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クインテットシステムからのお便り
2008年10月
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トレンドマイクロのウイルス対策機能付きUSBメモリ
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バッファローがトレンドマイクロのウィルスバスターを搭載した「Trend Micro USB Security for Biz」を10月下旬に発売されるそうです。
値段は1Gバイトモデルが9800円、2Gバイトモデルが1万4800円、4Gバイトモデルが1万9800円、8Gバイトモデルが24800円の見込で、従来のUSBメモリよりも高価です。
2Gバイトモデルで価格の比較をすると、従来のUSBメモリは3200円程度に対して、ウイルス対策機能付きUSBメモリは1万4800円で11600円の価格の差があります。
ウィルスバスター1年更新版5980円と2GのUSBメモリをあわせても、9180円とウイルス対策機能付きUSBメモリより安価です。
しかしウイルス対策機能付きUSBメモリは、ウィルスバスターをパソコンにインストールしなくてもウィルスチェックが可能で、ユーザ制限もないので不特定多数のパソコンを使用する方には便利なツールです。
USBメモリにウィルス対策が付いていればウィルス感染を回避する事も可能ですし、ウィルス感染を広げる事もありません。
インターネットに接続したパソコンでは、パターンファイルの自動更新が可能で最新のウィルスにも対応可能です。
パスワード認証や書込み時に自動暗号化機能も搭載していて、セキュリティ面も充実しています。
ただし書込み時にウィルスチェックと暗号化の処理をするため、従来のUSBメモリより若干書込み速度が遅いそうです。
USBメモリを媒体としたウィルス感染が近年急増しています。
USBメモリを不特定多数のパソコンに使用する事が多い方は、採用してみるのも良いかもしれませんね。
トレンドマイクロのウイルス対策機能付きUSBメモリ
(2008/10/20アクセス)
- 地方動物園の危機、ライブ配信が救う
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ライブカメラを活用した動物園を紹介します。
長野県にある須坂市動物園にて、動物の様子を24時間配信するライブカメラを
メインコンテンツとする、「動物なにしてる?須坂市動物園テレビ」のサイトが
、10月22日より開設されました。
以前テレビでも取り上げられた事もあるカンガルーのハッチをはじめ、トラやペ
ンギン等の動物達のリアルタイムの動画を楽しむことができます。
普段見ることのできないハッチの寝室の動画を楽しんだり、可愛い動物たちのし
ぐさに癒されたりできます。
「遠くてなかなか行けない」といった場所でこういったサービスが増えてくれる
と、とても嬉しいですね。また、普段動画で見ていた動物たちに、直接会いに行
ったりするのもいいかもしれません。きっと素敵な出会いになることでしょう。
10月10日より、「動物なにしてる?須坂市動物園テレビ」のサイトから、Google
デスクトップ用のガジェットを配信されています。これにより、パソコン画面で
常に動物たちの画像を見ることができるようになります。ただし、仕事中にみて
いると怒られてしまうかも?
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地方動物園の危機、ライブ配信が救う 須坂市動物園、ケータイにも24時間配信
(2008/10/16アクセス)
- Web2.0
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みなさんは「Web2.0」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。
最近では、新しい後継商品の後ろに「2.0」とか数字を付けるものも多く、言葉自体は割とメジャーなようで、インターネットを利用しているとどこかしらでこの言葉を目の当たりにすることはあるかもしれません。
しかし、この言葉の意味は筆者自身も詳しくは知らなかったのが実情です。
そもそもWebというのは、Webサイトによる情報の発信を行うサービス全般をさしていますが、「2.0」という数字にはどのような意味があるのかと言うと、「これまでのWebサイトサービスとは違うもの」という非常にあいまいな意味を持っているそうです。
ソフトウェア業界では、制作したソフトウェアの後ろに数字をつけることで、版を区別します。
「Web2.0」という言葉も、後ろに版を区別する数字をつけることで、「新しいWebサービス」を強調したかったわけですね。
この「新しいWebサービス」というもの、知名度の高いものでは、WikipediaやSNS、またYoutubeなどもこれらに含まれるかと思います。
どれも共通で言えることは、サービス提供者が提供するシステムの中で、多くのユーザによって情報を蓄積していくことです。従来のWebサイトは、例えば商品を宣伝するWebサイトのようなもので、サービス提供者が一方的に情報を発信するのみでしたが、Wikipediaのように不特定多数のユーザによって情報が提供され、それを別のユーザが閲覧し、さらに情報を蓄積のです。
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これらのインターネットにかかわる技術はもちろんのこと、情報端末や関連技術も知らないうちに新しいものが出てくるIT業界では、名前だけが先走りして、意味もわからずに目にする単語というものが意外に多いのかもしれませんね。
- 地デジ(地上デジタル放送)とB-CAS方式
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パソコン用の地デジチューナーも発売されていて、新たに地デジ対応のパソコンを購入しなくても「パソコンで地デジ」を視聴することか可能になっています。さらにUSB接続の外付けチューナーならば「本体のカバーを外して…」という作業をする必要が無く、比較的簡単に使用する事ができます。
地デジにはB-CAS方式というものが使われており、地デジ対応のTVやパソコン、地デジチューナー等にはB-CASカードというものが付いてきます。カードを差し込まなければ地デジを見ることができないのですが、このB-CASに対しての批判は多いらしく、見直しの議論もされているそうです。
インターネットの検索サイトで「B-CAS」を検索するだけで100万件を超えるのですが、インターネットなどを利用しなければ、普段よくTVを見る人でも「アナログ放送の終了」「地デジへの移行」は知っていても、「B-CAS」については知らない人がほとんどだと思います。
地デジを利用している人、これから利用する人は、一度「地デジ」や「B-CAS」について調べて見てはどうでしょうか?
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B-CAS見直し議論、具体化へ
(2008/10/16アクセス)