New Year's Day

2002/01 version

2002/01/31  メイン・コンテンツ

現在皆様がご覧になっているこの「日々」というコーナーを立ち上げたのが 昨年の 1 月 14 日。一年が経過したことになります。この日記じみたコンテンツが、 自分としてどういう位置づけなのかというのは 以前にも書きましたが、まぁその、 あまり表立ったコンテンツではないんですよ。

つか、ないつもりだったんですよ。

実はですね、皆様には内緒で、って別に公表しなきゃいかんワケじゃないんですが、 夏頃 (7 月か 8 月だったかな) に、こっそり「アクセスカウンタ」なるものを 設置しておりまして。で毎晩毎晩「をを。今日は xxx から見に来ておるわい。 うひょひょひょ」…

…とマメにチェックしてるかとゆーと全然見てなくて、まぁ月に二〜三回のペースで、 どのくらいアクセスがあったかという数字だけを見てるって感じなんですが、 今日見たら一万を超えてました。キリ番ゲッターには豪華プレゼントを用意して いたのですが残念です。

で、ですね。一番ヒット数の多いのがですね。index ページにも 載っていない(いやこっそり載ってるけど)、この「日々」なのです(泣笑)。

一応自分では「音楽ネタメインの雑文サイト」だと思ってるんですが(って ついこの間も書いたな)、どうやら皆様の意識は「日記サイト」であるようです。 まぁ更新頻度の一番高いところが一番見られる、というのはアタリマエといえば アタリマエなんですけどね。

どうしようかな。「日記サイトだ」つーて開き直ろうかしら。 index ページにアクセスするとイキナリ日記があるとか。 でもなぁ。それもなんか恥ずかしいなぁ。いや、シャイなんですよ。
てへ☆

とか恥ずかしいことを書かなきゃいいのか。うむ。

2002/01/30  まだまだ何も知らない

昨日に引き続き、ブラジル音楽の中でのドラムセットの使い方について悩む。 悩ましいので、ハナシを振ってきた山田さんや、こっち方面に強そうなおぎりんに メールしてみたりする。

で、まぁ、こんなことを思ってみたり。

2002/01/29  謹賀新年

井上からメールが来ていた。サブジェクトが「謹賀新年。」

…このタイミングのタメ具合が、ブルーズには必要なんでしょうか。

昨日「さかなの歌」に関して書いたところ、

「おれは三和じゃなくて成瀬の With で聞いたぞ (そういえばおれが最初に聞いたのも With だった気がする。こんなことだから魚を食えと言われてしまうのだ)」

「僕は小淵のヨーカドーで聞きました」

「そういえば三徳でも」

「座間のビッグヨーサンでも流れています」

「鶴川のマルエツで聞きました」

「職場で聞いてみたら周りの人間がかなり知っていた」

「会社で合唱になってしまった」

「合唱していたら『その歌、こないだテレビで取り上げられてましたよ』という 証言が!」

「ウチでは子供をお風呂に入れる時、『おふろおふろおふろー おふろーにー いれーるとー』と替え歌にしています」

「そういえば、『お肉のうた』もあります」

などの報告が続々と!魚屋協会の陰謀が今白日の下に!皆様引き続き情報を! 結果は「さかなの歌勢力分布地図」という形でご報告いたします(しねえよ)。

ところで、何ですか? その「お肉のうた」って。

夜。
「ブラジル音楽の中でのドラムセットの使い方」に関して、すんごく悩む。

2002/01/28  ミュージシャンの会話

志緒がおれよりも音楽的に優れている所の一つに「メロディの覚えが早い」ことが 挙げられる。時々、とんでもないメロディを口ずさんでいたりする。

「赤ちゃんは〜みんな〜なかよし〜♪」

そっ、それは。なんだっけ。ひょっとしてベビー用品チェーン店「西松屋」の テーマソングではなかったかっ。なんでそんなモノを覚えているのだ。

「ちょっと前に行ったじゃん。ふつー覚える」

ふつー覚えない。というおれも、リズムは結構覚えてるぞ。ラテン系の 16 ビート なんだよな。アゴゴとか似合いそうな。(居間に置いてあったギターを手にしながら) キーは…D 辺りか。D から…D7 を経由して G …

「そこはストレートに行った方が。D7 はいらないのでは」

それは一理ある。しかしべったり D か? で、G, A …

「そうだ! こういうバンドはどうだろう。スーパーのテーマ曲バンド。三和とか」

著しく観客の居住範囲を限定するバンドだと思うんですが…

ところで、月曜の朝です。こんなことしてる暇があるんでしょうか。 もちろんありません。てなわけでいつも乗ってる電車、見事に一本乗り遅れました。 そしておれは思いました。 会社に FLEX 制度があって良かった、と。

つか、FLEX ってそーゆーためにあるんですか?

そうだ、三和で思い出した。前、三和に行った時に鮮魚コーナーで流れてた曲。 未だに覚えてるってコトはよっぽど印象深かったんだろうなぁ。

「さかなさかなさかなー さかなーをーたべーるとー あたまあたまあたまー あたまーがーよくーなるー」

っていうんですけど。「最近物忘れがヒドい」と若に言ったら「魚食え」と 言われたし。侮れん。魚。

2002/01/26  寝坊

結局のところ、人間は二種類しかいない。ってこの書き出し、ついこの間 使ったな。まぁいいか。えーと二種類しかいない。待ち合わせ時刻より早く来る 人間と、遅れてくる人間だ。

おれはどっちかってーと前者なんですよ。待たすより待つ方が気楽だし。 いやホントですよ。信じてください。嗚呼、こういう信頼って崩すのは簡単だよなぁ。

本日山田バンドリハ。開始時刻は朝の九時。もう年寄りのゲートボール大会みたいな 時間ですが、

起きたら九時でした。

2002/01/25  Friends

っていう曲があるんですけどね。レベッカじゃなくて、Pulse に。

本当に久しぶりに、Pulse の人達とメールのやり取り。 近々音を出すことになりそうで、嬉しい。

とはいえきっかけは「もう全然活動してないから、Pulse の WEB サイトを 有料のところから無料のところに移すよ。金かけて維持する必要はないだろ」 という石田さんの寂しいメール。ちなみに新しい場所は ここです。 リーダー下河内氏も「そろそろ見切りをつけられちゃうかなー」と弱気な 発言。

いやいや。今おれが関わりを持っているバンドで一番面白いのは Pulse ですよ。

コピーバンドを否定するつもりは全くありません。実際楽しいし。 よく出来た楽曲を自分の手で再現する喜び。 パフォーマンスまでも取り入れたエンターテイメント。 有名曲を、大勢の観客の前で演奏して喝采を浴びる。あるいは 元曲をあくまで素材として捉え、自由にアレンジするという面白さもあるでしょう。

しかし。やはりバンドの楽しさ、その究極はやはりオリジナル曲作りに あるのではないか。デモテープから流れる、頼りない未完成の曲は、 やがてアイディアを注入され、何度も演奏され、輪郭が明確になってゆき、 ついに立ち上る。自分の持てる技術とセンスを絞り出して 曲を形にするプロセスこそが、バンドの醍醐味だと、おれは思います。

しかし、オリジナルならなんでも面白いかというとそうでもない。 オリジナルは自由だ。自由であるが故に難しい。 シロートが「良い曲」「演奏して楽しい曲」を作るのは簡単なことじゃない。 苦労して作った曲なのに、一〜二度ライブで演ったら飽きちゃった、なんて 良くあるケース。

Pulse には、素直に好きだと思える曲が何曲もあって、信頼できるメンバーもいて、 えーと信頼できるのかな。小池、すぐ曲忘れるしな。つか演奏直前にキーを確認 するのは止めてくれちうねん。取り敢えずそれは置いといて。 それはすごく幸せなこと。だから、必要とされている限り、おれはここに居ようと 思います。

え。居ていらん?

2002/01/24  BGM

志緒の高校時代の親友が突然亡くなった。
おれは会社を早めに上がり、志緒と琴葉を迎えに行くために車に乗った。

親友の葬式に出た人間を迎えに行くのにふさわしい BGM というのが
この世に在るのかどうか、おれには分からない。そんなことを思いながら、
Pat Metheny の A Map of the World を聴き、ハンドルを握った。

2002/01/22  ダイレクトメール

えーと実際見たのは昨日だっけな? まぁいいや。

どこから情報がリークしてるのか知りませんが、この一ヶ月ぐらい、 ダイレクトメールがわんさか来るのですよ。琴葉宛に。差出人は人形屋。 秀月とか久月とか。そう、雛人形。

ついに秀月からはビデオが届きました。他のダイレクトメール同様、中身も見ずに 捨てようかと思いましたが、フと「ひょっとして日記のネタになるのではないか」 という邪念がアタマをよぎりまして。

早速登場、森光子。「冠に家紋をお入れいたします。秀月だけのオリジナル」 はぁ、そうっすか。「一般の人形ではプラスチックですが、秀月は名人による 木彫り」「衣装は平安時代の」「優しいお顔」「優れた技術」「ピアノ塗り」 「狭い場所にはコンパクトタイプ」 …駄目だ。いろいろ言ってたんだけど、全部右から左。ほとんど忘れてしまった。 そしておれは思った。通常のダイレクトメール同様に捨ててはいけないのだと。

そう、これは、燃えないゴミの日に出さねばいけないのだと。

2002/01/21  休暇

徹夜で
腹筋運動を強いられたような



外は
窓に叩き付けるような雨
することもなく

夢を見ました。「マカロニほうれん荘」みたいな夢でした。 おれは病院に行きます。初診なので診察券を作ります。「当院の診察券には 顔写真が入ります」というので写真撮影を行なうのですが、病院側のスタッフが フザケ続けて撮影は一向に終わらない。お願いです。おれ、病気なんです。 もーイヤッ。

つまり、おれの役どころは、沖田くん。

2002/01/20  テンポ感

山田バンドのリハ@つくしの。

前回は散々なデキだった。今回は対策として、各曲のテンポをあらかじめ チェックしてリハに臨む。そんなことが対策になるのか? なるような気もします。

今回はなぜか 6/8 など 3 系のリズムが多い。ポピュラー音楽をざっと思い起こして 頂きたいのですが、圧倒的に多いのは 4 系、つまり 8 ビートや 16 ビート。 なので演奏する機会も 3 系は比較的少ない。実際「おれは 4 より 3 が 得意だぜ」というポピュラーミュージシャン(?)は少ないのではないかと思います。

おれも、そうです。

ただでさえ得意でないリズムなのに、演奏中に「あ、ちょっと速かったかな?」 「うわ、ヴォーカル早口になっちゃってる」「つか、テンポ段々速くなってる?」 という風な邪念が入ると余計駄目です。特にシンプルなリズムにおいては、 空間をちょん切るその一打を、自信を持ってズバリと出さねばいけません。 不安要素を減らすという意味で、テンポの確認は重要ではないかと、 ワタクシは左様に考えるのでございます。

しかしこの、「曲のテンポを掴む感覚」が弱いよなぁ。おれ。 昔からの課題であり、気にしていることではあるんだけど、決定的なコツあるいは 練習法を思い付かずに今日に至る。まぁプロでも例えば「ライブで心拍数が上がれば 自然とテンポも上がり、それはある程度仕方がない」と思っている方は多いよう ですが。

全体的な出来は、二度目のリハだということもあり、 前回よりは随分マシだったと思うんですが、如何でしょう? > 関係者

体調を崩しているせいで余計な手数を出さなかったのでまとまって聞こえた、 という推論は余りにも恐ろしいので却下します。

2002/01/19  焦って取り繕うと

きょうはおぐしくんのいえにみんなであつまってたのしくあそびました。

という日記が書けるハズだったのに、風邪がぶり返してダウン。 仕方がないので、先日失敗したストラトスの塗装に再挑戦。ごほごほ。

塗装が垂れてしまった部分にペーパーを掛け、再スプレー。うーん、赤ってのは 透過性の高い色なのね。落とした部分と残した部分の色の差がかなりくっきりと。 少し厚めに塗れば大丈夫かな?ぷしゅー…ってまた垂れたーっ!

くそう、もう一回ペーパー掛けは面倒ぢゃ、まだ乾いてないし。布で拭き取れない かな。でりゃーっ!

うわわわわ。布のケバが! 一面に付いてしまった!どどどどーするどーする。 ちきしょう、もうさっさと終わらせたいのに!ええい、そのまま塗ってしまえいっ! あああ。上手く塗れてたところもザラザラになってきた。

結果、ケバが塗り込まれ、色むらはグラデーション。和紙の味わいと言いますか。 あははは(号泣)。

失敗して、悪あがきをしたら、余計取り返しのつかない状況に追い込まれる。 こうして冷静に振り返ってみると、さすがにそうはしないだろうと思われる行動。

普段の生活の中にも潜んでいそうな恐怖。

2002/01/18  これが最後

例えば小杉にある靴屋さんは「閉店大売り出し! 最終破格値!」という 看板を年に数回出してたり、

「フェアウェル・コンサート・ツアー」を、オマエらいったい何回演るつもりだっ、 という感じの KISS とか、

まぁそういうものは世間に溢れているわけですが。えー、「ル・マン 24 アワーズ」。 その、あれです。ドリームキャストのレースゲームです。何故か手元に鎮座して おります。

いやその。製造元のセガがドリームキャスト撤退宣言をしているわけですし、 それ用のソフトは今後出なくなっていくことは確実なわけで。取り敢えず 押さえておこうかなと。多分実在のクルマが登場する系のゲームはこれで 打ち止めです。もう買う必要はないと。ええ。そういうことです。 これが最後です。

しかしこのゲーム、何がすごいって、ル・マン 24 H だからってそれを再現するのは 大人の常識としてどうかと思われるモードが存在するのです。

本当に 24 時間走り続けるという。

2002/01/16  風邪に吹かれて

風邪は快方に向かいつつあるよーなのですが、未だ二箇所にその痕跡を とどめていて、うち一個所は鼻。もう一個所がですね、おれ、いつもは 風邪ひいてもこんなにヒドくならないハズなんですが、声。もうすごいです。 自分の声とは思えません。あんまり面白いんで無意味にぶつぶつ独り言を言ったり してます。危ないです。

誰でも思い付くネタとして、ハスキーヴォイスのヴォーカリストを真似て People get Ready とか歌ってみると、全然駄目です。ロッド・スチュワート、 侮れません。って当たり前か。

一番それっぽいのはボブ・ディランではないかと。
The answer, my friend, is blowin' in the wind.

2002/01/14  ビギナーズ・ラックだったらしい

インプレッサに続く第二弾は、ランチア・ストラトス。037 ラリーは どーしたんだよっ! というツッコミが聞こえるような気もしますが気にせず。

このストラトス、なんか聞いたことないメーカのモノでして、パッケージも なんつーかダサい。組立説明図は紙切れ一枚で、「別売りのモーターと電池を 買ってください」つまり走らせて遊ぶためのもの。玩具です。いやプラモは 玩具ですけど。塗装の指定も一切ありません。

バリとパーティングラインがてんこ盛り。はめ合わせが悪いなんて アタリマエ。部品点数も少なく、インテリアはスカスカ。ウィンドウは 向こう側の景色が歪みまくり。ちなみに値段はインプレッサの半額ですから、 単純な比較は出来ないかもしれませんが、それにしてもタミヤというメーカの 技術力を思い知ります。

このトホホなモデルがどこまでマシになるんだろうか? というのが今回のポイントなんですが、さて。

と連載レポートを書き始める前に、いきなり失敗しました。 クルマの模型で多分一番重要な、ボディの塗装で。 イタリアン・レッドを吹いて、クリア吹いたら、下地の赤が乾いてなくて 溶けました。

小学校の頃、クラスで一番早くカレーを作り、先生に味見してもらったら 「まだ野菜煮えてないわよ」と言われたことを鮮やかに思い出しました。 とほほほ。

普段ならここで「ムキー!」と捨てますが、もう少しがんばってみようかな。えーと。 やすりで削り落として再塗装、かな? あとメタリック系じゃない色には クリアってあまり意味がないかも。学習学習。

2002/01/13  やせがまん

結局のところ、人間は二種類しかいない。自分が病気であることを隠す人間と、 隠さない人間だ。

かっこよくて、ドラマになるのは隠す人間だ。

試合当日、突然正体不明の病に倒れる主人公。しかし身体を引き摺るように 会場に向かい、不屈の闘志で宿命のライバルと死闘を繰り広げる。そして 最後の一投。霞む視界。痛恨の失投をライバルは見逃さない。鮮やかな決勝打を 浴び、その場に崩れ落ちる主人公。「どうした!? なっ! なんだ!? 燃えるように熱い! お前はその身体で…」「フッ…負けは負けだ… 来年この場で、お前とはもう一度戦うことになるだろう…」そして五巻ぐらい後の 最終巻で主人公は劇的な勝利を飾る。

と、まぁそんな具合ですな。

で、おれはってーと残念ながら後者なわけです。微熱があろうもんなら「もう駄目だ。 死ぬ」つーて布団かぶって寝ちゃうよーな。

明け方、ものすごく寒くて、普段は上着として着ている中綿入りフリースジャケットを 着込んで毛布二枚に掛け布団一枚かけてもまだ寒い。こりゃ熱だな。 しかし今日は志緒が YSL のリハだったな。ここで「風邪ひいた。もう駄目だ。死ぬ」 とか言うと、琴葉の面倒もあるしリハ休むとか言い出しそうだし。で、がっかり しそうだし。「普段『おめーはタイミングが悪い』とか散々言ってるクセに こーゆータイミングで風邪ひくアンタが一番タイミング悪い」とか言われることは 目に見えてるし。悔しいじゃねぇか。こんちくしょう。

てなわけで、隠してみることにしました。 けっこーアッサリ騙されてリハに出掛けました。うひょひょ。 やれば出来るじゃん。おれ。ってその後こっそり倒れましたが。良い子にしててくれた 琴には感謝。

ところで、例えば家族とか友達とか、自分と接する機会のある人たちには、 「調子悪い時には悪いと言ってくれ、隠さないでくれ」と、

親父を突然死で亡くしたおれは、強く思ったりもするのですね。

2002/01/12  幸せを買う人

若から「暇か?やっちまったんで見せびらかしに行く」という電話が。

このセリフ、我々の間では「楽器関係の、ちょっと大き目の買い物をした」 という風に翻訳される。そうか。やっちまいましたか。 こないだも「レスポール・スペシャルとか良いよな。 P-90 載ってるギター欲しい」てなコト言ってたんでそのセンか。 楽器を買ったら人に見せびらかす。古来より伝わる、楽器購入時の正しい作法。 当然こちらも受けて立たねばならない。

30 分後、気を抜くとでれでれになってしまいそうな顔を引き締めるために 必要以上に恐い顔の若がやって来る。早速モノを開けると、 ん? テレキャスター・シンラインじゃないですか。ちょっと前に買ったよね。 色でも塗り替えましたか。

「前のシンライン買う時に気になってたギターなんだけどさ、その時は 高いなと見送ってたんだけど結局。ボディ材はマホで。ピックアップはもちろん ヴァン・ザント。これがまた良いんだ。仕上げはラッカー。おれラッカー塗装の ギターって初めてで」

…顔、緩んでますよ。で、音はどーなんです。音は。

「それがその、家に持って帰って前のシンラインと弾き比べたら、意外と 違わなくてさ。わははは」

…それは君、通常の人間は「無駄遣い」と呼ぶのではないか、と言っても 聞く耳持たず。

「後はハムバッカー搭載のシンラインかな。おれ、シンライン・ コレクターになるわ。わははは」

嗚呼。愛すべき楽器馬鹿。

ちょっと弾かせてもらいました。おれのテレキャスとは全然違うなぁ。 穴の空いたギターって、ボディ全体が暖かく鳴る感じで良いなぁ。 良い音の楽器は幸せをくれます。 うん。いいじゃないですか。トレードマークがシンライン、ってのもシブくて かっちょいいぞ。末永くお幸せに。

ところでおれのトレードマークってなんだろうな。 「スティック」なんてカッコいいですね。「アフロ」はいやです。絶対。

2002/01/10  読者の反応

昨日、↓ってなネタを書いたら、マスターが

「それは不可能である。女児にとってのキティはバイブル。 不動の人気ナンバー・ワン・キャラクター。 親がどんなに頑張っても、これから先、親戚・友人、保育園・幼稚園のお友達 を通じて浸透してくるサンリオ・パワーを食い止めるのは至難の業」

というメールを送ってきた。なんたることだ。先輩パパの言葉には重みがある。 しかしこのメール、

「ちなみにウチのクリスマスプレゼントはキティちゃんアクセサリー・ボックス」

と続いているので、単に「愛娘の軍門に下ったでれでれ親父の親馬鹿メール」 であるという見方も出来なくはない。

という風に、面白いメールはネタになってしまうので注意しましょう。

なんのために、この「日々」なんてモノを書いてるんだろうと、ちょくちょく 思うわけですが、こんな風に誰かからメールをもらうのが嬉しくてやってると ゆー側面は確実にあります。てなわけで注意などせず、どしどしメールミィ。

そして、読んでくれているひと、ありがとうございます。

2002/01/09  ある有名なネコ

キティちゃんというキャラクターがありますな。 この手のキャラクターもの全てが嫌いというわけではなくて、 例えば Miffy だの Pingu だのは結構好きだったりするんですが、 どうもこのキティは好きになれない。美意識が噛み合わないというか。

ベビー用品にもこのキティをあしらった品物は沢山あるようですが、 ウチではそういうものを断固シャットアウトしようと。

ところが、予期せぬところから思わぬ攻撃が。

静岡県に住む志緒の爺さん、つまり琴葉の曾爺さんが、いきなり キティのぬいぐるみを送ってきやがったくれたのであります。

ううむ。捨てるわけにもいかんし。どうしたものか。それより何より 困ったことに、琴葉が此奴を気に入っているというところが。 いやまぁ気に入っているといっても、しっぽやリボンをむんずと掴んで ぐるんぐるん振り回して床に叩き付けるという、相当歪んだ愛情表現では ありますが。

しかたがないので最初「ネコ」と呼ぶことにしましたが、それはただの一般名詞。 やはり名前が欲しいということになり、赤いチョッキ?を着ているような カラーリングが施されていることから「カンレキ」と名付けました。 今考えてみればそれもただの一般名詞じゃねえか。

そして今日もカンレキはよだれまみれ。

2002/01/07  なんのことですか?

若から 「日記のタイトル、アポストロフィが抜けてる」という指摘。 いやあ。何で "Years" って複数形なんだろ? とかボケたことを考えつつ アップロードしちゃったんですが。 こーゆー場合、ナニゴトもなかったようにこっそり直しちゃえればいーんですが、 他人のサイトでバクロされた場合は開き直るしかありませんな。とほほ。 イキナリ黒星スタート。

えーと、K さんにドラムを教えるとゆーハナシですが、 こんなページ作っちゃうぐらいですから、 おれ、教え好きなんですよ。多分。ヘタなクセに。 なんで、喜んでお邪魔しますと思う反面、その悪癖がきっかけで 他人のバンドをツブした前科もあり。ちょっと慎重になるべきなのかもという気も。

このハナシ、こないだおぐちんが遊びに来たときにも出たんですけどね。 その時「ナニヤラ K さんはドラムを習い始めたらしい」ってウワサも聞きましたが。 さて。

2002/01/06  見て見て見て

WEB でちょいと検索してみるってーと、結構引っかかるんですよ。例えば 自分が作った模型を展示しているだけのサイト。ただの自己満足じゃねーかと 辛口な感想を持つおれでしたが、今日、その気持ちが少し分かったような。

11 月 1 日に購入したスバル・インプレッサ WRC '98 モンテカルロ仕様、ついに完成。

もう、おれって天才? モデラー? 模型屋に展示してあっても おかしくないんじゃねぇ? と書きたいところですが、そこは謙虚に、まぁ初心者 の初回作品としてはこんなものではないでしょうか、と当り障りのないことを日記には 書いておこう。って全部書いてますが。まぁ実物ははみ出したり皺寄ったりして 大した事ないっす。作品を見ることで思い起こされる苦労の数々がつい過大評価に つながるだけ。

しかしこの労作も志緒にかかれば、特に曲面ではマークソフターだの蒸しタオルだの 特殊アイテム(?)を駆使してなんとか形にしたデカール(WRC カーであるから、 当然ハデなデカールがたくさんある)も「ゴテゴテとヘンなシール貼る前の 方がよかった」だし、

クリアパーツの接着や細かい塗装で苦労した夜間走行用ライトポッドも 「イボイボだ。気持ち悪い」だし、

どっか良い所はないわけ? と聞いてみると「ナンバープレートがかっこいいね」だし、

てんで相手にされないので自分で眺めて自分で誉めるしかありません。 で、そのはけ口を WEB に求める、と。そういうことだったのですね。そーゆーサイトの 作者の皆様。よしっ、おれも写真撮って載せたろかっ!という欲求をがんばって 押さえてます。なんたってウチは文字のページですから。

それにつけても、かっちょいいな。インプレッサ。乗りたいな。 とりあえずウチのラウムをメタリックブルーに塗って 555 ロゴを染め抜いてみるか。 みねえよ。

2002/01/05  冬の公園

クルマで出かけたついでに、ちょっと足を伸ばして薬師池公園へ。 ほとんど人のいない園内には冷たい風が吹き、凛とした佇まいが心地よい。 静かな中に「甘酒はいりませんか」「玉こんにゃくはいりませんか」 という売り子さんの大きな声が響いている。 この公園や、すぐ隣にあるリス園では知的障害者の方が働いていて、 彼等の熱心な仕事ぶりには心を打たれる。

ただですね、出てきたココアがかなーり不味かったことに関しては 改善を要望したいのですが。

2002/01/04  淘汰

おぐちんから「ヒマだろーから遊びに行ってやる」という電話が来る。 そういえばと思い、彼からの年賀状を改めて見てみると「ちかいうちにあそびにいく」 と書いてある。スピード感溢れる行動派である。

音楽だの、クルマだの、マンション購入だの、そのマンションは中華街の そばに在るだの、遊びに行ったら中華菓子が出ただの、次に行ったら多分 チャイナドレスでうっふんお出迎えだの、そういう高尚なハナシをしているうちに 夕方になった。何の準備もなかったのでピザ屋に電話することにした。 時々使っているドミノ・ピザに電話したところ、

「…(しーん)…ちゃーんちゃららら♪」

なんぢゃ?この音楽。正月休み?

「お電話ありがとうございます」

いやなに。どういたしまして。

「当店は 11 月 30 日を持ちまして、閉店いたしました」

っておい!

手元にあったピザハットのチラシに救われて事なきを得ましたが、 そうですか。つぶれちゃいましたか。ピザの世界にも淘汰の波が押し寄せて いるのですね。

思えば、今日食ったピザハットの方が美味かったような気もするし。

2002/01/03  年賀状

子供の写真を使った年賀状というのはとても微笑ましいものですが、 自分がやるのはこっぱずかしい、親馬鹿爆発ちうか、というのが我々の見解でした。 ところで、年賀状の図柄を考えるのは絵が得意な志緒の分担。今年は いろいろ忙しかったこともあり、三が日が終わろうとしてるっつーのに 未だに図柄のアイディアさえ白紙という惨状。

本日午後突如閃き、十五分で仕上げたのは、 おれが馬になって赤ん坊を背中に乗せているという漫画。 ご丁寧におれの顔の横に「馬づら→」なんて注釈までついていて余計なお世話だっ。

ところで、それって思い切り親馬鹿なんじゃないすか。

親馬鹿って、自分で認識できないトコロが怖いんだよなぁ。と自分に言い聞かせつつ 年賀状を作るおれ。いや、結局その図柄使ったんですけどね。同罪。

NHK BS2 で放映された「Special Live 〜 綾戸智絵 meets 山下洋輔」を見る。 高い技術と豊富な経験が作る余裕。その余裕で相手との対話を存分に楽しむ。 楽器をもっと深く掘り下げて理解し、より自分のそばに置かないと見えてこない 境地があるに違いない。やることはたくさんある。

2002/01/01  正月の雰囲気

子供の頃、元旦というのはなんだか特別な雰囲気のある日でした。 並んだおせちに祝い箸。お年玉。静かな街。 年を取って汚れたオトナになるにつれ、かどーか知りませんが、最近はどうも 新鮮味に欠ける。正月から営業してる店も結構あるし、テレビ消しちゃうとホントに ふつーの休日じゃねえか。

てなことを思いながら、志緒の実家へ。義父は音楽好きで、クラシックからジャズ、 S&G やアバまでをカバーするという節操のなさで、遊びに行くと 「聴いたことないだろ、トルコの民族音楽だぞ」なんて妙なレコードを聞かせて くれたりするのですが、

今回は「筝曲」でした。なんとか砧、とかいうやつ。お琴の合奏です。

いやもうこれが。いきなりお正月。こんなことであっさり正月気分に させられちゃうおれってかなり駄目かも。あるいは音楽の持つパワーを素直に 認めるべきか。

それにしてもなかなか侮れない。筝曲。 けっこーリズミックだし。ってそーゆー聴き方しちゃいかんの?


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