My Funny Valentine

2002/02 version

2002/02/28  Georgy Porgy

なんとはなく暇つぶしに Georgy Porgy (Toto) のギターパートなど採ってみたりする。 このサビのコード、| Em7(11) | F#m7(11) | Em7(-5) | B7(#9,b13) | (でコードネーム合ってるかな。ギターの構成音はこんな感じなんだが) ってヤツ、 かっちょいいなぁ。シビれますね。

で、この最初の E, F# んトコ。ここだけ弾くと、どーも「紅の豚」が 思い出されてしょうがないんですが。

「あ、あたしも」

え? そう? どのシーン?

「あのなんていうの? 回想シーンみたいなとこ」

ベルリーニ! ってとこだよね?

「そうそう」

別に二人ともアニメファンってワケでは全然ないんですが、妙な意気投合っぷり。
…つかもっと別なところで意気投合した方がいいと思うよ。

おぎりんが 2 月 24 日の日記を見てメールをくれた。盛り上がるとボリュームが 上がるってのは生理的に自然なコトじゃないのというおれに対しておぎりん曰く、

「好きな女の子がいて、いい雰囲気で、気持ちはイケイケで、 ここぞ!というときに、ひとつトーンを落として耳元でささやく感じ」

このメールに、

「ここぞ!というときにイキナリ抱きしめちゃうとかそーゆー派手なア プローチを取っちゃうヒトもいるんでわないでしょーか」

という返事を書きながらボクは涙が止まりませんでした(なんでだよ)。
なんかさ、もう人格とかそーゆーレベルのハナシぢゃないのか。これって。

2002/02/25  引越しのお知らせ

金曜か土曜辺りから突然、出会い系サイトの広告メールが i-mode に なだれ込んで来た。朝起きてチェックしたら数十通という勢い。 「出会い系サイトの広告」なんていうと聞こえは良いが(良くねえか)、 要はすけべえメールである。「エミコからえっちな貴方へ… 会って××したいな(はあと)。きゃっ。ココをクリック」みたいな感じ。

もうなんつーか、おまえら、アホかーっ!

来るメール全ての Subject: に「広告」という文字が入っている。 これはそういうキマリになったんだっけ? しかし i-mode には Subject: に 含まれる文字列でフィルタをかける機能がない。i-mode の馬鹿。

結局こちらが泣き寝入りするしかない。本日メールアドレス変更。 メール着信通知やリマインダなど各種サービスの変更手続きをしながら フツフツと湧く、やり場のない怒り。

こんな馬鹿げた手段の広告で、それなりの成果は上がってるのか? そりゃおれもすけべえだが、なんつーか美意識があまりに欠けていないか。 あまりに愚鈍ではないか。恥ずかしくないのか。

そんなわけで、美意識の高いすけべえを目指すおれである。
目指すなよ。

はぁ。文化っすか。

親父は帰ってくると一人好きな酒を出してきて、出されたつまみを時折口にして、 新聞やテレビを見ながら黙々と手酌で飲むんですね。別に機嫌が悪いわけじゃない。 話し掛ければ普通に返事が返ってくる。けれどまぁ喋るのはもっぱらおふくろの 役目だ。あの人はしんとした雰囲気に耐えられないから。 親父は黙って酒をコップに注ぐ。 時折「塩辛、美味いな」とか言うけれど、会話にしろ飲食にしろ、サービスする 側にはいなかったように思う。それを文化というのかどうか知らないけど。

疲れたので、「さようなら、ギャングたち」(高橋源一郎) を眺める。 この人の小説、さっぱりわからない。「虹の彼方に」も「ジョンレノン対火星人」も 「ペンギン村に陽は落ちて」もさっぱりわからない。けれど質感が大好きだ。 だからもう十数年読んでいる。というか眺めている。 やっぱりわからないと思いながら眠る。

誰か、おれに名前をつけてください。

2002/02/24  うるさい

にもネタにしたことがあるんですが、 どちらかというとおれは音量の大きいドラマーだと思われるのですね。 状況によっては音量を絞らなきゃいかん場合もあるわけですが、結局 反省の色が見えない。「音がデカいのは悪いこっちゃない」 という価値観が心の奥底にひっそり生き続けている。

曲が盛り上がると、気持ちに呼応するように身体の動きが変化し、ボリュームも 上がり、音色も変わり、そのボリュームや音色が気持ちにフィードバックされ、 より深く自分が曲に溶け込んで行き、グルーヴのフィールが変わり…

最近はそーゆーモンなんだと諦めつつありました。開き直りつつありました。 「気持ちはぐっと盛り上がる!でも音量は控える。熱さは音量や手数じゃない。」 そういう器用なことがおれは出来ない、と。

しかし、健康の都合上、大音量を避ける必要のあるメンバーがいるとしたら。

まったく新たな視点です。この問題、もう一度深く考えてみる必要がありそうです。 身体の動きを変えるのか。楽器側に手を加えるのか。良いアイディアをお持ちの方は いらっしゃいませんか。

つくしので琴をクルマに乗せて家へ向かい(志緒は YSL へ)、昼寝をさせ、 離乳食とミルクを食べさせ、おむつを替え。順調だ。楽勝だ。と油断した時に 事態はひっくり返るもので。突如泣き出し、その後一時間近く泣きっぱなし。

さっきまでの号泣が嘘のように、志緒の背中で笑っている琴を見て ちょっとため息。勝てんのぅ。

2002/02/23  パチカ

「パチカ」というパーカッションがありまして、 どういうものかと言いますと、直径 4 〜 5cm の二つの玉に一本の紐が通してあって、 見た目は「紐が短くなったアメリカン・クラッカー」です。 玉の中には小石か何か、小さな硬い粒状のものが入っていて、 振るとシャカシャカと音がする。

これを両手に持って前後に振り、「かしゅしゅかしゅしゅ」と演奏するんですが、 って文章じゃ全然分からないですね、すみません。見た目の動きも面白い楽器で、 一時期すごく気に入って良く持ち歩いてました。ちなみにこのパチカをおれに 教えてくれたのは、あの菅沼孝三さんで ありました。花見しながら教わったっけなぁ。満開の桜の下で、ひたすら玉を振る 集団。恐いっちうねん。

ところで。

赤ちゃんは紐が好きです。両手に持って引っ張ったり、振り回したり。 それから当てるとカチカチと音のするような物も好きです。空になったプリンの 容器を両手に持ってカチカチ当てたりして喜んでいます。 さらに、定番の「ガラガラ」。そう、振って音のするものですね。これも大好き。

という条件がことごとく揃った楽器、パチカ。琴葉とご対面。さて、結果は。

…おれ、もう一組自分用のヤツ買ってこようかしら。

2002/02/21  失ってはいけないもの

何気なくギターを手にし、何気なく Deep Purple のベスト盤をプレイヤーに 放り込む。Smoke on the Water をなぞってみる。

ソロを、忘れている。

必死に思い出す。それはもう、本当に、必死に。
それを忘れちゃいけない気がして。

ついでに Burn とかも弾いてみたけど、これ以上の顛末は書きたくないちうか。 とほほ。

Smoke on the water って、初心者が最初にコピーするのに最適、みたいな イメージのある曲ですが、ってそんなことないですか? 実際雑誌のビギナー向け講座で 取り上げられてること多かったし。閑話休題、実は結構難しいんじゃないかと 思ったり。テンポがいやらしいのよね。あのテンポて綺麗に 16 分音符を並べるのが 意外と。

なんて昔のハナシなんだろうな。今時のギターキッズは、手始めに何をコピーする ものなんですかね。そしてそれが色褪せない曲、忘れたくない曲であらんことを。

2002/02/18  LANCIA STRATOS 再び

プラモを作り始めた頃、と言っても数ヶ月前ですが、 「是非コイツを作ってみたい」と思った、言うなれば手を出すキッカケとなった クルマがあって、それは緑と赤を基調としたド派手なアリタリア・カラーを身に纏い、 生粋のラリーマシンにして美しくも印象的なボディ・シェイプを持ち、 数々の優勝を手にした名車「アリタリア・ストラトス」でした。

おれが知ってるぐらい有名なクルマだし、まぁどっかにあるだろと思って 店を探してみると、これが無い。タミヤやハセガワといった模型メーカの WEB サイトで カタログをチェックしてみても無い。絶版ってことか。

派手なカラーリングが(模型としては)災いして、デカール貼り等仕上げがメチャクチャ 難しそうなのは手を付けてみなくても一目瞭然。今のおれの技術じゃ無理だろう。 プラモなんてもはやマイナーなジャンルだし、今後発売されるかどーかは まったく未知数だけれど、きっともっと上手くなったら、 良いタイミングで神様が与えてくれるに違いない。 それを作って満足したらおれはあっさり足を洗うのかもしれん。

てなことを思いつつ、何の気なしに寄った模型屋。無造作に積み上げられた箱の 中にぽつりと、なにやら見覚えのある写真。

「ランチア ストラトス HF "1977 モンテカルロラリー ウィナー"」

ちゅどーん。寸分違わぬ、探していた物そのものではないか。 ハセガワのサイトにも 新製品情報ということで載ってますね。今の所。

…その、つまり、もう止めろってことですか神様。

祈ることしかできない。
祈るってなんだろうと思いながら。
そんな夜。

2002/02/17  時間の使い方

「xx 時 yy 分までは zzzz の時間」という風に、 エンドの見える形で時間を区切れない場合、その時間をどう使うのが一番良いのか、 なんてふと考える。

今日は子守り。

取り敢えずギター抱えてスケールの一つも弾いてみたり。いやこれはお前のじゃない のよ。そこ押さえないでね。音止まっちゃうから。駄目。こっちの玩具で 遊んでなさい。ってなんで泣くのよ。弾けないでしょーが。 うわわわよだれが指板に!そこで笑うなっ!

2002/02/16  フェラーリと勝負

西葛西の実家へ行った帰り道。 レインボーブリッジを渡り、浜崎橋から C1 外回りへ…という辺り。 夕方、かなり混んだ首都高は、繋がった車がのろのろ進んだり止まったり。

と、その時。右後方から真っ赤なスポーツカーが。 ををっ。フェラーリ 308 GTB ではないか。 前に行ったり後ろに行ったりする美しいイタ車を眺めながら、

「ここでインを差す!抜いたっ」
「やはり直線では苦しいか!3L V8 エンジンが吠えた!一気に差を詰めてくる!」
「再び抜かれました!この差をどう詰めるか?」
「おおっとここでフェラーリ、スローダウンだ!これはどうした!」
「挙動がもう一つ安定していませんね、足回りの異常でしょうか」
「再びトップを奪回だ!これは面白くなってきました。王者フェラーリ危うし!」

とか考えてるおれはもう少し勉強して賢くなった方がいいよ。

犬も食わない話。

「部屋が汚い」「時間がない。精一杯だ」という原因で喧嘩になる。 とこう書くと「汚いと思うならテメエが片付けろ」という意見が前後左右上下から 刺さって来そうな気がしますが。

それは正論なんですが、例えば仕事で、とある人の担当業務を引き継ぐ時ってのは、 業務内容及びルールの整理と、進捗状況の確認が必要なのではないかと 思うわけですね。どうしても平日は「おれ会社、あなた家」になるので、 家の仕事をやる際は「主担当者から引き継ぐ」形になる、と。

で、その引継ぎが出来てないと、

「この砂糖壷は二番目の棚でしょ!」とか、
「これは洗濯が終わったやつ!畳んで二階、こっちは一階!隣に置いてあるのは さっきまで着てたやつじゃないの」とか、

そーゆーコトになるぢゃないすか。

って文章にしてみたらオチを付ける気もなくなるほどつまんねぇ。やめやめ。

2002/02/14  Valentine's Day

ヘンな日だよね。

電車に乗ると、たくさんの女の子が紙やビニールの袋持っててさ。 見るからに「これは本命用でーす」っていう大きいプレゼントの包みを持ってる子が いたり。昨日、ハンズのチョコ売り場もすげえコトになってたしなぁ。

踊り踊らされ、なんて思いながらも、幸せそうな人の顔を見るのは悪くない気分だし。 そもそもおれ、チョコ好きだし。そんなどっちつかずの想いを抱きながら車窓の 夜景を見つめるおれは四捨五入三十歳義理チョコ三つのナイスガイ。

2002/02/13  サボってみたり

会社を休む。
んで、こんなもん作ってみたりとか。

仮営業中、多分期間限定。メンテの予定は未定。 つか、この手のページを運営していく人ってパワーあるよなーと素直に白旗。 だってさー、写真いじってるより本物と遊んでるほーが面白いじゃん(結局親馬鹿)。

2002/02/11  会話してみたり

最近志緒はとあるブラバンのトラでベースを弾いていて、今日はそのライブが 二俣川である。

で、おれは琴葉とお留守番。昼下がり。ぽかぽかと暖かい部屋。暇。

「あだーだーだー」(手を上下にぷんぷん振りながら)

「そう、多分そろそろライブが始まる頃だと思うよ」

「んっ。ぱー」(目を大きく見開いて)

「ぱーじゃなくておとーさんと言うのだ。そうね。がんばって欲しいね。 でも多分いっぱい間違えてると思うね」

「あーーーー!」(手に持ったガラガラを床に打ち付けながら)

「ですなぁ。お怒りごもっとも。しかし君の世話で忙しいから練習出来んのじゃ ないのか。ん?」

「とーたーとー」(突然床に落ちている別の玩具に興味を示す)

「…お前、おれの話聞けよ」

2002/02/10  教えるということ

Sweetness のリハにお邪魔してきた。

若とかおぐちんとか細谷くんが参加してるんだけど、 以前からここのドラマー、 くみこさんのドラムを見るってハナシがあって、今日実現したというわけです。

拝見すると、なんというか難しいレベルにいることがわかりました。 仲間内でちょっとセッションする分には困らない技術はあるけれど、さてここから 上達するとなると、まず何をすべきかというところで悩む。そして何に手をつけるに しても、ちょっと突っ込んだハナシになってしまう。

で、やっぱりハナシを詰め込み過ぎた気もします。リハの合間の休み時間数分+ 夕飯食いながらしばし、という程度の時間に、ポイントを掴んで的確なアドバイスを するのは難しい。つーかまだ出来ません。

「やることが沢山あり過ぎて混乱」というハナシもあったけれど (実際やることは 沢山あるけれど)、混乱しているとしたらそれはおれの教え方が拙いせいだな。

くみこさんは「わざわざ来て頂いてすみません」と恐縮してましたが、 まずですね、おれ、教えるほど上手くないんですよ。じゃ何故こんな差し出がましい マネしてるかっつーと、結局教えるということは、自分を知ること。 自分の考えを相手に伝えることで、自分自身の知識を整理し、 新鮮なものとし、足りない部分に気付くことが出来る。 要はテメエのためにやってるワケで。恐縮する必要など全くありませんです。はい。

どれだけやったらそれが出来るようになるのか…という質問(嘆き?)には チャーリー・ワッツの言葉をお返しします。昔ドラマガに出てたインタビューで 読んだんですけど、この話すごく好きで。ひょっとしたらもうこのサイトの どこかでも書いてるかもしれないし、今後も書くかも。

「おれが叩いてるドラムなんて簡単で、誰でもすぐ俺ぐらいは叩けるさ。 けれど、じゃ俺よりちょいと難しいことを演ろうってーと、 ドラムってーのは意外に難しいかもな」

2002/02/09  顔を見たくて

嗚呼。何故おれはオマー・ハキムじゃないんだ。

サイモンガーが結婚することになって、友達である我々 EW&Fiber は披露パーティに 招待された。今回はサイモンガーの趣味を考慮に入れ、ってひょっとして 演奏曲目は秘密なんだろうか? ま、一曲ぐらいバラしても良いよね?

We are Family って曲がありまして。Sister Sledge の曲。コピーしといてね、と 渡された MD をふーんと聴きながら、そーいえばこの曲、Chic が来日した時の ライブ盤にも入ってたよな、アレってドラム、オマー・ハキムだったよな。 ま、エンディングがどーなってるかっつー参考ぐらいにはなるか。聴いとくか。 という感じで聴きまして、

出だしの数小節でノックアウト。
ずるいよ! かっこ良すぎだよ!

さらに此奴、ドラムがめちゃくちゃ上手いだけじゃないんだぜ。 曲も書いちゃうし。歌も歌っちゃうし。ルックスはクールだし。 インタビューやビデオを見る限り良い奴っぽいし。 ちくしょう。きっと水虫かなんかだ。←こういうことを書くから余計差が開くのだ。

リハ中。ちょっと曲をチェックするため、MD をスピーカーから流して、みんな小さな 音で合せて演奏しながら内容を確認する。おれもブラスティック (というヘンな、スティックとブラシの合いの子みたいなモノがあるんです)を手に、 小さな小さな音でリズムパターンをなぞっていると、 くるっとマスターが振り返って一言。

「本番もそれでやれば?」(つまり「静かで良いね」の意味ならん)

…目が笑ってねえぞ。

おれってヒラメに似てますか?

あ、いや。なんでもないです。独り言です。

リハの後、行くか止めるかしばし悩んだんだけれど、結局行くことにした 「第 2 土曜日とキッチンの薔薇」@藤沢本町。

こんなことを言うと怒られちゃいそうですが、なによりもまず PECT の皆さんの お顔と元気な姿を拝見できたことが嬉しかったですね。それにしても、何でみんな あんなに面白いんだろ。笑いつつ、自分の朴念仁さ加減にはメゲつつ。

肝心の内容ですが、おれの知っている PECT の劇(なんてほんの数編しかないんですが)のクールな質感とは違う、 楽しい劇でした。

行ってよかった。
また、行きたい。

2002/02/07  じょんすこ

疲れると言葉が尖るので
そういう時は黙っていよう

某所で話題の!
あのミュージシャンも絶賛の!
たろさんご推薦の!(←いきなり身近)
ジョンスコの新譜、買いましたですよ。

えーと、「ジャムバンド」という形態(?)らしーです。グルーヴィなリズムに 乗せた即興演奏。乗せるモノによりジャズ系やロック系等に分かれる。 で良いんですか? > 識者

さら〜っとクルマの中で聴いただけですが、取り敢えずの感想。

おれ、やっぱり音楽良く分かってないんですかねぇ。何が新しいのか 良く分かりませんでした。ファンクっぽいビートに比較的シンプルなコード進行、 でギターが様々な彩りを、って「新しい」ですか? 乗ってるギターは、もう本当に 隠しようのない「えー、ワタクシご存知ジョン・スコフィールドでございます。 本日はお日柄も良く」という感じ。結局どんなフォーマットの上でも話す言葉は ジョンスコ語。ファンクであろうと 4 ビートであろうと、フォーマットは ジョンスコが新鮮味を感じ、インスパイアされるならば何でも良いんじゃないの? なんかファンに殴られそうなこと書いてますね。

でもね、そういう分析は置いといて、かっちょいーですよ。まずドラムが良い。 名前聞いたことないヒトですが、有名なヒトなんですかね。手数出しつつグルーヴィ。 こういうドラム叩きたいっす。そしてジョンスコのフレージング。音の選び方と、 ふらふらっ…ザクッ!みたいなタイミング(なんだかわからん)。くぅ。

その、なんだ。難しいこと考えずに楽しめばいーのか。

2002/02/06  スポーツ

昨日はそこかしこでアメリカン・フットボールの話題を耳にした。 ペイトリオッツが劇的な初優勝、ってヤツだ。今朝のニュースでも「未だ 興奮さめやらぬ地元ボストン」てな感じで取り上げられていた。

これを見ておれが思ったことは、

ボストンか…Boston ちうバンドあったな。そういや Chicago ってのもあったし。 それを言ったら America だってあったな。日本には「苫小牧」とか「島根」とか 「日本」とか無えなぁ…一部になってるヤツはあるか。「東京ロマンチカ」とか… ってバンドじゃねえか。

おれとスポーツの、関わりの無さ加減を実感して頂けたでしょうか。

感動したことがないわけじゃないんですよ。今思い出すのは、 清水宏保がオリンピックのスピードスケート男子 500m で金メダルを取った時。 何の気ナシに点けたテレビで偶々やってて。あの時は手に汗を握り、 ゴールの瞬間に歓声を上げたぐらいで。何かあるとは思うんですけどね。 スポーツってヤツには。

「手本通りにきっちり演奏できる人」と「手本のない音楽を演奏できる人」

「手本に近付こうとする人」と「手本から逃れようとする人」

自分の位置は?ベクトルは?

2002/02/05  枕を高く

連続放火犯が捕まったらしい。 これで何の不安もない夜が過ごせます。 ってワケじゃないけれど、ささやかな一安心。

「一安心」というのは「一応安心すること」。
「一応」じゃない安心はどこにあるのやら。

2002/02/04  ありがとう

疲れて帰ると、リビングの真ん中に小っこい琴がぽてっと座っていて、 こちらを見上げて、きゃっきゃっと声を上げながら顔中で笑って、 両腕を上下にぷんぷん振ってくれる。そばに座ってピンクのボールを転がしてやると、 よだれをだーっと落としながらボールを掴んで得意そうな顔をする。

気を抜くと涙が出そうだ。まったく。

子供をお持ちの方、自分のお子さんを本名で呼んでますか? ウチでは「ことは(これは本名だ)」「こと」「ことち」「こっち」「こちぞう」 「こちのすけ」「こちのしん」などキリがなく。最近「こっち」に反応している ような気も。「こっち、こっちおいで」って何だかワカラン。 「ことは」を覚えさせた方がいいんだろーか。

たろさんと「親馬鹿って見苦しいじゃないっすか」 「いやそんなことないよ、人の子供の成長記録って面白いよ。 もっと書いてヨシ」てなハナシをしたので、本日は親馬鹿特集でした。 すみません(←なんとなく謝っちゃう)。

2002/02/03  テクノロジーは何を変える?

The Pulse のリーダー、下河内さんから「ほい」と手渡される CD。

「新曲っていうよりは、リフのアイディア集つーか。ギターのリフと打ち込みの リズムパターンだけが入ってる」

ほほぅ。こういう配布形態が当たり前なんでしょうな。今の世の中。

「で、各ギターとリズムは別データになってるから、ミキシングソフトか なんかに突っ込んで、各自テキトーにいじってみて」

バンドメンバーで唯一、ハードディスクレコーダを所有していないおれに。 バンドメンバーで、というよりは世間一般という視点で計っても明らかに時代遅れな Windows95 ユーザのおれに。それを要求するのか。とほほ。

今まで Pulse が、例えばどんな風に曲を作っていたかというと、

まず、部室で作りたてのリフを聴く。作者は八割方下河内さん。 この時点で「B メロがつまらん」「全体にフックがない」「ヴォーカルラインが 決まってない?タワケ」などなど容赦のない言論の暴力を受け、 相当数の曲がボツになる。 生き残ったものを、今度は四人で演奏してみる。 デモテープに入っていたパターンには取り敢えずこだわらない。 自由な発想でいろんなリズムパターンを載せてみる。 合せてベースが決まってくる。ギターはギターで色んなアイディアを 試している。一番ギリギリまでヘンなことを試しているのはギターだ(と思う)。 曲の全体像が見えてくる。ヴォーカルの歌詞はまだ英語風メチャクチャ言語だ。 ライブが決まると、作詞家下河内がようやく重い腰を上げる。

こんな感じ。ウニャウニャと四人で曲をいじりながら、徐々に形にしていく。

メンバーにデータを配って…というやり方は、今後この手法を変えるんだろうか。 今の所は、やっぱりこのウニャウニャというプロセスが、 どこかで必要なんじゃないかなーと思ったりもしているんですけれども。楽しいし。

CD に収められていた 7 つのリフ。下河内さんは良い曲を作ると思う。 まぁこの後、B メロを考えたり構成を練ったりリズムを作り込んだり、「曲」として 成立させるためにやらなきゃいけない作業が山積みで、どうなるかは分からない けれども、どの曲にも「ワクワク感」みたいなものがあって。

それにしても、久しぶりの音出し。嗚呼。Pulse ってハードロックだったのね。 誰のせいだか知らんけど。久しぶりに指に水脹れが出来ました。ちなみに他の メンバーも、ギターは指が痛いと文句を言うし、ヴォーカルはリハ半ばで声 枯れるし、ベースは右手指先のマメをつぶしてバンソーコを貼り「指弾きの曲は 勘弁して」と泣き出すし。

「年寄りの冷や水」テイスト漂う自由が丘 ACT 301。

ロック。 デカい音の快感。その瞬間に思い付いたフィル・インを叩く快感。 レギュラー・グリップでバックビートを思い切り叩き、親指が痺れることさえ快感。 忘れてた。 チマチマ悩むのが馬鹿らしくなる。バンドの中でのバランスがなんだ? ドラムがズガンとデカい音出さずにどーする!

どんなに遠くまで行っても、結局自分の原点はここなのだ。OK。

2002/02/02  半径 1 メートル以内に近寄るな

ランチア・ストラトス、完成。

前述のように塗装を失敗し、その後も

リア・スポイラーを黒で塗るため、マスキングの後筆塗りしたら、縁がイマイチ ガタガタ→アクリル溶剤でガタガタの部分だけを拭き取ろうとしたら、取りたくない ところまでハゲちゃった→さらにボディ側の赤が黒ずんだ→キーッ!もう 全部落としてゼロからやったるざます!とキレかかるが取り敢えず寝てアタマを冷やす →思い直して、黒ずんだ部分を再度コンパウンド掛け→スポイラー再塗装

とか、

嗚呼やっと楽しいデカール貼りに辿り着いたぞ。さて、この PIRELLI のデカールは どこに貼るかな。今回は組立説明図に指定がないから、資料を参考に貼るしか ないからな。ふむ、この写真ではフロントフェンダーの上にあるな。こっちは ゼッケンの下か。こうして悩んでいるのも楽しい…あっ…デカールが…袖に 引っかかって…そのまま落下…した先が…水を張った皿の中ーっ!!!!! わわわわ浮いてきた浮いてきたデカールが浮いてきた貼らねば貼らねば悩んでいる ヒマなどないでわないかーっ!!!

とか、数々の困難を乗り越え。書いてて泣けてくるわい。とほほ。 何度ゴミ箱に捨てようと思ったか分からない、この、 どこのメーカだか分からない粗雑な作りのモデルですが、まぁなんとか見られる レベルではないかと。

ただし、「半径 1 メートル以内に近付かない」「光を調整して表面の仕上がりを チェックするような真似は厳禁」という注意書き付きですが。

さて、次はようやくランチア・037 ラリーだぜっ(←懲りてない)。

瀬谷に「アカチャンホンポ」という店がありまして。行ってまいりました。 意外と近い。なるほど周囲の駐車場状態はこうなっていますか。ふむふむ。 次からはもう地図も無しでひょいと来れますね。と思ったら「閉店セール」 だそうで。そりゃねえぜ。

そのアカチャンホンポへ 出掛ける途中のコトでありますが、うん、思ってたよ(笑)。

「なんか若ってそーゆートコあるよねぇ。前も歩いてたら突然クルマで現れて、 家まで送ってもらったりしたもん」

そいや、おれも会社帰りに拾われたことあるなぁ。突然電車で会ったりとか。

「不思議なキャラクターだねぇ」

つか、仲が良いんじゃないの。単純に。
って理由になってねーか。

2002/02/01  波

常々思うんですが、なんでバンド活動ってのは適当にバラけたタイミングで 発生してくれないんでしょうか。

山田バンドのメンツが揃い、ライブを演ろうじゃないかという気運が高まって きたところへ、久しぶりに Pulse で音を出そうという話。メインバンドですから もちろんやります。とそこへブラジルバンドへのお誘い。異種格闘技に参加しない 手はありません。さらにそこへ結婚式二次会寿バンドのお誘い。もちろん断れません。 というか喜んで参加。

何かが間違っていると思われ。
いや、嬉しいんだけどね。


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