CONTENTS / TOP / PROFILE / BOOKS / NEWS / a la carete / BLOG / Other Works / LINK / What's new / MAIL 



Like a blog … ブログのようなもの 


 2008.4.01 以降のブログは、こちら → 榊邦彦's Official Blog


 「Like a blog」終了 2008.3.31
  ウエッブサイト開設から、コンテンツとしてアップしていた「Like a blog」ですが、本日をもって終了し、今後は外
部ブログに引き継ぎます。最後の半月、ラストスパートのように頻繁な更新をしましたが、このペースで新ブログに
も臨みたいと思います。新ブログの方もよろしくお願いいたします。

 かもめのジョナサン 2008.3.28
  ブログの移転に備えて、この頁をはじめ、トップ頁からの構成を変えた。あわせて、背
景色も変えて、レンタル掲示板の背景色も揃えてみる。
 全体のイメージは、「空」。
 思わず、『かもめのジョナサン』を読み返したくなったような思いがする。
 『かもめのジョナサン』を読んだのは、高校一年のときだっただろうか。「えさをとるこ
と」よりも、「早く飛ぶ」ことに何よりも価値を見出すジョナサンの生き方に、強烈に影響
を受けた。あれから時が過ぎて、僕なりに「生活する」ことの貴重さや澱みも知ったけれ
ど、今でもやはり「早く飛ぶ」ことへの思いは、僕の芯に大切にしたいと思う。

 引越し 2008.3.26
  年度替りは、引越しの季節。
 本日午後、職場の異動のため、机周りをまとめた。ダンボール10個の大荷物。
 このブログも、4月1日から、 引越しする予定です。

 空 2008.3.25
  ありきたりだが、「空」はいい。沖縄の空も、与論の空も、ハワイの空
も、自宅のバルコニーから見上げる空も大好きだ。
 今日は、あまりに天気が良かったので、空を見上げて写真を撮った。
 石川啄木の歌を思い出す。
「不来方のお城の草に寝ころびて
 空に吸はれし
 十五の心」 
  十五はもはや遠くなってしまったが、気持ちは分かる。

 ランニングフォーム 2008.3.24
  知人に、東京マラソンも走ってしまう程の気合の入った市民ランナーがいる。「最近、僕も夜に走っているんです
よ」と話したところ、「フォームが肝心」とのことで、ほんの五分程ながら、コツを教わった。
 その夜のランニング。いつもと違うフォームに、最初こそ戸惑ったものの、少し慣れると驚くほど走りやすい。いつ
もより快調なペースで、いつもより長い距離を走ることができた。五分だけ直してもらっただけで効果が出るのだか
ら、今まで、いかにひどいフォームで走っていたのかということだろう……。
 そういえば、ギターの弾き始めの頃も、ほんの少しフォームを教わっただけで、びっくりするほど弾き易くなったこ
とがあったのを思い出す。やはり、「先達はあらまほしきものなり」ですね。

 小説新潮4月号 2008.3.22
                                   
1『小説新潮』の四月号に、「約束」という短編を書きました。「仕事小説」大全というこ
とで、仕事にまつわる人生模様を小説にした特集の一遍です。他には、真山仁さん・
江上剛さん・山崎マキコさん・小路幸也さん・仁木英之さんが、「仕事小説」を寄せてい
ます。                                1
1「約束」のカットは、漆原冬児さんが、描いてくださっています。漆原冬児さんは、前
回『小説新潮』に、僕の作品が掲載されたときも、カットを描いてくださっているのです
が、大変やわらかく暖かいカットで、とても心を癒されました。今回のカットは、並木道
を歩くカップルがシルエットになって描かれていて、これがなんともいい感じです。  
 

 ランニング 2008.3.20
  最近、ちょっとウエイトオーバー気味。
 BMI値22を目指して、Bullworkerの頻度をあげるとともに、夜のランニングを始めた。自宅近所にランニングには
最適の参道&広場がある。夜に走っていると、並んでウオーキングしている夫婦や、犬の散歩をしている男性とす
れ違って、なんとなく気恥ずかしい。
 先日は、ベンチでエレキギターの練習をしている高校生がいた。自宅だと親御さんに叱られるのだろうか……。
拙いコードストロークだったが、自分が高校生だった頃のことを思い出して、思わず「がんばれよ」と心のなかで、
励ましてしまう。彼のギターも、僕のランニングも三日坊主になりませんように。

 筋トレ 2008.3.19
  僕の隠れた趣味(というか習慣)に、筋肉トレーニングがあります。も
う、軽く10年は越えています。使うのは、「Bullworker」という手軽なトレ
ーニング器具。家庭用トレーニング器具の「ハシリ」ともいえる名器中の
名器です。 毎日、フルセットやっているわけではありませんが、テレビを
見ているときとか、ちょっと思いついたときに、軽く数分、Bullworkerを手
にします。
 村上春樹の『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』には、この

Bullworkerを、「背面押し」で押し切る大男が描かれていますが、それは間違いなくギネスブックものの怪力だと思
われます。

 新潮ケータイ文庫 2008.2.6
  新潮ケータイ文庫で、『もう、さよならは言わない』の連載が始まった。五月
刊行予定の単行本の先行リリースだ。
 携帯の画面で小説を読んでみたが、思ったほど、読みにくくない。一画面で
見られる字数も11字×17行(僕の携帯の場合)で、かなり多い。充分、イメー
ジ通りに読み進められた。一回の配信分が短いが、これも新聞連載小説のよ
うなものだろう。しかも、新聞小説とは違って過去の配信分もすぐに読める。

「新潮ケータイ文庫」には、過去の名作の配信もある。縦書き表記機能もあるのだが、僕の携帯が非対応機種な
ので、残念。太宰治の『人間失格』にアクセスして、「第三の手記」を読んだ。思わず回を追って、読み進めてしま
う。こういう形で、過去の名作が、また広く読者の目に触れるというのも、一つの新しい形だろう。実際、僕自身、
登録数日で、読み損なっていた名作や、人気現代作家の作品を結構、読んでいる。

 ビギナーズラック 2008.1.17
  先日、a la carete に、アップした写真を天文写真の専門家に見ても
らった。
 「初めて撮ったにしては上々」とのことで、嬉しかったが、中でも、左の
写真を誉めてもらえた。僕としては、カシオペア座を中央下部の△スペ
ースに入れて撮ったつもりだったのだが、その右上の△スペースには、
狙ったようにぴったりと「ペルセウス座」が入っているのだという。「天空
座標のようで面白い」と評してくれた。思わぬビギナーズラック。

 夜空の写真 2008.1.12
  この正月、天文気象部の合宿に参加した。栃木県塩谷郡にある「星
ふる学校『くまの木』」というところ。夜空は美しく満天の星が見えるが、
さすがに寒い。寒さが苦手な僕は、防寒完璧な状態で外に出た。
 OBに教わり、数枚の夜空の写真を撮った。手がかじかんで、うまくシ
ャッターのリリースを切れなかったりする。右は、オリオン座を撮影した
もの。右下には、雲が流れている。(a la carete に、この写真のデー
タや、他の写真もアップしましたので、ご覧下さい。)

 『100万分の1の恋人』韓国語版(at韓国) 2008.1.11
 韓国語版『100万分の1の恋人』が届いた。データで見ていたときは分からなか
ったが、韓国語版はハードカバーで小振。(台湾版は、ソフトカバーで一回り大き
かった。)
 イラストの小さな家が、ほんの僅かなエンボス加工で、盛り上がっているのも、
お洒落な感じがする。
 こうして自分の文章が海外の方にも読んでもらえるなどということは、つい一年
前には、想像もできなかったことで、本当に有り難い。
 現在とりかかっている新作へ、また気持ちを新たに向かおうと思う。

 『100万分の1の恋人』中国語版(at台湾) 2007.12.24
 
 中国語版『100万分の1の恋人』が届いた。「海外出版 at 台湾」のページにも書
いたとおり、三種類のブックカバー。左に揚げたのは、インターネット書店用。
 手元に届くまで、画像では分からなかったが、『100萬分の一の恋人』の題字
が、立体的に盛り上がっていた。特に、この黒に銀の題字は、立体感が際立って
いる。巻頭には、台湾の僅少疾病の情報・医療などを広める「罕見疾病基金」の方
が二名、推薦の序文を書いてくださっている。また巻末には「ハンチントン病」につ
いての解説や、患者団体等のホームページアドレスも記されていた。
 台湾の漢字は繁体のため、日本の漢字に非常に近い。とびとびながら意味の分
かる部分はあった。「ミサキ」は「美笑」、「ケンちゃん」は「小健」と訳されていた。

 生ハム・いちじく 2007.11.18
  先日、大学時代の友人と、銀座で飲んだ。かつて大学そばの居酒屋でばかり、安酒を飲んでいたことを思うと、
随分とリッチな気分。特に、一軒目の和食屋で食べたなまこのお通しと、二軒目に行ったバーで飲んだスモーキー
なスコッチ、そして、バーで食べたつまみの「生ハム・いちじく」が最高に美味だった。
 以前、「生ハム・メロン」について、数名で肯定派と否定派に分かれて議論したことがある。僕は、まったくの否定
派。「せっかく美味しいメロンを、なんでわざわざ生臭いハムと一緒にしてしまうのか、もったいない」と主張したが、
肯定派からは、「それは本当に美味しい『生ハム・メロン』を食べたことがないからだ」と反駁されていた。
  今回、「生ハム・いちじく」を食べて、「なるほど、これなら『生ハム・メロン』もいけるかも」と思わされてしまった。
完熟いちじくを塩気の効いた生ハムで巻き、そこにミントの葉を乗せて口の中でとろけあう様は、美味しいカクテル
のようだった。特に「生ハム」の塩気の柔かさと、果肉の完熟度が勝負を分けるかも。
 すばらしく美味しいのは認めるが、長く友人に強弁していただけに、少し悔しい気分。

 日展 2007.11.14
  六本木の国立新美術館(左写真)に日展を見にいってきた。
 ここ数年、毎年、日展には足を運んでいるが、いつも溢れるばかりの
創作意欲に圧倒されて帰ってくる。
 今年はネームプレートに黒リボンのついている作品(作者がお亡くなり
になっている作品)が気になった。人生の最後まで、筆を握っていたそ
の気持ちを想像すると、いよいよ心打たれる思いがする。
  思えば、この国立新美術館も、黒川紀章氏の遺作のようなものだ。外
観といい、内部の作りといい、独創的でありながら、落ち着く雰囲気で、
新しいのに暖かく感じた。
 

  日展も、何年も通い続けていると、お気に入りの作者が出来てくる。洋画の大友義博氏と木原和敏氏だ。
(大友氏とは個人的な繋がりもあるが、それを抜きにしても、大友氏の描く暖かい世界は、見ているこちらまで幸福
な気持ちになるようで、毎年見入ってしまう。もちろん、お気に入りといっても、二人の作品の小品一つ持っている
訳ではない。見るだけのファンだが…)
 特選受賞歴二回の大友氏は「出品委託」、前年度特選受賞の木原氏は「無審査」という形で、今年の日展に作
品を出品していた。二人とも、毎年、女性像を描いて出品しているが、その世界は、とても対照的だ。
 木原氏はこれでもかと思われるほどの細密な描写で、髪の毛の一本一本、アクセサリーに宿る小さな光点まで
描き出す。一瞬、肖像写真と見まがうほどの再現力だが、そこには肖像写真では描ききれないような女性の物語
がそこはかとなく感じられて、孤独で切ない。
 一方、大友氏は、木原氏のような細密な再現力の世界とは違い、大胆で繊細な色使いを駆使した暖かい世界を
描いている。光の描き方も木原氏のようにディテールで描くというより、全体の雰囲気で描くという感じだ。今回の
作品も、おだやかな陽だまりの午後を思わせる、幸福感にあふれる作品だった。
 このように対照的な二人の作品だが、しかし、二人とも、一瞬のうちに、「あ、この人の作品だ」と思わせるだけの
独特のワールドを持っている。自分のワールドを持っている作者の作品はやはり「迫ってくる力」が違うと、つくづく
感じた。
  さらに、今回の二人の作品を鑑賞して思ったことは、二人とも、今までのワールドを保ちながら、また新しい世界
に挑戦しているということだ。木原氏は裸婦像を、大友氏は母子像を描いている。今まで、なかったモチーフだと思
う。自分のワールドに、常に新しい可能性を重ね、作品を作り出していくことは並大抵のことではないだろう。
 すべての展示作品を観終えた後、また二人の作品の展示室に戻り、目に焼き付けた後、帰路についた。 

 『ALWAYS 続・三丁目の夕日』 2007.11.6
  『ALWAYS 続・三丁目の夕日』を観た。前作にも感銘を受けたが、今作も素晴らしい出来だと思う。冒頭にゴジ
ラを模したやや派手なシーンがある他は、強烈なアクション・派手な演出はまったくない。素朴に誠実に物語が進
んでいく。それでも第一級のエンターテインメントだ。お約束のストーリー展開もあるが、それがまた、いよいよ「ほ
のぼの感」を増しているし、いたるところに人の心の温かさが滲む気持ちのよい映画だった。吉岡秀隆が演じる主
人公の小説創作にかける思いも、胸に迫った。
 加えて印象的だったのは、昭和34年の風景を作りあげることへの「こだわり」だ。当時の羽田空港の様子を作り
上げるため、プロペラ機の音をアラスカまで取りに行ったという。特急こだま号の座席のカーテンも資料を調べて再
現したそうだ。どちらもほんの数秒のカットに僅かに必要な素材に過ぎない。手を抜こうと思えばいくらでも手を抜く
ことはできるだろうに、そういう作る側の「小さな本気のこだわり」は、まちがいなく作品全体の質を上げるだろう。
「神は細部に宿る」という言葉は好きな言葉だが、その姿勢の大切さをあらためて痛感した映画だった。

 Yさんのギター 2007.9.22
  文化祭のライブで、Yさん のギターを弾いた。ギブソンのスタンダードの黒。
 15年近く、一緒にエレキギターを弾いてきたが、Yさんは、一年前に亡くなった。
 今回、ギターを弾くにあたり、Yさんのギターの弦を張り替えた。張り替える前、
やや錆びかけた古い弦を爪弾いてみた。高音弦については、少し弛んでいるだ
けで、ほぼチューニングがあっていたが、四弦・五弦・六弦の低音弦は、どれも
かなり弛んでいた。
 ……すぐに気付いた。これは、Yさんが、ギターに負担をかけないように、弛め
ておいたものだろう。
 ベースなど、弦のテンションが強いものは、ネックの順反りを避けるため、通
常、仕舞 うときに弦を弛める。けれども、ギターでそこまで気にする人はいない
  し、僕も弛めて仕舞ってはいない。
   けれど、Yさんは、いつもテンションの強い低音弦は、ちゃんと弛めていたんだ……。ペグ(糸巻き)を廻しなが
 ら、Yさんがチューニングする指の感触が、僕の指にも届いてくるようだった。
  弦を張り替えて、チューニングを終えたYさんのギターは、とても弾きやすかった。
  ライブでは、数年前にYさんが弾いた曲を、僕がYさんのギターで弾いた。もっとも難しいソロの入った曲だった 
 のに、その日、一番の出来だった。

 海亀とイルカ 2007.9.16

  この夏、ハワイに行ってきた。沖縄には、離島も含めて五回ほど行っていたが、
ハワイは初めて。ハワイの海は沖縄より、透明度には欠けたが、海亀とイルカ 
に出会えたのは、嬉しかった。特に海亀の泳ぐ姿に魅せられた。
 ゆったり、ゆったりと、「まあ、なるようになるさ」という感じで泳いでいる。紺碧の
海の中、熱帯魚や海亀と一緒に泳いでいると、日々、時間に追われて生きている
自分の時間の貧困さが思い知らされる。自分への反省もこめて、いくつか、海亀
の置物を買ってきた。
 自分は、兎年のため、人から兎の置き物などを貰うことも多い。置物の棚が「ウ
サギとカメ」になってしまったが、まあ、それもよし。

 あるブログを読んで 2007.9.11
  昨日、『100万分の1の恋人』について書いてくださっているある方のブログを読んだ。
 今までにも、様々な書評やブログで、多くの言葉・ご批評を頂き、その度にあり難い励みになってきたが、昨日、
読んだブログは身に染みた。不妊症の治療中の方のブログだ。
 「不妊治療にお金がかかる中で、『読書』というお金のかからない趣味を見つけた」という背景の中で、『100万分
の1の恋人』について、感想を書いてくださっていた。
 このように、数々の知らない方が、僕の本を手に取ってくださり、それぞれの生活の中、貴重な時間をかけて読
んでくださっている。
「書くことの責任と可能性」を痛感した。

 『残暑お見舞い申し上げます』&『Endless』 2007.8.21
  本日、「残暑お見舞い申し上げます」という件名のメールを何人かに送りました。その件名を書いていると、強烈
に思い出したことがあります。
 【新潮エンターテインメント新人賞】を受賞した際の『小説新潮』のプロフィール欄には書かれているのですが、僕
は、大学時代、仲間と4本の長編映画を作りました(こちらは勿論、企画倒れではありません。下記の「3分間の
ラブストーリー」は、いわば五本目。オマケのようなものでした。)
 18歳のときに、自費出版した 『翔べにわとり』 も、僕の創作の原点のようなものですが、20歳前後に作った、
4本の映画も、僕にとって、とても大切なものです(映画の仲間が大切だった……)。
  実は、その一本目の映画が、『残暑お見舞い申し上げます』という題名のラ
ブストーリーなのです。今日、「残暑お見舞いメール」を書いていたり、8月18
日のブログを読み直していたら、思わず懐かしくなって、自宅にあったビデオ
(8ミリフィルムをVHSに直したもの)を見てしまいました。4本のうち、最初に
作った『残暑お見舞い申し上げます』と、最後に作った『Endless』の2本が、
VHSになっています。 a la carete の方に、画面のスナップも含めて、あれ
これとエピソードをアップ しましたのでご覧下さい。

 『24』&「3分間のラブストーリー」 2007.8.18
  人気のアメリカドラマ『24』のDVDを家族が借りてきて、この夏休みに少しずつ、見進めていった。
 5シリーズをやや虫食いで見たのだが、それでも、かなり楽しめた。実時間とドラマ内の進行時間とが、完全にシ
ンクロしているというコンセプト。丁度、24時間で一つの事件が解決する。アメリカの放映では、一週に一時間ず
つ、24週で放映されたということ。手の込んだことに、CMの時間まで計算されている(CMの数分が過ぎると、ドラ
マ内の進行時間もその分、経過しているという仕組み)。
 さぞかし、編集が大変だったろうなあと、そんなことを思ってしまう。
  実は、学生時代、某社の主催する三分間フィルムコンテストに、「三分間砂時計が落ちきるまでのドラマ」というコ
ンセプトでラブストーリーを撮影して、応募しようとした。
 『24』では、進行時間を示すデジタル表示が、時々、挿入されるのだが、当時、自分達が考えたものでは、映像
の右隅に、常にノーカットの砂時計が写っているというものだった。
 ドラマ内時間と、フィルム進行の時間とがシンクロした三分間の映像は出来上がったのだが、その画面の右隅に
ノーカットの砂時計を合体させるのに失敗して、結局、企画倒れになった。デジタル時代の今なら、そういった映像
への細工も造作ないことなのかもしれないが、当時は、8ミリ時代だから、まったくの手作業。この段階で見事にし
くじった。
 コンセプトとしては面白かったんだがなあと、いまさらながら、懐かしい。

 ホームページ開設 2007.8.15
  長期出張やらなんやらとあり、結局、公開するのが、今日になってしまった。
 本日は38度という記録的な暑さ。夕方になって少し楽になったが、いつまでこの猛暑が続くのか。

 7並びの日 2007.7.7
  7並びの日ということで、ホームページ開設の手続きをした。後はネット上に転送するのみだが……。
今月一杯には、公開したいところ。

 奈良の都を歩く 2007.6.9
 奈良への出張での出来事。
  出張二日目、6月7日は歩きに歩いた。猿沢の池脇のホテルから、まずは志賀直哉旧邸へ。小説の神様のパワ
ーにあやかろうかと思ったのだが、週に一度の休館日(木)にあたっており、門を眺めるだけに終わってしまう。こう
なったら足を伸ばすしかないと覚悟を決め、まずは、新薬師寺まで移動する。新薬師寺は、「新」という名前とはは
るか遠い佇まいの古の風の寺。住宅街の中にひっそり佇んでいる。参拝を終えると、田園風景の中を白毫寺まで
歩く。途中の細い生活路地も昭和にタイムスリップしたようだ。山の中腹にたった白毫寺も、静かな古寺で清涼と
した感であった。庭からは、奈良市内が一望できる。白毫寺で僅かに休憩した後、そこからはまた歩き歩き歩き。
まずは、白毫寺から志賀直哉旧邸まで戻り、そこから春日大社に抜けるささやきの小道を歩く。頭上から降る木漏
れ日が心地よい。ささやきの小道という名前のとおり、足音と鳥のさえずりしか聞こえない静かな道だ。途中、絵を
描いている50年輩の男性にすれ違った以外は、まったく人とすれ違わなかった。ささやきの小道を終え、春日大社
を参詣して、二月堂・三月堂と定番の奈良公園散策コースを行く。二月堂の休憩所で軽い昼食を摂ると、正倉院を
廻って、東大寺を参詣。もう何度目の東大寺だろうか。何度来ても、大仏の大きさに圧倒される。一番の思い出
は、大学生のときに、幼馴染の三人で行った奈良旅行だ。大仏の鼻の穴の大きさと同じだという柱の穴を、親友
のAがなんとか通り抜けたのを思い出す。東大寺の参詣を終えると、南大門には抜けずに、少し手前を西に曲が
り、依水園の庭園を訪れる。暑い日射しの中、歩き続けた疲労を癒すような、静かな庭園である。春日山を借景し
た庭の趣に心が安らぐ。寧楽美術館を見た後、依水園隣の吉城園も訪れる。苔の庭が素晴らしかった。紅葉の季
節に訪れたら、また違った様子だろう。依水園・吉城園、両園とも、時の流れに人の手が優しく加わった庭だった。
吉城園を出ると、大通りに出て、東大寺南大門へ。中間ゴールが南大門というのも、イレギュラーだったかもしれ
ない。これで、ほぽ、奈良公園の東から北、西へと一回りした感じだ。ここまでで、15キロ程歩いた計算になる。南
大門周辺では定番の鹿と戯れる。せんべいを求めて、頭を垂れる鹿に苦笑する。
 南大門の駐車場からバスに乗車し春日山山頂までドライブ(この日、唯一の徒歩以外の移動)。山頂周辺にも鹿
がいたが、こちらの鹿は近寄るとしっかりと逃げる。人に媚びない鹿のプライドのようなものを感じた。春日山の急
斜面にも、何匹もの鹿が見える。同じ奈良の鹿でも、随分と違う生活をしているものだ。
 春日山から柳生街道の散策コースを行く。山道8キロほどの難コースだ。世界遺産の原始林の中を二時間ほど
かけて歩く、歩く、歩く。主に下りだったものの、朝からの歩きの連続で、膝・腿への負担がきつい。ようやく、住宅
路に出たときにはさすがにほっとした。住宅路をまっすぐ下って、朝に来た新薬師寺の傍へ。
 ここまで来たら、バスには乗るまいと思い、最後の三十分ほどを徒歩で、猿沢の池まで。
 朝九時から、夕方五時半まで、ほぼ歩き通しの一日であった。
 ブログに書くのなら、デジカメを持っていくのだったと、いまさら、後悔している……。

 ギターのページ 2007.5.23
  「Guiter's a la carte」 のページ を作り始めた。
  作りながら、随分とギターとの付き合いも長いと痛感する。小説との付き合いとほぼ同じ時
間になる。
  新潮社より、連絡有り。
 『100万分の1の恋人』の三刷が決まったとのこと。
  あり難い限りである。

 いつアップできるか 2007.5.14
 前々から気になっていた、ウエッブサイトの制作について、連休を利用して始めてみた。いつになったら、アップ
できるか、少々心配だが、少しずつ作ってみようと思う。

 2008.4.01 以降のブログは、こちら → 榊邦彦's Official Blog




 CONTENTS / TOP / PROFILE / BOOKS / NEWS / a la carete / BLOG / Other Works / LINK / What's new / MAIL