入手当時の熱狂度 | ★★☆ |
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今聴いてもかっちょいいか度 | ★★☆ |
大学生協の売店でたまたま開催されていた中古盤フェアで、確か最終日で、
めぼしいものはみんな持っていかれた後で、やる気なく箱を漁っていたら出会った
一枚。
元々は「をっ、Dave Weckl が叩いてる」ということで買ったのだが、Mike Stern に イカれてしまいました。Jaco が弾いてる曲があったりするんですけど、全盛期と いう感じではありません。 Mike Stern らしさ(といってもあくまで「私の思う」ですが)というのは、この後の アルバム "Time in Place" 以降で出てくるような気がします。このアルバムはまだ なんというか普通っぽいフュージョンというか。いやもちろんギターソロはもう Mike Stern の世界なんですが… なんだけど、なんか気に入っちゃったんだよなー。 ギター弾きの友達と「誰が好き」なんてハナシをする時に、結構「Mike Stern ? つまんねーぢゃん。どの曲も同じソロでさー」とか言われちゃうんですが、いや 確かにそーなんですが、この水戸黄門の印篭的快感と言いましょうか、 そろそろディストーション踏むぞ、来るか? 来るか? 来たーっ! みたいな モノについハマっちゃうと言いますか。 Mike Stern って個人的には良いメロディ書くヒトだと思うんですよ。なーんか ウネウネした、それってアナタの練習パターンはたまた手癖? という感じの 曲(例えばこのアルバムだと Mood Swings とか…後のアルバムですと Chromazone とか)でも、中間部にメロディックな展開があったり。バラードもきれいだし。 それから、Miles バンド在席時の演奏も好きですね。ソロも然る事ながら バッキングの妙技が聞き物。 最近のアルバムでは個人的に気に入っている感じのカッコ良さ(とゆーか)が 今一つ感じられなくてちょっと寂しいんですが。
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