「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況

若手研究者のお経
進行状況ホーム


7/31 (火)  の進歩 今夜は南アフリカ戦
なでしこは今夜、南アフリカ代表と闘う(22:30 試合開始)。先発をかなり入れ替えるという話である。経験を積ませるべきだしね。それでもって 2-0 くらいで勝ち、1 次リーグを 2 位で通過するのが一番良いのではないか。

いよいよ明日、あんの芸を取材にテレビ制作会社の方が来る。テレビ東京のこの番組に出るらしいのだ。どのコーナーなのが 知らないが。というわけで、今日は早く帰る。芝刈りをしたり、バラの花がらを取ったり、雑草を抜いたり、部屋の掃除をしたりしないといけない。
 これ論をたくさん持ち帰って、背景に映るように配置しておくか。以前、NHK の取材を受けたときに同じことを試みたら、「それはおやめ下さい」と却下された。民放ならいけるかも。

色々と文献調べをした。そうか、染色体突然変異か。それで一件落着としよう。
 かたわら、ワコタンモデルの再計算を実行している。計算にけっこう時間がかかり、手持ち無沙汰で困る。

7/30 (月)  の進歩 ほくほくだけれど煮崩れていないカボチャ
とある方々から質問を受けたので、ほくほくだけれど煮崩れていないカボチャの煮物(7/20 の進歩参照) の作り方を紹介する。なお、以下で紹介するのは下茹でをする方法である。直炊き(下茹でせずに、味付けした煮汁でいきなり煮る方法)の場合も、以 下と同様の温度管理をすればよいと思う。

カボチャを切り分ける。本日は半個分を切り分けた。大きさはお好みで。写真は一口大。


種子が着いていた部分を切り落とそう。ここがあると、ぐちゃぐちゃになって見た目が悪い。切り落とした部分は他の料理(味噌汁の具とか)に使うと 思えば大胆になれる。


皮も、部分的にそぎ落とそう。そうすれば、味の染み込みがよくなる。


面取りも忘れずに。皮側・種子側すべての角を面取りする。


下準備完了。みんな綺麗になりました。


皮側を下にして鍋に並べ、たっぷりの水を入れる。皮側を下にするのは、堅くて火の通りにくい方を熱源に向けるため。


強火で、沸騰の手前まで持って行く。沸騰直前で、ごくごく弱火にする。そして、ごく微細な泡さえも立たないほどの状態を保つ。か ぼちゃがぴくりとも動かない状態にするわけである。動くと煮崩れてしまうからね。
 計ってみたら湯温80度だった。沸騰とはほど遠い温度なり。この状態で、1時間半から2時間ほど煮る。


煮上がったら、傷つけないように網を使ってそうっと引き上げる。菜箸で掴むのは避けた方がよい。


煮崩れなし! それでいて、栗のようにほくほく。今日は、ついつい 2 時間半も煮込んでいた。


味付けはお好みで。出汁・薄口醤油・みりん・砂糖で煮込んだり、カレー味(<-- カボチャに良くあう)で和えたりと。煮込む場合は、上記の温度管理を守るように。ここで煮崩れさせては元も子もない。
 ここでは、下茹でだけで長時間煮込んだ。かたや、下茹では30分ほどにして、煮汁で、1 時間から 1 時間半ほど煮込むのもよいかもしれない。上述のように、直炊きする場合もこの温度管理をするべし。
 私は、カレー和えでいただきました。カレー粉小さじ1・濃い口醤油45cc・砂糖大さじ2・炒り白ごま大さじ3で和える。分とく山の野崎さんの レシピなり。


バッジョと一緒に青葉山へ。木曜日に大学院入試というのに、花盛りで悲惨である。
7/29 (日)  の進歩 ファン感謝祭
ユアテックスタジアム仙台で、ベ ガルタ仙台のファン感謝祭があった。11:30 からレディースの部、13:30 から男子の部である。男子はほっておいて、レディースの方だけ行くことにした。
 コンコースには、選手のサインコーナーと選手との撮影コーナーがあった。どこも長蛇の列であった。「練習場に行けば、並ぶことなく、サインも撮 影も出来るのに」と冷めた目になってしまった。でも、輪投げコーナーには並んだ。Dole さん提供の果物を貰えるのだ。DF 坂井 優紀選手が、バナナのようなウルトラマンのようなカツラをかぶって接客していた。「良く似合ってる」と声をかけておいた。この言葉に気を良くした のか(乗 せられたとも言う)どうかわかならいが、選手紹介のためにピッチ上に登場したとき、優紀は、このカツラをかぶったままであった。
 カツラに象徴されるように、優紀は、相当に気合いが入っていた模様である。仮想カラオケでは、自らのチャント(「坂井、坂井、やってやれ」)を 冠した「YTY9」を結成、センターで踊っていた。今度は、金髪ロングヘアーのカツラをかぶっていた。

YTY9。前列左から、FW 安本 紗和子選手・DF 坂井 優紀選手・FW 伊藤 美菜子選手。後列左から、MF 川島 はるな選手・MF 高橋 奈々選手・MF井手上 麻子選手・GK 齊藤 彩佳選手・DF 田中 景子選手・GK 齋田 由貴選手。

FW 伊藤 美菜子選手。
景子と麻子がとくにノリノリであった。麻子に関しては、「人間麻子」の見方ががらりと変わった。奈々が恥ずかしげなのもよかった。はるなも一所懸 命だった。最下級生として、「絶対にやれ」と命令されたんだと思う。それにしても、やはり女の子、すごく可愛かった。男子の部でも、男子選手が AKB をやったらしい。見ないで帰って良かった。ちなみに私は、歌舞伎の女形も許し難いタイプである。

夜中の快挙。男子代表がモロッコに 1-0 で勝ち、決勝トーナメント進出を決めた。スピードスター永井がやってくれた。永井、すごい!
7/28 (土)  の進歩 引き分け二つ
ベガルタ仙台 1-1 サガン鳥栖。なでしこ 0-0 スウェーデン。我がクラブは勝ちたかった。なでしこはまずまずの結果か。

あんのメジャーデビューが決まった(6/13 の進歩参照)。 8/1 に、 あんの芸「クラウチングスタートでおやつダッシュをする犬」(こ の動画) を取材に来るのである。午前中に我が家で撮影した後、14 時くらいから青葉山キャンパス内で撮影するそうだ(大学の撮影許可済み)。ギャラリーとして学生が欲しいとのことなので、テレビに出たい方はこの 時間帯に 研究室にいるように。私は、ベガルタ仙台レディースのレプリカを着て出演するぞ。

夕刻、ユアテックスタジアム仙台に入った。今日は、宮城トヨタグループマッチデーということで、ベガルタ仙台レディース FW 安本 紗和子選手(トヨタレンタリースに勤務)が始球式をする。紗和子は、始球式の練習を重ねていたという。そして、ユニフォーム姿で登場した紗和子 は、掌 に「人」の字を書いて飲み込んでいた。何を大袈裟な、考え違いしていないかと思ったのであるが ………。ただの始球式ではなく、タッチライン上から、センタースポットにいる主審にロングパスを送るという難度の高いものであっった。

そして見事に失敗!  7-8 m 左にそらしたのであった。
 試合の方は、一瞬集中を欠いて先制点を許すという展開となった。しかし FW 赤嶺が綺麗なヘッドを決めて同点。その後も激しい攻防が突いたけれど、1-1 のまま試合を終えた。首位復帰ならず。
帰宅後、情報を封印して、録画していたなでしこの試合を応援した。なでしこは良い試合をしたと思う。かたやスウェーデンもさすがだった。 結局、どちらも点を奪うことが出来ず、0-0 の引き分けで終えた。
 これでグループリーグの 2 位となった。決勝トーナメント進出も決定した。トーナメント一回戦での対戦相手を考えると、一位通過よりも二位通過の方が良いと私も思う。でも、 選手たち はそうは思っていないらしい。解説の大竹七未も、「首位通過のためには」と盛んに言っていた。どうもわからん。

7/27 (金)  の進歩 男子も快勝
昨夜も興奮した。男子代表がスペインを 1-0 と撃破したのだ。試合内容も、(追加点を奪えなかったことを除き)見事であった。取りに行くときは取りに行き、引いて守るときは引いて守り、ボー ルを奪っ たらスペインゴールを急襲した。ボールを支配していたのはスペインであるが、試合を支配していたのは日本であった。スペインは、好機をほとんど作 ることができなかった。「グラスゴーの奇跡」などとはやし立てるマスコミがいるが、奇跡などではない。日本が、その実力を発揮して勝利したのだ。
 しかーし、絶対的な決定機を何度も何度も作りながら、ことごとく外すというのは何なのか?  毎度毎度、ボールの軌跡がゴールから微妙に外れるという芸に感心してしまったぞ。2点目を取れていたらはるかに楽な展開になったというのに。

かたや我がクラブは明日、ユアテックスタジアム仙台にサガン鳥栖を迎え撃つ(18:30 試合開始)。五輪期間中も Jリーグは行われるのである。いつしか 2 位に落ちてしまった我がクラブ。ホームできっちり勝って首位に返り咲こう!
 明日の 20 時から、なでしこのスウェーデン戦も行われる。決勝トーナメント 1 回戦の対戦相手を考えると、1次リーグ 1 位になるよりも 2 位になる方が良いという噂である。そうは言っても勝っておきたいだろう。場合によっては引き分けても良いという展開か。
 というわけで、ユアテックスタジアム仙台に参戦するみなさん。なでしこの試合経過を確認して周りに話さないように。録画しておいて、帰宅後に、 情報を遮断して見るという人が多いだろうから。

東北も梅雨明けした。いきなりの蒸し暑さ、空気の重苦しさに思考が低下している。活動する気が起きない。熱中症かも。
 そんな中、ワコタンモデルの解析は進めた。勘違いなし。きっとこれでいける。よかった、よかった。

7/26 (木)  の進歩 快勝
昨夜なでしこが、カナダに 2-1 と快勝した。1 点差ではあるものの、完全になでしこの試合だった。華麗なるパス回しでカナダを翻弄した。
 2 点目は、我らがベガルタ仙台レディースの鮫島が、ベガルタ仙台レディースクロスを上げ、宮間のヘッドをベガルタ仙台レディースアシストしたもの だった。失 点のきっかけとなっちゃったのも鮫島だけれど、ベガルタ仙台レディースだから許す。
 かたや男子は今夜、無敵艦隊スペインに挑む(10:45 試合開始)。優勝候補のスペインではあるが、初戦は、大会が始まった気分になっていないという南欧気質があると聞く。なんとかして勝ち点を奪い、 1次リー グ突破に弾みをつけたい。

マツハシの論文セミナー。確かにデータはしっかりしているね。お疲れ様。
 ついで冨里の講座セミナー。面白い着眼なので、頑張りたまえ。

なでしこの試合を応援して寝坊したので、出がけにやまや泉野村店に寄った。ビールを1ケース買いに行ったのだ。もちろん目当ては、ベガル タ仙台レディース DF 長船 加奈選手に接客して貰うことであった。なでしこの試合の翌朝に加奈に会うのは感慨深い。何しろ、なでしこ候補で、ロンドンで闘っている選手たちと 一緒に合 宿をした選手であるのだ。我々一般人が見るのとはまた違った感覚でなでしこを見ているであろう。でも残念ながら、試合は見なかったんだって。夜中 の試合だし、チームの練習があるしね。
 ビールケースを、加奈と一緒にレジまで運んだ。レジ打ちも加奈にやって貰いたかったのだけれど、他の店員さんがレジにいたので、その人の対応と なった。そして加奈は自分の仕事に戻っていった。会計を済ませたら、その店員さんが、「長船さん、レジまでお願いします」と店内放送をしてくれ た。ビールケースの車への運び入れを加奈に手伝わせようという気遣いであった。ところが、加奈が現れるより一瞬早く、そばにいた他の店員さんが、 「お運びいたいします」と運びはじめてしまった。何という余計な気遣いかと、やまやの社員教育の良さを恨めしく思った。

7/25 (水)  の進歩 いよいよ始まる
ロンドン五輪の戦いが、今深夜にいよいよ始まる。まずはなでしこがカナダ代表と闘う(25時試合開始)。景気よく勝って、金メダル獲得に弾みを つけて欲しい。
 なでしこはここ最近、アメリカ・フランスに敗れてしまった。とくにフランスには、フィジカルのみならず、パス回しでもすごさを見せ つけられた。しかし、昨年のワールドカップ前だってアメリカに2連敗した。今回もきっと立て直してくるに違いない。
 かたや我がクラブは、ヤマザキナビスコカップの決勝トーナメント一回戦を FC 東京と闘う。ホームでの闘いなので、こちらも勢いをつけたい。

なでしこの闘いは 25 時からである。生で応援できない時間帯ではないが、明日の朝に、情報を封印して録画を見るのも一案である。ここに、今宵は晩酌をしたいということ も絡んで くる。飲みながら夜中の試合を応援するのは不可能。途中で必ずや寝てしまう。したがって、飲んでから寝るか(*1)、寝てから見るか(*2)とい う、語呂を合わせるあまり対峙的に思えない選択肢のどちらかを採ることになる。

*1;飲んで寝てしまい、翌朝に録画を見ることを指す。
*2;飲んで、早めに寝て、夜中に目覚め、生で応援することを指す。

バッジョと一緒に青葉山へ。ぽちぽち開花しだしていた。それにしても、蒸し風呂のように暑くて地獄だった。
生物学科三年生向けの講義の試験をした。講義アンケートも採った。おおむね好評だったようである。どうもありがとう。みなさん、半期のあ いだお疲れ様でした。
7/24 (火)  の進歩 ファイトー! 復活っ!
一時は絶望状態に陥ったワコタンモデルが華麗に復活を遂げた!  昨日の帰り際の光明を辿ってみたら大成功だった。たぶん、これで行ける。悶々とし続けて数ヶ月、ついに、面白い論文に出来るという確信を持てた。
 正直に言って、諦めようかという思いも擡げてきた。しかし、それでは申し訳が立たないという思いで頑張った。諦める前に、「あともう一工夫して みよう」「あともう一工夫してみよう」を繰り返してきたのだ。まさに、「ファイト! 復活!」である。「ファイト! 一発!」には大して意味がな いが、復活には大いに意味がある。
 あとは、何か勘違いしていないことを祈るのみなり。

調査予定地のヤマユリが開花しだしたようである。明日、一緒に行ってみよう。
7/23 (月)  の進歩 VGS 21
今週の日曜日に、ベガルタ仙台のファン感謝祭が行われる。レディースももちろん登場する。DF 中村 真美選手に出し物の探りを入れたところ、「サプライズで」とのことであった。選手 21 人で、VGS 21 を結成とか?

冨里と研究相談。というか、今週のセミナー発表の相談。当初設定した問題に拘らず、結果に合わせた問題を再設定してしまってよい。どこか で話した台詞だなと思ったら、出張講義でよく話すことだった。
 長らく八甲田で調査をしていたみーちゃんが仙台に戻ってきた。ちょっと日焼け?  元気そうで何よりだった。お疲れ様。調査のことはしばらく置いておいて、大学院入試に没頭しよう。何しろあと何日?

本日、どん底なり。まずは、昨年末から超長期間計算に勤しみ、先月ようやく返送した論文がリジェクトされてしまった。量的遺伝モデルに対 する不理解を指摘された。レフリーはあのお方ではないかと想像され、そのことが私をますます落ち込ませる。これに加え、ワコタンモデルの改良が閉 塞状況に陥ってしまった。どうしたら良いのかわからない。などと絶望していたら、帰り際になってちょっと光明が見えてきた。
7/22 (日)  の進歩 辛勝
ベガルタ仙台レディース 3-1 愛媛 FC レディース。2 点差ではあるが、苦しい試合だった。
 試合は 11 時 30 分から。10 時前に、試合会場の松島フットボールセンターに到着した。会場の駐車場に、ぎりぎり駐めることができ た。
 試合が始まった。仙台が優勢に進めるものの、ミスも多く、相手を崩すことも出来ない。決定機を作っても、シュートは GK 正面に。前回の対戦で 8-0 で勝ったとは思えない展開だった。それでも、前半終了間際に、FW 安本 紗和子選手がループシュートを決めて仙台が先制した。これは大きかった。しかし後半に追いつかれてありゃりゃりゃりゃ。嫌な雰囲気になるも、FW 小山 季絵選手が吹き飛ばしてくれた。キックしようとする愛媛 GK に果敢に足を伸ばし、その足に当たって跳ね返ったボールが、弾丸シュートとなってゴールへ。試合終了間際には DF 坂井 優紀選手が決めて 3-1 で勝利した。
 勝ちはしたものの、課題も多い試合だった。以前は面白いように取れていた裏が取れなくなっている。うちの前線は高さが無いのだから、ロングボー ルを放り込むのもどうかと思う。中断期間にしっかり修正して欲しい。
 新加入の MF 川島 はるな選手が、嬉しい初出場を遂げた。GK と 1 対 1になる場面も作ったが、GK の好セーブに阻まれてしまった。ともかくも、楽しみな選手だ。
 本日の敢闘賞は、愛媛 FC レディースの小川 真名美選手に送りたい。144 cm/34 kg という身体で、ピッチ中を走りまわっていた。両チームで一番の運動量だったと思う。しかし 34 kg って、正直すごい。

帰宅後に芝刈りをした。暑さ対策のため、かなりの高刈りにした。夏を越すためにはしかたなきことである。

7/21 (土)  の進歩 復興祈念試合
J リーグ復興祈念試合があった。「ベガルタ仙台+鹿島アントラーズ+東北出身選手+デル=ピエロ」対「その他の選手」である。我がクラブの梁・太 田・菅井ら が躍動していた。感極まりけりである。サッカーが、復興に向けての勇気を与えてくれる。

午前中は、あんを連れて、ベガルタ仙台レディースの練習を見学した。怪我をしていない選手は 16 人。試合の登録選手数ちょうどである。危うい。明日の試合でしばしの中断なので、しっかり直して欲しい。
 今日は、たくさんの選手にあんをなでて貰えた。初めてなでてくれた選手もいた。

なで順
DF 中村 真美選手:累計 3 分(2分+1分)
GK 齋田 由貴選手:初なで:15 秒
MF 嘉数 飛鳥選手:2 秒
MF 中原 沙央理選手:30秒
MF 上辻 佑実選手:60 秒
GK 齊藤 彩佳選手:10 秒
DF 坂井 優紀選手:初なで:3 秒

とても幸せな気分となった。みんな、どうもありがとう。あんを練習場に連れて行っても、誰もなでてくれないと、すっごく落ち込むの である。

帰宅後はしっぽり料理。ほくほくかぼちゃに気をよくして、今日も作ってしまった。チャレンジと、2 時間も煮込んだ。

7/20 (金)  の進歩 明後日は愛媛 FC レディース戦
ベガルタ仙台レディースは明後日、松島フットボールセンターに愛媛 FC レディースを迎え撃つ(11:30 試合開始)。夏季の中断前の最後の 試合である。きっちり勝って、気持ちよく中断を迎えよう。
 男子の方はお休みである。そのかわり、震災復興試合が鹿島で行われる。

昨日突然思い立って、ほかほかだけれど煮崩れていないカボチャの煮物に挑んだ。マツハシへの挑戦状の第二弾である(6/11 の進歩参照)。ごくごく弱火で煮込むこと 1 時間半。かなりほくほくに仕上がったと思う。ごくごく弱火ならば、そうとう長い間煮ても崩れないこともわかった。時間さえあれば、数時間煮ても大 丈夫かも しれない。
 仕上げたカボチャの煮物をマツハシに渡した。昼に皆で食べてくれたとのこと。美味しいといってくれた。嬉しい、嬉しい。
 やはり料理って、食べてみて欲しいという人がいると気持ちが籠もるな。昨日なんて、自分のために作るよりも10倍くらい真剣になってしまった。

モデル改良、泥沼なり。期待していた結果がでない。というか、期待と正反対の結果が出てしまう。どうすればよいのか。
 というわけで、気分は最悪だ。

7/19 (木)  の進歩 なんとも乙なタイミングで開花か?
冨里の論文セミナー。面白い研究なんだけど、データが手抜きだ。取るべきデータがもっとあるだろう。
 終了後すかさず、みっちー・バッジョと一緒に、ヤマユリの撮影会に行った。下界では咲いているものの、調査地(山の上)ではまだ未開花であっ た。ちょうど院試の頃に咲き始めるという噂だ。今の内に受験勉強をしておくしかあるまい。

今日も、ワコタンモデルの改良に勤しんだ。Mathematica ファイルを地道に書いていった。そして、バグがないかどうか確かめた。必ずあるものですな。どうしてこういう出力になるのかわからずかなり悩む。 そし て、"s" と"S"(小文字と大文字)の打ち間違いであることに気づく。気づいてみると、何と馬鹿らしい悩みであったのかと思ってしまう。どう せ研究をするのなら、もっと立派なことに悩みたい。

7/18 (水)  の進歩 講義最終回
生物学科三年生向けの講義を今日で終えた。恒例の、「これから論文を書く若者のために」で締めくくった。ネタは受けた。イントロで書くべきこと等 の、肝心の中身が伝わったかどうかはわからない。
ワコタンモデルの大改良に勤しんだ。一つ一つの場合について、地道に計算式を立てていく。個々の計算式はさして難しくない。しかし、き ちっと場合分けしなくてはいけないし、場合ごとに微妙に式が変わるしで、かなり面倒であった。とりあえず今日は疲労困憊。というか、研究室に来た ときから疲れ切っていたか。相変わらず睡眠が浅くて、疲れが全然取れないのだ。
我が家の庭のヤマユリは満開である。しかし、青葉山のヤマユリはまだ開花していないという。確かに本日、まだ蕾の状態のヤマユリを目撃し た。されど楽観は許されない。いつ開花するのか気が気でない。二週間後に大 学院入試というのだが、気持ちがそちらに切り換えられない。当事者の皆さんはどうなんでしょ。
7/17 (火)  の進歩 やってやるか
ある思いがふつふつと湧きつつある。あとは踏み切るのみか。自分の使命とも思う。ヒントは 7/6 の進歩に。

ワコタンモデルの大改良を試みることにした。はっきり言って、一から作り直しである。独創性を出すにはこれしかないと判断したのだ。計算 は相当にややこしくなりそうだ。早くも頭が痛くなってきた。
Evolution に仮アクセプトをなった論文を仕上げた。レフリーからコメントをいくつか頂戴していたので、それに対応したのだ。修正した最終稿をしゃしゃっと返 送した。 正式なアクセプト通知が来るのを心待ちにしよう。
7/16 (月)  の進歩 暑い
暑い。何なのか、いきなりのこの暑さは。湿度も堪らない。じっとしているだけで汗ばんでくる。あんも辛そうだ。床に寝っ転がりながら、荒い呼吸を している。冷房を入れたいところだけれど、ここで早くも挫けては真夏を乗り切れまい。とりあえず今日は我慢した。でも、毛皮を着込んだ我が子が可 哀想。などど同情するも、テレビに映った子犬に突進して吠え立てる姿を見て、「ま、大丈夫か」と思うのであった。
 天気予報を見る限り、もう梅雨が空けたのかね。

まる賛で海老天生醤油うどん冷や特盛りを頂いて帰宅。午後は料理をして過ごした。今宵のつまみと週日のお弁当のおかず作り。全七品なり。 枝豆の当座煮というのも作った。塩ゆでするだけでは飽きたらず、醤油味で煮込んでしまうのだ。どんな味なのか楽しみなり。
 気づくと二時間半の料理。休日の午後に(以下略)。虚しくなってきた。

7/15 (日)  の進歩 圧勝
ベガルタ仙台レディース 8-0 Japan サッカーカレッジレディース。首位と最下位という順位差通りの圧勝であった。
 試合会場の新潟は、遠いようでけっこう近い(車で3時間ほど)。だから当然のごとく参戦した。7:40 に家を出て高速を走った。磐梯山サービスエリアで休憩したら、なんと、マダムズの O さん御一行にお会いした。むろん O さんらも、新潟参戦である。
 試合会場に着く頃には、激しい雨になっていた。こんな雨の中で応援するのかと、ちょっと萎えた。ところが立派なもので、やがて雨が上がってくれ た。Japan サッカーカレッジの生徒さんらの人徳に思えた。ほんと、見知らぬ来訪者に元気よく挨拶してくれるし、とても気持ちの良い遠征にしてくれたのだ。
 試合が始まった。前半の内に 3-0。MF 下小鶴 綾主将が、コーナーキックからヘッドで 2 得点であった。こづ主将、得点後に敬礼のパフォーマンスをしていた。インテルの長友のお辞儀を意識したものと推測した。しかしちょっと恥ずかしげ にやって いたので、定着はしないように思う。後半立ち上がりから、MF 小山 季絵選手が投入された。その季絵が、右サイドから中央にクロスを入れた。しかしコントロールがずれ、詰めていた選手に会わず。その代わりと言って は何であ るが、そのままゴールに入り 4 点目となった。祝福に訪れる仲間に、「いえいえ」と、顔の前で手を左右に振って遠慮する季絵であった。その後も ゴールが続いた。あまりの入りっぷりに、得点掲示板が、まだ 7-0 の時点であらかじめ 8-0 と表示してしまうほどであった。後半 39 分には、GK を交替させる余裕を見せた。そ、GK 齊藤 彩佳選手が初出場を遂げたのだ。交替を知った先発 GK 齋田 由貴選手は、全力で走ってピッチ外へ出た。彩佳に、1 秒でも長くプレーさせてあげようという気遣いであった。良い先輩だ。その後に 3 点くらい失ったら笑ってしまうところであったが、そんなことは無論なし。相手のシュートを 2 本に抑えての完勝であった。
 近くだったので、アルビレックス新潟の練習場を見学した。広い。ピッチ何面あるのだろ。お洒落レストランもあった。立派だ。


18時半頃に帰宅。入浴して祝杯を上げた。粉を振らずにかき揚げを作ってしまい、気づいてから愕然とした。どおりで上手くまとまらないと 思った。
7/14 (土)  の進歩 二位に落ちちゃった
ベガルタ仙台 0-0 名古屋グランパス。広島が勝ったので、二位に落ちてしまった。

試合は夜から。それまでは、色々とこなした。
 まずは、ベガルタ仙台レディースの練習を見に行った。リハビリ中の MF 田原 のぞみ選手がランニングを開始していた。先週までは早歩き練習だった。やった。かたや、GK が一人足りないと思ったら、天野 実咲選手が、普段着姿で足を引きずって歩いていた。怪我か。大事に至らないといいけど。トレーニング室では、本を読みながらマシーンをこいでいる FW 伊藤 美菜子選手が。美菜子も先週の試合で怪我をしてしまったのだ。練習の最後に、フィールド選手・GK 入り乱れてのミニゲームをした。以下、千葉監督制定のルールである。
 「GK がゴールしたら 2 点。ヘッドで入れたら 4 点。」
 「フィールド選手がヘッドで入れたら 2 点。」
 「奈々(MF 高橋 奈々選手)があごで入れたら 2 点。」

MF 高橋 奈々選手。意味わからんルールだっつーの。
これに対し、「あごってどこまで?」という質問があった。
 ついで、ブルックスブラザースにお出かけした。そして、昨年に購入したものの、酔っ払って転んで駄目にしたパンツと同一品を購入。お気に入り だったのだ。
 帰宅後は、しっぽりと料理をした。明日は新潟に遠征するので、料理をする時間がない。本日、明日の分まで調理してしまうなり。

試合が始まった。敵地なので CS で応援だ。予想通り、名古屋が攻めて仙台が守る展開になった。仙台は、速攻から綺麗な形を作ることが出来ていた。狙い通りの展開で、けっして悪く なかった と思う。名古屋の猛攻を抑え、うまいこと一点をかっさらいたかったのだが。結局、0-0 で引き分けてしまった。強敵相手の敵地戦だし、悪くはな いか。
 代償も大きい。MF 角田が腕を骨折してしまった。MF 富田も靱帯損傷でこの試合を欠場した。これまでの好調を支えてきたボランチ二人が揃って離脱とは。正直、痛い。

7/13 (金)  の進歩 祝アクセプト
Evolution に投稿していた論文が仮アクセプトされた。

Sakai, S. EVOLUTIONARILY STABLE SIZE OF A MEGAGAMETOPHYTE: EVOLUTION OF TINY MEGAGAMETOPHYTES OF ANGIOSPERMS FROM LARGE ONES OF GYMNOSPERMS.

裸子植物の雌性配偶体は何千という細胞からなる。これに対して被子植物の雌性配偶体はほんの数個の細胞からなる。この違いがなぜ生じたのかを理論 的に解析した論文である。
 この話を今年の生態学会で発表したところ、けっこう好評であった。ならばと Evolution に投稿したら、ほとんど問題なく仮アクセプトとなった。論文が、一度もリジェクトされることなく通るのは実に久しぶりである。しかも Evolution。嬉しい。
 かたや一点の引っかかりもある。最近の自分の論文の中で、もっと気に入っていたものが他にもあるのだ。「天下を取った」とはしゃいだ論文が。自 分の評価と他者の評価とが食い違ってきているのか、つまりは世間からずれてきているのかと、微妙な不安を感じている。

カナダの学会に参加していたマツハシが戻ってきた。とても充実していたようで、元気いっぱいだった。良かった。
ベガルタ仙台は明日、名古屋グランパスと敵地で闘う(19 時試合開始)。底力を発揮してきて順位を上げてきている名古屋である。難しい闘いになると思うが、なんとか勝ち点を獲得して欲しい。
 レディースは明後日、Japan サッカーカレッジレディースと敵地で闘う(13 時試合開始)。首位を行くも、苦しい試合が続く我がクラブである。すかっと勝って勢いを取り戻そう。
さ、今から、福島県立福島高校にプレゼンの講義に行ってくる。頑張って、良い講義をするぞ。
7/12 (木)  の進歩 なんか悔しい
昨日の進歩に、「福島県立福島高校と宮崎県立福島高校とがある」と書いた。ところがそれだけではなかった。福岡県立福島高校もあった。福島高校が九州に二つである。私の感覚では、「福島」は東北の地名。 なのに、福島高校の数で負けている。なんか悔しい。

バラモンの論文セミナー。お疲れ様。
微妙に旧聞であるが、なでしこの FW 永里が登録名を大儀見に変えた。結婚して、夫の姓に(自分の意思で)変更したわけである。ドイツで暮らす永里と日本で暮らす夫。遠距離での結婚生 活なが ら、幸せな時を過ごしているらしい。しかしサ ンスポさん、「遠距離婚」と略すのはどうかと思 う。離婚って……。
ワコタンモデルの Mathematica ファイルを眺め直し、頭が当時の状態に戻った。おかげで、あの時の苦悶を再びどっぷりと味わっている。
7/11 (水)  の進歩 今宵は五輪代表の強化試合
今宵は、男女の五輪代表が強化試合を行う。女子はオーストラリアと、男子はニュージーランドとだ。女子の試合には、ベガルタ仙台レディースの鮫島 彩が出場する。字幕等で、ベガルタ仙 台レディースと紹介されるのだ。楽しみでしょうがない。鮫島が映るたびに、「我がクラブの鮫島」と嬉しくなるであろう。ちなみにかつて、男子代表 の試合に、ベガルタ仙台の関口 訓充が出場したことがあった。こちらはハラハラドキドキで、楽しみどころではなかった。関口が映るたびに、「ミスしないで」と祈った。

生物学科三年生向けの講義をした。「変動環境における適応」というお題で、モデル解析中心の話であった。そのせいか、いつもよりも寝てい る人が多かったか。

質問者御イニシャル:O. N. 君。

福島高校で行うプレゼンの講義の準備を終えた。行き先を確認していて気づいたのだけれど、福島県立福島高校と宮崎県立福島高校とがあるの だね。行き先を間違えたら大変なところであった。今回の依頼は福島県立の方からである。宮崎県立の方からの依頼だった場合、間違って福島県に行っ てしまう確率が 50 % くらいはあったと思う。
 ついつい、福島県立宮崎高校という学校があるのかどうか調べてしまった。残念ながらなかった。そんなこと調べている暇があったら、ワコタン論文 の解析を早く再開せよと自分で思った。
とうわけで、ワコタン論文の再解析を久しぶりに再開した。すっかり忘れていて、頭を元に戻すのが大変であった。
7/10 (火)  の進歩 頭が疲労困憊
福島県立福島高校で行うプレゼンの講義の準備を進めた。お送り頂いたポスターの序論を、より良きものに作りかえてやろうと思った。始める前は簡単 に出来ると思った。そして実際に、少々苦労しつつも改訂版序論が出来上がった。しかし、しばし考えて気づいた。この序論は、「何をやるのか」と 「どうして取り組むのかへの応え」とを取り違えている。正しきは ………、と考え出して苦悶地獄に陥った。これだと思える物がなかなか出来ない。ようやくにして納得する序論が出来上がったときは、頭が疲労困憊し て、何も やる気が起きなくなっていた。正確には、この日記を書くぐらいし かやる気が起きなくなっていた。
 序論を考えるときにはもちろん、自著の「これから学会発表する若者のために:ポスターと口頭の プレゼン技術」を参考にした。自分で言うのもなんだが、とても参考になった。良い本だよ、ぜひ参考にして頂戴。

疲労の原因は寝不足のためでもある。深夜、見えない敵と戦うあん。あんの武器は連続吠え。天空に向けてワンワンと吠え続ける。空間が吠え 攻撃に満たされ敵が倒れる。飼い主も倒れる。ひっつかまえて布団内で羽交い締めするも、隙を見てまた出撃していく。も、飼い主戦死しちゃいそう。
7/9 (月)  の進歩 鮫島 彩完全移籍!
ついに発表された。なでしこの DF 鮫島 彩選手が、ベガルタ仙台レディースにプロ契約で完全移籍した(ベ ガルタ公式ページより)。いろいろと憶測が飛び交いやきもきしたが、結局は我がクラブに来てくれた。嬉しい、嬉しい、嬉しい。きっ と、阿部蒲鉾店のイメージキャラクターとして、笹釜のコマーシャルに出るに違いない(2/2 の進歩参照)。
 チームへの合流は、ロンドン五輪が終わってからとなるであろう。デビュー戦は、9/16 の AC 長野パルセーロ戦だ。松島フットボールセンターの予定だけれど、ユアテックスタジアム仙台に会場変更なること間違いなし。ちなみに、私のまずもっ ての目標 は、あんを抱っこした写真を撮らせて貰うことであ る。
 鮫島のポジションは、左サイドバックではなくて左サイドハーフになると思う。こんな感じだ。

     伊藤
鮫島 上辻 小野 嘉数
    下小鶴
井手上 長船 坂井 中村
     天野

月初め談話会があった。不在者が多く、4 人しかいなかった。正直、盛り上がらなかった。

福島県立福島高校で行うプレゼンの講義の準備を進めている。これまでのプレゼン講義は、スライド作りに重点を置いたものばかりだった。今 回は、ポスター作りの説明に重点を置いたものに変更中なり。
7/8 (日)  の進歩 よくぞ引き分けた
今日はレディースの首位決戦である。首位を行く我がクラブと、2 位の FC 高梁吉備国際大学とが直接対決するのだ。9 時前に家を出て、試合会場の松島運動公園へと向かった。10 時過ぎに到着。観客席は芝生で傾斜が緩い。視線的には、ピッチの高さに立って見るのと大して変わらないほどであった。おまけに、陸上トラックの痕 跡があ り、ピッチとの距離も遠い。どこに座るか迷った挙げ句、一番前に座ってしまった(これが失敗だった;後で書く)。
 会場入り口の販売ブースに、DF 今井 さゆり選手・MF 田原 のぞみ選手・MF 川島 はるな選手(新入団した選手)・FW 小山 季絵選手がいた。ここは一つ、積極的に話しかけることにしよう。なぜならば、本日の家訓は、「物怖じしてたら人生終わっちゃう」であるのだ。とい うわけで はるなに、「入団おめでとう!」と声をかけた。素直で明るい、良い子であった。季絵ともしばしお話をした。練習場ではいつも素通り(「無視」の柔 らかい表現)されているので嬉しかった。ちなみに季絵は、レディース公式本の自己紹介に、「見た目とギャップがあります」と書いている。これを読 んで以来、見た目をどう判定してよいのか困っている。
 試合が始まった。やがて、驚くべき事実が判明した。ピッチ脇に置いてある看板が気にはなっていたのだが ………。こちら側のタッチライン近くだと、看板の陰になってボールが見えないのだ。なんかごちゃごちゃやっている上半身だけが見える。それはそれ で斬新な 映像であったのだが、ボールが見えないのはやはり困りものであった。後ろに移るか(それなりに高くなっているので、看板が邪魔になることはなさそ う)。しかし、私の数メートル横で、メンバー外の選手達(上述の選手達)がやはり最 前列に座って見ていた。「見にくいのに、彼女たちも頑張っているのだから」となぜか思い、最前列で見続けたのであった。
 試合の方は、高梁の前線からの激しいプレスに苦しむ展開となっていた。なかなか前を向けない。ボールを奪われてしまうか、苦し紛れのバックパス をしてしまう。高梁の強さに感嘆する展開となった。コーナーキックから失点してしまい 0-1 で前半を終えた。後半になっても苦しい展開が続いた。綺麗なショートカウンターを決められて 0-2。正直、これは駄目かと思った。ところが選手たちは諦めていなかった。後半 35 分、DF 坂井が FW に上がってパワープレーが始まった。それが見事にはまり、立て続けに坂井が 2 点を取ってしまった。あと数分あれば逆転も出来たであろう。しかし時間が足りず、2-2 の引き分けに終わった。
 今季初めて、内容で負けていた試合だった。FC 高梁、さすが 2 位のチームである。勝ち点差を縮められなかったことをよしとしよう。しかしここ数試合、爆発的な強さが陰を潜めている。ちょっと心配。

帰宅後、しっぽりと料理をした。そして、優雅に晩酌をした。自分で言うのもなんだが、我が手料理が美味しい。
7/7 (土)  の進歩 よくぞ勝った
ベガルタ仙台 1-0 ヴィッセル神戸。苦しい試合だったが、よくぞ勝ちきった。

試合は夜から。外は雨。午前中は、室内でうだうだと過ごした。こうやって過ごすのも久しぶりな気がする。午前中って、案外と長いなと思っ た。
 昼前に、一番町にお出かけした。まずは、天まつで上天丼を頂いた。これまた久しぶりな気がする。ついでブルックスブラザースへ。注文していた シャツが届いたので、取りに行ったのだ。S さんお休みで残念。
 帰路、たまにはビデオでも見てやろうかと、ビデオ屋に寄った。しかし、借りたいビデオが決まらない。やがて面倒くさくなってきて、さらには、な んだか悲しくなってくる。結局何も借りずに、切ない思いだけを胸にビデオ屋をあとにしたのであった。訳がわかりませんな。

試合が始まった。敵地なので CS で応援だ。立ち上がりから神戸の圧力に押されるも、先制したのは仙台だった。実に綺麗な得点だった。その後も神戸の優勢が続く。しかし何故か失点 する気が しなかった。ぐいぐい飲んでいたので、鈍感になっていたのが最大の理由と思う。それに加え、仙台守備ブロックの外でボールを回されているものの、 中を切り崩されることは少なかったこともある。結局 1-0 のまま逃げ切り、敵地でちゃっかり勝ち点 3 を獲得したのであった。
 前半戦を首位で折り返した。なんと、第 2 節からずっと首位を守っている。これはその気になってよいのか?  とはいっても、2 位の広島と勝ち点 2 差しかないことも確かである。気を抜くと、あっという間にころころと落ちていってしまうであろう。気をつけよっと。

7/6 (金)  の進歩 明日は神戸戦、明後日は FC 高梁戦
ベガルタ仙台は明日、敵地でヴィッセル神戸と闘う(19 時試合開始)。ゴール後のパフォーマンスで世界的脚光を浴びた都倉がいる神戸である。「七夕の夜に仙台と相まみえる」と意気込んでいるが、仙台の 七夕は八 月と流して進ぜよう。というわけで勝利あるのみ。
 かたやレディースは明後日、松島運動公園に FC 高梁を迎え撃つ(11:30 試合開始)。首位の仙台と二位の高梁というまさに首位決戦であ る。必ずや勝利して、首位を独走していこう。

来週の金曜日に、福島県立福島高校においてプレゼンの仕方の講演を行う。スーパーサイエンスハイスクールに指定されていて、その一環とし てのプレゼン講義である。準備の参考にしようと、「スーパーサイエンスハイスクール」で検索してみた。そして、全国の色々な学校において、生徒さ んが行った研究の成果を拝見してみた。
 …………。正直なところ、かなりの問題を感じた。その研究に取り組む意義は何なのか。研究を行う上で、この問いかけが最も大切である。しかしこ れが出来ていない。「調べること=研究」ではないのだよ。世の中には、調べる意義のあることもあれば、調べる意義のないこともある。たとえば世の 中には、穴が無い場所が無数にある。そして、穴を掘る意義のある場所(お宝が埋まっているとか)と意義の無い場所(何も出て来ない)とがある。穴 を掘るからには、意義がある場所を掘らないといけない。研究においてもむろん、「意義のあること」を調べないといけない。そして、自分の研究の意 義を説明できないといけない。ところがこれが出来ていない。
 全国の高校を行脚して、意義づけを説明することの大切さを訴えたい。あるいは、高校生向けの本を書いてしまおうかともちらりと思っている。

7/5 (木)  の進歩 講習二日目
今日も 9 時から講習をした。1 時間ほど私が話をし、その後、スライド作りの実習をして貰った。そして模擬発表をして貰った。今年は例年に比べ、積極的に模擬発表しようという方 が少な かった。それでもなんとか、6 人の方が発表してくれた。16 時半に全日程を終了し、大分空港へと去ったのであった。
 世話人の A さん、どうもお世話になりました。また来年もよろしくお願いします。

そういえば、ベガルタ仙台レディースに、JFA 福島アカデミー出身の MF 川島 はるな選手が新加入した(公 式ページより)。四月に一週間ほど練習に参加していた選手である。背番号 20(MF 今井 さゆり選手の番号)を付けていたので、怪我をしているはずのさゆりが突如復活したのかと思った。しかしそんなわけもなく、別人であった。音沙汰が なかったのでどうしたのかと心配していた。入団おめでとう。大活躍して頂戴。

7/4 (水)  の進歩 講習一日目
今日から、大分県農林水産研究指導センターにおいてプレゼンの仕方の講習を行う。ホテルにお迎え頂き、会場である大分県庁へと向かった。

朝倉響子「マリ」(1984 年の作品)。大分県庁で、ギャル(当時の言葉)っぽく立っている。この子好き。県庁の建物に入ると、「あの子がいるんだ」と楽しみにしてしま う。
 9 時から講習が始まった。プレゼンの心がまえから初め、序論で書くべきことや演題の付け方などを話していった。皆さん、熱心に聴いて下さっていた。 「うん」 と頷きながら聞いて下さるととても元気が出る(*)。その後、序論の骨子練りと演題作りの実習をして頂いた。序論の骨子作りでは、

何を前にして
どういう問題に取り組むのか
どうして取り組むのか
どういう着眼で(着眼理由も)
何をやるのか

を考えて貰う。この中で着眼は、ないがしろにされていることが多いように思う。しかし、これを強調することが大切、着眼のない研究なんてありえな いと思っ ていたのであるが ………。どう考えても着眼が思い浮かばず、かつ、着眼無しで実にすっきりした骨子になる研究が一つだけあった。うーむ。本当に着眼無しなのかもう 少し考え てみたい。

*これからプレゼンを聴く聴衆のために:要所要所で頷くと発表者は勇気づけられる。それにより発表に熱が入り、結果として聴衆も、より良い発表を 聴くこと ができるようになる。
夜は寿司を頂くことにした。評判の良い店をネットで検索し、一慶という店に行ってみようと思った。しかし予約で一杯。ならばと、月の木と いう店に 行ってみた。しかしなぜか閉まっていた。かなり萎えて茫洋と歩いてたら、ちはるという店が目の前にあった。お洒落な外見だが、何の店なのかわから ない。検 索してみたら寿司屋であった。ならばと入ってみた。大正解。とても美味しかった。
7/3 (火)  の進歩 関サバ
今日から大分に出張する。朝一で、ドッグハウス花にあんを預けに行きいったん帰宅。しばし休息後、一人寂しく仙台駅へと向かった。そして新幹線で 東京へ。 羽田から大分へと飛ん だ。飛行機に乗る度に、地図を眺めながら地上を見下ろすのだけれど、どこを飛んでいるのかわかった試しがない。地上での距離感の常識が通用しない ことも一 因と思う。
 大分に着き、この出張で一番のお楽しみに向かった。ほり川という日本料理屋で、関サバ会席を頂くのだ。もちろん、予約済みである。席に着くと、 先付けが すでに置いてあった。こういうのって嫌だ。こちらが着いてから調理(最後の仕上げ)をして欲しいのだが。さらには、関サバの姿造りがすぐに出てき た。

豪華関サバの姿造り。これを一人で頂いちまったい。盛り付けにはちょっとがっかりした。こんな盛り付けなら私にもで出来る。
これも既にさばき済みだったものと思われる。うーん。以前に大分に来たときに、別の店でふぐ刺しを頂いた。この時も、私が店に着く前にさばいたら しい刺身 が出てきて、ぱさぱさに乾いていて憤然としたものだ。どういう事情か知らんが、なんで前もってさばいちゃうのか。さばくのを待つのは全然苦になら ないのだ けれど。でも、関サバは美味しかったのでよしとしよう。
 個室に一人ぽつねんと座って頂く食事。いつも以上に寂しさが募る。

7/2 (月)  の進歩 スペインが優勝
ユーロに関心を示しつつも試合は見ないという微妙な態度を取ってきた私である。だって夜中の試合なんだもん。決勝は、残り 5 分だけ見た。スペインが大勝。きっと華麗なサッカーをしたのだろうな。

テレビ東京の番組にあんが出演するかもしれないという話は微妙に進行中である(6/13, 6/14 の進歩参照)。なぜ「微妙」かというと、電話を掛けてくる相手が 2 回替わり、その度に同じ質問をされるのだ。今日で三度、同じ説明をした。前に進んでいるような気もするが、実はずっと停滞しているのかもしれな い。よくわ からない。

大分県農林水産研究指導センターで行う講演の準備の仕上げを行った。センターの方が作ったプレゼンファイルにコメントをするということも やるのだけれど、そのネタにしたファイルの差し替え版が送られてきたのだ。正直に言って突っ込みどころが多かったので、良いネタとなっていた。と ころが差し替え版はとても良くなっていた。おかげでネタとして使えなくなってしまった。替わりのネタを差し込んで準備完了だ。
 というわけで、明日からしばし大分に出張する。関サバが楽しみだ。

7/1 (日)  の進歩 庭仕事の一日
目覚めた時、昨日が日曜日だったような感覚に囚われた。一日に二試合参戦すると、二日分の充実感ということか。

今日は久しぶりに、家で一日過ごすことが出来る。男女の試合参戦に忙しく、こういう日がとんと無くなっていた。
 というわけで、貯まっていたことを色々とやった。まずは芝刈りである。「芝の生育が悪い」と嘆きながら、刈っていった。刈り取られた芝の量はほ んの少量。なんでこんなにも、伸びが悪くなってしまったのか。かたわら、池の水の交換もした。こちらも、水質の悪さにげんなりである。昼は、まる 賛に出かけた。なんか久しぶりになってしまった。レディースの試合は昼に行われるので、家の近くで昼食を摂る機会が激減していたためである。久々 の、海老天生醤油うどんを堪能した。帰宅後も庭仕事を続けた。ビオラを粛正してブルーサルビアを植えたり。バラの花がらを取って肥料をやったり。 一つの作業を終えると一つの作業を思いつくという感じで、延々と続く庭仕事であった。ようやくにして 4 時前に全作業を終えた。疲れた。

池のポンプが壊れてしまったみたい。交換しないといけない。コードを掘り出すのか。面倒くさい。