進行状況

「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況

12/31 (火) の進歩　良き一年だった
2013 年が早くも終わってしまう。今年は、良き一年だった。研究関係の苦労は続いたけれど、総合評価としては良かった。来年も良き年となりますように。

今日は焼き物を作った。備長炭での本格炭火焼きである。明日お節を頂く直前に焼いた方が美味しいに決まっているのであるが、冷めた焼き物もお節文化の一つである。というわけで、せっせと焼いていった。

締めの大掃除もした。脚立を室内に持ち込んで、高いところの埃を落としまくった。すっきりした。

12/30 (月) の進歩　あまちゃん
NHK で、朝から夕方まであまちゃんの総集編をやっていた。ほとんど見ていなかったので、私の頭には、「海女になりたいっ！」と「教育番組のお姉さん」という二点しかなかった。後は、「じぇじぇ」で埋め尽くされているのみであった。海女と教育番組とがどう繋がるのか腑に落ちなかったので、確認のために、お節料理を作りながら見てしまった。………… はちゃめちゃなストーリー展開であるな。始めからあのストーリーを考えていたのであろうか？それとも、視聴率と相談しながら思いつく方向へと？最後に海女に戻って、「潜水士」「アイドル」「女優」といった紆余屈折はなかったことにするあたり、始めと終わりとが一致していれば良いという思考が伺える。

みーちゃんから、私お手製のお節料理を食べたいというメールが来た。嬉しいじゃないの。当初の予定よりも品数を増やしちゃおう！というわけで、新たに買い出しに行ったりしつつ、本日もお節料理作りに励んだ。かなりはかどった。明日、四品作れば完了である。

12/29 (日) の進歩　西川
今日から大晦日までお節料理作りに励む。一昨日の帰りに乾物は買っておいたので、起床後すぐに、昆布巻きと田作りとを作った。11 時過ぎに、他の食材を買いに朝市に出かけた。大間の本鮪だの色々買ったぞ。金華山さん・八百屋さん、今年一年お世話になりました。来年もよろしくお願いします。天松で上天丼を頂いて帰宅。天皇杯の準決勝を見ながら調理に励んだ。例年通り煮物系から始めた。快調なり。
　天皇杯も凄かった。とくに、広島 GK の西川。PK 戦で 1-3 となり、FC 東京の勝利確実と思ったとき、東京の四人目をばしっと止めた。そしてなんと、広島の次のキッカーを西川自身がつとめた。堂々と流し込み、「こうやって勝つんだ」と檄を飛ばしたみたいであった。これで完全に流れが変わった。そして、サドンデスで逆転勝利してしまった。西川がもたらした勝利であった。すごいと言うしかない。

12/28 (土) の進歩　窓ふき・床ふき
昨日は、帰宅後に床ふきに励んでしまった。二時間頑張り、一階全部と階段と二階の廊下とが終わった。くたびれ果ててしまい、風呂に入ってビールとなった。休胃日にしようと思っていたのに。
　そして今日は、窓ふきと、残りの床ふきをやる。張り切って外に出たらこんな状態になっていた。

いつの間に。今もけっこう降っている。しかし今日やらないわけにはいかないと、窓ふきを強行することにした。というわけで、高圧洗浄機で、窓の外面に情け容赦ない無慈悲な高圧水を浴びせていった。室内が水浸しになることも躊躇せず、窓を半開して、サッシ部分にも浴びせた。噴射後にタオルで、室内に満ちた水を拭いていく。窓の内面は、地道に手作業で拭いていった。朝の 9 時過ぎに始めて 15 時くらいに終了した。ついで、二階の床ふきをした。全部終えたのが 16 時過ぎ。疲れた。
　来年への提言。窓ふきと床ふきを同じ日にやるものではない。どちらも拭き作業。手が痛くなって気力を失う。

昼頃、窓ふきの作業を中断して、あんをトリミングに連れて行った。股関節脱臼をしたので取り扱い注意でやって貰った。これでお洒落に年を越せるね。

自分へのご褒美に、雪見をしながらすき焼きで晩酌だ。ちょっと高めのお肉を買ったぞ。

12/27 (金) の進歩　学んだ
今日も、Mathematica のメモリ消費を抑える方法を調べまくった。それらしい命令文を見つけたら試してみる。しかしまったく効果がない。他の命令文を見つけ試してみるも、やはりまったく効果がない。こんなことを何度も繰り返した。苦悩の余り、同じウェブページを何度も繰り返し見てしまった。そこに書いてあることはすでに試したというのに。………… 疲れ果てた挙げ句に行き着いた解答は、メモリを開放するためには、Mathematica を終了させるということであった。Mathematica に長期計算をさせるためには Mathematica を終了させることだとは、なんという皮肉な。いや真剣に、途中まで計算させて Mathematica をいったん終了し、再度立ち上げた後に途中経過を手入力して計算を再開させることを考えた。しかしそんなことを何百回もやっていられない。 -------------------------- と、命令文 "Do" が目に止まった。命令文 "Table" を "Do" に何気なく置き換えてみたら、メモリ消費が 1/100 位になった！いやーー、以前から、Do と Table ってどう違うんだろうって思っていたんだよね。嬉しすぎて、こんなことも知らずによく Mathematica を使ってきたなと呆れる気持ちもおきない。

てなわけで、本日で仕事納めだ。明日以降は、大掃除とお節料理作りに突入する。

12/26 (木) の進歩　Mathematica のメモリ
うーむ、Matheimatica のシミュレーションがメモリ不足で終了してしまう。東北大学サイバーサイエンスセンターのものを利用して、かつ、メモリを 71 GB に拡充して貰っても駄目だ。ClearAll を使いまくってメモリ消費を抑えているつもりなのだが、シミュレーションの進行と共に消費メモリが増大。やがて、"No more memory available" と言って終了である。お前が勝手に消費しているんだろうと怒っても無意味なのであった。Mathematica のメモリを開放するにはどうすればよいのか？どうもわからない。

がんちゃんがお歳暮を贈ってくれた。プリンとクッキーの詰め合わせなり。美味しかった。いつもありがとう！

デラックス論文の改訂方針についてみっちーと相談した。致命的な指摘を受けたと思い込んでいたのだが、実はそうではないということになった。「お前は死んでいる」という言葉に対しては、「私は死んでいない」と答えればよいのである。実に簡単であった。
　黒川さんが、みっちーの相談に乗ってくれたようである。どうもありがと！

バラモンの論文にコメント。がんばりや。

12/25 (水) の進歩　衝撃
激しくショックな知らせである。ベガルタ仙台レディースの四選手が引退だそうだ。

GK 天野実咲選手
DF 下小鶴綾選手
DF 中村真美選手
FW 伊藤美菜子選手

真美の引退は、正直予測はしていた。だから今度、あんを連れて行って、「来年も続けて」とお願いするつもりであったのだ。なにしろ真美は、あんを殊のほか可愛がってくれていたから。股関節脱臼をしてしまい、連れて行けなくなったことが何とも悔やまれる。こづキャプテンは、年齢的にはともかく、プレーはまだまだばりばりであった。だから、当然のことやるものと思っていた。実咲と美菜子の引退は晴天の霹靂。まさに脂の乗った時期なのに。とくに美菜子は、体調不良のために七月から長期離脱していた。先日の皇后杯の試合会場に久しぶりに姿を現し、来季に向けて復活の一歩を踏んだと思っていたのだが。残念でならない。
　しかし、当人たちが決めた道か ………。仙台で闘ってくれてありがとう。あなたたちが頑張る姿を見ることが大きな喜びでした。これからは、サポとして一緒に闘って頂戴！

あんをエビス動物病院に連れて行った。診察後、抜糸をして貰った。先生の前で、左足を引きずり気味にしおらしく歩くあん。庭で暴れる時みたいに、三本足で全速で走って見せろと思った。

備長炭で鰆の塩焼きをした。

あられ柚子をあしらってみた。全然、合わなかった。

12/24 (火) の進歩　高校生科学技術チャレンジ
朝日新聞主催の、高校生科学技術チャレンジの審査結果が朝日新聞に載っていた。文部科学大臣賞に輝いたのは、

「ダンゴムシの左右交互に曲がる行動がどのように起こるか～触角の役割からそのメカニズムに迫る～」

だそうだ。面白そうな研究だ。それに、タイトルが素晴らしい。取り組む問題と、解決のための着眼点が明確である。「これから研究を始める高校生と指導教員のために」特別賞を贈りたい。この他にも、「泥団子が球形を維持できるのはなぜか～粒径と表面張力の観点から～」なども良いタイトルである。拙著が浸透してきているのなら嬉しい限りだ。

バラモンの論文にコメント。一歩ずつ進めていこう。
　その後、Plant Ecology から戻ってきたデラックス論文へのコメントを読んだ。褒めながらぶすっと刺さないでくれ。

12/23 (月) の進歩　ツル薔薇の誘引
今日は丸一日、ツル薔薇の誘引に取り組んだ。一番の難所といえる羽衣の誘引もやった。この羽衣、棘の鋭さは薔薇界で随一である。おまけに、生育が良くて伸びまくっているので、作業量が半端ではない。薔薇用の手袋を買ったので大丈夫と思いきや、甘い考えであることを思い知らされた。確かに手は無事であった。しかし、服に鋭く突き刺さるのだ。背中に棘が刺さって身動きがとれなくなったときは、母猫に首筋を咥えられた子猫の心境となった。棘の刺さらない服にしないと。手袋はスウェードで出来ていたので、スウェードなら良いかもと思った。薔薇用のスウェードの服ってあるのか？しかし、「薔薇　スウェード」で検索してみるも、「ベビーピンクのバラの花柄のワンピにキャメルのライダースを着たいのですが ……… やっぱりキャメルのスウェードのフリンジ付き編み上げブーツ？」などと、そりゃそうかという方面のことばかり出てくる。それに、あったとしても高そうだ。
　そんなこんなで、本日は 4.5 株を終えた。後は年明けかな。

4 時半頃から、週日のお弁当のおかず作りと夕食の支度とを始めた。何だかんだで 3 時間近くかかってしまった。疲れる。入浴後に晩酌。明日は意図的に寝坊するであろう。

12/22 (日) の進歩　今季終わる
ベガルタ仙台 1-2 FC 東京。後半終了間際と延長後半終了間際に失点するという盛り上げぶりであった。

試合は午後から。午前中は、やろうやろうと思って先延ばしにしていたことをした。包丁研ぎなり。

ぴかぴかの包丁は気持ちがよいわ。これで、すっぱすっぱと~~学生を~~食材を切る。

牛タン利久で牛タン定食を頂き、ユアテックスタジアム仙台に入った。今日は天皇杯なので、いつもと違う場所の指定席である。なんと一番前であった。見にくいし、雨模様だし、空いていた後方の席に移ってやった。
　試合が始まった。と、前半開始早々に仙台が得点した。その後も仙台が押し気味に進めた。しかし後半になると、東京に支配されるようになってきた。それでも 1-0 のまま後半ロスタイムに入った。と、絶好に位置で FK を与えてしまった。なんかやられそうな気がしたら、その通り綺麗に決められてしまった。延長に入るも両者得点出来ず。このまま試合終了 PK 戦かと思っていたら、最後のプレーで失点してしまった。1-2 の逆転負け。終了間際に 2 回も失点するなんて、まったくもっていけませんよ。
　これにて今季の闘いが終わった。手倉森監督体制が終わったということである。なんか実感がわかない。年が明けてもそのまま手倉森監督がインタビューに答えている気がしてしまう。でも、終わったんだろうな。コーチ時代を含めて 10 年間、ありがとうございました。
　夜は、兄(東京サポ)と一緒にわたりあら浜に行った。とても美味で満足して貰えたようである。楽しかった。また来て下さい！

12/21 (土) の進歩　庭仕事
ツルバラの誘引か窓掃除か。実を言うと、そんな問いに揺れ動いていた一週間であった。どちらも、年内にやっておきたいことであるが、ほんとのところ年明けになってもよいという共通点がある。だから、どちらを先にやるのかいつまでも悩んでしまった。
　何はともあれ、築山の改良を再開した(12/14 の進歩参照)。注文していたベロニカとイワダレソウが届いたのである。ばっしばっしと、築山全体に植え付けてやった。終わったのが 10 時半頃であった。続いて、玄関アプローチの植物入れ替えをすることにした。アメリカンブルーがすっかり枯れていて、見苦しい状態になっていたのだ。毎年恒例、ビオラに植え替える。ザ・ガーデンまでビオラを買いに行き、ついでに昼食も摂った。帰宅後に植え替え作業をし、終えたのが 13 時頃であった。
　次に何をするかがこれで決まった。窓掃除は一日がかりなので、今からやるのは中途半端である。かたやツルバラ誘引は三日がかりなのであるが、今からやっても中途半端とはならない(途中で止めればいいだけなので)。というわけで、ツルバラの誘引を開始した。今年は、バラ用の手袋を使うという万全の体制である。おかげで、棘で手が血だらけになることなく作業を進めることができた。三株終了。残りは明日以降だ。窓掃除は来週だな。

夜は、牟田先生を偲ぶ会に参加した。改めて、ご冥福をお祈り申し上げます。

12/20 (金) の進歩　明後日は天皇杯準々決勝
ベガルタ仙台明後日、ユアテックスタジアム仙台において天皇杯の準々決勝を戦う(13 時試合開始)。相手は FC 東京である。天皇杯は、手倉森監督の元での最後の大会である。負けたらその日で手倉森体制は終焉となる。せっかくなら元旦まで延命したいという意見が多いので、そうなるように頑張ろう。

三年生が研究室見学に来てくれた。30 分ほど私と話をしたあと、先輩らも交えてお茶のみをした。そして、裏立った話も含め、いろいろと会話した。研究の興味等が、内の研究室にとても合っていると感じた。入ってくれたら大歓迎だよ！

筑波大の鈴木さんのセミナーがあった。花の色が変化すること変化しないことの意義を調べた研究の話であった。お疲れ様でした。

12/19 (木) の進歩　例に関する方針
日本臨床エンブリオロジスト学会での講演準備をした。講演要旨集が送られてきたので、説明に用いる例を入れ替えたのだ。つまりはこういうことだ。論文の例として私は、ベガルタ仙台に関する架空の研究か、その分野における実際の論文のどちらかを用いる。ベガルタの例を用いる理由はひとえに、ベガルタ仙台の宣伝のためであるついでに、聴衆の誰もがわかるようにするために。しかし、自分の分野の論文ならばむしろわかりやすいし、なにより、実例の迫力にはかなわない。だから、その分野の論文に恰好の実例があるのならば、それを (も)使うようにしている。このとき、日本の雑誌に掲載された論文を悪い例として使わないことが肝要である(恨みがある場合を除く)。悪い例は、外国の雑誌から(Nature とか)拾ってくる。というわけで、日本臨床エンブリオロジスト学会の講演集に良い例を見つけたので、ベガルタ仙台の例と入れ替えたわけである。すっかり大人になってしまった。何がなんでもベガルタ仙台という時代もあったのに。

ポールの卒研相談。頑張って。
　ちなみに、Mathematica のバージョンがポールのものに追いついた。これまでは、ポールのが ver. 9 で、私のものが ver. 8 であった。ポールから送られてきたファイルを開こうとすると、「これは、より新しいバージョンで作られたファイルです。よって、正常に動作しない可能性があります。こうやって、世間の進歩にだんだんとついていけなくなるんですね」という旨の警告が出ていた(最後の部分は私の斟酌)。しかし私のもバージョンアップしたので、こんな警告はもはやでない。微妙に気持ちがよい。

12/18 (水) の進歩　あん、自分の骨を狙う
あんの大腿骨の頭の部分(昨日の進歩参照)を居間の棚に置いた。するとあんは、棚に近づき、背伸びしてしきりに匂いを嗅いでいた。何か美味しそうな物があると思ったようである。それは、自分の股関節から切除した骨であるぞよ。食べてはいかん。
　そのあんの歩行状態。手術した左足は、まだほとんど地に着くことがない。もっぱら三本足で歩いている。その癖、トイレのために庭に出すと、室内に戻されまいと全速で逃げ、これがほんと掴まえらない速さなのだから頭に来るというか感心するというか。

新しい iMac で、Mathematica の膨大計算を試してみた。古い iMac ではメモリー不足となってしまう計算である。最新パソコンの能力に期待したのであるが、新 iMac でも無理なように思えた。計算を実行すると、iMac の動作がとたんに重くなってしまうのだ。やはり、サイバーセンターの Mathematica を利用することにしよう。というわけでさっそく試したけれど、上手く繋がらない。困った。

12/17 (火) の進歩　あん、帰還す
あんは、先週の金曜日に大腿骨頭切除手術を受けた。その後しばらく入院していて、本日、凄い姿になって戻ってきた。

左後ろ足の付け根いったいが剥げになり、豪快な傷跡も着いている。「やっぱこうなったのか」と~~笑って~~感動してしまった。ふつう、「笑って」を消したのなら「心配して」とかに変えるのではあるまいか。あんの部品も貰ってきた。

直径 1 センチほど。
梅干しのように見えるがそうではない。切り取られた、大腿骨の頭の部分である。記念にどこかに飾っておこう。あんに食べられないように気をつけーーーというか、自分の骨を食べちゃったら笑ってしまうわな。

昨日から、ベガルタ仙台の来季ホーム戦の年間チケットが売り出されている。ソシオクラブのゴールド会員になることが要するに、年間チケットを購入するということである(クラブによる案内)。大変お得な割引価格になっているし、他の特典も満載である。こぞって購入して、来季の闘いを熱く応援しよう！

本日も、昼食前までは某お仕事をした。3/5 終わった。
　昼過ぎに事務に行ったら、臨床エンブリオロジスト学会の要旨集が届いていた。実はこれを待っていたのだ。年明けにこの学会で、論文の書き方の講演を行う。要旨集を見て、講演で使うネタを探すのであった。というわけで午後は、要旨集読みに没頭した。体外受精と顕微授精の違いなどを勉強してしまった。

12/16 (月) の進歩　サッカーは戦争である
日本は、ワールドカップ一次グループでコートジボワールと同組みになった。アフリカ予選を一位で突破した強豪である。しかし勝たなくてはいけない。そこでかどうか知らないが、南アフリカ大会の直前にコートジボワールと闘った試合で、相手エースのドロクバを骨折させた闘莉王を招集の可能性ありだと(サンスポより)。良いアイディアかも。もう一本折るようにお願いするのかしらん。

今日は丸一日、某業務に取り組んだ。その甲斐あって半分終了した。疲れた。

先週末に、古い方の iMac に Mathematica の長大計算を実行させて帰宅した。メモリーを消費しないようにプログラムを改良したので、時間はかかってもやり遂げてくれるだろうと思っていた。ところがまたしても、「メモリー不足なので Mathematica を強制終了して下さい」という旨のメッセージが出ていた。なぜ？ Mathematica のメモリー消費の仕方を私が理解していないということか？
　仕方ないので、古い方の iMac で実行するのは諦めた。さてどうしようとしばし悩んだ末、東北大学サイバーサイエンスセンターの Mathematica を使えば良いのではと気づいた。センターの計算機ならきっと、メモリーがどうのとけちくさい文句はいわんだろう。というわけで、実に久しぶりにセンターの利用に挑んだ。しかし、ID もパスワードもすっかり忘れている。でも、センターに問い合わせたら善処してくれた。問題は、センターの計算機の利用法そのものがよくわからないという点である。地道に勉強するしかあるまい。

12/15 (日) の進歩　突然、今季が終わった
皇后杯準々決勝：ベガルタ仙台レディース 1-2 伊賀フットボールクラブくノ一。負ける予定はなかったのに。
　試合前、牛タン利久で牛タン定食を頂いた。なんか、久しぶりである。前回は、待ち客が多すぎて断念したから。久しぶりの味は、期待通りに美味しかった。
　試合が始まった。前半は仙台のペースであった。とは言ってもお互いに好機を作りあっていた。しかし、無得点のまま前半を終えた。後半に入ると、伊賀がだんだんと支配するようになってきた。そして FK から、伊賀の小野選手に流し込まれて失点。小野選手へのマークを始めから外してしまっていた。ボールしか見ていなかったか。しかし直後に、FW 井上綾香選手が見事な個人技で突破、冷静に流し込んで同点に追いついた。これでいけると思ったのであるが ………。後半 40 分に、ゴール前の混戦から伊賀の那須選手に決められてしまった。那須選手の前にボールが落ちたことが不運であった。必死に反撃するも届かず。試合終了を告げる笛がなった。呆然。
　負けてしまった。これで、ベガルタ仙台レディースの今季の闘いが終わったということである。勝つと信じていたので、終焉を受け入れる準備ができていなかった。選手もそうだったのだろう。控え GK 齋田由貴選手は、顔を被ったままピッチに歩み行った。控え DF 中村真実選手も、自分も涙を流しながら、出場選手をやさしく抱きしめていた。下小鶴綾キャプテンは、挨拶後にピッチに倒れ込んでしまっていた。あの陽気な DF 坂井優紀も泣いていた。DF 長船加奈選手も泣き崩れていた。涙を流しながら、あるいは気丈に耐えながら抱きしめあう選手たち ……………。ベガルタ仙台レディース 2013 年の終わりのときであった。
　一つだけ嬉しいことがあった。FW 伊藤美菜子選手がピッチに出て来たのだ。体調不良のために 7 月からずっと離脱していて、練習場にも試合会場にもまったく姿を見せていなかった。その美菜子が、涙を流している選手たちを一人一人抱きしめていた。良かった。
　今季が突然終わってしまった。呆然中なれど、一つだけお願いをしておこう。一人も欠けることなく、全選手が、ベガルタ仙台レディース 2014 年の闘いに挑んで欲しい。

12/14 (土) の進歩　大掃除一日目
起床後、外を見て吃驚した。雪が数センチ積もっていたのだ。築山改良の続きをやるつもりであったが予定変更。大掃除をすることにした。
　というわけで、大掃除月間の初日である。まずは、台所をやることにした。冷蔵庫の棚を取り出して綺麗に洗っていく。賞味期限を半年以上過ぎた物も捨てていった。焼き肉のたれがたくさんあって困ったぞ(<-- 我が家でバーベキューをする度に学生が買ってくる)。某氏が、「引っ越しで冷蔵庫の中を整理したので」という理由で我が家の冷蔵庫に入れていったレモン容器(中身は不明)もあった。何故なのか自分でもよくわからないのだが、冷凍庫には保冷剤が 15 個くらいあった。ついで、最大の懸案である換気扇の掃除をした。よくもまあ、これだけ油まみれになるものだ。フィルターを必死に掃除し、なんとか見栄えのする状態に戻した。しかしフィルターなんて、交換しちゃった方がよいのではないか？そんなこんなで、午前中一杯かけて、台所の大掃除を終えた。

雪も溶けたので、午後からは築山の改良に勤しんだ。アルプスの高原っぽくしようと、ベロニカとイワダレソウを敷き詰めるのである。しかし、購入しておいた株の数がてんで足りないことが判明。築山の半分ほどに植えたところで作業延期となってしまった。植物を再注文しないといけない。

夜になって、またしても雪が降ってきた。今季初の雪見酒である。部屋の照明を消してブラインドを開け放ち、降りしきる雪を見ながら晩酌をした。いいねえ。

12/13 (金) の進歩　あん、手術を受ける
本日あんは、大腿骨頭切除手術を受けた。先程、無事に終了したという電話がかかってきた。麻酔からも覚めたみたい。痛がっていないか心配だ。

ベガルタ仙台レディースは明後日、ユアテックスタジアム仙台において皇后杯の準々決勝に挑む(14 時試合開始)。相手は、伊賀フットボールクラブくノ一である。前回のリーグ戦での対戦で因縁が出来てしまった相手だ(9/16 の進歩参照)。敵地でのこの対戦、台風のために道路が通行止めとなり、試合開始時間が 2 時間遅れた。それでも我がクラブの選手たちは、開始時間ぎりぎりに到着という状態であった。そして、ウォーミングアップをさせて貰うことなく試合が行われた。そのせいで、1-3 で敗戦してしまった。下小鶴キャプテンは、「ウォーミングアップ出来れば勝てることを示したい」と燃えているそうだ。その心意気で勝利して、準決勝に進もう！

卒業生のてるちゃんからお歳暮が贈られてきた。美味しいチョコレートとクッキーの詰め合わせである。いつもありがとう！皆、大喜びなり。

某仕事の傍ら、Mathematica でシミュレーションをやらせている。メモリーを消費しないように改良はした。しかし、計算の速さとは無関係である。あいかわらずだんまりとしている。

12/12 (木) の進歩　今日から入院
あんは明日、大腿骨頭切除手術を受ける。そのため今日から入院する。あんを連れて出勤し、帰りがけに病院に置いてくるのだ。出勤時、私の雰囲気がいつもと違う(あんを病院に連れて行こうとしている)ことに気づいたあんは、「くぅーーん」と甘え、「連れて行って連れて行って」と抱きついてきた。いつもの出勤時にはこんなことはしないあんである。「大丈夫、連れて行ってあげるよ」と抱きかかえたのであるが、行き先を知らないことが不憫であった。明日痛いことをされ、一週間近く入院しちゃうのだ。ちゃんと歩けるようになるためなのだから、我慢するんだよ。

ポールの論文セミナー。衝撃のデータであった。本当にあんなに減るのか？すごい。
　今日は、みんなが積極的に発言してくれた。この調子でもっともっと盛り上げて行こう。

昨日の帰りがけ、古い方の iMac に、Mathematica の長大計算を実行させて帰った。今朝来てみると、「メモリー不足なので Mathematica を強制終了させて」という旨のメッセージが出ていた。そうか。メモリーを出来るだけ消費しないようプログラムを変えないといけない。さて、どう改良すればよいのか。

12/11 (水) の進歩　新しい iMac が来た
先週末に注文した iMac が来た。画面がでかい。これまでの物(6 年前の物)に比べて相当に広く感じる。6 年間の技術進歩ってすごい、---------- と思ったのであるが、一回り大きい、27 インチを注文していたのであった。それは大きくなるに決まっている。ともかくも、持て余すほどの広さで、これはかえって不便かもと思ったりする。かたや、キーボードがコンパクトになったのは良いが、テンキーが無くなったってどういうことよ。これは確実に不便である。テンキーを買うか、元のキーボードを使うかしかあるまい。動作は極めて快適である。何事も一瞬でやってくれる。これまでのは、そののろさにイライラしていたので、解き放されたようである。新しいのは良いことだ！

今日はほぼ丸一日、日本臨床エンブリオロジスト学会で行う講演の準備をした。アブストラクトの書き方の説明でちょっと苦心した。論文用と学会発表用とでは書き方が異なるというのが私の持論なのだが(「これから学会発表する若者のために」の 63-64 ページ参照)、その理由の説明が難しい。あまり凝った説明するのも無意味だが、説明無しもまずい。さてさじ加減はというところである。

かたわら、これまでの iMac で、Mathematica のシミュレーションをやらせている。メモリーの消費を抑えるために、Mathematica のみを実行させている。さて、どれくらいの長大計算に耐えうるのか。

12/10 (火) の進歩　エンブリオロジストのお仕事に思いを馳せる
来年の 1/11 に大阪で行う、日本臨床エンブリオロジスト学会での論文の書き方の講演準備を始めた。けっこう先のことではある。しかし何しろパソコンがだんまり中なので、今の内にやってしまのが得策なのだ。今回はみっちり 2 時間 20 分の講演となるので、準備も大変だからね。というわけで、体外受精の世界にまたしても足を踏み入れている。
　学会のテーマは、「受精卵に愛と優しさを」である。一瞬、「そうだよねーー」とやり過ごしてしまいそうになるが、実は深い。普通の人は、受精卵の存在を認識することはない。3 ヶ月とか、十分に発生した段階でようやく認識するのだ。3 ヶ月のお腹をやさしく撫でて声をかける夫婦はいても、受精卵のお腹にそれをする夫婦はいないであろう。つまりは、受精卵に愛と優しさを注ぎ込めるのは臨床エンブリオロジストの方々だけなのである(たぶん)。なんか、すごく敬虔な気持ちになってきた。

かたや、ひたすらの計算実行でだんまり中のノートパソコン、この日記の記録によると、11/19 からだんまり中である。ちゃんと計算を終えるのか、それとも一生このままなのかと不安になってきた。せめて、途中経過を出力するようにプログラムしておけば良かった。

12/9 (月) の進歩　四国初の J1 クラブ
昨日、J1 への昇格プレーオフがあった。京都サンガ FC 0-2 徳島ヴォルティス。徳島が初の昇格を決めた。四国からも初である。おめでとう！これは来季は、四国が大いに盛り上がるであろう。かたや京都は、プレーオフで二年連続の敗退である。リーグ戦では、去年も三位、今年も三位。プレーオフが無ければ昇格していたわけだ。プレーオフが、何とも忌まわしい存在となってしまった。来季は二位以内に入って、無条件で昇格を決めてしまえばよいであろう。

昼前に、エビス動物病院に預けていたあんを迎えに行った。預けるときにけっこう歩けるようになっていたので、「これは手術回避か」とちょっと期待していた。しかし診察したところ、骨は確実に外れているとのことであった。やはり手術が必要らしい。本犬は、てんで平気そうに歩いているのだが。

先週末に、Mathematica のシミュレーションを実行させておいた。週末を丸々使えば大丈夫だろうと、少々大容量の計算であった。今朝来てみると終わっていた。「計算が」ではなく「Mathematica が」である点がとても残念であった。メモリー不足か何かに終わり、ハングを起こしてしまったみたいだ。とほほである。もう、このパソコンで行うのは諦めた。新しいパソコンが来たら、そちらでやらせることにしよう。

12/8 (日) の進歩　法事
法事で小田原に行った。もう、12 年も経つのか。終了後、小田原の名店「魚國」で美味しい海鮮料理を頂いた。兄夫婦と久しぶりに話も出来た。姪と甥に会えなかったのは残念であるが。ちなみに甥は東京理科大の三年生である。「これから論文を書く若者のために」等の拙著も、姉から引き継いで持っているそうだ。生協に置いてある拙著を指して、「これ、叔父さんの本だよ」と友達に自慢したものの、信じて貰えなかったそうである。東京理科大学の学生のみなさん、私の甥が貴学に確かにおります。どうぞ信じて下さい。

帰り際、東京駅の八重洲地下街で飲んだ。「キリン一番搾り生ビール」と称する生ビールを飲んだのだけれど、ひどく不味かった。断言する。あれは偽装だ。発泡酒か第三種ビールか、あるいは何かを混ぜているかだろう。生ビールに焼酎を混ぜている居酒屋もあると聞いた。そう思うと、「そういえばあの店の生ビールも不味かった」という想い出がたくさん蘇った。もう、怪しそうな店では生ビールを飲むのを止めるか。それ以前に、胃の薬を飲みながら酒を飲むのを止めるべきか。薬を止めるのか、酒をやめるのか、どちらでしょ。

12/7 (土) の進歩　超盛りだくさんの日
凄いことがたくさんあった一日であった。
　まずは我がクラブ。ベガルタ仙台 0-2 FC 東京。三連敗で今季を締めくくった。手倉森監督のリーグ采配もこれにて終わりである。私も、久しぶりにアウェー参戦したのであるが。ついでに書くと、私の真後ろで観戦していた人が変わっていた。一人で来ているのに、絶えず喋り続けている。「そこで右サイドに展開する」「ここはゆっくりとじらして」「縦パスを入れて速攻だ」などと、試合の解説を喋り続けているのだ。そして、「寒くなってきたので一枚着た」。ん？ ----------------- 私の行動まで解説しなくてよろしい。
　同じ頃に遠く広島では、レディースが鳳凰高校に、10-0 と情け容赦ない洗礼を浴びせていた。左サイドの布陣を入れ替え、MF 髙良亮子選手をサイドハーフに、MF 鮫島彩選手をサイドバックにしたらしい。これが機能したとか。15 日の 4 回戦が大いに楽しみである。
　J1 の優勝争いは残酷な結果となった。優勝をほぼ手中に納めていたはずの横浜 F マリノスが、終盤にまさかの二連敗。サンフレッチェ広島が大逆転の優勝を遂げた。広島さんおめでとう！かたや、横浜にとっては悪夢としかいいようがないだろう。あまりに辛い幕切れであった。
　そして何と言っても、コートジボワール・ギリシャ・コロンビア。悪くはないが良くもないというところか。初戦のコートジボワール戦が特に大切だろう。早くも、心臓がばくばくしてきた。

夜は、元赤坂の「ながずみ」に行った。ミシュラン☆獲得の最年少料理人の店である。カマスの刺身が特に美味しかった。

12/6 (金) の進歩　J リーグ最終戦
早いもので、明日は J リーグの最終戦である。ベガルタ仙台は、敵地で FC 東京と闘う。正直、何も賭かっていない試合である。かたや、横浜 F マリノス・サンフレッチェ広島・鹿島アントラーズは、優勝を賭けての死闘となる。とくに広島は、「カープは優勝してください。サンフレッチェは２位でいい」などという妄言を述べた松井一実市長(スポニチより)に対する怒りで、広島県民が一丸となって闘うであろう。さてさて、優勝争いの行くへは？それにしても、あんな市長、リコールしてしまえばよいのに。
　私は明日、男子のアウェーの試合に久しぶりに参戦する。日曜日に小田原で法事があるので、前日に関東入りすることにしたのだ。楽しみなり。
　かたやレディースは明日、皇后杯の 3 回戦を戦う。相手は鳳凰高校である。取りこぼしの無いようよろしくね。

今日の深夜、運命の抽選が行われる。ブラジル W 杯の組み合わせ抽選だ。「日本、死の組に入るかも」などとやたら煽るマスコミ。だいたいが、「死の組が出来る可能性がある。そこに日本が入る可能性も」という論調だ。そして、「日本、死の組に入るかも」と強調する。それを言うなら、他の国だって、日本と同じ確率で死の組に入りうるのに。サイコロに喩えるなら、2 - 6 が出る可能性を棚に上げて、「1 が出るかも」と強調するようなものだ。

Mathematica での並列計算について調べてみた。結論から言うと、利用不可と思った。並列計算をするためには、プログラムそのものを大幅に書き替えないといけない感じなのだ。せっかく完成させたプログラムを今さらいじりたくない。よって断念である。その替わりというのも何だが、新しいパソコンを注文してしまった。今使っているのは 6 年も前のものなので、買い替えによってかなり高速化すると期待している。

12/5 (木) の進歩　契約満了
今年も嫌な日が来た。契約満了 --- 要は戦力外選手 --- が発表された。MF 松下年宏選手と MF 越後雄太選手が契約満了となってしまった。松下はけっこう試合出場していたのだが。越後の方は、ユースから昇格して 2 年でお終いということである。久しぶりのユース出身者なのに、またしても駄目であった。ユースから育たないのは大問題なり。二人が、他クラブで活躍することを祈っている。

月初めの談話会があった。早くも今年最後の談話会である。気持ちよく新年を迎えるためにも、残り一ヶ月頑張っていこう。それと、みんなもっと積極的に発言して盛り上げようよ！

このところずっと、Mathematica の計算にやたら時間がかかることに悩まされている。談話会の時にみっちーに聞いてみたところ、並列計算をしてみてはどうかとの返答であった。そうなのか。 Mathematica のヘルプをしてみたら、いとも簡単に並列計算に関する項目が見つかった。しかしそこからが問題だ。どうやったら並列計算を実行できるのか、どうもよくわからない。明日きちっと調べてみよう。

12/4 (水) の進歩　手術することになった
昨日一晩、あんの様子を見た。左後足は、いつまでも宙に浮いたままであった。相変わらず、三本足で歩いている。今朝も状態は変わらなかった。左右の股関節を触り比べてみたら、左の方が膨れていることが私にもわかった。脱臼治っていないのか ………。エビス動物病院に電話をしたところ、「今朝になってもその状態では ………」ということであった。ともかくも診て貰おうと、あんを車に乗せて出勤をした。そして、Mathematica のシミュレーション(下記参照)がだんまりになった時を見計らって、エビス動物病院に連れて行った。診察台の上でも、左後ろのあんよは宙に浮いたままであった。もう一度同じ処置をしても駄目だろうという。そして、大腿骨頭切除手術を勧められた。ネットで前もって情報収集をしていたので、「やはりそれか」と素直に同意した。来週の金曜日に手術とのことである。手術の予定が立て込んでいるので、休診日にわざわざやって下さるのであった。感謝。
　みなさま、あんが元気に歩けるようになることを祈って下さいませ。って、今でも、三本足でけっこう元気に歩いているんだけど。トイレのために庭に出していたとき、通りかかった犬に三本足で突進していったときは、治療せずにこのままほっとこうかと思った。

Mathematica のシミュレーション用プログラムにはバグがない(ことにした)。そして、仮計算をして、どんな結果になるのかを見ていった。本計算の 1/1000 位の計算量である。それでもだんまりになるので、本計算をしたらどんなことになるのやら気が重い。

12/2 (月) の進歩　大掃除月
早くも 12 月である。今の内に、今月を大掃除月とすることを宣言しておく。その意図は、年末差し迫ってから大掃除をしてはいけないということである。出来るときに出来ることをさっさとやってしまう。大課題は二つ。台所と窓だ。どちらも一日で完了するであろう。今週末はお出かけなので、来週末に少なくともどちらかをやってしまう。
　などと書きつつ、年内にやるべきことを全部こなせるのかと心配している。大掃除の他に、ツル薔薇の誘引に 3-4 日、築山の改良に 1 日。天皇杯・皇后杯があるし、週末を全部当てられるわけではない。今から鬱々状態である。研究している場合じゃないかも。

今日は丸一日、Mathematica でのシミュレーション用プログラム書きに勤しんだ。とりあえず出来たので実行してみると、おかしな結果になる。バグを見つけて修正し再実行してみる。するとまたおかしな結果になる。そこでまたバグを修正する。この過程を繰り返す度に、バグ解明が難問となっていく。どうにも、バグを発見しにくくなってくるのだ。最後には、実行結果が正しいのかおかしいのか判別できないという状態に到達する。バグがあるのか、それとももう無いのかがわからないわけだ。これが超難問なり。どうすれば、バグ無しと判明するのか？

12/1 (日) の進歩　穴子幽庵焼き
金曜日に、朝市の金華山さん(馴染みの店)で生の穴子を一本買った。備長炭で炭火焼きにしてやろうと思ったのだ。三つに切り分けて、一日に一つずつ、幽庵焼きにして食べてきた。しかし苦難の道どりであった。

金曜日：熾した炭の量が大幅に不足。幽庵地をかけながら焼くのだけれど、幽庵地が炭にもかかって火力が弱まってしまう(炭に水をかけるようなもの)。なら、炭にかからないようにすれば良いと思うかもしれないが、それでは駄目なのだ。幽庵地が炭にかかって煙が上がる。そのいぶし効果が味を良くするのである。

土曜日：昨日の教訓を踏まえ、熾す炭の量を増やす。しかしまだ火力が足りなかった。

本日：炭の量をさらに増やした。それに加え、十分に熾きてから焼きにかかった。そうしたら大成功なり。

香ばしい焦げ目のついた穴子幽庵焼き。
美味であった。しかし、良い部位(頭に近い方)から使ってきたので、しっぽ近くという一番悪い部分で成功したことがちょっと悲しかった。

本日も、築山の改良に勤しんだ。まずは、コウヤマキが植わっていた所にエゾマツを植えた。雰囲気が変わったのかどうかは微妙である。次いで、高麗芝を剥がしまくった。これが結構大変な作業であった。剥がすこと自体よりも、根に付いている土を落とすことが面倒なのだ。地道に続けて、なんとか大方を剥がした。16 時くらいまでかかってしまった。次は、グランドカバーを植える作業か。築山改良はまだまだ続く。