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カナダ ナイアガラ編 2006年9月16日〜9月22日7日間のカナディアン・ロッキーとナイアガラのツアーに行って来ました。最初は成田〜バンク−バー飛行時間約8時間(日本との時差-16時間)さらにバンク−バーからカルガリー(日本との時差−15時間)へ約1時間20分の飛行、そして、キャンモア町(カナディアン・ロッキーの南のゲートシテイ・バンフの手間、車で約30分)に到着。成田からキャンモアのホテルまで乗り継ぎ等の移動時間を含むと所要時間 約18時間である。今回のツアーは、自然を堪能出来たが、夕食後のホテルへの移動時間など、問題が多かった。 特に、バンク−バー空港で約3時間待ちで、飛行機便の都合かも知れないが、であれば、バンクーバー市内観光が必要であろう。また、夕食もカルガリー空港内の粗末なレストランで過ごし、1時間30分掛けてキャンモアのホテル、初日のコースとしては、某旅行会社に苦言を申上げたい。総体的に、このツアーは、夕食後の自由時間は、ナイアガラの1日のみで、移動のため寝るホテル(正確にはモーテルに近い)で、旅行の安らぎを感じられなかった。俗に言えば、修学旅行的である。7日間の行程からすると、仕方がないのかもしれないが、私には、カナダの大自然を満喫出来たが、食事含め、ホテルでの旅の安らぎを感じ得られなかったが残念でした。最近のエジプト旅行に比べると見劣りしました。とは言え、カナディアン・ロッキーやナイアガラの自然の美しさは、このサイトの画像では、説明出来ない、すばらしいものです。 カナダのプロフィール 首都 オンタリオ州オタワ 人口 約3,100万人 面積 998万4,670Ku(日本の約27倍) 公用語 英語・フランス語 通貨 カナダドル 1ドル(日本円 約114円) 税金 連邦消費税 6%+州税(オンタリオ州 8%)・(アルバータ州 0%) カナダの歴史の始まりは、今から約2万年ほど前、氷河期の終わりにモンゴル系民族が当時は陸続きだったベーリング海峡を渡り、北米大陸に移動して来た頃にさかのぼる。彼らは次第に生活域を広げていった。カナダの先住民は、アジアからやってきた「イヌイット」が、最初の移住者とされている。イヌイットの人たちが優れた工芸技術や独自の芸術(壁掛け)は現代に残されている。 そして、17世紀から18世紀にかけて起きたヨーロッパ本国のイギリス、フランス間の戦争に伴い数回にわたる植民地戦争を繰返し1759年の「アブラハム平原の戦い」でフランスは負け「ケベック・シティ」を失いイギリスが勝利する。 さらにアメリカの独立戦争が始まり1783年のアメリカの独立と共にイギリス・アメリカ戦争が始まる(1812年〜1814年) 戦争終結後もアメリカの領土拡大の動きはおさまらず、1837年にイギリス政府に対する反乱が起きるなど、イギリス議会は1867年に「イギリス領北アメリカ法」を制定し、これがカナダの誕生である。カナダの建国は140年余りと浅い国である。 人口もイギリス系、フランス系が主なカナダ人を形成しているイメージがあるが、中国系、ドイツ系、イタリア系、オランダ系などそのほかの人種が人口の42%を占めており、人種は多種多様である。公用語は英語とフランス語。フランス語が日常使われているのは、モントリオールやケベック・シティのあるケベック州のみ。カナダ固有の民族である先住民族登録者の数は約54万人で人口の1.8%を占め、先祖が先住民族だったという人も含めると100万人を超える。先住民族登録者と認定されると連邦法により、一定の権利や特典・社会保障など受けられる。また、先住民のうち、約55%は保留地と呼ばれる特定地域に住んでいる。 今回は現地ガイドも日本人であり、カナダ人との交流もなく、愛煙家の私としては、空港内でライターを没収され、レストラン・ホテルも禁煙と「くつろぎ」の時間が持てなかったが残念でした。唯、日本の約27倍という広さには、さまざまな魅力がつまっている。圧倒されるスケールの大自然や野生動物の数々、まさに、「絵はがきの世界」。 |
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←アメリカ滝 |
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←カナダ滝(スカイロン・タワーから撮影) |
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←霧の乙女号 創業から150年以上の歴史をもつ観光船。 観光船には、約500名乗船でき、後方はアメリカ滝を乗船口からの撮影である。 ナイアガラ川をさかのぼって、カナダ滝の滝壺へ向かう。未だ、無事故の「霧の乙女号」らしい。 →霧の乙女号のデッキより撮影 後方は、アメリカ滝、船上はどしゃぶりと轟音で何も見えず、話し声も聞こえない状態。さらに、カナダ滝へ「滝の大きさと力を何よりも強く体感できる30分」。無料で配布したレイン・コートがうなずける。 |
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←風の洞穴(Cave of the Winds) |
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↑ジャーニー・ビハイド・ザ・フォールズ カナダ滝の裏側を眺めるアトラクション。テーブル・ロック・ハウスに入口がある。ここでも、無料でレイン・コートを頂き、エレベーターで地下に降り、トンネルを通ってカナダ滝の真横のデッキに出ることが出来き、アメリカ滝も見ることが出来る。「水の雷」と思う轟音と水しぶきに滝のパワーが実感できる。さらに、奥は滝の真裏となっていて、激しく水が吹き込んでいる。カナダ滝は今も岩盤を侵食し続けており、年間約3.6cmのペースでエリー湖側に後退していると言われている。そう思うと、「ここは、大丈夫なのか?」と考えてしまう。 このツアーでは、「ジャーニー・ビハイド・ザ・フォールズ」はオプションで、入場料カナダドル 約12ドル。参加して良かったの一言である。 →シェラトン・オン・ザ・フォールズ 「アメリカ滝・カナダ滝と滝全体を見渡す抜群の眺め」を満喫できる。ナイアガラ滝を写真撮影する場所は「スカイロン・タワー高さ165m」・カナダ滝を真上から眺める「ミノルタ・タワー高さ99m」等々、いろいろな角度から撮影機会が得られると思う。私のデジタル・カメラは、600万画素、未熟なカメラ・ワークでスケールの大きさをうまく伝えることが出来ず、残念です。 唯、私の心には、写真以上に、ナイアガラ滝を堪能出来、前日まで雨天と聞き、幸いと思っています。 |
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←ワールプール・エアロカー ナイアガラ・オン・ザ・レイクに向かう途中に ナイアガラ川が「くの字に曲がったところにある渦」をケーブルカーから見下ろすアトラクションがある。水かさの量より、左回り・右回りになる。 →ナイアガラ・オン・ザ・レイク ナイアガラ川の河口に広がる英国風の町。1792年、英国領時代にオンタリオ州の最初の州都が置かれた場所。上質のワインの産地としても有名で、琵琶湖の33倍もあるオンタリオ湖畔が近くにある。右の写真は、「プリンス・オブ・ウェールズ」で1864年創業の歴史あるホテル。ここのカフェで、カナダドル10ドルで紅茶を頂いたが、ビクトリア朝時代の雰囲気を味逢える。 |
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←VIA鉄道 アメリカ、ニューヨークから国境を越えてカナダの「ナイアガラ・フォールズ駅」に入る風景写真。この日、80人の乗客がおり、入国検査で、小1時間掛かり、我々の乗車は遅れる。これは、日常茶飯事らしい。大陸ならではの話で、日本では考えられない。 →VIA鉄道の車内 1時間、待たされて「トロント・ユニオン駅」へ約2時間の旅。夕食の「幕の内弁当」を配布された「ひととき」である。車内のシートの広さに「びっくり」・ビジネス・クラス並み。車窓からの「夕日が美しい」、発車時間が定刻であれば、カナダの風景がもっと、見えたと少し、残念である。 |
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←オンタリオ州議事堂 美しいクイーズ・パークの中央に立つ、1893年建立の州議事堂。議事堂前には、「初代首相マクドナルド」の銅像がある。すぐ横には、「インシュリンの発見」で有名なトロント大学がある。 →CNタワー 世界一の高さ553.33mを誇るトロントのシンボルタワー。ガラス窓のエレベーターに入る前に、「エアー・ボディ・チェック」を受け、58秒で一気に展望台。地上447メートルから見る夜景は素晴らしかった。 CNタワーの横に「スカイドーム」があり、大リーグ「ブルー・ジェイス」の本拠地になっている。私としては、大リーグの雰囲気を味わえたかった。 |
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