2001/10/30 音楽系サイトのつもりが |
見知らぬ方から「今度自分でも WEB サイトを立ち上げようと思うが、そちらの
サイトをリンク集に加えても良いか?」という打診が来た。ありがたい申し出である。
ちなみに、WEB サイトなんてモノは世界中に公開してあるわけで、 リンクの際に申し出る必要はありません。どうぞご自由に。 で、問題は、彼がおれのサイトを発見した経緯だ。彼曰く 「『首都高バトル』の攻略法を求めてネット検索をしていた時に発見し」 … 自分では「音楽ネタメインの雑文サイト」と位置づけておったのですが、 「首都高バトル」をキーワードにしてここに辿り着いてしまうというの はひょっとして、世界に張り巡らされたこの壮大な WEB という仕組み、 何かが間違っているのではないでしょうか…
ぱんきーの「新しいキーボード買ったんで見せびらかしたい」という メールをキッカケに、TRIP (というバンドがあるんです) がひさ〜しぶりに スタジオで音を出すことになりそうである。 買ったキーボードは Nord Lead3 とかゆーヤツで、そっちの世界には疎いので ちょっと WEB を叩いてみたところ こんな感じの 製品らしくて、冒頭の「拡張減算方式パフォーマンスシンセサイザー」という言葉で あっさり玉砕。自分が、「疎い」などという生温い言葉では表現できない、 地平の果てに置いていかれた状態であることに気付かされます。 先日あった楽器フェアに行っておくべきだったか。 しかし、先日の山田さんの時も今回も、共通しているキーワードは「リハビリ」。 何かのために練習というよりは、ちょっと集まって久しぶりに音出してみよう、という 集まり。いいのかこれで。つか TRIP は今までも、セッションよりは何か食う方が メインの活動であるという集団ではあるのだが。 ま、いいのだ。だんだん。徐々に。足が攣らない様に。
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2001/10/27 ドラムが好きだ |
先日「中止になってしまった」と書いた今日の練習。
山田さんは「せっかくスタジオ押さえたし、ベースアンプで大きな音を出す機会も
あまりないのでボクは子供でも連れて行くつもりです」とおっしゃっていた。
時間は 9:00 〜 12:00 だったはずだ。おおよそバンドマンの活動時間じゃないよなぁと
思いながら朝飯を食うおれ。寝坊したため、時計は既に九時を回っている。
場所はクルマで 15 分ぐらいのところにある某公民館。今から行けば二時間近く 叩けるな、と思うと止まらなくなった。風邪の治りきらない身体を引き摺って、 スティックケースだけをクルマに放り込んで出撃する。 着くと、山田ジュニアがドラムを叩いている。ご迷惑ではなかったですかと 声を掛けると、いや、もうそろそろ飽きる頃ですよ、と山田さん。 なんだかんだで山田さんとも知り合ってから随分経ってしまった。 何度も同じバンドでライブを演ってきたわけで、合せられるレパートリーも 沢山あると思いきや「演り終わったヤツは片っ端から忘れちゃうんですよ。わははは」 と豪快な山田さん。というわけで、何を合せるわけでもなく、思い付くリズムを 叩いてみる。 ここのドラムセットはいつも酷い状態だ。そして見る度にどんどん悪くなっていく。 ハイハット・スタンド、スネア・スタンド、椅子…調整必須のナイロンブッシュが ことごとくバカになり、メモリーロックで止めてある。バスドラムのペダルは まともにビーターが戻らず、さっぱり音量が出ない。 それでも、音は出る。 まずはシンプルな 8 ビート。少し刻みを細かくしてみよう。16 ビート。 スティックがハイハットにずっと沈む感触が心地良い。今日演るはずだった曲の ベースラインに合せたり。気ままにたたくリズム・パターンに合せてもらったり。 汗が出てくる。自分が正しい場所にぱちんとはめ込まれたような気分になる。 ゆっくり癒される。 音楽室を出て、山田さんが会計を済ませている間、ジュニアと暫し会話を試みる。 「名前は何て言うんだ?」「…(あまりに小声)」「幼稚園では楽器って演らない の?」「………歌は歌うけどね」「そか。小学校に入ったら合奏っていうのが きっとあるぞ。音楽室で。木琴とか小太鼓とか」「………知ってるさ」 無口である。ドラムセットを横取りした形になって嫌われちゃったかなと 思ったけれど、お互いのクルマに乗り込み、 交差点で山田さんは左に、おれは右に折れる時に、後ろの座席からこちらを 振り向いて手を振ってくれた。 おれも、手を振った。一生懸命。
夜、ふとギターを手にして「枯葉」のコード進行をなぞってみる。
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2001/10/25 季節は巡って |
ふと気付くと 東急ハンズがクリスマスになっている。
あと二ヶ月か。
祝い始めるタイミングも、
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2001/10/17 Voices |
歯医者に行った。虫歯はなかった。歯石を取ってもらった。歯磨き方法の
レクチャーを受けた。その際に
「歯茎がちょっと下がってます」 との指摘。 現在の磨き方を問われ、歯と歯茎の境目を細かく横に動かす(バス法?)ように 磨いていると答えると、 「それが原因です。ローリング法で磨いてください」 えーっ!?だって歯周ポケットにいる歯周病菌を磨かなきゃいけないって テレビでも言ってたよ!歯周病と戦う GUM が言ってたよ! 「では基本をローリング法にして、現在の磨き方は控えて頂いて、 週に一度はデンタルフロスを使って頂くということで」 ことで、って。妥協案を出してくる看護婦さんがなかなかキュートです。
今月号のギタマガはザッパの特集だってんで久〜しぶりに買ってみたところ、 マイク・スターンが新譜を出していることが判明しました。というわけで 会社帰りにゲットしたのが昨日。聴いたのは今日。 まず喜ばしいのは「祝!マイク・スターン+ヴィニー・カリウタ共演」。 この二人、バークレーだかどっかで知り合いだったはずなんだけど、なんで 一緒に演らないんだろうなぁ、と思ってました。 とゆーのはおれにシュミに特化した感想ですね。もう少し一般的な感想を書きますと、 えーと、一言で言うと「メロディックなアルバム」だと思いました。 マイク・スターンって良いメロディ書く人だと思います。反面、ウネウネした 手癖的なフレーズがそのままリフになったような…えーとこれ、 どっかにも似たようなこと書いたな、 まあいいや。で、今回はそのメロディックな面を臆面もなく(?)押し出してみましたと いう感じ。アルバムタイトル "Voices" 通り、今回は「声」がフィーチャー されていて、ほとんどの曲でスキャットがテーマメロディを担当しています。 それもメロディックに聞こえる一因でしょう。曲によっては、 「エーイヤー レーイヤー」みたいなスキャットと細かいシンバルが、 ショボいメセニーみたいに聞こえる気がしないでもないですが、 ソロはもういつも通りの、これでもかっ! のマイク・スターン節。 スキャットのバックで出てくるオブリガードにも、ソロイストとしてのエゴが 見え隠れ。 賛否両論もあるのかな。 ま、おれはスターンファンなので、良いんじゃないかと思います。 ちなみにカリウタは、この手のインストアルバムとしてはそう派手でもない、 という感じのプレイですが、ラスト 9 曲目の Way Out East、5:47 辺り以降で ファンサービスと言わんばかりの大爆発。イエーッ! ところで、この内容って「私的熱狂音盤」 に書けば良かったと今更ながら思う今日このごろ。
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2001/10/15 日常 |
時々、 気が付くと歯を思い切りぎりぎりと食いしばっていることがあって、 ちょっといやだ。
ぶらりと寄った本屋で Fixx の One thing leads to another が流れ始める。
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2001/10/13 近所の有名人 |
最近近所で放火事件が多発していることを受け、おれの所属する自治会でも
夜回りを実施することになった。そして本日(実際に見回りを行うのは
午前一時〜三時頃なので、実際の日付は 14 日なんだけど)、おれは夜回り当番である。
夜回りは三人一組で行われる。おれとチームを組むことになったのは M さんご夫妻。 ここ自治会区に住んで二十一年という大ベテランだ。その上話好きな方だったので、 回りながら「ここは T さんのウチで、陶芸家。S 公園のモニュメントは彼の作」 とか「S さんは最近ご主人が亡くなられて奥様が一人暮らしなの」とか、 さらに「この石碑は Y 銀行の創始者 X さんがこの辺の土地を T 建設に売って 住宅地になったことを記したもので」という感じで、すっかり「自治会史跡巡り」 みたいになってしまった。 で、おれにとってのビッグニュースはコレだ。以下モータースポーツファン限定ネタで 申し訳ない。 「ここの息子さん、今度 F1 出るんだよ」 ってそんな馬鹿な。F1 ってのはそんなにみんながホイホイ出られるモンでは なくてですね奥さん。クルマのレース全てを「F1」と呼ぶわけじゃ… えっと… ちょと待てよ… 教えられたその家、実はおれ自身、前からカタギじゃない(?)とは思ってた家。 まずデカい。そしてガレージも広い。その中には四台のクルマが停まっている。 ホンダに関係のあるお仕事をなさっているらしく、 ほとんどホンダ車ばかり。車種を挙げてみよう。 まずオデッセイ。家族が乗るミニバンタイプということで、まぁこれは普通だろう。 次にビート。バブル期に作られた軽のスポーツカーだ。相当マニアックな選択では あるが、オデッセイに対するセカンドカーという位置づけだろうか。 さらに奥にはインサイト。これは普通じゃないだろう。ハイブリッド(エンジン+ 電気モーター)カーというとトヨタのプリウスがメジャーだが、ホンダのこれは 2 シーターで実用性がまるでない(と思う)。買わないよ。こんなの。 そして真打が NSX。NA にして 280 馬力の、ホンダ・スピリット溢れるエンジン。 贅沢にアルミを奢ったボディ。一千万円という価格も超弩級のスーパースポーツ。 という四台があるってだけで驚きだが、その驚きも霞む勢いの事実がもう一つ。 この NSX、どういうわけだか時々、他のマシンに置き換わっているのだ。 NSX が在るときは大抵そのマシンがなく、そのマシンが在るときは大抵 NSX が ない。二台同時に置いてあるのを見たこともあるので、両方所有しているとは 思うのだが、そのマシンとは。そのマシンとは。なんと、フェラーリ F355 である。 フェラーリである。F355 である。 ドリキャスのゲームにまで なっちゃってる、真紅のマシンが、ひょいと停められているのだ。 ね、カタギじゃないでしょ? 表札には「SATOH」とある。まぁその、こう言っちゃ なんだが良くある苗字だ。その「良くある」感に騙されてしまった。 …SATOH…佐藤…と言えば… つい先日、イギリス F3 で堂々シリーズチャンピオンの座を獲得し、 今季限りで引退を表明したジョーダン・ホンダ(をを、ホンダというキーワードも あるじゃないか)のドライバー、ジャン・アレジの後釜として F1 参戦が決定、 現在唯一となる日本人 F1 ドライバーとして、最近のモータースポーツ誌を 大きく賑わしている彼の名前は… 「そうそう。琢磨くん。知ってる?」 謎は解けました。やはりカタギじゃありませんでした。同じ町内会の同じ班に、 現役 F1 ドライバー。日本人ドライバーが現在一人であることを考えると、ここ日本に おいては、モーニング娘。のメンバーが同じ町内会に居るよりも希な確率なのだ。 というわけで、来季応援するチームが勝手に決まってしまいました。 いやはや全く実りの多い夜回りでした。ってそうじゃねーか。 あ、そうそう、夜回りは異常無しでした。ほっ。
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2001/10/06 ある時左官屋ある時庭師 |
お隣で漏水が起きて以来、ウチは
ダイジョブなんかのーと気になっている。問題のベランダを見ると、そこから
いきなり雨漏りすることはなさそうだが、かすかな亀裂はある。ううむ。モルタルの
補修ってどうやるんだ?左官屋さんにならなければいかんのか。ヘタな作業をすると
補修跡が目立ってしまいそうだしな。
てなことを考えていたのが数日前。 そして昨日。西側の角にもひび発見。跡が汚かろうがなんだろうが知ったことかっ。 コーキング剤で埋めてやるっ! と発狂。そして本日 DIY 店へ。自分が コーキングガンを使う日が来ようとは。引き金を絞ってコーキング剤をにゅるにゅる 出してひびを埋める、という作業ですがこれがなかなか疲れる。筋肉痛必至。 ハシゴ使ったりベランダのフェンスに乗ったりしてなにげなく命懸けだし。 この後、左官屋は庭師に変身し、蚊にぼっこんぼっこん刺されながら 宿敵ピラカンサを剪定したり雑草を抜いたり。 住に関して「安心」や「こぎれい」をキープすることは骨が折れる。 おれからの小さなアドバイス。 楽して快適に住みたい貴方はマンションに住みましょう。いやほんと。 こぢんまりしたピラカンサを眺めるのはちょっと楽しいんだけどね。 つか楽しまなきゃやってられない。では楽しむためには? ナニヤラ人生のようであります。
ふと「紅の豚」を見たくなって、デッキにテープを放り込んで再生したら、 同じテープに入っていた「フライド・グリーン・トマト」が始まってしまい、 結局そっちを全部見てしまう。ジェシカ・タンディがいい感じで、 「ドライビング・ミス・デイジー」を見たくなる。 ナニヤラ人生のようであります(そうでもないか)。
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2001/10/05 錫婚式 |
錫婚式、だったらしい。ちなみに、
一年目から順に紙、藁、革、花、木、鉄、銅、ゴム、陶器、錫、とくるらしい。
ゴムってなんじゃい。
今年は花もプレゼントもないけれど、琴がいる。
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2001/10/01 タイトル |
いや、行ったことないんですけどね。ニューヨーク。 今ニューヨークは秋で、街はどんな風なんだろう、と なんとなくそう思っただけなのです。 平和とは?
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