進行状況

「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況

9/30 (月) の進歩　炭焼き
先日買った本『焼く：日本料理素材別炭火焼きの技法』は、文字通り、魚・肉類を炭火で焼く技法を解説したものである。家庭では非常に困難と思う。炭を熾したり温度を調整したりすることに相当に手間がかかりそうだからだ。準備段階が超大変。なのに家庭では、切り身を一つ二つ焼いて終わりである。これでは、労力の割りに得るものがあまりに小さい。さしあたっては、ガスでどれだけ再現できるのかに挑戦するか。とは言っても、炭火焼きをやってみたいという超特大な思いも募っている。バーベキューセットを使って試してみるか。

ちーちゃんの、卒業研究中間発表のスライドにコメント。頑張って頂戴。

今日は、デスクトップパソコンで他の作業をし、ノートパソコンで Mathematica の解析をやらせた。ノートの方は、机の片隅に置いてほっておいた。午後になり、"calculation has finished" と突然しゃべったのでどっきりした。解析が終わったらこうしゃべるように設定しておいたのだけれど(9/26 の進歩参照)、突然だと吃驚する。
　デスクトップの方では、今やっている解析の論文を書き始めてしまった。解析の終了をただ待っているだけでは時間がもったいない。書ける部分は書いてしまおう。というわけで、モデルの説明から書き始めた。書いてみるとけっこう簡単に済んでしまった。「こんな簡単なモデルなのに解析的に解いていない」と文句を言われそうで困る。いや、解析的には解けないんだよ、多分。

9/29 (日) の進歩　勝利を掴み取る
ベガルタ仙台レディース 1-0 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース。やや押され気味な試合であったが、見事に勝利を掴み取った！
　9 時半に自宅を出て、角田市陸上競技場へと向かった。けっこう遠い。正直、なんで角田市でやるのだろうと思った。しかし、競技場に着いてみてわかった。角田市の皆さんの熱意が満ちあふれていた。この試合を是非ともやりたいのだという気持ちが伝わってきた。市長の挨拶の時には、こんな演出もあった。

突然飛来したグライダー(後方の飛行機)。グライダー場があり、グライダーの町でもあるそうだ。そう言えば来るときも、空を舞うグライダーを見た。
競技場の真上を、プロペラ機に引かれてグライダーが飛んできた。迫力だった。
　試合が始まった。立ち上がりから、千葉に攻め込まれ気味の展開となった。仙台は、ボールを持っても、パスの出し所を消されていた。それでも両者無得点で前半を終えた。後半になると、痛恨の PK を取られてしまった。しかしこれを千葉が外してくれて、仙台に運勢が傾いた。そして後半 32 分、MF 上辻佑実選手がコーナーキックを直接ゴールに叩き込んだ。千葉 GK 山根選手の手をかすめてゴールへ。次の瞬間、全フィールド選手が佑実の元へ駆け寄った。大輪の花が咲く様子を逆送りしたように、ピッチに散らばっていた黄色と赤のユニフォームが、さーっと一つの固まりとなって抱き合った。これが決勝点となり、仙台が見事勝ちきった。
　中盤の指揮者佑実が試合を決めてくれた。そのプレーとは対照的(？)に、とても恥ずかしがり屋である。小さな可愛らしい声で話す。「 最近ようやく記者の質問に答えるようになった」(河北新報より;太字は私)そうな。これはいくら何でもと思うが。
　この試合、怪我で長らく欠場していた MF 小野瞳選手が途中出場した。待ってた、お帰り！やはり怪我をしていた MF 鮫島彩選手も出場時間を増やしていた。この二人の復帰はなんとも頼もしい。彩は、次戦あたり先発もありか？

9/28 (土) の進歩　共に譲らず
ベガルタ仙台 0-0 横浜 F マリノス。相手の良さを潰し合う玄人試合であった。
　利休で牛タン定食を頂いてユアテックスタジアム仙台に入った。宮城生協のマッチデーということで、宮城生協勤務の、ベガルタ仙台レディース GK 天野美咲選手と DF 佐々木繭選手がキックインをした。なぜか、明星のチャルメラおじさんもいた。その後、男子選手と一緒に記念撮影をした。男女が一緒の写真に収まるのを初めて見た。

右端の二人が美咲と繭。せっかくの男子との写真なのだから、チャルメラおじさんに寄り添う必要はなかったと思う。
　試合が始まった。横浜がやや支配気味に進んだ。しかし仙台中盤人も、横浜司令塔 MF 中村駿輔を良く押さえ込んでいた。かたや仙台攻撃陣もなかなか仕事をさせて貰えない。お互いに相手の良さを潰すという、じれるような展開となった。結局、どちらも決定機をあまり作れぬまま試合終了となった。妥当な結果であろう。これで何故か、横浜相手に無敗が続く。

帰宅後、しっぽりと料理をして過ごした。なにしろ、料理の本をまたたくさん買ってしまったのだ。

『焼く：日本料理素材別炭火焼きの技法』
『天ぷらの全仕事：「天ぷら近藤」の技と味』
『季節の椀もの入門：伝統のひと椀から新作オリジナルまで80品』
『日本料理季節の煮物入門関西仕立て』

どれも超本格的である。家庭で再現を試みると、写真とは全然違った品となることがしばしばであるが、楽しんで頑張ろう。

9/27 (金) の進歩　明日は横浜戦、明後日は千葉戦
ベガルタ仙台は明日、ユアテックスタジアム仙台に横浜 F マリノスを迎え撃つ(13 時試合開始)。横浜は現在首位である。我がクラブは、勝ち点 12 の差で横浜を追う。首位を直接叩けば、奇跡の逆転優勝に向け弾みがつく。宮城県民の悲願である J1 初制覇に向け、全力で勝利を勝ち取ろう！
　かたやレディースは明後日、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースを角田市陸上競技場に迎え撃つ(13 時試合開始)。きっちり勝って勝ち点を積み重ね、一つでも順位を上げるようにしよう。大事を取って前節を欠場した MF 鮫島彩選手も復帰とのことである。MF 小野瞳選手もついに復帰するやもしれない。総力戦で必勝あるのみ！

昨夜は、なでしこのナイジェリア戦があった。しかしなんとテレビの生中継無しであった。ベガルタ仙台レディースの DF 長船加奈選手が先発したというのに。生で応援しながら晩酌したかった。他に見るような番組もなかったので、録画していた物を見て過ごした。そしていつの間にか寝ていた。この頃、晩酌すると必ず寝てしまう。どうにかしたい。

本日も、Mathematica で長時間計算をやらせている。計算終了後に Mathematica に喋らせるように設定してだ(昨日の進歩参照)。ただし普通に、"calculation has finished" と喋らせている。私の居室に置かれた共用パソコンで作業をしているバイトの方がいるので、「アドゥソフジャッカネンツゥジソフニーフォー」とか「ワンゼロゼロゼロゼロゼロゼロゼロゼロゼロ・・・・」とかいきなり喋り出したら気味悪がられるであろ。

9/26 (木) の進歩　感動
Mathematica で、やたら時間のかかる計算を実行中である。計算の終了を音声で知らせてくれたら便利だと、音声を出す命令文を探した。"Beep[]" があったので試してみたものの、嫌な感じの音が一瞬するだけであった。他の命令文を探したところ、"Speak" というものを見つけた。なんと、Mathematica が喋るのだ。"Speak["calculation has finished"]" と入力して実行してみると、「キャルクレーション　ハズ　フィニッシュト」と流暢な英語で喋った！す、すごい。感動である。さっそく他の文を試してみた。

Speak["adsofjiqekanhciiosnaeiefu"]

と適当に打って実行したら、「アドゥソフジャッカネンツゥジソフニーフォー」と真面目に喋った。適当に打った文字の羅列を喋るとは健気なやつ。ついで、

Speak["qqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqq"]

を実行すると、「キューキュッキュッキュッキュッキュッ・・・・」と、英語らしく喋るのであった。

Speak["wwwwwwwwwwwwwwwwwww"]

を実行すると、「ダブリュダブリュダブリュダブリュダブリュ・・・・」と、一つ目の「ダ」にアクセントをつけて喋った。Mathematica をお持ちの方は、是非ともこの感動を実感して頂きたい。さらには、

Speak["10000000000000"]

を実行すると、「テン　トゥリオン」と読んだ。限界に挑戦しようと思いゼロを増やしていったら、

Speak["100000000000000000000000000000000000"]

を「ワンハンドレット　ダスリオン」と読むところまで行き、

Speak["1000000000000000000000000000000000000"]

は、「ワンゼロゼロゼロゼロゼロゼロゼロゼロゼロ・・・・」と挫折していた。

そんな感動を他所に計算は続く。計算が終了したら Speak["calculation has finished"] を読ませるのもよいが、Speak["1000000000000000000000000000000000000"] を読ませるのも意味不明でよいかも。

9/25 (水) の進歩　土鍋散る
昨夕、土鍋の蓋が私の手からすり落ちた。「ああっ」と思った次の瞬間には砕け散っていた。ほんの 30 センチほどの落下というのにあまりにもろい。思えば、「ああっ」と思ったことが今までの人生で何回あったことか。器の儚さよ。割れるときは、 100 円の器も 1000 円の器も 1,0000 円の器もみな平等である。みな、等しく土に帰る。それがゆえ、学生が我が家に来たら、「これを割ったらぶん殴る」と、価格の 2 乗の強さで言っている。
　土鍋がないとご飯を炊けないので、昼休みに新しいのを買いに行った。

10 月から移動する山 D 君が挨拶に来てくれた。ぼろぼろになるまで読み込んでくれていた「これ論」にもサインをした。新天地でも活躍して頂戴！

レフリー一つ。とっととリジェクトしてやった。こんな高慢ちきな論文を初めて見た。自分だけが偉いと思っているみたい。先行研究はだいたいが駄目だと。先行研究の著者にレフリーが行くだろうから、この論文は永遠に日の目を見ないであろう。

二台のパソコンで計算をやらせている。どちらもだんまり。結果が出るまで手持ち無沙汰でかなわない。

9/24 (火) の進歩　びっくり
先週末、Mathematica の計算を仕込んで帰宅した。時間がかかりそうな計算なので、週末にやらせておこうと思ったのだ。今朝、来てみて吃驚。まだ終わっていなかった。これは愕然ものである。こんな調子では、図を一枚描くのに数ヶ月かかりそうだ。どうしよう。

某英文校閲業者の営業の方が来室した。先日この業者を利用したので、校閲に関する意見を聞きに来たのである。お言葉に甘え、思いっきり言って差し上げた。

☆ 校閲の質を上げよ。
☆ 私が頼んだのは英文の校閲。論文のライティングに関する助言など頼んでいない。だから、英語だけを磨いてくれればよい。ライティングの勝手な修正は一切するな。だいたい、こちとら論文書きのプロだ。プロが全精力をかけて書き、「これで完成」とした文章である。それを勝手に書き替えてしまうとは。元に戻すのが大変であった。
☆ 校閲者の氏名・研究業績(発表論文リスト)・英文校閲業績(校閲した雑誌名)を公表し、こちらが指名できるようにして欲しい。

9/23 (月) の進歩　あん、視野に入らず
私が料理をしている時、あんは、食材のおこぼれを頂戴する。人参の切れ端を貰ったり、出汁を引いた後の削り節を貰ったりするのだ。卵黄を使う料理では、卵白を頂戴しちゃったりもする。あんもしっかり覚えていて、出し入れの音や私の動作に反応し駆け寄ってくる。
　今日も、人参の切れ端をあげようとした。しかしあんは熟睡中であった。「じゃ、後であげるか」と、冷蔵庫から卵を取り出した。次の瞬間にこの状態。

私の右手の卵を一心に見つめる。人参は眼中になし。
熟睡していたのではないのか。じゃあ人参をあげようと差し出すも、卵しか目に入らぬ模様であった。全卵を使うのだから、卵をあげる予定はないのだよ。卵と人参とを等距離に提示する実験をしたところ、やはり卵のみをじっと見つめていた。両者を交互に見つめるという迷い無し！ただしこの結果から、「卵 > 人参」と判定することは危険である。たぶん、順位はない。最初に捉えた物が全思考を支配してしまうのだと思う。

久しぶりに、たっぷりと庭仕事をした。いろいろな植物のこぼれ種で、訳のわからない密生状態になっている花壇をすっきりさせたり、築山を綺麗にしたりと。涼しくなったのだから、庭仕事を頑張るようにしよう。

9/22 (日) の進歩　葡萄
発作的に、東沢バラ公園に行った。山形にある、この辺りでは唯一のバラ園である。しかーし、以前ほどには見学の熱意がなかったことも確かであった。適当に見て退散した。
　帰路、安達農園という果物の直売所に寄った。葡萄で溢れていた。そしていきなり、試食にと一房渡された。一粒ではなく一房である。数分後には、別の品種を一房渡された。そしてこれで 500 円。

三段重ねくらいの状態である。「葡萄いらないからあげる」みたいな扱いであった。さて、これをどう処理するか。とりあえず、朝食後と昼食後に一房ずつ頂くこととする。

夜は、なでしこの試合(ナイジェリア戦)を応援した。ベガルタ仙台レディースの MF 髙良亮子選手が出るやもしれないのだ。しかし残念ながら先発ではなかった。後半 40 分になってようやく登場。「ボールに触ったのかな？」という感じであった。でも、亮子走り(＊)は堪能できた。次回はもっとね。

＊亮子走り。亮子の走り方(そりゃそうか)。アゴを上げて上体を反らし気味に走る。いきなりバテているように見えるが、スタミナ無限である。

9/21 (土) の進歩　勝利を掴み取る
ベガルタ仙台 2-0 大宮アルディージャ。一丸となって勝利を掴み取った！

試合は夕方から。それまではのほほんと過ごした。悪魔の料理(広島にて命名される；9/8 の進歩参照)だの、カレー味の枝豆(9/16 の進歩参照)だのに再挑戦してみたりと。悪魔の方には、今回は南瓜を入れてみた。トマトの香りがして美味しかった。と、広島で一名悶絶の言葉。トマトから抽出した水って、色々な料理に使えそうだ。と、追い打ちの言葉。かたやカレー味の枝豆は、本日真剣に食べてみたところ、大して美味しくなかった。先日は、物珍しさのおかげと思える。

試合が始まった。立ち上がりから大宮に攻め立てられた。西日を真正面から受ける陣取りだったことも影響したと思う。眩しくて大変そうだった。実際、エンドが変わった後半に 2 得点。GK 林の超美技もあって、大宮の猛攻を防ぎきっての勝利となった。
　どちらが勝ってもおかしくない内容だったと思う。こうした試合をものに出来たことが大きい。残りも連勝で行き、宮城に喜びをもたらしてくれ！

9/20 (金) の進歩　昨日、森の中
ちーちゃんが熊さんに出会ったそうだ。実験圃場の入り口付近で遭遇とか。距離は 20 m ほど。ところが、熊さんが、後から、ついて来る、こともなく、林の中へと逃げ去ったそうである。白い貝殻の小さなイヤリングを落とさなかったことが幸いした可能性がある。
　昨日、クマ目撃情報が事務から届いたときは、「またか」と受け流した。しかし実験圃場での遭遇ならば、内の学生の可能性が高かったわけだ。まあ、ツキノワならば、向こうが逃げていく。でも、今ごろになって心配感が高まってしまった。これからは、携帯ラジオ等の音の出る物か弓矢(ちーちゃんは弓道部)を持って出かけようね。

東北大学青葉山キャンパス熊出現マップ。山の中にあるキャンパスなので、熊でてんこ盛りである。名所マップではないので注意しよう。

ベガルタ仙台は明日、敵地で大宮アルディージャと闘う(16 時試合開始)。一時は連勝を続けた大宮であるが、その時の勢いはなくなっている。敵地といえど勝利して連勝を遂げよう。
　なでしこは明後日、ナイジェリア代表と長崎で闘う(19 時試合開始)。ベガルタ仙台レディースの髙良亮子選手が先発出場という報道もある(スポーツ報知より)。これは楽しみなり。皆で応援しよう。

数値計算を進めている。やたらに時間がかかって困る。さっきからもう 2 時間もだんまりである。

9/19 (木) の進歩　気が滅入りそう
リニアモーターカーの路線計画が発表された。全長 286 km で、その内の 246 km がトンネルだそうだ。トンネルではない部分も、防音壁に被われ外の景色が見えないらしい。つまりは、車窓を楽しむことはほぼ不可能らしい。かくして、開業まで生きているのかという問題に加え、こんな車内に耐えられるのかという心配も生じた。既存の新幹線でも、トンネルに入ると私はけっこうがっかりする。ずっとそんな状態が続くとは、気が滅入るどころではなさそうだ。
　うっかり、「世界の車窓から」が取材に入ったら、「そういう企画の番組なので」と、真っ黒な車窓をひたすら映し続けるのか。それとも、ノートの端に描いた絵をぱらぱらめくる動画みたいに、トンネルの壁に絵を描いて動画にするのもよいか。って動画になるの？

バッジョが元気そうにしていた！

はい、解析的に解くのは諦めた。どう考えても無理と判断した。解析解に挑んだ日々は過ぎ去った想い出とし、数値解に向き合うことにした。本当の自分を見つけたということさ。青春。

9/18 (水) の進歩　2 ステージ制
憂鬱な報せだ。J リーグが、2015 年から 2 ステージ制になるのだそうだ。こんな制度らしい。

1) 前期と後期それぞれの上位 2 チームがトーナメントを戦う。
2) トーナメントを勝ち抜いたチームと、年間の最多勝ち点のチームが闘う。その勝者が年間王者。

訳がわからない。なんで、年間の最多勝ち点チームが、下位のチームとわざわざ闘わないといけないのだ？その試合で負けちゃったら年間王者じゃないんだと。逆に言うと、どちらかのステージで 2 位に入れば、もう一つのステージでぼろぼろの成績でも年間王者になりうるわけだ。ちなみに論文の世界では、どちらか片方のレフリーコメントがぼろぼろだと確実にリジェクトなのよ。
　リーグの制度で唯一重要なことは、真の王者をいかに精度高く決定するかである。それを無視して、商売のために、「注目試合」を無理矢理作り上げようとするとは。馬鹿らしくて真面目に付き合いきれない。
　その年に一番強いチームを決めるために戦っているのだぞ。ならば、ホームとアウェーとで総当たりで闘って、一番成績が良かったチームを王者とするのが良いに決まっているではないか。

解析が遅々として進まない。どんよりとした壁に突き当たっている感じだ。はたして突破できるのか？

9/17 (火) の進歩　秋空
台風一過。なんとも気持ちの良い秋空である。無限の体積の澄んだ空気が、雲一つ無い青空に満ち満ちている。出勤時、方角を変えてどこかへと出かけて行きたくなった。しかし、「それをやっては」という罪悪感には勝てず。あんを置いて一人だけ遊びに行っては可哀想だからね。そのかわり、昼過ぎに、とくに用も無いのに事務室まで散歩した。
　吉兆は、建物の一部が床下浸水したそうである。

うー、景気の悪いことは嫌いだ。またしても投稿作業。
　かたや良い(少なくとも、悪くはない)報せも。頑張れ！
　バラモンの論文へのコメントも続く。"that"を抜かすでない。

久しぶりに解析を再開した。解析的に解けるかどうか。試しに数値を入れて解の挙動を見てみた。そうしたら予想に反する結果が出て来た。おかしい。明日じっくりと考えよう。

9/16 (月) の進歩　酷い
日本列島を台風が縦断中である。そんな中、ベガルタ仙台レディースが、敵地三重で伊賀フットボールクラブくノ一と闘った。1-3 の敗戦であった。「なんで？」と思ったのであるが、あり得ない不公平な状態で闘ったらしい(スポーツ報知より)。試合開始の 3 時間半前にバスで宿舎を出発したものの、豪雨で道路が封鎖され、バスの中に缶詰となってしまった。主催者は試合開始を 2 時間遅らせたが、スタジアムに辿り着いたのが試合開始の 10 分前であった。伊賀の選手はアップを終え整列していた。かたや仙台の選手は、アップ無しにいきなり試合に臨むことになった。仙台だけアップ無しである。不公平だし、怪我したらどうするんだ？なんで、もう 20-30 分試合開始を遅らせなかったのか？理解できん。

台風が、各地に凄まじい被害をもたらしている。とくに京都が酷い。渡月橋の所で桂川が氾濫し、付近の建物が浸水したとか。個人的には、天下の名料亭である吉兆が無事かどうか気になってしまった。渡月橋の側にあるのだ。いつか行ってみたいと憧れているわけよ。
　仙台でも朝からざあざあ降りである。台風が接近したらどうなることやらと怯えていた。と、15 時頃のニュースで、台風がすでに宮城県沖に来ていることを知った。その割りには雨は大したことがない。その内に止んでしまい、肩すかしのように台風が去ったのであった。

この雨なので、今日は一歩も外に出ず。料理の本を眺めたり、気になった品を作ってみたりした。

ただの枝豆と思ってはいけない。なんとカレー味である。けっこう美味しかった。作ってみたい人は、通常と同じように豆を茹で、茹であがりの 2 分前に茹で汁にカレー粉を入れてみよ。そうすると、ほんのりとしたカレー味がつく。

鯛のアラ煮。昨日作って一晩置いた。そうすると味が良くなるからではない(いや、良くなるのかもしれないが)。昨日作ったものの、他の品を頂いているうちに満腹になってしまったのである。本日、満を持しての登場となった。

9/15 (日) の進歩　明日は伊賀戦
ベガルタ仙台レディースは明日、敵地で伊賀フットボールクラブくノ一と闘う。などと、16 日になってから 15 日の日記にこのように書いても告知の効果は小さいか。さらには、台風の影響で試合開始が一時間遅れる(13 時 --> 14 時；伊賀 HP より)などと、16 日にならないとわからないことも書いてしまうのであった。
　ともかくも、上位進出のためには勝たなくてはいけない決戦である。雨でピッチ状態が悲惨かもしれないが、条件はお互いに同じ、いや、忍者の方が有利か。などと書いている場合ではない。遠く仙台から必勝を祈る。

BS で大阪高槻対 INAC 神戸レオネッサの試合をやっていたので観戦した。目当てはむろん、仙台から大阪に移籍した MF 成宮唯選手であった。移籍していきなりの先発。しかもいきなり中心選手ぽかった。視野が広くて良いパスを出す。仙台で試合に出られないことに相当の鬱積があったのかもと想像した。でも、0-3 で負けておりました。

しっぽりと料理をして過ごした。鯛のアラを買ってきて、かぶと焼きにしたりアラ煮にしたり。蓮根をすって饅頭にしたり。せっかくの一食なのだから、出来るだけ美味しいものを頂きたいと思うこの頃である。目指せ料亭の味！

9/14 (土) の進歩　大勝
ベガルタ仙台 6-0 大分トリニータ。クラブ最多得点の勝利であった。

今日は帰るだけである。ゆえあって、東京でちょっとぶらぶらした。暑い中、東京のど真ん中を歩いてしまった。皇居の周りを走る人々を見ながら、「歩くだけでもこんなに大変なのだから、走るご苦労が忍ばれる」などと思うのであった。なお、皇居の周りの走りは一方通行となっている。走者同士がぶつからないようにするためである。ただし、歩く人は両方通行なので、ぶつかっちゃうこともあるように思う。

仙台に戻ってあんを引き取り帰宅。大急ぎでユアテックスタジアム仙台へと向かった。利久で牛タン定食を頂きスタジアムへ。久しぶりの牛タンが美味しかった。
　試合が始まった。立ち上がりから仙台が一方的に支配する展開となった。面白いようにボールを奪い取り攻めを繋げる。前半 6 分に DF 角田がヘッドで決めてあっさりと先制した。これで気持ちも楽になり、次から次へとのゴールショウとなった。締めて 6 得点。FW ウィルソンが PK を外すという演出付きである。今日のような試合が出来れば、これからどんどんと上位に食い込めるのではないか。

9/13 (金) の進歩　お悔やみ
突然の知らせ。まだお若いのに ………。お悔やみ申し上げます。

浜松暑い。というより、日本全体が夏に逆戻りしたのか。歩くのも嫌になる一日となった。さっさと一日終わりなさい。

今夜は穴子づくしを楽しんだ。人生二回目の穴子の刺身である。美味しかった。

9/12 (木) の進歩　日本代表に三人選出
嬉しい知らせである。ベガルタ仙台レディースの DF 長船加奈選手・MF 鮫島彩選手・MF 高良良子選手が日本代表に選出された。彩は久々の復帰、良子は初選出である。22 日と 26 日にナイジェリア代表と闘う。良子は 22 日の試合に、加奈と彩の二人は 26 日の試合に出場予定である。楽しみなり。

初参加の日本数理生物学会。参加者は 100 人くらいかな？生態学会という大規模学会に慣れてしまっているので、小規模学会は新鮮でよい。それと、どこを見ても数理ばかりというのも刺激的だ。
　発表内容は多岐に渡り、私の専門に近い発表は少ない。今日は、ポスター発表をいくつか聴いて終わってしまった。

夜は、お楽しみの懐石料理に行った。いっ木という店で、とても気に入っているのだ。昨年、ベガルタ仙台レディースの応援に来たときに偶然見つけた店である。ご主人は、京都の名料亭「菊乃井」で修行なさった方だ。まだお若い。そして、本場仕込みの京料理を饗して下さる。やはり京料理に限るよね。仙台在住というのにこれで三回目の来訪となった。今回も大いに楽しんだ。ご馳走様でした。

9/11 (水) の進歩　東大テレビに出演
東大テレビに出演することになった。東大がネットで公開している講義映像のテレビである。11/5 に東大の柏キャンパスで論文の書き方の講演を行うことになり(案内)、その模様が公開されるそうだ。これは自分にとっても良い機会と思う。自分のプレゼンの様子を見ることなどなかなか無いから。色々と気づくことがあるやもしれない。勉強になりそうだ。
　なお、さっそく懸念しているあなたへ。ベガルタ仙台レディースのレプリカユニフォームを着て出演はしない(たぶん)。ジャケットにネクタイで出ることであろう。と書きつつ、レプリカを着たいという衝動が微妙に。

モデル解析を進めた。解析的にやろうとしたのだが、完全にやるのは無理だという気がしてきた。数値計算と組み合わせればできるように思う。それでも、シミュレーションのみよりは良いか。

さ、今から浜松に行く。日本数理生物学会に参加するのだ。実に久々の参加ーーーと思いきや初参加であった。一度だけ講演申し込みをしたことがあるのだが、結局取り消した気がする。
　というわけで、次回更新は土曜日か日曜日となる。

9/10 (火) の進歩　今夜はガーナ戦
日本代表は今夜、ガーナ代表と闘う。言わずと知れたアフリカの強豪である。強化試合としてはもってこいだ。我らが代表の闘いを応援しよう。

ちーちゃんのデータにコメント。方向を定めて、さらに解析していってみよう。一般化線形モデル・一般化線形混合モデルも試してみよう。
　と、広島方面より、トマト料理のリクエスト、じゃなくて、『R で行う一般化線形モデル』(私が書いた非売品)のリクエストがあった。さっそくレシピを送信。じゃなくて文書を送信。二度もやるとくどいか。そうはいっても、トマトと夏野菜の冷製炊き合わせのレシピ ----- しかも、私による、作り方のコツの注釈付き ---- が忽然と送られてきたら吃驚することであろう。

衝撃の報せが。ベガルタ仙台レディースの成宮唯選手が、スペランツァＦＣ大阪高槻へ完全移籍だと(ベガルタ公式ページより)。なんでだ！確かに、他の若手に比べると出場機会は少なかった。しかしまだこれからだろう。澤二世と言われた逸材だけに残念だ。

解析的に解くことを続けている。半分は上手くいった。しかし、残りの半分が超難関である。どうなることやら全然わからない。

9/9 (月) の進歩　気持ち悪かった
そういえば、2020 年のオリンピック・パラリンピックが東京に決まった。とくにコメントせず。
　実は、最後のプレゼンを何となく見てしまった。はっきり言って気持ち悪かった。わざとらしい笑い顔を浮かべ、歯が浮く様な語りかけをする。自分が紹介されたら、手を振って愛想を振りまく。あんなの日本人のプレゼンではない。日本人らしい謙虚さや慎ましさはどこに行ったのだ？どっかの外国人みたいにプレゼンをすることが国際化ではないだろう。あのプレゼンには、一所懸命に外国人の真似をしているような気持ち悪さが漂っていた。むろん、「訴えかけること」と「謙虚さや慎ましさ」とは共存することである。
　それと安倍首相。福島原発は "under control" などと言い切っちゃってよいのか？とてもそのように思えないが。

バラモンの論文にコメント。頑張れよ。

景気の悪いメールは嫌いだ。今日もとぼとぼ投稿作業。

モデル解析を進めている。まずは一番簡単な状況から考えてみることにした。たぶん、解析的に解けるであろう。というか、これで解けなかったら絶望である。

9/8 (日) の進歩　快勝
ベガルタ仙台レディース 4-0 FC 高梁吉備国際大学。快勝だった。
　生憎の雨の中、試合が行われた。前半は、仙台がほぼ支配していた。前半 8 分に、MF 田原のぞみ選手がループ気味のシュートを決めて、仙台が先制した。三度の靱帯断裂を克服した、歓喜の得点であった。後半に入ると、高梁も盛り返してきた。しかしきっちり守って得点を許さない。後半 14 分に、MF 上辻佑実選手がフリーキックを直接決めて 2-0 と突き放した。これで勝負ありか。その後 2 点加えて 4-0 の大勝利なり！
　後半 31 分には、MF 鮫島彩選手が登場した。実に 5 ヶ月ぶりの復帰である。短い時間ながらも、光るプレーを魅せてくれた。これからますます良くなっていくであろう。
　後半途中、MF 高橋奈々選手のみぞおちにボールが直撃、倒れ込んでしまい試合が中断した。他の選手は一斉に給水を行っていた。と、倒れたのは FW 安本紗和子選手と勘違いしたのか、「さわこ」コールが起きた。給水中の紗和子は、戸惑い気味に、「私ここにいるよ」と挙手したのであった。

帰宅後、雨に濡れた芝生を強引に刈った。濡れた葉が芝刈り機に付着して大変であった。芝刈り機を止めて、付着した葉を手で取り除くということを繰り返し、全面を何とか刈った。
　薔薇にも肥料をやった。秋になったら立派な花を咲かせるように。

広島方面で、日本のトマト消費を一人分押し下げていることを憂慮し、トマトを積極的に頂こうとしているこの頃である。しかし、和食に使いにくいのが悩みであった。と、「きょうの料理」のページで、トマトと夏野菜の冷製炊き合わせという料理を見つけた。さっそく作ってみた。

ただ単にミニトマトが入っていると思ってはいけない。トマトから抽出した水で炊くという、目に見えぬ恐ろしさが秘められた料理なのである。もう一つ驚いたのは、キュウリも炊くということであった。キュウリに火を通す料理があるとは思わなかった。

9/7 (土) の進歩　明日は FC 高梁戦
いよいよ明日、なでしこリーグが再開する。ベガルタ仙台レディースは、宮城県サッカー場に FC 高梁を迎え撃つ(13 時試合開始)。なでしこカップでは不調気味だったため忘れているかもしれないが、我がクラブは現在 4 位につけている。まだまだ優勝を狙える。明日もきっちり勝って勢いに乗ろう。
　明日の試合、長らくリハビリをしていた MF 鮫島彩選手が復帰するであろう。フル出場は無理と監督も本人も力強く断言しているので、途中出場になると思う。でも、楽しみなり。
　というわけで、今日の練習を見に行った。嬉しいことに、これまた怪我で長期離脱していた MF 小野瞳選手も完全復帰していた。明日の出場あり？彩に加え瞳も戻れば大きいであろう。

天皇杯の 2 回戦があった。ベガルタ仙台 3-0 ブラウブリッツ秋田。J1 対 JFL(3 部リーグ相当)という実力差が出た結果となった。、今年に関してはそう言える。過去、下位リーグのチームにたびたび負けた我がクラブではあるが。
　秋田には、なつかしの熊林がいた。かつてベガルタ仙台に在籍した選手である。秋田の中心選手として活躍していた。なんか嬉しい。

9/6 (金) の進歩　超自己嫌悪中
昨日は久々に弾けてしまった。土松と別れて帰宅途中に何をしでかしたのか(記憶喪失)。携帯電話と眼鏡と時計を紛失してしまった。携帯電話を落とした場面だけは覚えている。落としたあたりをいくら探しても見当たらないので、この場所を覚えておいて、「明日探しに来よう」と思った。どこにいるのかもわかっていないのによく言うわ。というわけで、激しく自己嫌悪中である。

今日は、昨日の失態の取り戻しに追われた。携帯電話は捜索不能という確信があったので、au に行って泣く泣く買い換えた。当然 iPhone にするつもりであったのだが、突然、「おさいふケータイ」を使ってみたいという思いが浮かんだ(iPhone は非対応)。そしてついつい、アンドロイドにしてしまった。よかったのか悪かったのか、今のところ判定不能である。ただ一つ言えるのは、おさいふケータイには大して利点がないと気づいたことである。がーーん。眼鏡も買ったよ。

土松のセミナーがあった。すっかり大きくなって、大人のセミナーであった。ほんに立派な仕事だ。これからが益々楽しみである。

日本代表 3-0 グアテマラ。酷く落ち込んでいたので、晩酌もせずに見た。相手弱すぎる。5,6 点は取れただろう。華麗な崩しは堪能したが、ゴールは決まらないことにいらいらした。

9/5 (木) の進歩　月初め談話会
月初めの談話会があった。久しぶりに、イタポンとみーちゃんが参加していた。二人とも、八甲田で永の調査をしていたのだ。そのかわり、調査のためバッジョが不在。今月も充実していた。それと、論文のアクセプト報告があると明るくなるね。
　私自身は、ここ数日で急に復活した解析の紹介をした。新しい仮説を言葉で説明したところ、皆理解してくれたようだ。納得もしてくれたみたい。よかった。自信を深めた。

そのモデル解析を進めた。解析的に解けると思ったのであるが ………。これはひょっとすると難しいかもしれない。関連した他のモデルよりも状況が複雑なのだ。解析的に解けたら、掲載誌の格が確実に一段上がると思う。ともかくも頑張ってみるしかあるまい。

さ、今から、土松と陸女寿司に行ってくる。明日、東北大でセミナーをするのだけれど、~~陸女寿司に行くために~~私に会うために一日早く仙台入りしてくれたのだ。楽しもう！

9/4 (水) の進歩　創造と破壊は正反対の行為
今朝の朝日新聞に、カタカナ語氾濫の問題が出ていた。カタカナ語を擁護する理由の一つとして、「日本語とは古来、いろいろな言語を取り入れて作り上げられてきた言語」という趣旨の発言があった。たとえば古代日本では、漢語を積極的に取り入れた。だから、現在のカタカナ語も良いんだと。まったく。どうしてこういう論理になるのか。漢語を取り入れたのは日本語を創りあげるためだ。そもそも文字もなかったし、語彙も十分ではなかったであろう。だから漢語を取り入れた。これに対して現在は、日本語の言葉があるのに、せっせとカタカナ語に置き換えているのだ。「ご飯」を「ライス」にし、「米びつ」を「ライザー」にし、「動機」を「モチベーション」にし、「ひらめき」を「インスピレーション」にし、「引き分け」を「ドロー」にし ………。例を挙げたらきりがない。カタカナにすると格好良くなるとでも思っているのだろうか？『ライ麦畑でつかまえて』が、村上春樹の新訳では『キャッチャー・イン・ザ・ライ』になっていると知りのけぞったぞ。趣も何もない。こうした行為はまさに日本語の破壊である。創造とは正反対の行為だ。
　日本語をせっせとカタカナ語に置き換えている皆さん、その行為の馬鹿らしさにいい加減に気づいてはどうか？

ポールの Mathematica ファイルにコメント。勘違いして余計な手間を取らせてしまった。ごめんね。

本日の格言。「どら焼きは一日 2 個まで。一週間で 20 個まで」。

解析的に解くことを進めている。快調に行ったのだが、最後の所に来てはたと困った。さてどうする？

9/3 (火) の進歩　自然を名づける
キャロル・キサク・ヨーン著　三中信宏・野中香方子訳『自然を名づける：なぜ生物分類では直観と科学が衝突するのか』NTT出版　本体 3200 円　ISBN 978-4-7571-6056-9

をお送り頂いた。どうもありがとうございます。
　「魚は存在しない」という衝撃的な章から始まる本である。なら、昨夕に私が塩焼きにした物体は何だったのだろうと思うのであるが、魚は存在するが、魚は存在しないのだ。つまりは、副題通りの問題を論じた本である。こういう問題面白い。個人的には、某先生や某先生が読んだらどういう反応をするのかを見てみたい。
　もう一つ個人的には、著者が、「キャロル、気さくよーーん」とおちゃらけている件も気に入った。

ちっ、さっそく不景気なメールが一つ。"read carefully" なんて嘘だろう。でなかったらこんなメールよこすか。即、別の所に出してやった。

自分のモデル解析。このところは、ほとんど諦め状態に陥っていた。しかし、本日完璧に立ち直った。私は立ち直りが早いのだ。むろん、吹っ切れて、他のことを始めた訳ではない。かの論文(昨日の進歩参照)に書いていることを試したところ、急に道が開けた。しかも、問題解決の貢献割合で言うなら、かの論文が 9 であるのに対し、私が 41 という位である。ノーベル賞を共同受賞した場合、私の方が威張れる。というわけで、嬉々として解析に挑んでいる。

9/2 (月) の進歩　お帰り！
久しぶりにみーちゃんに会った。長らく調査の旅に出ていたのだ。抱えきれないほどのデータを取って戻ってきた。お疲れ様、お帰りなさい！データ解析頑張って頂戴。

行き詰まり中の解析を打開すべく、とある論文を読んでみた。うーむ。ひょっとして、この論文が提示している仮説が正しいのではないか？となると、私のモデルはほとんど御用済みだ。しかしそれでは悲しいので、この論文の仮説のアラを探すことにした(建設的ですな)。モデル解析せずに言葉だけで述べている仮説なので、実際に計算してみると、案外と違った結果になるかもしれない。しばし考えて、確かにこれはおかしいかもという点を見つけた。さっそく Mathematica で計算してみている。しかし、計算に時間がかかって困る。

9/1 (日) の進歩　鮫島復活！
ベガルタ仙台レディースが、明成高校女子サッカー部と練習試合を行った。明成高校の新グランドの落成記念とのことである。試合の方は、30 分ハーフで 8-0 の大勝。ま、こんなものでしょう。嬉しかったのは、MF 鮫島彩選手が完全復活したことである。シーズン開幕戦に出場したものの、その後は怪我でずっとリハビリをしていた。今週くらいから全体練習に復帰し、紅白戦にも出るようになっていた。そして今日は 60 分を闘い抜いた。おめでとう！来週 8 日のリーグ戦に復帰できるであろう。

なでしこリーグのオールスターをテレビ観戦した。ベガルタ仙台レディースからは、GK 天野美咲選手・DF 長船加奈選手・MF 髙良亮子選手・MF 上辻佑実選手・FW 安本紗和子が出場した。生憎の雨の中、パジャマみたいなユニフォームを着て闘っていた。紗和子が 1 得点 1 アシスト、亮子が 1 得点という活躍。紗和子は、ヒロインインタビューを受けていた。恥ずかしいのか、終始うつむき加減であった。そして質問に対し、「うふふふっっっ」と笑って済ませていた。人見知りだっけ？