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クインテットシステムからのお便り
2009年4月
- 熊本を表示するトロイの木馬が出現
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セキュリティ企業のF-Secureが悪質なウィルスの一例を紹介しました。
このウィルスに感染すると熊本市の地図画像が表示されます。
ただ熊本市の地図画像が表示されるだけなら問題ないのではと思うかも知れませんが、実は攻撃コードが仕込まれておりバックドアを開いて攻撃者と通信を確立し攻撃を開始します。
ウィルスはメールに添付されているExcelファイルに仕込まれていて、特定の人物を標的にしたターゲット型のウィルスです。
同様の手口でWordファイルを使用していたウィルスが以前ありました。
近年は特定の人物を標的にしたウィルスが増えていて、オンラインゲームのIDやパスワードを盗み取る物や、特定のキーワードをに反応し情報を抜き取る物もあります。
特定のユーザーにターゲットを絞り込んだほうが、感染させやすいからです。
連休中はパソコンの使用頻度が減るので、ウィルス対策ソフトのセキュリティパッチが最新版になっていない場合があります。
特に連休明けはウィルスの感染率が高まるので、セキュリティパッチを最新版に更新後メールチェックをする事で、ウィルスの感染リスクを減らす事が出来ます。
5月は大型連休がありますので、パソコンを起動したらまずセキュリティソフトの更新をお勧めします。
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熊本を表示するトロイの木馬が出現
2009/04/09アクセス
- Windows XP メインストリームサポートの終了
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以前よりマイクロソフトから告知がありましたが、2009年4月14日をもって、Windows
XP
のメインストリームサポートが終了し、延長サポートフェーズへと移行になりま
した。
これにより今まで行われていた機能の向上や新システムの導入は一般にはされ無
くなり、虚弱性への対応やウィルス対策といったセキュリティ関連のアップデー
トのみが行われるようになります。
たとえば新しい機器が登場してもXPでは使用できない、といったことがこれから
起こるようになるかもしれません。
延長サポートフェーズは2014年4月8日までの期間でそれ以降ではセキュリティに
関するアップデートも行われなくなりますので、遅くともそれまでには別のOSへ
の乗換えをお勧めします。
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Windows XP メインストリームサポートの終了
2009/4/16アクセス
- リサイクルよりリユース
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様々な場面でエコ意識を高めようという意識と、この未曽有の不景気からか、携帯電話のリユース(再利用・中古)が盛んに行われているそうです。
電話会社では機種変更に伴って、不用意なった携帯電話を引き取ってリサイクルしているそうですが、素材ごとに分解し、再び原料とし製品を作ると、大きなコストがかかるといわれています。
その点、利用できる携帯電話を同じ状態で再び利用できれば、分解・製造コストもかかりませんし、買い手としても新品よりも安価に携帯電話が購入できるわけですから、悪い話ではありません。
エコの3大原則はリユース・リデュース・リサイクルと言われています。日本語で言うと、再利用・節制・再資源化。
リサイクルという言葉は、耳にすることも多いですが、他の二つはどうでしょう?
あまり聞かない言葉ですが、実はエコのためには、リサイクルよりも何よりも、リユース・リデュースが大切です。
例えばペットボトルのリサイクルにしても、回収されたペットボトルをを原料化するために、洗浄や裁断のために多大なコストがかかっています。そして何よりペットボトルから作られた製品が、また同じようにリサイクルされる保証はありません。
だからこそ、使えるものはそのままの状態で再利用する、過剰にものを消費しないという精神がなかなか浸透しないというのも筆者としては悲しくもあります。
この携帯電話のリユースについても、多くの人が安いという理由から注目しているのかもしれませんが、それで結構だと思います。
リサイクル=高コスト、リユース=低コスト、リデュース=コスト削減という考えが、少しづつではありますが、着実に根付いてきているのではないでしょうか。
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不況の影響? 「中古」携帯電話が広がる
2009/04/16アクセス
- Windows XPからWindows 7へ
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Windows Vistaを見送り、Windows XPからWindows 7への移行を予定している企業が過半数を超えるといった調査結果があるようです。
OSの移行は時間や労力、そしてお金がかかります。パソコンの台数が多ければ多いほど負担が大きくなりますから、簡単にOSを変えることはできません。
Windows XPとWindows 7では動作環境も異なり、「これまで使ってきたパソコンの性能では新しいOSが使えない」ということになれば、パソコン自体を買い替えなければならなくなります。
さらに、ハードウェアやソフトウェアの互換性の問題もあり、OSの移行に合わせて周辺機器も新しくしなければならないかもしれません。
Windows XPをそのまま使い続けることができれば手間も費用もかからずに済むので良いのですが、Windows XPのサポート期間が終わってしまうので、セキュリティ等を考えるとそれもできません。Windows XPの延長サポートの終了はまだ先ですが、Windowsを使い続けるのであればいずれアップグレードが必要になるので、「XPで十分だ」という人も少しぐらい気にかけておくといいでしょう。
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過半数の企業 IT 部門が『Windows Vista』導入を見送る予定
2009/04/09アクセス