大宮町(おおみやまち)津波避難タワー
石巻市 大宮町津波避難タワー 渡波地区の大宮町(おおみやまち)にある 明神社(みようじんじゃ)の裏手60メートル、元の石巻市渡波保育所跡地に建設された。 渡波保育所も大震災の後長く避難所として使われた。 渡波保育所の道路向かいにはボランティア団体が設置した臨時のお風呂があった。 大宮町津波避難タワーには、コミュニティラジオ FM石巻 76.4MHzの中継局とアンテナも設置された。 渡波地区でも FM石巻 が楽に聴取できるようになりました。 |
Figure 1. 大宮町津波避難タワー(石巻市渡波地区)
高さは11−15メートル。 建設費は1億円ではなくておよそ2億円。
完成時、ここでの浸水深は、4.5メートル と表示され、新聞報道もあったが、
現在は、浸水深 3.1メートル と訂正表示してある。
2015年3月27日完成 Fig1. は浸水深訂正前の写真である。
地震による液状化現象が起きても建物は沈むことはないと思われるほど、
合計10本の足は、(地下部分も含めて)丈夫にできている。
新しく取り付けられたコミュニティラジオ
FM石巻のアンテナも見える。
この辺は、昔の浜堤(ひんてい、昔の海岸線に沿って形成される砂浜の高まり
(自然堤防)の跡)(地質調査所の研究報告書に図示してある)であったので、
周辺よりもわずかに(50-100センチメートルほど)地盤が高い。
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石巻市 西浜町津波避難タワー 石巻工業港に完成した。 ここからは遠いので見に行く予定はありません。