進行状況

「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況

5/31 (木) の進歩　トマト
トマトのゲノムが解読され、多肉化への道筋が解明されたという(Nature の論文)。さっそく、トマト嫌いを誇る人に教えてあげた。多肉のぷにょぷぴょした所が嫌いなのだと思う。しかし、多肉への長い進化の道筋に思いを馳せれば、愛も湧いてくるのではないか。おまけに、トマトは二日酔いにも良いのだという(朝日新聞より)。ということを、トマト嫌い人が教えてくれた。さらには、トマトには、脂肪肝や血中中性脂肪を改善する働きもあるそうだ (京都大学ニュースより)。も、良いことずくめじゃないの。さっそく今夜、トマトを頂こう。ただし今宵は休肝日なり。

丸一日、東京都福祉保険局にて行うプレゼン講習の準備をした。でも、まだ半分も終わっていない気がする。明日どれくらい出来るかが勝負だ。

5/30 (水) の進歩　ようやくにして得たナイスアイディア
生物学科三年生向けの講義をした。「親子の対立、雌雄の対立」というお題であった。うーん、なんかしらーっとしてたか。遅刻者も、いつもより多い気がした。2コマ目の講義(私の講義の後の講義)が休講だったのであるが、後の講義が休みだと遅刻者が増えるという因果関係がわからない。それはともかく、出席してくれた学生は、午後の実習が始まるまで時間を持て余すことになる。そこで、「2 コマ目が休講の場合は、私の講義を 2 コマ目の時間帯にやろうか」と話してみた。講義を始めて十数年でようやく思いついたナイスアイディアであった。

質問者御イニシャル：I. K. 君・K. M. さん・K. R. 君・O. N. 君。

今日も一日悶々とした。みっちーとマツハシには愚痴も聞いて貰った。ありがとう。でも、「どうせ下らないことに関してでしょ」と、浅い入り方をされたのであった。まあ、「ベガルタ仙台レディースの某選手が眼を合わせてくれない」とかなら確かにそうかもしれないが、それなりの愚痴だったでしょ。

眼を合わせてくれるし挨拶もしてくれる、レディース MF 上辻佑実選手。昨日の練習で、シュート版(ゴールの大きさの板；跳ね返ってくるので一人での練習に便利)に向けて、一人でシュートを打っていた。と、シュート版の上辺にボールが当たり、真上にボールが舞い上がった。練習場を囲う金網の外へと出てしまうか。落ちてくるボールを固唾を飲んで見守る佑実。非常にもボールは、ほんの数センチの差で外に出てしまった。その瞬間に佑実は、「うわーっ」と叫んで、頭を抱えて倒れ込んだのであった。そんなに悲しかったか。そしてなぜか腹筋 20 回。その後、ボールを拾いに外へと出て行った。わからん行動であった。

5/29 (火) の進歩　私の説が当たったか？
5/1 に私は、「なでしこの DF 鮫島彩がベガルタ仙台レディースに 6 月に加入する」という説を提唱した(5/1 の進歩参照)。オリンピック以降の野心がなさそうなので、6 月に仲間の元に戻ってくるだろうと考えたわけである。そして今朝、スポーツ報知が、「関係者によると、６月２日のリーグ最終節（対パリサンジェルマン、ホーム）を最後にモンペリエを退団し、仙台に移籍する見通し」と報じた(この記事)。そうか！正式発表があるまでは安心できないが、私の説が当たったに違いない。私の場合、本業の研究で提唱する仮説は、「ほんとかねえ？」と、当の本人が半信半疑のものばかりである。かたや鮫島加入説は、かなりの確信を持って発表した。よかった(当たったことが)、よかった(鮫島が加入することが)。
　鮫島との接し方には気をつけないといけない。レディースの選手たちに、私の顔を覚えて貰い、会話も出来るようになってきているところである。それが、「サメちゃん！」などと追いかけたら、「けっ」と思われてしまうやも知れない。よって私は、鮫島には 9 掛けで接することにする。ただし、あんとのツーショットは何とかして撮りたい。

学生実習をした。今日は、種子重の測定とデータ解析という、お外に行かなくてもよい内容であった。これにて全日程を終了。お疲れ様。レポート頑張って頂戴ね。

今日もとある作業。ちょっと、虚しくなってきた。ふー、誰か愚痴を聞いてくれないか。

5/28 (月) の進歩　そうであったか
6/18 に、東京都福祉保険局にてプレゼンの研修を行う。6/4 までに配付資料を送って欲しいとのことなので、今日から準備を始めた。頂戴した論文集を読みながら、どういう分野なのかを知ると共に、どういうことを話すかを考え始めた。論文集に、「エンゼルケア」という言葉が出て来た。知らない言葉だ。「エンゼル」は天使だろう。ということは、天使のように優しい看護のことか、患者の気持ちをより解きほぐすことを目指しているのかなどと推察した。ところが読み進めると、「手を紐で縛る」「顔周りを縛る」などと出て来た。？？？。天使がやることか？ネットで調べたら、死後のケアのことであった。エンゼルケアと呼ぶとは知らなかった。

我が家のバラが咲き出した。先週の頭くらいからぽつぽつと咲き始めた。すでに、それなりに開花している個体もある。

スパニッシュ＝ビューティー。早咲き品種である。とても香りが良い。
かたや、まだまだこれからの個体もたくさんある。あと 10 日くらいしたら、バラの狂瀾となるであろう。

デラックスの論文を投稿した。うまく行きますように。他の人も頑張って頂戴ね。

5/27 (日) の進歩　あん、心のアシスト！
浜松での朝を迎えた。せっかくだから、遠州灘を見に行った。

遠州灘とあん。
けっこうな迫力だった。しかし、津波への恐怖が消えなかった。
　遠州灘を後にし、試合会場へと向かった。10 時前に到着。あんを散歩させたら、GK 天野実咲選手と MF 小山季絵選手に遭遇した。二人とも、あんをいじってくれた。
　試合が始まった。なんと、エース FW 伊藤美菜子選手が控えに回っていた。後で本人に訊いたところ、「今週、体調を崩したから？」とのことであった。確かに、水曜日くらいに練習を早退したらしいが ………。

前日の練習後に、あんを元気よく抱っこする美菜子。こんなに元気なのに先発出来ないとは思えん。
試合の方は、いつも通り、仙台が一方的に支配する展開となった。ところが点が入らない。やはり、美菜子の不在が大きいのではないか。前半 21 分に、静岡産業大学がフリーキックを得た。大したことないだろと舐めて出た私は、客席裏の日陰にケージに入れて置いているあんの様子を見に行った。客席に戻ったその時、仙台の無人のゴールにころころと転がっていくボールが。いったい何が起きたのかという失点であった。誰か推理してみて。前半 26 分には、見事なミドルシュートを決められて 0-2。まさかの 2 点差である。前半 36 分、DF 中村真美選手が決めて 1-2。この得点の陰にはあんの存在がある。試合終了後に真美と話したところ、「あんちゃんをなでなでしたおかげです」と語ってくれたのだ！まさに、あんが、心のアシストをしたといってよい。

心のアシストの模様。真美に愛を注入するあん。
しかしなかなか追いつけない。後半 19 分に、ついに美菜子が投入された。次々と決定機を作り出すも、なぜか点が入らない。一方的に攻め立てながら負けてしまうのか。かなり青くなってきた。しかし後半 40 分、ついに美菜子が決めてくれた。さらには、ロスタイムもほとんど無くなった最後の最後に、MF 上辻佑実選手が劇的な逆転ゴールを叩き込んだ。輪になって喜ぶ選手たち。主審がやってきたので、得点取り消しと心配したのか、「得点ですよね？」という感じで確認する選手もいた。主審は、早く試合再開させるためにやってきたのであった。やぼだねえ。
　勝った。こういう試合を勝てるというのは、やはり実力があるということだ。この調子で残りを全勝しよう！

5/26 (土) の進歩　早起きは相当にお得
磐田遠征の朝を迎えた。今日は浜松に泊まり、明日は、磐田でレディースを応援するのだ。すまんが、川崎での男子の敵地戦は素通りである。
　休日というのに朝の 5 時に目覚めてしまった。二度目を試みるも、寝つける気がしない。ならばと起床してしまった。そして、1) 週日のお弁当のおかず作り、2) 部屋の掃除、3) 庭の芝刈り、4) 池の水換えをした。実はどれも、本当ならば土日をかけてやっておきたかったことである。しかし、敵地遠征のために諦めていた。それが 2 時間半ほどで出来てしまったのだから、私の普段の週末は 2 時間半で要約出来るのかと黄昏れたのであった。早起きすれば全部出来てしまう。早起きは相当にお得だと思った。

支度を調え、あんを連れて泉パークタウン練習場に行った。今日は、DF 中村真美選手・DF 田中景子選手・MF 嘉数飛鳥選手・FW 伊藤美菜子選手があんをなでなでしてくれた。さらには、マダムズというサポータクラブの O さんという方にもお声がけ頂いた。あんをたくさんなでなでしてくれた。この日記も読んで下さっているということ。どうもありがとうございます。
　10 時半ごろに泉パークタウン練習場を後にし、浜松へと向かった。道を間違えるなどの演出を入れ、19 時前に浜松のホテルに入った。
　夜は、いっ木という店で懐石料理を頂いた。ご主人は、京都の名店菊乃井で修行をなさったそうである。さもあらん。どれもこれもしごく美味であった。その場で藁で焼いたカツオのたたきとか。私が座ったカウンター席から、ご主人の仕事ぶりが丸見えであることも嬉しかった。見事な手さばきに感動した。今度浜松に来るときには、また絶対に寄ろうと思った。

5/25 (金) の進歩　明日は川崎戦、明後日は静岡産業大学戦
ベガルタ仙台は明日、敵地で川崎フロンターレと闘う(14 時試合開始)。前節の名古屋戦に快勝し、再び波に乗るかという我がクラブである。しかし心配事が二つ。MF 関口と DF 内山が負傷離脱してしまった。DF 菅井も微妙という。こんなときこそ持ち前の総合力で挑み、必ずや勝ち点を取って帰るべし。
　レディースは明後日、敵地で静岡産業大学磐田ボニータと闘う(11:30 試合開始)。開幕以来、圧倒的な強さを見せている我がクラブである。しかし明日は侮れない。何しろ、暫定首位の日体大に勝っている相手である。かといって無論、萎縮する必要もない。いつも通りに挑んで、必ずや勝利するべし。
　私も敵地参戦することにした。しかしーーーーー、なんと明日、男子の試合を素通りして浜松に向かう。浜松で、豪華会席料理を頂きたいんだもん。男子の試合を見ていたら遅くなっちゃうんだもん。時代も変わったものだ。そして浜松に泊まる。翌日に磐田に乗り込み、我がクラブを応援する。もちろんあんを連れて行く。試合会場で、選手にあんをなでなでして貰うのだ。

みーちゃんの卒業研究の調査に同行した。今日で一区切りである。連日お疲れ様。週末はゆっくり休んで頂戴。

今から、デラックスの論文の英文校閲に行ってくる。そのまま朝市に寄って帰宅する。その前にちゃんと、レディースの練習を見に行く。

5/24 (木) の進歩　今年の実習はのどかでよい
学生実習があった。まずは、カタクリの果実の回収に行った。結果率は20-30%くらいか？まあ悪くないと思う。その後、種子数・未熟胚珠数を数えて貰った。そして種子等を乾燥機へ。アオキ・カタクリのデータ入力もして貰った。
　考えてみると、今年の実習はなんてのどかなのだろう。みんな和気あいあいと楽しげにやってくれている。思い返すと去年の実習は ………。震災のためにアオキ・カタクリの実習を行うことができず、数理モデルの解析をやって貰った。すさまじき手計算に、みんな殺気立っていた。アンケートを採ったら、「非常につまらなかった」「非常につまらなかった」「非常につまらなかった」「非常につまらなかった」「非常につまらなかった」「非常につまらなかった」「非常につまらなかった」「非常につまらなかった」「非常につまらなかった」「非常につまらなかった」「非常につまらなかった」「非常につまらなかった」「非常につまらなかった」「非常につまらなかった」「非常につまらなかった」「非常につまらなかった」「非常につまらなかった」と並んでいて、数理モデルの実習は二度とやるまいと思った。

みーちゃんの卒業研究の調査に同行した。今日は、野村さんも手伝ってくれた。早々に作業が終わってしまい、ビデオ撮影が終わるのを待つのみであった。その間、ちょっと山登りなどしてみた。

5/23 (水) の進歩　今夜はアゼルバイジャン戦とトルコ戦
日本代表は今夜、アゼルバイジャンと親善試合を行う(19:15 試合開始)。再来週から始まるワールドカップ最終予選に向けての、最後の強化試合である。三次予選で二連敗したという嫌な流れを断ち切るためにも、景気よく勝利して欲しい。
　今夜の試合に、本田圭佑がいよいよ戻ってくる。膝の負傷で、代表戦からは長らく遠ざかっていた。彼が、復帰戦でどんな活躍を見せてくれるのか楽しみだ。やはり、本田がいるのといないのとでは随分と違うと思う。
　オリンピック男子代表は、トゥーロン国際大会の初戦トルコ戦を迎える(深夜 0:45 試合開始)。目の前の敵とも、オリンピックで戦う相手とも、そしてオーバーエイジ枠という不気味な影とも闘う 23 歳以下の選手たちである。ほんに、オーバーエイジ枠って、まったく意味がわからん。ともかくも、若き代表の熱き闘いを期待したい。

生物学科三年生向けの講義をした。「植物における性淘汰」というお題であった。概ね熱心に聴いてくれていたように思う。今年の学年で初の講義中の質問も出たし(＊)。

質問者御イニシャル：I. K. 君・O. N. 君・Y. KS 君

＊今年はなぜか、講義中に質問が出なかった。講義終了後に質問に来てくれる。

某文章の他の方の原稿にコメント。一気に仕上げてしまいたい。
　その後、Evolution に返送する論文の改訂作業に戻った。考察をかなり書き改めないといけない。しかし何を書けばいいのやら。頭を作るのにしばらく時間がかかりそうである。

5/22 (火) の進歩　仙台北
免税の手続きのために税務署に行く必要があった。通知書類に「仙台北」とあったので、仙台北税務署に行った。そして、係員に通知書と必要書類とを見せた。すると、ビフォー・アフターのナレーション的にどうぞなんということでしょう。「ここは仙台北税務署、この通知は、仙台北県税事務所からのもの」と言うではありませんか。うー、市民感覚的に、「仙台北税務署」と「仙台北県税事務所」とがあるってどうかと思う。仙台北県税税務署の地図のコピーが即出て来るのもなあ。名称の改革をぜひともお願いしたい。

今日は、みーちゃんと二人で調査に行った。作業内容が減り、かなり楽になってきた。待ち時間が出来てしまい、滝などを見に行ってしまった。

帰室後、某文章の最後の仕上げにかかった。ようやくにしてというところである。

5/21 (月) の進歩　日蝕
朝、エレベータのところでマツハシとすれ違った。屋上に日蝕を見に行くという。「いつでも見に来て下さい」と誘ってくれた。なにしろ、ウルトラマン型の日蝕眼鏡を買ったらしい。昨日になって探したら、それしか残っていなかったそうだ。
　そうか、日蝕か。私はどちらかというと、世間の騒ぎ方に批判的姿勢をとっていた。太陽と月の位置が重なることがそんなに偉いのか。起こる頻度としては、両者の位置が 10 度ずれることとも、20 度ずれることとも同等ではないか。他に喩えるなら、車の走行キロがちょうど 10,000 キロになることがそんなに目出度いのか？ 9,852 キロや 584 キロと同等じゃないかという気持ちである。
　とは言いつつ、マツハシのお誘いだし見に行った。美しさに感動した！月みたいだ。そしてつい、夜に月を見ればいいじゃんなどと、またしても素直でないことを考えたのであった。

追記：ウルトラマンに変身したマツハシの写真を撮ったのであるが、日記掲載厳禁と思う。

みーちゃんの調査に同行した。調査の盛りは過ぎたようだ。あと 2-3 日か。
　今日はバッジョも手伝ってくれた。同級生というのに、敬語で話すみーちゃんとバッジョ。なんか可笑しかった。いつ、タメ言葉で話すようになるのか注目しよう。

私の iPhone が、誤動作をしまくっている。電話を勝手にかけたり、メールを勝手に送ったりという働きである。マツハシには、「は」という一文字だけの、まさに相手の気持ちを代弁したメールを送っていた。気が利きすぎーーー、というより、始めから送らなければ気も使わなくて済むのに。

5/20 (日) の進歩　圧勝
ベガルタ仙台レディース 11-1 京都バニーズ SC。なんとまあの圧勝であった。
　主夫の鏡を目指す私は、早起きしてお弁当を用意したのであった。いやその前に、町内会の清掃活動に参加したのであった。清掃終了後、本日および週日のお弁当作りに励んだ。筍ご飯など炊いちゃったよ。
　10 時過ぎに、お弁当を持って宮城県サッカー場へと家を出た。13 時試合開始であるが、駐車場確保のために早めに出た。無事に駐車場を確保し、スタジアムに入った。懐かしい。ベガルタ(当時ブランメル)も、ここで試合をしていたのだよね。
　今日の GK 陣は、天野実咲選手と齋田由貴選手とであった。由貴は昨日、男子の試合を熱く応援していた。挨拶したら、「こんにちはー」と気持ちよく答えてくれた。だから、由貴が先発と知ってとても嬉しかった。FaceBook での私からの友達リクエストを無視している由貴であるが、応援しちゃう。
　試合が始まった。例によって、仙台が圧倒的に格上であった。1 対 1 で簡単に勝っちゃうし、裏を取りまくりである。あれよあれよで 11 点も取ってしまった。京都は、唯一の決定機を見事に決めていた。決して下を向かない姿勢が素晴らしかった。
　珍しく今日は、キャプテン下小鶴が後半早々に交替した。キャプテンを引き継いだのは、あんを殊のほか可愛がってくれている中村真美選手であった。その真美も、後半 30 分に交替した。ところが、キャプテンマークを付けたまま下がってしまった。以降 15 分間、キャプテン不在で仙台は闘うこととなった。
　1 点返されたものの、FW 小山希絵選手の得点で 11-1 に。その後私は、応援するふりをしながら、「もう点を取るな」と思っていた。なぜならば、このままで終われば、11-1 で勝利と 1 が三つも続くという目出度さである。もっと言うなら日記のネタに出来る。12-1 ならそのままだが、11-1 なら「1 が三つで目出度い」と書けるではないか。そんな私の思いが通じたのか、あるいは選手も同じ思いだったのかはわからぬ。11-1 で勝利し、目出度い勝利となったのであった。

4時過ぎに帰宅。さっそく、芝刈りをした。今年は、芝の調子が良いのやら悪いのやらわからぬ。スタジアムの芝を見ると、どうしてこう違うのだろうと思うばかりである。

5/19 (土) の進歩　名古屋に大勝
ベガルタ仙台 4-0 名古屋グランパス。あの名古屋に大勝しちゃうなんて。10 年前の私も、5 年前の私も、3 日前の私も、今日のマツハシも信じなかったことである。

試合は夜から。午前中は、みーちゃんの調査を心で応援しつつ、レディースの練習を見に行った。もちろん、あん連れだ。DF 中村真美選手・DF 山本りさ選手・MF 上辻佑実選手が可愛がってくれた。「位置について、用意、どん！」の芸を見せたのであるが、あまり受けなかった。この芸は、室内でやる方がインパクトがある気がする。
　一つ自慢話だ。FW 伊藤美菜子選手は、「毎試合得点が目標です。常盤木学園と同じ勝ち点なので出来るだけ多くゴールを決めたい」と語っている(スポーツ報知より)。「毎試合得点が目標」には私との交渉がある。レディースの激励会の時に、得点目標の話を彼女としたのだ(2/11 の進歩参照)。「 10 番 FW 伊藤美菜子選手に「何点取りますか？」と訊ねると、「10 点」と即座に返ってきた。ちょっと少ないと思い交渉した結果、「1 試合 1 点」に上がった。」。このように、私が交渉した結果、「毎試合得点」になったのである(「1 試合 1 点」よりさらに上だが)。実際のところ美菜子は、今季すでに 10 点を取っている。「シーズンで 10 点」など小さい小さい。かたや、初戦で得点できなかったので、「毎試合得点」は不可だ。私との交渉通り、「1 試合 1 点(平均以上)」で行こう！

夕刻、ユアテックスタジアム仙台へと向かった。相手は強豪の名古屋。かたや、3 戦無勝中の我がクラブである。正直、このまま落ちていくのかもと思っていた。ところがどうだ。前半こそ名古屋の猛攻に苦しんだものの、試合全体を通しては、名古屋に何もさせなかったと言ってよい。我らが梁の今季初得点もあり、まさかの圧勝であった。
　この試合で一番しびれたのは、3 点目を取った直前のプレーであった。名古屋の闘莉王のシュートが仙台 GK 林をも抜き、失点と諦めた。ところが DF 鎌田が、必死に足を伸ばして弾き出していた。そこからの速攻で FW ウィルソンが決めた。鎌田に、この試合の MVP を送りたい。
　客席に、レディースの、GK 齋田由貴選手・GK 齊藤彩佳選手・DF 山本りさ選手・MF 上辻佑実選手・MF 田原のぞみ選手・MF 今井さゆり選手・FW 伊藤美菜子選手がいた。レディース宣伝の営業ではなく、純然に試合を見に来たのであった。気になって、ついつい様子を窺ってしまった。みんな、仙台の得点に万歳して喜んでいた。その姿がとても嬉しかった。クラブの一員として、サポのように男子の試合を応援する。彼女たちが、我がクラブの人になってくれていると実感できた。男子の方も、サポのようにレディースの試合を応援して欲しい。
　ちょっとした疑問である。レディース 7 選手の内の 6 選手はクラブのジャージ姿であった。しかし 1 選手は私服姿で、しかも一人だけ弁当を食べていた。真の疑問点はどこにあるのかよくわからぬ疑問を抱いた。

5/18 (金) の進歩　明日は名古屋戦、明後日は京都戦
ベガルタ仙台は明日、ユアテックスタジアム仙台に名古屋グランパスを迎え撃つ(18:30 試合開始)。首位を守っているものの、このところ密かに 3 戦無勝中の我がクラブである。世間に気づかれないうちに勝利して、無敗街道に戻ろう。というわけで、応援に行かないか！
　レディースは明後日、宮城県サッカー場に京都バニーズ SC を迎え撃つ(13 時試合開始)。レディースの方は、実力通りに快進撃中である。ここ 3 試合で 8 点・8 点・6 点と取りまくり、別の意味で、サッカーをやっているのかと思ってしまう。消化試合が一つ少ないので暫定二位であるが、実質は首位といってよい。明後日も快勝して、実質首位を守ろう！

雨の中、みーちゃんと二人で調査に行った。雨に耐えつつ頑張っていたら、怪奇現象が現れた(詳細は説明不可)。お雨様のたたりかも知れない。雨の日は止めようということになり、午前中で退散した。

というわけで、自分の論文書きを久しぶりに再開した。さっさと仕上げて返送したい。しかしそのためには、論文をいくつか読まないといけない。はぁー、と溜息。

5/17 (木) の進歩　調査二日目
今日は朝から、みーちゃんの卒業研究の調査に同行した。バッジョと関くんも一緒に行ってくれた。調査しながらちょこちょこっと会話するのだけれど、みーちゃんは段々とほぐれてきている感じだ。面白さを発揮しつつある。それと、賢明さも顕わになってきた。調査方法について、「なるほど」と思える案を出してくれるようになったのだ。来年に向けて、いろいろ考えよう！
　調査地は、携帯が通じないところにある。皆に、「どうしても一本電話を入れないといけないので、途中でちょっと抜ける」と話しておいた。そして車で、作並方面へと戻った。圏内に入ったことを確認し電話。朝市の馴染みの店の金華山さんに、(調査のため)「明日は店に行けないかもしれません」と伝えた。

＊金華山さんに毎週金曜日に通うことが週課である。そして豪華大トロを購入するのだ。金華山さんも、私のために取り置きをしておいてくれている。だから、行けないときは前もって伝えておく必要があるのだ。

5/16 (水) の進歩　本格的に始まる
みーちゃんの卒業研究の調査が本格的に始まった。今日は、イタポンの車で、みっちー・冨里・バッジョ・みーちゃんが出かけていった。私は、午前中に講義があるので、研究室に残った。これから大変だけど、力を合わせて頑張って頂戴。
　講義終了後に研究室に戻ると、とある調査道具が業者から届いていた。足りないので注文しておいたのだ。今から届ける必要があるかどうか電話で聞いてみようとした。しかし圏外であった。きっと困っていると判断し、届けに行くことにした。突然現れたら、ヒーローのように崇められるであろう。車を走らせること 45 分、調査地に着いた。でもなんか、当然現れるものという空気が漂っていて、ごく普通に受け入れられたのであった。
　私も手伝いに加わり、夕方まで頑張った。みーちゃんが、「酒井さん、…先生」と言い間違え(？)。皆が「酒井さん」と呼ぶので移ったみたいである。うん、「酒井さん」でいいんだよ。ひそかに、「さっちゃん」と呼んでくれていた人もいるくらいだし(2009.11.30 の進歩参照)。
　これから連日、丸一日の調査が続きそうである。車を持っている、私かイタポンのどちらかは必ず同行する必要がある。平日は出来るだけ私が出ることにしよう。問題は ………。などと考え、イタポンに、「土日に同行して」と話した。理由の説明など不要である。言い訳も言いつくろいも要らない。ベガルタ仙台およびレディースの試合を見るためであることは、言わなくてもわかっているのだ。「レディースの練習も見たいから」が通じているのかどうかはちょっと自信がない。

講義をした。「ゲーム理論の世界」というお題で、またしてもモデルの話をしてしまった。でも、来週からは当分の間、数式は出て来ないのでご安心を。

質問者御イニシャル： O. N. 君・Y. K. 君

5/15 (火) の進歩　驚きの新学説
驚くべき発見をした。ベガルタ仙台レディースの選手とあんとのツーショット写真を見て頂きたい(5/12, 13 の進歩参照)。あんの表情が写真ごとに違うであろう。そして、その写真で抱っこしている選手と似ているのだ。
　改めて検証してみる。

DF 中村真美選手とあん。姉妹のように似ていると思う。

MF 高橋奈々選手とあん。これまた姉妹のようではないか。かといって、真美と奈々とが姉妹のように似ているかというと、そうではない。そこがまた、この発見の驚異なところである。

GK 齊藤彩佳選手とあん。ほっぺの感じや目元が似ている。

MF 嘉数飛鳥選手とあん。輪郭が似ている。

FW 伊藤美菜子選手とあん。よーーく見つめてみなさい。あんの顔の中に、美菜子の面立ちが浮かんで来るであろう。

犬は飼い主に似るという。今回の発見はその次元を越える。今後検証は重ねず、この時点で発表してしまいたい。

今日は、みーちゃんの野外調査の予定であった。しかし生憎の雨である。雨では出来ない作業をするので、今日は中止となった。

Evolution に返送予定の論文の改訂と、改訂内容を説明する手紙の執筆を始めた。ようやくにしてだ。MacBook くんが、今年に入ってから延々と計算をしていた。やっと終わったので、本文の改訂が出来るようになった。

5/14 (月) の進歩　法人も実施
二年間の給与削減を、国家公務員同様に法人職員も行うらしい。国立大学法人も例外ではない。まったく。我々には国家公務員のような身分保障はないというのに。大学へ支給される運営交付金を給与削減分だけ削って、強制的に削減させるらしい。えげつない。取れるところから取る。弱い者いじめと変わらないな。

みーちゃん・イタポン・ばっじょと、みーちゃんのフィールド調査に行った。今日は初日ということで、やりかたの手ほどきを。むろん私は見ているだけで、イタポンが指導のすべてをやってくれた。ほんに、頼りになる先輩だ。明日から本格的に始める。しばし私は、アッシー君となるであろう。

デラックスの論文を投稿するための作業に入った。まずは英文校閲に出した。

5/13 (日) の進歩　圧勝
ベガルタ仙台レディース 6-0 AC 長野パルセイロレディース。前半こそ機能しなかったものの、結果として 6-0 の圧勝であった。
　あんを連れ、朝の 5 時半に家を出た。途中、横川インターで峠の釜飯を買うなどし、11 時前に試合会場に着いた。試合は 13 時からなので、あんを散歩させたり釜飯を頂いたりして過ごした。女子サッカーの良さの一つが「ゆるさ」かも。あんを連れてスタジアムに入ってしまった。さすがにケージに入れていたけど。やがて、選手がピッチ上に姿を現した。MF 中村真美選手(あんのことを、ことのほか可愛がってくれている)が私の姿を見つけ、かつ、犬ケージも視認したようであった。「いるの？」みたいな顔をして近寄ってくれた。あんをケージから出し、中村選手に突進させた。GK 齊藤彩佳選手と DF 田中景子選手もなでなでしに来てくれた。「あたし、あんちゃんに初めて触った」と喜ぶ田中選手。そか、私は、あなたのことを異常に期待しているからね (5/10 の進歩参照)。
　試合が始まった。個人能力で圧倒してるので、一方的に試合を支配した。しかし前半は、なかなか決定機を作ることができなかった。それでも前半 15 分に、相手 GK のミスから伊藤美菜子選手が決めて仙台が先制した。後半になると、システムを変えたことも効いたのか、ゴールラッシュとなった。あれよあれよの 5 点追加で、6-0 の圧勝であった。
　今日一番ときめいたのは、ゴール前でのフリーキックの場面だった。伊藤美菜子選手の顔に相手選手の足が入り、危険なプレーで間接フリーキックとなった。蹴るのは MF 上辻佑実選手。どうするのかと思いきや、間接フリーキックだっつーのに、ゴールを直接狙ってバーに弾かれた。惜しいんだか、惜しくないんだか。
　今日は、MF 嘉数飛鳥選手が今季初得点をあげた。おめでとう！

試合終了後、お立ち台で挨拶する嘉数選手。斬り込み隊長に待望の初得点が生まれた。

今日も 2 得点と大活躍の FW 伊藤美菜子選手(推定犬好き度★★★★★)……… に、抱っこされるあん。その背後には、「あんを抱っこして写真を撮らせて下さい」と頼んだ人物の存在がある。大学に戻ると、7 人の学生の指導教官であり、「これから論文を書く若者のために」の著者としても知られている。それにしても、笑顔が素敵な人って羨ましいわ。無表情と言われ続けて何十年。
私としては、中村真美選手が前半だけで交替してしまったことがとても残念である。あんを一番可愛がってくれているのに。監督の目の前でトラップミスして相手ボールにしてしまったこと 2 回が心証を害したと踏んでいる。
　3 時 15 分くらいに長野を後にした。休憩・夕食を挟んで運転を続けること 5 時間強。20 時 45 分くらいに帰宅した。充実した一日であった。また、アウェー遠征しちゃおっと。

5/12 (土) の進歩　マスコット犬作戦
あんを、ベガルタ仙台レディースのマスコット犬にする作戦がちゃくちゃくと進行している。すでにたくさんの選手が、あんの名前を覚えてくれている。今日は、マスコット犬とのツーショット作戦を進めた。

MF 中村真美選手。実家にゴールデンレトリーバーがいる。推定犬好き度 ★★★★★。

MF 高橋奈々選手(左)。犬が怖いらしい。あんが動いたら、「ぎゃーーっ」と悲鳴を上げて後ずさった。「きゃーーっ」ではなく「ぎゃーーっ」であった。女の子らしい可愛さよりも、生物としての生存本能が出たらしい。推定犬好き度 ★★☆☆☆。MF 井手上麻子選手(右)。推定犬好き度 ★★★☆☆ <--- 右手の内の 3 本でしかあんを触っていないので。

GK 齊藤彩佳選手。あんを見つけ駆け寄ってくれた。推定犬好き度 ★★★★★。

MF 嘉数飛鳥選手。カニンヘンダックスフンド(ダックスフンドの中で一番小さい品種)と暮らしているそうだ。推定犬好き度 ★★★★★。

はっきり言っておく。レディースのマスコットはあんだ。ベガッ太ではない。

ベガルタ仙台 1-1 ガンバ大阪。
　敵地なので、BS で応援だ。解説の長谷川健太がガンバよりなのを微妙に不快に思いつつ放送を見た。結果として、お互いに奮闘した試合だったと思う。引き分けが順当であった。2 位の清水が引き分けたので、勝ち点差も変わらなかった。ま、よしとしよう。

庭仕事をした。2 週間ほっておいたら、芝が部分的にすごいことになっていた。芝刈りをしてすっきりさせた。しかし、未だに伸びていない部分もある。まだら具合がすごい。
　新しい薔薇の植え付けと、既存の薔薇の植え替えもした。こんな時期に植え替えてはいけないのだが、大して好きでない薔薇は立場が弱い。新しく買った方はエースとして期待しているので、場所をどけさせたのだ。

5/11 (金) の進歩　明日はガンバ大阪戦、明後日は AC 長野パルセイロ・レディース戦
ベガルタ仙台は明日、敵地でガンバ大阪と戦う(19 時試合開始)。前節についに負けてしまった我がクラブである。より詳しく見ると、前々節は引き分けた。というわけで密かに 2 戦無勝中である。実をいうと昨季も、無敗を続けた後に無勝街道が続いた。これを繰り返さないためにも、何が何でも勝つしかない。強いガンバ大阪というイメージはかなぐり捨て、17 位のチームと素直に思って臆することなく闘うべし。
　レディースは明後日、敵地で AC 長野パルセイロ・レディースと闘う(13 時試合開始)。正直に言って、力はこちらが上である。早々に先取点をあげて楽に試合を進め、出来れば大勝ちして欲しい。私は、日帰りで参戦する予定だ。

みーちゃんの調査地の下見に、イタポン・マツハシ・バッジョと一緒に関山峠に行った。それなりの個体数も見つかったし、花も咲き始めというところであった。も、やるっきゃあるまい。来週からさっそく調査を始めよう。
　帰路、どうだんの里という店で蕎麦を食べた。何度か食べたことがあり、少なくともその内の一回は美味しかった。だから私が推奨した。蕎麦通のイタポンがいたのでドキドキであったが、合格点は出たようである。

呆れた。厳しく自省して欲しい。

5/10 (木) の進歩　DF 田中景子選手
ベガルタ仙台レディース DF の田中景子選手、なかなかの逸材ではないかと密かに思っていた。そして、きっとそうに違いないと思えるようになった。ベガルタ仙台レディースBLOG を見てのことである。このブログは、宮城生協提供の食材を選手たちが調理し、その感想を書くというものである。景子のこの日の夕食は、「さんまの蒲焼on theちらし寿司」であった。「まー、名前通りなんで説明しません」とのことで、私としては、なんで "on" なのか ---- まさに、蒲焼きがそのまま乗っている ----- がちょっと気になるところではある。しかし、真に気にかかった(というより気に入った)のはそこではない。

「ちらし寿司とさんまの蒲焼はとても良いコンビでした。
が、私たちベガルタ仙台レディースはちらしとさんまに負けられないということで、よりコンビネーションを高めて、勝利を重ねていきたいと思います。」

ひと言でまとめるなら、ちらし寿司とさんまの蒲焼きを見て、ベガルタ仙台レディースもちらしとさんまに負けられないと思ったわけだ。このテンションの上がり方は他の選手にはないと思う。これからますます景子を応援しよう。

月初め談話会があった。いよいよ調査シーズンである。みんな頑張っていこう！

あやうく、余計な税金を払うところであった。税務署に確認したら、手続きを取れば免税となると言われた。やはり。それにしてもわかりにくい。うっかり払ってしまう人が相当いるのではないか。

5/9 (水) の進歩　友蔵来仙
夕刻、私の居室を力強くノックする音が聞こえた。誰かと思いつつ「はい」と返事をすると、たったとした足取りで入ってきた。おお、友蔵ではないか！この 3 月まで、カナダに 2 年間留学していた。4 月に山形大学に移った。久しぶりだ！というわけで、お茶をしようと皆に声をかけた。マツハシに、「友蔵知ってる？」と訊ねると「？？」であった。でも友蔵の顔をみて、「ああ、牧野さん」と喜んでいた(学会で会ったことがある)。そうか、友蔵と呼んでいるのは私だけだ！セミナー室でしばし団らん。カナダのことだの色々と楽しい話を聞かせてくれた。ますます立派になっていて嬉しかった。
　今日は帰郷するということで、お茶だけで終わった。今度じっくりと飲もう！

生物学科三年生向けの講義をした。「最適戦略」というお題で、数理モデルの話であった。そのせいか、反応があまり良くなかった。「これくらい何だぁーーー！去年の三年生は、学生実習で地獄の数理モデル計算をしたのだよ」(＊)と言おうとも思ったが、ちっとも説得力がないことはわかっている。

質問者御イニシャル：I. K. 君。

＊震災の影響で例年の実習が出来なかったこともあり、数理モデルの計算をやらせた。Mathematica に計算させると、ほぼ一瞬で終わる内容である。しかし手計算だと ………。Mathematica の偉大さを再認識すると共に、ほとんどの学生に、「地獄、二度とやりたくない」という想い出を持ち帰って貰うことになった。

ばっじょ・みーちゃんと卒研談義をした。明日の談話会で話をしてみて。

5/8 (火) の進歩　大分県農林水産研究指導センターで講演
今年も、大分県農林水産研究指導センターでプレゼンの講演をすることになった。お誘いありがとうございます。頑張ります。
　ここでの講演は今年で 4 回目となる。昨年は、一日早く大分入りして、割烹旅館かんな和別邸という旅館で静養した。震災のことを忘れようと、奮発して豪華な宿をとったのだ。今年もまたあの旅館に行きたいと思っていたのであるが ………。
　状況が変わった。静養に行くのなら、ベガルタ仙台レディースの敵地戦の応援を兼ねることとする。たとえば 5/27 には、磐田での試合がある。静岡は温泉の宝庫なり。9/23 には丹波で、10/21 は鹿児島で試合だ。どちらかが、なでしこリーグへの昇格がかかった試合となる可能性もある。そうならば、遠距離をいとわずに応援に行く。もっとも、一番良いのは、試合の前後に近辺で講演が入ることである。どうかお声がけ下さい。

本日も、ワコタン論文の改訂に頭を悩ませた。なまじっか解析的に解けちゃいそうだから、余計に頭を使うことになる。解析解は無理、数値計算しかないとわかっていれば、かえって話が早いのだが。
　おまけに、計算式のおかしな点が一日一つ見つかる。修正したら、それまでの苦悶はすべてぱあーとなる。も、空に飛んで行きたいわ。

5/6 (月) の進歩　ヒカゲツヅジ
我が家のヒカゲツツジが満開になった。

玄関ホールの前に咲く。
この花好きだ。毎日一所懸命に鑑賞している

私事であるが、本学のサークルの一つである、東北大学シミュレーションゲーム研究会顧問に就任する話が浮上した。

ノートパソコンを使って、超長期に渡って実行させていた計算がようやく終わった。思い返すと、バックグランドで計算をさせたまま、このノートパソコンを講義に使ったこと 3 回。「風が吹けば桶屋が儲かる」の全論理だの、ウェディングブーケだの、永谷園のお茶づけ海苔だのが映し出される謎の講義の裏で、健気に計算していたのだ。大義であった。もう一計算させて、いよいよ論文の仕上げにかかろう。
　かたや、ワコタン論文の改良も進めている。解の挙動に納得がいかないので、半日ほど悩んでしまった。そして、アホみたいな間違いをしていることに気づいた。修正したら、納得のいく挙動になった。それにしても、何度も確認したのに、こんな間違いに気づかぬまま連休に突入していたとは。1 からの確認だから気づかなかった。0 から確認しないといけなかった。

5/6 (日) の進歩　苦杯
ベガルタ仙台 0-1 清水エスパルス。とうとう負けてしまった。
　試合は昼から。朝起きてみると、気持ちの良い快晴であった。布団干しなどをしちゃった。午後から雷雨などという予報があった気がするのだが、「なに馬鹿なこと言ってるんだろうねえ」と見下していた。そして、傘も持たずにユアテックスタジアム仙台へと向かった。
　今日は、イトーヨーカドー向かいの駐車場に駐めた。2000 円以上買い物をすると 3 時間無料となる。そこで、ちょこちょこと食品を買った。ついついバターを買ってしまい、この陽気で車内に置いておいたら溶けちゃうかもと心配になった。買った食材を置きに車に戻った。室温が上がらないよう、窓を少々開けておくことにした。そして、牛タン利久に昼食を摂りに行った。
　試合が始まった。しばらくすると、空の様子がおかしくなってきた。やがて、昼というのに真っ黒になった。

午後の 1 時 20 分くらいというのにこの暗さ。
雷鳴も聞こえてきた。そしてなんと雹が降ってきた。試合はすぐに中断。激しい雷雨の中、再開を待つこととなった。やがて雨足も弱まり、43 分の中断を経ての再開となった。ピッチは、水たまりが出来てボールが動かない部分と、普通に動く部分とが混在するという難しい状態になっていた。そんなこんなで、前半 40 分に清水 FW 大前に決められてしまった。ハーフタイムに、スタッフが出て来て水たまりの処置を始めた。雑巾で水を吸い取りバケツで絞るという普通の方法に感動した。後半になると、清水に退場者が出たこともあり、仙台が一方的に攻め立てるようになった。しかし、相手に退場者が出たことが仙台の敗因となった。何しろ清水は、人が少ない方が強いのである。FC 東京戦では、9 人になってから得点して勝っちゃったし。結局、最後の所で弾き出される場面が続き、点を奪えぬまま終わった。
　負けた。大切なのはこの次である。無敗の後に無勝を続ける癖があるので、この悪癖を断ち切らなくてはいけない。12 日のガンバ大阪戦が、仙台の真の力を問われる闘いとなった。
　雨での中断のために儲けたものが二つ。一つはグッズ売り場。ポンチョ完売だった。もう一つは駐車場であった。軒並み駐車時間が増えた。私も、3 時間無料特典にもかかわらず 400 円払うはめに陥った。
　さらには、一つの悲劇が起きていた。心底、バターなど買うべきではなかったと思った。天気予報を信用すべきだと思った。車の窓をちょっと開けていたため、車内がかなり濡れてしまっていたのだ。運転席のお尻が冷たかったよー。
　などということが起こっていたのであるが、内心はほくほくしていた。ベガルタ仙台レディースが、敵地で 8-0 と大勝したのだ。実を言うと、男子の試合中も、レディースのことばかりが気になっていた。そして携帯で、試合経過を頻繁に確認していた。今度試合が重なるときは、男子はほっておいてレディースの応援に行こうと思った。というか、そういう心持ちになっている自分に気づいたのであった。

5/5 (土) の進歩　日記を書く日に関する若干の混乱について
今日も、ベガルタ仙台レディースの練習を見に行った。チームは、練習終了後に愛媛に行くので、朝 8 時からの練習である。しかしちゃんと間に合った。しかも、出かける前に家の掃除をした。しかも前日はけっこう飲んだ。それでもちゃんと行く自分の情熱を褒めたい。
　今日は、FW 伊藤美菜子選手にあんを真剣になでなでして貰った。そして、「明日の試合でハットトリックを！」とお願いしておいた。美菜子は、「取れるといいですね」とはにかんでいた。この会話は事実である。美菜子も、「確かに事実」と証言してくれると思う。ここで、土日の日記を書く日のことを触れておく。通常なら、土日の日記を月曜の朝に書く(休みの日に書く気が起こらんのよ)。しかーし、日曜日(5/6)の試合に美菜子がハットトリックをした(ベガルタ仙台レディース 8-0 愛媛 FC レディース)。土曜日にハットトリックをお願いしたことと、日曜日にハットトリックをしたことを月曜日に書くと、なんとも嘘くさい。よって日曜日に書いてみた。実際のところ、日曜日の試合の後に書いているので、疑惑はまったくのところ晴れない。しかしなんつうか、誠意は伝わるように思う。実は金曜日に書こうと思ったのであるが、飲んだくれて不可能となった。

今日は、 MF 井手上麻子選手の誕生日であった。練習終了後、「ハッピーバースデー」の歌と共に皆が水をかけた。二人ほど背後から忍び寄って、井手上を羽交い締めにしようとした。しかし、一瞬早く察知した井手上は逃亡。水浸しになるのを免れいていた。私個人としては、これから愛媛遠征(明日、愛媛で試合がある)というのに練習着を水浸しにしちゃってよいのかと思った。ほんと、練習着って何枚あるんだろ？

男子の手倉森監督、インタビューに木訥とした言葉で答える。東北人らしく、言葉を選んで誠実に答えていると好感を持っている人も多いと思う。しかし実は、言葉を選んでいるのではなく、ダジャレを考えているのである。

ちょこまか料理。やはり、料理を決めるのは盛りつけと思う。盛りつけの才能が欲しい。

5/4（金） の進歩　あんの名前を覚えていてくれた
あんを連れて、ベガルタ仙台レディースの練習を見に行った。ジュニアユースの選手が 4 人参加していた。紅白戦要員と思われる。実際、紅白戦をした。11 人対 11 人の紅白戦を始めて見た。何しろ、選手が 20 人しかいないところに、2 人が負傷中だから。やはりね、紅白戦をしないといけないよね。これからも、ジュニアユースの選手が助っ人に来てくれるのだろうか？
　練習終了後、物見せ顔(物欲し顔の反対)であんを連れて、選手がたむろしている所に近づいていった。と、DF 中村真美選手が、「あんちゃんがいる！」と駆け寄ってきてくれた。MF 上辻祐実選手・GK 齊藤彩佳選手も。しばし、三人であんをなでなでしてくれた。さらには、FW 伊藤美菜子選手も「あんちゃんだ！」となでに来てくれた。も、幸せ。名前を覚えてくれていた。レディースのマスコット犬計画がちゃくちゃくと進行している。でも、FW 小山季絵選手は、「ふーん」という感じで通り過ぎちゃった。犬がさほど好きじゃないんだろうね、小山選手は。…………と、ちっちゃなダックスが走り寄ってくる姿に、「げーー、可愛い！」と喜んでいた。えらくむかついた(笑)。

我が家の玄関周りがバミューダトライアングル化してしまっている。バラが次々と枯死するのだ。死なないまでも、激しくダメージを受けたりもする。ここで謎の枯死を遂げたバラが 4 本、ダメージを受けたバラが 2 本。カミキリムシという妖怪が根際に住み着いて、根の内部をおがくずにしてしまうためらしい。枯らしちゃったら棲むとこなくなるぞーと思うのだが、そんな正論は自然界には通用しない。
　というわけで、バラをあと 3 本補強しないといけない。候補がいくつかあるので、ザ・ガーデンとガーデンガーデンに獲得に行った。しかし置いていなかった。通販で買うか。あるいは、花が咲いたときに見に行って、気に入った物を買ってしまうという手もあるか。

5/3（木） の進歩　両者譲らず
ベガルタ仙台 1-1 サガン鳥栖。素晴らしい試合だった。

試合は夕方から。大雨で外出するのも億劫であったが、無理矢理に街へ行った。ブルックスブラザースに行く用事があったのだ。ついでに、待望の王将で昼食を摂った。学生時代に京都の店をよく利用したので、行ってみたいと思っていた。でも、昔の味をすっかり忘れていて、懐かしさをあまり感じなかった。帰りに、かなり遠回りしてダイシン幸町店に寄った。何しに行ったのかは聞くでない。雨でびしょびしょになるばかりで成果無しであった。

試合が始まった。敵地なので CS で応援だ。お互いに激しくプレスをかけて相手を自由にさせない。ぎりぎりの拮抗を保ったような時間が過ぎていった。そんな中、仙台 MF 富田のまぐれのシュートが決まった。はい、断言します。まぐれです。本人も否定しないことでしょう。これはまたしても勝利かと思ったのであるが、後半に、縦一本から FW 豊田に決められてしまった。ま、この相手から敵地で勝ち点を取ったことをよしとしよう。
　首位は守っている。次のホームでの清水戦が大事になりそうだ。本当に首位を守っていくのか、これから落ちていくのかの分かれ目になるかもしれない。

5/2（水） の進歩　明日は鳥栖戦
ベガルタ仙台は明日、敵地でサガン鳥栖と闘う(16 時試合開始)。現在、7 勝 1 分の首位と絶好調の我がクラブである。かたや鳥栖も好調で 5 位につけている。さらには、ホームで無敗無失点である。相当に厳しい闘いになるであろう。しかし J1 の先輩として負けるわけにはいかない。必ずや勝利して貫禄を示そう。

久々に一曲。

リジェクトされても　挫けちゃいけない　修正加えて　再投稿　ホーッ！

コメントを精読して徹底的に闘うべし。要改訂の場合とは違い、向こうが反論してくることはない。その場にいない相手と闘うようなものだから、好き勝手に切り刻んでやればよいのだ。

ワコタン論文の再解析に勤しんだ。場合分けを導入するはめになり、頭がこんがらがった。おまけに解も複雑になってしまったし。でも、より良きものにするためには仕方なのないことであった。

連休も後半か。何して過ごそう。

5/1（火） の進歩　鮫島 6 月加入仮説
唐突であるが、なでしこの DF 鮫島彩がベガルタ仙台レディースに 6 月に加入するという説を提唱する。一つ一つ思考を発展させるとほぼ必然的に到達する結論である。
　鮫島は、仙台レディースの前身の東京電力マリーゼの選手であった。だからそもそも、仙台に「戻って」来ても不思議はない。これを踏まえて注目すべきが、レディースの 9 番が空いているということである。ふつう、エース番号をわざわざ空けるわけがない。何らかの意図があるに違いない。ここで思い起こすべきなのが、 9 番を、2010 年まで鮫島が付けていたということである(2011 年は活動休止)。だから、鮫島のために空けていると考えて不自然な点はない。かたや、鮫島が所属しているフランスリーグは、5 月(6 月の頭？)で今季を終える。オリンピックは 7 月後半から。だから練習できる環境が必要だ。ブンデスリーガに所属している安藤・熊谷は、母校の筑波大に戻って調整するという。鮫島が戻るとしたら、常磐木学園(母校)か仙台レディースであろう。いや、常磐木の可能性は無い。高校生チームだし、土のグランドだし。きっと、仙台レディースに戻って、昔の仲間と練習する道を選ぶだろう。ここで、鮫島の性格を考えてみる。燃えたぎった所がないので、次のワールドカップを目指しているとは思えない。だから、海外でさらに自分を鍛えるつもりはないだろう。いずれは、仙台で仲間とサッカーをすることを考えているのではないか。ひょうたん揚げも好きなだけ食べられるし(2/2 の進歩参照)。さて今私は、「いずれは」と書いた。「いずれは」とはいつか？オリンピック以降の野心がないのなら、それこそ 6 月でよいではないか。そうすれば、仙台レディースの試合に出て、試合感を養うこともできる(ただし、移籍可能な期間がいつまでなのかは知らん)。モンペリエとの契約を解除しての移籍となるので違約金が発生することは確かだ。しかし大した額ではないだろう。笹釜を食べる鮫ちゃんポスターの宣伝効果で、十分に元が取れるに違いない。よって、鮫島は、6 月に仙台レディースに加入する。
　思考の飛躍の無い見事な仮説である。だからといって当たる保証もないことが難点である。

ワコタン論文について悶々と考えた。おかげで、もう一ひねり出来そうな気がしてきた。明日、試してみるか。