第10回 技術研修会・ 担当者会議 〔平成21年10月8日~10日:福島県〕
第10回技術研修会・担当者会議は10月8日から10日の3日間、福島県会津坂下町・昭和村にて開催されました。技術研修会初日の10月8日は台風直撃という状況の中、会津坂下の皆様や土壌浄化法に賛同してくださった仲間達のお陰で、参加者が多く集まり盛大に行われました。続き10月9日の午前中も強い風の中での、土壌浄化法による施設の見学でしたが何とか無事に行われ、会津も台風の被害はあまりなく、一安心できました。午後からの技術担当者会議も土壌浄化法に関する技術的な話で大変反響がありました。10月10日の下水道フェスティバル見学も10周年記念技術研修会・担当者会議の一つの注目行事でありました。(参加者の声はこちら)

開催プログラムは下記の通りです。

第1日目 技術研修会 (研修会の模様はこちら) 平成21年10月8日 
総合司会 全国市町村土壌浄化法連絡協議会
事務局長  稲垣 茂

(事務局長の開催報告はこちら)
13:30 開会の挨拶
福島県会津坂下町 建設部長  小池 登
13:40 ようこそ会津へ
全国市町村土壌浄化法連絡協議会 理事
福島県昭和村 村長  馬場 孝允
13:50 金山町の土壌浄化法の取り組みについて
全国市町村土壌浄化法連絡協議会 会員
福島県金山町地域振興課 上下水道係長  栗城 真一
14:00 住民の要望を具体化する早期の下水道整備に向けて
― 平成21年度の補正予算に期待する ―
全国市町村土壌浄化法連絡協議会 会長
福島県会津坂下町 町長  竹内 昰俊
14:20 福島県の下水道整備状況
― 福島県全県域下水道化構想に基づいて ―
 福島県土木部下水道課 主任主査  福地 敏弘
 14:50  夢の生活環境整備事業の実現
― 平成21年度補正予算・経済危機対策臨時交付金 ―
特定非営利活動法人日本土壌浄化法ネットワーク 理事
土壌浄化システム開発者  木村 弘子
15:20 ・~・~・~・ 休  憩 ・~・~・~・
15:30 供用開始した土壌浄化法の現況報告
― 維持管理費用・汚泥の発生量・機械の更新に焦点を当てて ―
平成2年供用開始の北海道占冠村中央浄化センターを始め国土交通省の補助事業は、全国35の処理区で採択
農林水産省の補助事業は、全国36の処理場で採択
技術研修会・担当者会議に参加される市町村の方々からパネルディスカッション方式による現況報告
17:00 質疑応答
17:10 閉会の挨拶
特定非営利活動法人日本土壌浄化法ネットワーク 理事
元福島県昭和村 村長  小林 悦郎
第2日目 施設見学 (施設見学の模様はこちら) 平成21年10月9日 
 担当者会議 (会議の開催報告はこちら)
08:45 会津坂下町の下水道施設見学
            ・陣ケ峰城浄化センター   ・坂下東浄化センター
            ・坂下西浄化センター
11:30 昭和村下水道施設・工事現場見学
            ・下昭和浄化センター    ・上昭和浄化センター
            ・大芦浄化センター建設工事現場
12:30 ・~・~・~・ 休  憩 ・~・~・~・
14:00 担当者会議 開会
・土壌浄化法の基本技術の組合せ
― 嫌気槽・沈殿分離槽  好気槽・接触酸化槽の果たす役割 ―
特定非営利活動法人日本土壌浄化法ネットワーク 会員
 土壌浄化法スキルマネージャー 渡邉 真人
・土壌浄化法の処理技術の除去率と水質
― 維持管理上の目安となる簡易水質測定 ―
特定非営利活動法人日本土壌浄化法ネットワーク 理事
 元埼玉県大宮市 下水道部長  鎌田 浩
・土壌浄化法に関与している微生物調査
特定非営利活動法人日本土壌浄化法ネットワーク 会員
元バイエル薬品株式会社  新井 完治
調査場所(坂下東浄化センターで顕微鏡にて確認)
  嫌気槽・沈殿分離槽に生息する被覆土壌中の微生物
  嫌気槽・沈殿分離槽に生息する水中の微生物
  好気槽・接触酸化槽に生息する被覆土壌中の微生物
  好気槽・接触酸化槽に生息する水中の微生物
  土壌浄化法に関係のない場所の土壌中の微生物
 調査方法  普通寒天培地の他、血液寒天培地等シャーレーにて培養
18:00 閉会の挨拶
第3日目 下水道フェスティバル見学 平成21年10月10日 
10:00 下水道フェスティバルを見学