が濡れて不快なのだ。それでも、芝生に肥料をやったり薔薇の花がらを取ったりした。薔薇は、一番花が完全に終了し、二番花が咲きつつある。残念なのは、お気に入りのクリムゾン＝グローリーが、まったく花を咲かせないことだ。おそらく、カミキリムシの幼虫にやられたのだろう。まったくもって腹が立つ。

夕刻、ユアテックスタジアム仙台へと向かった。ヤマザキナビスコカップの決勝トーナメント1回戦の第2戦があるのだ。先週の第1戦を 1-2で落とした我がクラブである。だから、1-0で勝てば良い。そして、試合開始早々に、FW ウィルソンの得点で 1-0 とした。これは良いと思いきや、川崎の MF 中村に立て続けに2点取られてしまった。さらに失点して1-3。こうなると、あと4点取らないといけない。1点は返したもののそれにて終了。 2-3の完敗であった。試合内容もねえ。攻めが単調でよろしくなかった。

6/29 (土) の進歩　やる気があまり起きない一日であった
楽しかった東京出張の反動なのか、実際に身体が疲れているのか、やる気があまりでない。昼には、ベガルタ仙台レディースが練習試合をするのだけれど、見に行く気力を朝の時点で早々に無くしていた。というわけで、午前中はうだうだと過ごした。
　午後になり、これではいかんと料理に励んだ。鯛のアラ煮をしたり、冷やしのっぺい汁を作ったり。久々に、南瓜の二時間煮込みにも挑んだ。はい、とても柔らかく仕上がった。しかも煮崩れ無し！
　そういえば先日、藤崎の食品売り場で、お惣菜として売っている南瓜の煮物を見た。ぐじゃぐじゃに煮崩れていて吃驚した。面取りもしていない。これがプロの仕事なのか？昨日の帰りにも、東京駅の大丸の食品売り場で南瓜の煮物を調査した。やはり煮崩れていたし、面取りもしていなかった。手間を惜しんでのことなのかねえ。これに比べると、私が作る南瓜の煮物のなんと立派なことか。今度食べさせてあげたい。

手料理を肴に晩酌をした。枝豆 --> 鯛の兜焼き --> 人参豆腐 --> 鯛のアラ煮と頂いたところで満腹になってしまった。冷やしのっぺい汁に到達せず。うーー、楽しみにしていたのに。明日の夜は、ベガルタの試合があるために外食となる。明後日にお預けかい！

6/28 (金) の進歩　共立出版へ、そして、東京都保険福祉局で講演
今日は、東京都保険福祉局で、論文の書き方とプレゼンの仕方の講演を行う。その前に、共立出版に挨拶に伺った。そして、かねてよりのお付き合いの N さん、『これから研究を始める高校生と指導教員のために：研究の進め方・論文の書き方・口頭とポスター発表の仕方』の編集担当の N さんとお会いした。後者の N さんとは初対面であった。メールでのやりとりを通じて、とても優秀なお方と思っていた。想像通りのお方で感激した。お世話になっております！
　「これ研」の見本も出来上がっていた。まだ製本前の状態である。

「これ研」実物。表紙が綺麗！
大学生協での販売分には、ご覧の帯を付けるそうである。これは良い！実際、学部生や院生にもきっと役立つ本だし。帯の「大学生」の書体を表紙の書体と同じにし、書名の「高校生」の部分に切り貼り出来るよう工夫するなどと話し合った。

東京都保険福祉局に移動して、講演を行った。参加者は 60 人ほど。東京都の福祉施設・医療施設等で働く方が対象である。現場で実践していること等を学会で発表したりするのだそうだ。そんな方々に、例によって、「なぜ、ベガルタ仙台は強いのか：勝利を呼ぶ牛タン定食仮説の検証」の話をしてしまった。そうしたらなんと、「例であって、実際に牛タンの効果があるわけではない？」という質問が出た。この例を使い続けて 10 年超。こうした質問を受けたのは初めてである。「ついに、牛タンの効果を真面目に考えて下さった方が現れた」と、個人的にいたく感激した。
　13 時から始めて 16 時半に講演終了。担当の K さん、お世話になりました。またお呼び下されば、喜んで伺います！

21 時半頃に帰宅した。仙台はえらく寒かった。シャワーを浴びてさっぱりし、ビールで慰労会をした。疲れた身体にとても美味であった。

6/27 (木) の進歩　外国語汎用で NHK を提訴
なかなか痛快な知らせが届いた。「日本語を大切にする会」という団体の方が NHK を、外国語汎用で提訴したそうだ(産経新聞より)。やるな。裁判での勝敗は別問題。こうして、世の中の馬鹿な風潮に警鐘を鳴らすことが大切である。
　私もかねがね、カタカナ語汎用には憤慨していた。日本語に相応する言葉がないためにカタカナ語を使うことはまだわかる(これとて、日本語を作れと思うが)。しかし、日本語があるというのにカタカナ語に置き換える行為は、その意味がまったくもって理解できない。和室を「タタミルーム」と言ったり、米びつを「ライザー」と言ったり、引き分けを「ドロー」と言ったり。料理の鉄人が復活したと思ったら、番組名が「アイアンシェフ」に変わっていて、挑戦者が「アロニー」と呼ばれていたのには、呆れるを通り越して笑った。あっという間に打ち切りになった理由の一つがこれではないかと思った。
　カタカナ語にせっせと置き換えている連中は、その方が格好いいとでも思っているのであろうか。いや、そこまで馬鹿ではないだろう。きっと、冥王星あたりの宇宙人にそそのかされて、日本文明の破壊を目論んでいるに違いない。

というわけで東京へ。

6/26 (水) の進歩　今夜はイングランド戦
なでしこは今夜、敵地にてイングランド代表と闘う(21:45 試合開始)。なんと、ベガルタ仙台レディースの DF 長船加奈選手がセンターバックとして先発出場するらしい。これは楽しみだ。みんなで加奈を応援しよう！

生物学科三年生向けの講義をした。「食害への対抗戦略」というお題であった。時間が足りなくなると思って焦り気味に進めたら、20 分くらい早く終わりそうなことに気づいた。そこからちょっと速度を落とし、8 分早く終了となった。学生からすると、早く終わる分には修正が不要となのであろう。しかし、どこか世間体を気にする私であった。

質問者御イニシャル；I.M. 君・K.Y. 君・H.Y. 君・S.R. 君・W.K. さん。

Mathematica のプログラム作りを進めた。ちゃくちゃくと進行している、はず。
　ポールと研究相談。頑張れ。

明日から出張である。東京都保健福祉局で、プレゼンの仕方の講演をするのだ。帰宅するのは金曜日の夜なり。次回更新は多分、月曜日となる。

6/25 (火) の進歩　「これ高」か「これ研」か？
「これ論」同様、『これから研究を始める高校生と指導教員のために：研究の進め方・論文の書き方・口頭とポスター発表の仕方』にも愛称が欲しい。愛称というものは、愛されている内に自然発生するものであるが、私の場合はちょっと違うのだ。学生の愛称も、研究室配属の冒頭に決めるし、拙著の愛称も、こちら側(私か共立出版)が決めてしまう。
　さて、新本の愛称である。実を言うと私は、「これ高」を密かに使っていた。ファイルの略称にも「これ高」を入れていた。ところが、共立出版の割引案内には「これ研」とあった。ここで考えた。「高」を使うのは、大学院生・大学生向けの本がある中で区別意識が出たためである。この本は高校生向けに書いたという意識だ。しかしほとんどの高校生は、私の前書のことを知らないであろう。高校生にとっては、新本が、初めて出会う研究の世界の本のはずだ。まさに、これから研究を始める自分の前に啓かれている本、研究という憧れの世界に導いてくれるはずの本である。となるとやはり、「これ研」が相応しいのではないか。なお、最悪なのは、「これ何」で済まされることである。

生物学科三年生向けの講義の準備をした。またしても内容を増やしてしまった。絶対に時間超過する自信がある。どうしよ。

福島県立福島高校で行うプレゼンの仕方の講義の準備を進めた。いろいろと考えながら、『これから研究を始める高校生と指導教員のために：研究の進め方・論文の書き方・口頭とポスター発表の仕方』の内容を盛り込んでいった。と、ひと言で済ませてしまったが、かなり大変な作業であった。頭が疲れ果てた。15 時半頃には、まったく働かなくなってしまった。

働かなくなった頭を駆使して、Mathematica のプログラムのバグ取りに挑んだ。先週末に、新しいモデルのためのプログラムを書き出したのだけれど、変な結果がいきなり出た。ほんの半歩踏み出したところで転んだ感じである。しかしバグの目途はついていた。頑張って修正。頭が完全に機能停止となった。
　その後、働かなくなった頭を駆使してこの日記を書いた。などと書いても、この部分はちっとも褒められないであろう。

6/24 (月) の進歩　お魚咥えたどら猫を裸足で追いかけなくなったサザエさん
6/10 の進歩で私は、『これから研究を始める高校生と指導教員のために：研究の進め方・論文の書き方・口頭とポスター発表の仕方』の表紙案について、「そのイメージは、「サザエさんが、お魚咥えたどら猫を裸足で追いかけなくなったような」という、訳がさっぱりわからないものである」と書いた。ごく普通の主婦になっているサザエさんとか、ワカメが、超真面目な高校生になって課題研究をしている姿とかを想像したであろうか。しかし表紙はこれである。

「チームこれから」の先輩メンバーは、

こんなであり、「表紙のダサさも芸の内」と瀬名秀明さんに評されたものだ。しかし今度の本は路線をがらりと変え、格好良い系にした。この転換を、「サザエさんが、お魚咥えたどら猫を裸足で追いかけなくなったような」と喩えたのであった。

バラモンと論文について話をした。ちょっと再考が必要となったようだ。

7/5 に、福島県立福島高校で研究発表の仕方の講演を行う。心配性の私は、今日から早くも準備を始めてしまった。何しろ、高校生向けの本を書き上げてから初めての、高校での講演である。立派な内容にしないといけない。原稿を読み直しつつ、プレゼンファイルを作っていっている。

6/23 (日) の進歩　庭仕事週末二日目
庭仕事とは血塗られたものである。昨日に続き、今日も大粛正をした。薔薇花壇のワスレナグサ、玄関への通路脇のビオラ、鉢植えの植物などなど。花が終わったらたちまち用無しとされるのだから不憫である。新しく植えた植物も、数ヶ月後には粛正されちゃうのだ。心底、植物に生まれなくてよかったと思う。
　芝刈りもした。長くなっていた芝を刈ると、実にすっきりと綺麗になる。芝刈りという行為は偉大だと思う。

テレビで、美味しい枝豆を紹介していた。香りと甘さが、そこらの枝豆とは比べものにならないそうだ。そういえば、今年はまだ枝豆を食べていない。無性に食べたくなり買いに行った。そして、茹でた後、バーナーであぶってみた。これも、テレビで紹介されていたのだ。香ばしくするのだという。でも、たいして香ばしくならなかった。というより、枝マメ自体が不味かった。憤然。

6/22 (土) の進歩　庭仕事週末一日目
今週末は庭仕事に徹する。薔薇だの芝だのビオラだのが、かなり凄まじくなってきているのだ。
　まずは、薔薇の花がら取りを始めた。綺麗に咲き誇れば咲き誇るほど、汚らしい姿になるのである。脚立を家の壁面に立てかけ、高いところの花がらから順に取っていった。なんと二時間ほどもかかってしまった。
　終了後、ガーデンガーデンにお出かけした。とある構想を描いていたのだ。我が家の駐車場は、中央部分(タイヤが踏まない部分)が花壇になっている(下の写真参照)。当初はこんなに可愛らしかったのであるが(2008.5.7 の進歩参照)、いつしか熱帯のジャングルのように、植物が好き勝手に繁茂してしまった。それらを大粛正し、お洒落なグランドカバーに入れ替えてやろう。そう思い、ガーデンガーデン推奨のグランドカバーであるルピアを見に行った。しかし、実物を見たところ、どうも好みではなかった。そこへ忽然と、ローマンカモミールが思い浮かんだ。リンゴの香りがする植物で、ハーブティーに入れたりする。グランドカバーにも使われる。というわけで、園芸屋を三軒はしごし、40 株ほど買い占めてやった。帰宅後、駐車場の花壇内の植物を徹底粛正。なんで、イロハモミジまで生えているんだよう。そして、ローマンカモミールを植えた。

綺麗になった。リンゴの香りが漂うのが楽しみである。ただーし、車を駐めるとその下に隠れてしまうので、私が在宅の時には鑑賞できないという矛盾に満ちた存在となる。

6/21 (金) の進歩　シールを作るか
ウケ狙いなのであるが、かなりその気になっていることがある。「大学生」というシールを作ることである。それがウケにどう繋がるのかわからない方に説明しよう。拙著『これから研究を始める高校生と指導教員のために』は、高校生と指導教員を対象に書いたものである。その内容には自信があり、大学生にも大いに役に立つと思っている。だから是非とも購入して頂きたいと願っている。しかし、「高校生」という書名の本を読むことはプライドが許さないのではないか。そこで「大学生」というシールである。「高校生」の部分にこれを貼って読めば、もう、世間を気にすることはなくなる。だからシールを作ってしまうか。

ポールの解析が順調に進んでいるようである。毎日頑張っているからね。この調子で行こう！

今日はほぼ丸一日、モデル解析に没頭した。ややこしい計算を、いかに簡単なプログラムで実行するか。これはとても大事である。ややこしいプログラムだと、後日に自分で見直したときにさっぱりわからなくなっているのだ。かくして、もう二度と再解析のできないモデルが、論文の数とほぼ同数蓄積している。しかしそれでは困るので、出来るだけ頑張っておこう。というわけで、Mathematica の Matrix を初めて使ってみた。これは便利かも。

6/20 (木) の進歩　これから研究を始める高校生と指導教員のために：研究の進め方・論文の書き方・口頭とポスター発表の仕方
正式な新刊情報である。7 月 10 日頃に書店に並ぶ。

素敵な表紙が出来上がった「これから研究を始める高校生と指導教員のために」
高校の課題研究を進める上で必要なことのすべてを書いた本だ。研究の進め方・論文の書き方・口頭とポスター発表の仕方について、大切なことすべてがこの一冊でわかるはずである。
　高校生のみならず、大学生・大学院生にもきっと役立つと思う。何しろ、今までの本の執筆や論文書き・プレゼンの講義で得たものを全て注ぎ込んだのだから。論文執筆・プレゼン技術に関して、最先端のものが詰め込まれている。
　期間限定の割引販売を行うので、ぜひお買い上げ下され。書店に並ぶよりも早くお届けできるはずである。

ちーちゃんの初論文セミナー。難しい内容の論文を、立派に紹介してくれた。初めてとはとても思えない鮮やかさだった。お疲れ様！
　ついでバッジョの講座セミナー。元気に大きな声で話しておくれ！質疑応答で黙り込むな！

新しいモデル作りを始めた。とはいっても、これまでのモデルの改良であるが。出来るだけ、簡単でわかりやすいものにしようと、慎重に進めている。

6/19 (水) の進歩　指導教官らしい一日でっあった
今日は、指導者として充実していた。いつもはそうではないのかと問われると、笑顔で「はい」と答える私であるが、今日は違った。
　まずは、ポールの Mathematica ファイルをじっくりと読んだ。そして、2 時間ほどかけて、見本となるようなプログラムを書いた。かなりすっきりした(はず)。参考にして頂戴ね。
　次いで、明日講座セミナーをするバッジョと会談した。そして、色々と助言をした。はっきり言って、セミナー前日に 1 からの指導であった。前日なので 7 くらいからの指導をしたかったのであるが、今となっては仕方がない。今晩頑張って、明日の朝までに修正しておくように。私も、明日朝のイタリア戦を生で見るのを我慢して、いつも通り朝早くに研究室に出てくる。

生物学科三年生向けの講義をした。大雨なので何人来てくれるのかと思いながら講義室に入った。確かに人が少なかった。しかし、遅れてくる人がけっこういて、結局は、いつもより 5-6 人少ないくらいに収まった。「大雨なれど、酒井先生の講義のために這ってでも」と、講義室に這って入ってくる学生がいれば感動したのであるが、みんな普通にしゃかしゃか入ってくるんだよね。

質問者御イニシャル：A.T. 君・K.K. 君・M.A. さん・W.K. さん。

悶々としていたモデル解析に、かなりの光が射した。なるほど、そういうことかも。これならばいける。ただし、解析が非常に難しそうだ。ただでさえ難しい解析になっているのに、さらに倍くらい難しくなりそうだ。どうしよう。しかしやり遂げてやるさ。

6/18 (火) の進歩　新練習場が出来る
ベガルタ仙台の新練習場が出来ることになった(河北新報より)。これまでは市の施設を借りていたので、色々と不便なことがあった(らしい。詳しくは知らない)。ついに、自由に使える練習場を手に入れたわけか。目出度し。
　しかし、クラブハウスはどうするのだろう。今のもの(現練習場の隣にある)を使うのか？それとも、新練習場の所に新設しちゃうのか？新練習場は、現クラブハウスから 5-6 km 離れている。現クラブハウスを使うのはかなり不便と思うのだが。

今日もモデル解析に勤しんだ。計算に時間がかかるので、時間を持て余してしまう。この時間を有効に使えるかどうかが出来る人の分かれ目と、講義のための文献検索をしながら解析することにした。計算を実行させ文献検索をする。計算が終わったら文献検索を中断し、結果の吟味をする。と、始めの頃は調子が良かったのであるが ………。文献検索に乗ってくると、止められなくなってしまった。文献にせっかく集中した頭が中断させられるのはかなわない。結局、モデル解析をほっておいて、文献検索の方に集中するようになってしまった。何やっているんだか。

文献検索を終えモデル解析に集中した。ひたすら悶々である。やはり、自分でつまらないと思うものはつまらない。ああ、出口が見えない。

6/17 (月) の進歩　謎の悩み
入門編を卒業し、上級編に挑んだとする。そこでは、入門編とはちょっと異なる説明がなされていた。戸惑いつつも、上級編の説明に従おうとするであろう。だって上級編なのだから。しかし実は、入門編での説明の方が最先端のものであった ………。
　こういう状態はまずいのではあるまいか。という悩みに、昨日から苛まれている。

今週の講座セミナーの担当はバッジョである。その発表内容について話をした。「先行研究がありそう」と思う内容なので、これをきちっとレビューし、バッジョの研究の新しさを説得することが重要である。それともちろん、その問題にどうして取り組むのかも説明しないといけない。問題の意義の説明ね。
　バラモンの論文にもコメントした。冨里からも久しぶりの便り。三人とも頑張れ。

生物学科三年生向けの生物学演習をした。今週も快調であった。いや、先週よりも快調であった。目出度し。
　今年の三年生は、全員がきちっと予習をして来ている。熱心で嬉しい。例年は、その場で必死に辞書を引いている学生が何人か混じっているものなのだが。

モデル解析の方針が立った。論文にするには、この方向で行くしかない。しかし、大して面白くないという思いが拭えない。もう一つ、びびっと来ることが欲しいのだが ………。

6/16 (日) の進歩　快勝
ベガルタ仙台レディース 3-1 伊賀フットボールクラブくノ一。快勝であった。久々にすかっとした。
　開始早々にミスから失点。ちょっと嫌な感じになった。しかし前半 36 分、右サイドバック山本りさ選手が気迫の突破、そこからの流れで、 FW 伊藤美菜子選手がヘッドを決めた。先日萩の月を買いに行ったときに、「点を取って下さい」と美菜子にお願いしておいた(6/11 の進歩参照)。嬉し。後半 7 分には、MF 髙良亮子選手のスルーパスに FW 井上綾香選手が抜け出し GK と 1 対 1 に。GK もかわして無人のゴールに流し込んだ。かわすまでは冷静だったけれど、無人のゴールに入れるときは緊張したんだって。変な女の子！後半 14 分には DF 山本りさ選手がヘッドで決めて 3-1 と突き放した。
　4 試合ぶりの勝利である。流れの中からの得点も 4 試合ぶりだ。すかっとした。勢いに乗って、予選リーグ突破を目指そう！

家を出るときは雨だったのに、帰宅したら晴れていた。仕方ない、やるか。というわけで、1 時間ほど花がら取りをした。
　薔薇の花びらって、地面に落ち積もったらさぞ綺麗と思うやもしれない。しかし実際には、ただただ汚らしいだけである。玄関先やウッドデッキに積もった花びらは、ゴミにしか見えない。何でだろう？

帰宅後、録画しておいた日本対ブラジルの試合を見た。ブラジル凄い。華麗ですな。

6/15(土) の進歩　花がらが凄くなってきた
薔薇の庭の宿命である。一番花も盛りを越え、花がらが凄くなってきた。取れども取れども尽きない感じである。手の届かない高さにある花がらは、脚立を出して週末にまとも取りする。しかし本日は雨なり。雨の中でやる気も起きない。花がらにも風情があれば問題ないのだけれど、汚らしいことこの上ない。それに、早く取らないと二番花が遅れる。花がら取りをしているときは、花なんて咲かなければ良いのにとほんのちょっとだけ思ったりするのであった。

野菜をふんだんに頂こう、しかも、色々な種類を頂こうというのがこの頃の目標である。考えてみると、ふだん頂く野菜は 10 種類にも満たない。栄養的に、頂く野菜の多様性を高める方が良いのではあるまいか。だからといってトウモロコシを買ってくる自分に、小さいなあと思うのであった。世界一周旅行が目標だと言って熱海に行ったとか。でもまあ、黄色い野菜はあまりないから、トウモロコシは貴重に違いない。ただ焼くのも芸がないので、手の込んだ料理にしてみた(名称忘れた)。

6/14 (金) の進歩　明後日は伊賀戦
ベガルタ仙台レディースは明後日、石巻フットボール場に伊賀フットボールクラブくノ一を迎え撃つ(13 時試合開始)。なでしこカップ予選リーグで 2 連敗してしまった我がクラブである。もう、一つも勝ち点を落とすことができない。必ずや勝利して、上位チームがこけるのを待とう。

ポールの解析の相談。結局、元の式で行くことになった。
　バッジョはセミナーの準備中なり。チームイントロを作って持ってくるように言ったのだが。

とりあえず、モデルを改良して計算を実行してみた。しかし、苦悶が続くこととなった。正直、進むべき方向もわからなくなってきた。というか、何をやっているのか自分でわからなくなってきた。頭を切り換えないといけない。でも、何かに囚われたら、それを綺麗さっぱり振り切ることがとても苦手である。

6/13 (木) の進歩　天野・長船・坂井が代表選出
すごい！ベガルタ仙台レディースから、GK 天野美咲選手・DF 長船加奈選手・DF 坂井優紀選手が日本代表に選出された(クラブ公式発表)。おめでとう！私は一昨日、加奈に、麒麟一番搾り大瓶 1 ケースを売って貰った(6/11 の進歩参照)。日本代表選手が、私のために大瓶 1 ケースを持ってきてくれたのである。有り難く飲まねばならぬ。優紀は、本職はセンターバックだけれど、仙台では右サイドバックを務めている。今回の選出も右サイドバックでだろう。なでしこのレギュラー右サイドバック近賀が怪我で長期離脱中なので、優紀の出場は十分にありうる。試合が楽しみだ。

ポールの初論文セミナー。頑張って紹介してくれた。お疲れ様！しかしあのモデル、風媒花と言い張っているが、虫媒花にもそのまま当てはまるな。となると結論が ………。あれで Am. Nat. かと、モデル自体には大いに不満を抱いた。
　その後、一時間ほど時間の無駄。姿勢の問題だろう。

悶々とするのも飽きたので、とりあえずモデルを改良してみることにした。これでうまくいけば、それはそれで目出度い。さて、どうなることやら。

6/12 (水) の進歩　身体が重い
昨晩は酷い試合を見せられてしまった。勝っただけという試合である。かなり攻め込まれたし、点が入る気もしなかった。イラクが 10 人になってからも試合展開は変わらなかった。
　このところの日本代表は、こんな試合ばかりである。大丈夫か？コンフェデレーションズカップで急に強くなるなんてことはないだろう。最終予選当初の破壊力はどこへ行ってしまったのか。

夜中の 1 時半まで酷い試合を見て、今朝は 6 時半くらいに起きた。睡眠不足のせいか、身体が異様に重い。気力も湧かない。今日は講義というのに、果たして出来るのかと思った。
　でも、やってみれば出来るものであった。学生は、普段の私とまったく変わらないと思ったであろう。本日のお題は「訪花昆虫の行動」なり。動きのある生き物が対象ということもあり、皆、興味を持って聞いてくれたように思う。質問もたくさん出て盛り上がった。

質問者御イニシャル：A.T. 君・I.M. 君・I.T. 君・K.Y. 君・M.A. さん・O.K. 君・Y.C. さん・Y.S. 君。質問者多数のため漏れている可能性あり。他意はなし。ごめんね。

自分の研究について考えて過ごした。難しい。謎が解けない。昨日からずっと悶々としている。実を言うと、先行研究でも、「答え不明」となっている問題である。先人達もこうやって悶々とし、結局降参したのであろうか？
　「答え不明」という論文は、最初の指摘ならありえるであろう。しかし、「私も考えたけど答え不明でした！」という論文は受け入れて貰えない予感がする。

6/11 (火) の進歩　萩の月を買ってきた
朝、西洋芝の種子を蒔いた。砂が、昨日届いたのだ(6/9 の進歩参照)。一日でも早く蒔いておきたかったので、出がけの作業となった。庭の 1/3 ほどが砂の世界となった。ちゃんと芽生え、綺麗な緑を回復してくれよ。
　終わったのが 9 時頃。ここでつい、お出かけ心が芽生えてしまった。普段、平日のこんな遅い時間に家を出ることはない。世間では、店が開き出す時間である。ならば。菓匠三全泉インター店に寄ってから研究室に出よう。ベガルタ仙台レディースの FW 伊藤美菜子選手が働いている店である。「萩の月を買いに来て下さい」と直のお声がけであった(6/9 の進歩参照)。今日という機会を逃がすわけにはいかないのだ。
　店で、サッカーの時とは違う姿の美菜子に会った。私は完璧に、寅さんの心境であった。

マドンナにしか見えないよね。

美菜子お手売りの萩の月。
　帰りがけにはさらに、やまや泉野村店に寄り、DF 長船加奈選手に麒麟一番絞り大瓶 1 ケースを売って貰った。こちらは写真取り忘れ。
　かくして、なんとも幸せな一日となった。

研究室に戻り、講義の準備をすませた。
　その後、自分の研究について悶々とした。いろいろあって、研究の世界に戻るのは久しぶりである。悶々とするのは辛いけれど、研究の世界に浸ることがとても幸せであった。朝、わざわざ寄り道をしてきた後にこういことを書いても説得力ないなあと思った。

6/10 (月) の進歩　表紙
『これから研究を始める高校生と指導教員のために：研究の進め方・論文の書き方・口頭とポスター発表の仕方』の表紙の図案が固まりつつある。チーム「これから」新メンバーの表紙はどんなものとなるのか。乞うご期待！そのイメージは、「サザエさんが、お魚咥えたどら猫を裸足で追いかけなくなったような」という、訳がさっぱりわからないものである。

生物学科三年生向けの生物学演習があった。英語の論文を読むというものである。論文は、事前に渡してあった。みなさんしっかり読み込んで来てくれた。おかげでスムーズに進み、相当に早く終わった。歴代最短と思う。お疲れ様。
　その後、生物学科三年生向けの講義の準備をした。「訪花昆虫の行動」という話をするのだ。今年は、とある論文の話をするのを止めよう。その内容に前から不満があったのだ。その代わり、他の論文の話を加えることにした。絶対に、こっちの論文の方が良い。

バラモンの論文にコメント。

6/9 (日) の進歩　芝生問題
我が家の芝生が絶不調である。史上最悪の汚さだ。9 割り方枯れてしまっている部分もある。今年は雨が少ないので、その影響だろうか。もっとマメに水やりをするべきであったか？
　この惨状を見ながら過ごすのは辛いと、酷い部分は種子を蒔き直すことにした。そこで迷ったのが、枯れた芝をどうするかである。これまでの補修蒔きでは、枯れた上に種子を蒔いて砂を被せていた。しかし、枯れた地下茎が残ったままだと、発芽した芽生えの根がうまく伸びないような気もする。そこで試しにと、枯れた地下茎を取り去ってみることにした。けっこう大変な作業であったが、4 x 4 m2 ほどの面積を取り去った。そこへ新しい砂を入れる。しかーし、砂が足りなかった。やむなく、本日の作業はここで中断となった。一日でも早く蒔きたいのだが。

オーレ・ベガルタで、ベガルタ仙台レディース FW 伊藤美菜子選手と DF 長船加奈選手のサイン会があった。

サインをする美菜子。
ついつい行ってしまう私。美菜子に、「萩の月を買いに来て下さい」と言われ、絶対に買いに行くと堅く決意したのであった(美菜子は、萩の月を売っている菓匠三全に勤務している)。GK 天野美咲選手も通行人として通りがかり、会場が沸いた。

うー、このところ、家で飲むと必ず寝てしまう。気づくと夜中の 1 時といった状況が続いている。「今夜こそ寝ない」と決意して臨むのに、結局寝てしまっている。弱くなったなあ。

6/8 (土) の進歩　薔薇の会
我が家の薔薇が最盛期ということで、薔薇の会をした。薔薇を観賞しながらバーベキュー等をしたのだ。

ツル薔薇新雪。この真っ白さは他にはない。
八甲田に行っている人や広島に行っている人がいて、参加者は 6 人と寂しめであった。でも、美味しかったし、みな、楽しんでくれたと思う。

吉次の塩焼き。
痛恨だったのは、藁を焼いてカツオの叩きを作ろうとしたところ、金串からカツオがするっと抜け落ち藁の中に突入してしまったこと。炭となった藁をトッピングした叩きを頂くこととなった。金串を下向きにしてはいけないという教訓を得た。
　バーベキューを終え、室内に入って二次会をした。豪華刺身盛り合わせや、私の手料理を楽しんでもらった。

冷やしのっぺい汁。
16 時半から夜中まで飲み続けた。楽しかった。また来て頂戴。
　本日学んだこと。舞鶴出身の真実ちゃん情報。舞鶴と呉は、肉じゃが発祥の地を争っているそうだ。

6/7 (金) の進歩　我が家の薔薇
我が家の薔薇が最盛期に突入しようとしている。ちょっくら公開しよう。

品種名は面倒なので書かない。ともかくも薔薇屋敷になっている。
　なお明日は、我が家で薔薇の会を行う。薔薇を愛でながら、バーベキュー等をするのだ。八甲田に調査に行ってしまう人はいるし、マツハシは広島だし、参加者が少なめなのは寂しい。そのぶん、私の手料理を豪華にしよっと。

バッジョの論文セミナー。ふーー。

東京都福祉保健局で行うプレゼンの講義の準備をようやく終えた。4 日かかってしまった。お送り頂いた論文集を分析して講義内容を練る。大変だけれど、プロとしてやらねばならないのだ。

6/6 (木) の進歩　月初め談話会
月初めの談話会があった。すでに調査を始めている人がほとんどなので、経過報告と今後の計画とを話してくれた。前回に比べ、発言数がちょっと減ったか。バラモンが、積極的にリードしようとしてくれているのはよくわかったが。皆で盛り上げようね。

みーちゃんの研究計画を読んだ。これは面白い研究になりそうだ。結果が楽しみなり。イタポンとのコラボもあるそうな。
　バラモンの論文にコメント。もうそろそろ、結果の章に移ろう。
　ポールの Mathematica ファイルを睨む。かなり複雑な計算になってしまっているようだ。うーむ。しばし考えた後、適応度の式をもうちょっと単純にしてみることにした。そうすれば、解析はかなり簡単になるだろう。しかし、変な解が出てくるかもしれないという不安もある。やってみてのことだな。

先日、ギャル曽根をテレビで久しぶりに見た。相変わらずの大食いらしい。「焼き肉 50 人前平気」とか「米を一日 15 合食べていた」とか言っているので、本当かと思った。「妊娠中は、お腹の赤ちゃんをご飯で潰しちゃうかもと心配した」だと。「母親の食べ過ぎで圧死」となったら、絶対に化けて出るぞ。

東京都福祉保健局で行うプレゼンの講義の準備を進めている。いつ終わるのやら。凝り性なだけに先が見えない。しかしさっさと終わらせないといけない。

6/5 (水) の進歩　祝、ワールドカップ出場決定
サッカーはオセロみたいである。引き分けでも出場決定なので、後半半ばを過ぎたところから、「このまま 0-0 で終わるのも良いか」と思っていた。しかし残り時間が長い。引き分けで終われるのか。と、後半 37 分に失点。さっきまで「長い」と思っていた時間が、一瞬にして「短い」に変わった。追いついてくれと祈り続けること 10 分近く。主審が、きちんと PK を取ってくれた。それを本田が、ど真ん中に蹴って決めた。なんたる度胸。GK が立っている正面に向かって蹴るのだから。
　5 大会連続の出場が決まった。いやー、生きた心地がしなかった。はらはらドキドキの演出はいらないから、素直にあっさりと決めて欲しかった。
　一点の小さな心配も霧散した。『これから研究を始める高校生と指導教員のために：研究の進め方・論文の書き方・口頭とポスター発表の仕方』において、日本代表に関する研究例を出しているのであるが、「5 大会連続でワールドカップに出場している」と書いてしまっていたのだ。もしも 0-1 で負けてしまい、最終節でもとんでも無い波乱が起きたら ………。その場合どうしましょという小さな小さな引っかかりがあったのであった。

生物学科三年生向けの講義をした。「植物の性表現」というお話であった。話題をたくさん詰め込んでしまい、講義半ばを過ぎた頃から、「時間が足りないかも」と心配になり出した。ちなみに私は、時間の超過に極めて弱い。遅刻も嫌いだし、勝っているときのロスタイムもまた嫌いである。何とか間に合わせようと、焦りを隠しつつ話を少々飛ばした。でもまだ足りなそうだ。それでもギャグを言っている自分に、「そんな時間あるのか」と自問するのであった。結局 3 分ほど超過してしまった。ごめんね。

質問者御イニシャル：I.T. 君・S.M. さん・U.S. 君・W.K. さん・Y.S. 君

午後は学生実習をした。カタクリの種子重測定や、アオキ・カタクリのデータ解析をして貰った。みな、元気に頑張ってくれた。USB を使ってごく簡単にデータをやりとりする風景に、文明の進歩を実感した。

6/4 (火) の進歩　決戦
いよいよである。日本代表は今夜、ワールドカップ出場を賭けてオーストラリア代表と闘う。引き分け以上で出場が決定する我が国である。かたやオーストラリアは、予選敗退という危機感を募らせている。死にもの狂いで、なりふり構わずに挑んで来るであろう。我らが代表は、それ以上に死にもの狂いになり、しかし冷静に闘わなくてはいけない。そうでないと、ヨルダン戦の二の前となりかねない。
　エース本田圭佑も昨日合流した。なんと、赤ちゃんを片手に抱いての帰国である。いやー、驚いた。結婚していること(しているんだよね？)も知らなかった。それに、赤ちゃんを連れて一人で帰国するものかね？合宿中、どこに置いておくのかも気になる。ともかくも、赤ちゃんはとりあえず置いておいて(「そこらに」という意味ではなく)、日本のために思い切り闘って欲しい。

東京都福祉保健局で行うプレゼンの講義の準備を進めた。お送り頂いた学会誌を読みながら、良いイントロの例や悪いイントロの例を探していった。と、素晴らしく良いイントロが見つかった。昨年も講義をしたので、もしかして出席した方かなどと想像してしまった。

6/3 (月) の進歩　忙し
朝から色々とこなした。『これから研究を始める高校生と指導教員のために：研究の進め方・論文の書き方・口頭とポスター発表の仕方』の校正を最優先でこなすために、たくさんのことを後回しにしてしまったのだ。まずは、バラモンの論文にコメント。次いで、大分県農林水産研究指導センターの方から送られてきたプレゼン用ファイルにコメントした。先日の講義のとき、「模擬発表しなかった方も、スライドをお送り下さればコメントします」と言っておいたのだ。二名の方がファイルを送ってきたので、大急ぎで拝見した。これを終えると、生物学科三年生向けの講義の準備に取りかかった。新しい文献を探して、講義に加えるかどうかを検討。結局、加えるべき論文無しということになった。本日はまだ終わらない。東京都保健福祉局で行う、プレゼンの仕方の講義の準備をしなくてはいけないのだ。6/3 までに講演資料を送って欲しいとのことであったが、本日は 6/3 かつ準備初日である。どうあがいても本日中の送信は無理だ。何とか、来週頭には送りたい。ああ、忙しい。

忙しくとも我が家のバラは綺麗である。

スパニッシュ＝ビューティー(左上のピンク)・桃香(左下のピンク)・ロイヤル＝サンセット(中央のオレンジ)・レディー＝ヒリンドン(中央の黄色)・羽衣(右上のピンク)。
　今週末くらいに、バラを愛でる会をやるかい？

6/2 (日) の進歩　苦杯
ベガルタ仙台レディース 1-2 岡山湯郷ベル。うーーん、負けた。悔しい。
　スタジアムに入ったら、昨日お弁当の差し入れをした仙台白百合女子大学の学生さん達がいた。そして、お弁当の見本を展示してレシピを配っていた。

「梅干し★勝ち星☆エネルギーチャージ弁当」
美味しそ。スタミナもつきそうだ。
　試合が始まった。岡山がやや支配気味に進んだ。そして前半 38 分、かの宮間の正確なシュートにやられてしまった。後半も、宮間に FK を直接決められて 0-2。やはり岡山が一枚上か。しかし、FW 安本佐和子選手が PK を決めて 1-2 となると、追い上げムードが俄然高まった。MF 田原のぞみ選手も途中出場し、惜しいヘディングシュートを放った。三度の靱帯断裂から戻ってきた魂シュートであった。決まっていたらどんなに嬉しかったことだろう。しかし怒濤の攻めも実らず、1-2 の敗戦となった。これでグループリーグ 2 連敗である。リーグ突破に向けて苦しい状況に追い込まれた。
　公式戦としては 3 連敗である。得点は PK による 1 点のみ。攻め込んでも点が入らない。シュートの精度の問題かな？

『これから研究を始める高校生と指導教員のために：研究の進め方・論文の書き方・口頭とポスター発表の仕方』の出版情報が、共立出版のウェブページに出ていた。これ。「日本の高校生の研究力・発表力向上のために徹底指南！」とのキャッチコピー付き。まさにその通りなり。どうか、出版をお楽しみに。

6/1 (土) の進歩　効率悪い
久しぶりに庭仕事をした。まずは、二週間ぶりの芝刈りである。次いで、芝への肥料やりもした。それにしても生育が悪い。ほとんど枯れている一帯もある。こんな状態の芝を見て過ごしたくない。ちょっと時期が遅い感もあるが、補修のために種子を蒔くことにした。雪印種苗でさっそく注文してやった。
　バラの補強もした。大きく立派に育っていたナエマが枯死。他にも、鉢植えの株が二つ枯れていたのだ。ナエマを掘り出し司法解剖したところ、死因は、カミキリムシ幼虫が根際に侵入したためと断定された。オガ屑のベッドの中でぬくぬくとしていた幼虫を発見、真っ二つに切断してやった。大きな株が、たった一匹の幼虫のために死んでしまう。割りに合わないというか、潜水艦の一発で空母が沈んでしまったときの帝国海軍首脳の気持ちがわかるのであった。まったく。「そうやってバラを枯らしたら、お前の子どもが来年住むとこなくなるぞーーっ」と言っても通じないのであろう。
　他のバラは綺麗になってきている。

スパニッシュ＝ビューティー(ピンク)とテス＝オブ＝ザ＝ダーバーヴィルズ(赤)。

ベガルタ仙台レディースの練習を見に行った。普段は男子チームが使っている、泉サッカー場の天然芝で練習していた。やはり天然芝はいいね。それにしても、我が家の芝生と大違いである。羨ましい。
　練習終了後、仙台白百合女子大学の学生さんが、手作りお弁当を選手に差し入れていた。彼女たち、こうして定期的に差し入れているのだ。良いね、こういう活動。